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2013年12月22日
シャリ
連休中は休日出勤しないでシャリの側にいるために
家でも仕事ができるように準備を整えました。
シャリはもう自力で立ち上がれません。
それでもやっぱりトイレだけは何とか行こうとする気丈なシャリ。
抱き上げて猫砂に横にしますが、立ち上がれないので横になったままウンチをします。
ここ3日ほど、夜は私の布団で、
子供に添い寝をするように、腕の中で寝かせていますが、
荒かった息が静かな寝息になると、そのまま止まりそうで
思わず心臓が動いているか手を添えて確認せずにいられません。
もう自分で何も食べられないので、注射器で口の中に流動食を入れてあげるのですが、
その量もほんのわずかで、一回ほんの5cc、口を湿らす程度です。
口に入ったものは頑張って飲み込みますが、
それだけでも体力を使うらしく、食べ終わると息があがります。
生きていくのに十分な栄養を取ることは、もう難しいのかもしれません。
正直、もういつ逝ってもおかしくない状態だと@BOSSはいいます。
「でもシャリはこれまで、ずっと幸せだったからね。」
という@BOSSの言葉を聞いたら、
シャリの前では泣くまいと思っていたけれど、やっぱり涙がこぼれました。
凛とした冬の冷たい空気の朝、
鳥の声と、ザクザクという自分の足音しか聞こえない真っ白な雪の中、
ウトロンと散歩をしていると、いろんなことを思います。
シャリと出会った時のこと、17年という時の流れ、誕生と死、出会いと別れ、
この世に生まれて生を全うし、また自然の中に還るたくさんの命たち。
もう一度元気になってくれたらと奇跡を願わないわけではありませんが、
別れの時がすぐそこに近づいているのは覚悟しています。
願わくば、私たちが会社にいる時でなく、
手の中で見送ることができますように。
投稿者:かまた 2013年12月22日 17:33
コメント
投稿者:シャリ ファン 2013年12月22日 17:03
初めまして
遠い昔、我が家のペットが逝ったときはお袋が愛犬の死を察したのでしょうねぇ・・・
最後の夜は愛犬がいつ逝ってもいいように一晩中抱っこしていたらしいです、そして深夜にウトウトしてハッと目を覚ましたときにはすでに息を引き取っていたそうです
お袋さんは大泣きしていましたが幸せな最後だったと思いました。
ブログを拝見していてシャリも幸せな家族に恵まれたと想います。
投稿者:Nori 2013年12月22日 21:01
シャリも、先輩に見てもらいたいんじゃないかしら。そのときは。
ただ、神様が決めた寿命に逆らうことは誰も出来ませんし、それがいつ来るかを知ることも出来ませんし。
せめて、シャリと先輩に幸せの念力を送りたいと思います。届きますように。
投稿者:MX938 2013年12月23日 00:19
シャリちゃんと、昔我が家で飼っていた2匹の愛猫との別れの時を何度もシンクロさせながら、胸がキュッとなっています。
話しかけると何とか答えようと最後のその時まで
か細い声で返してくれました。
シャリちゃんも、いま一生懸命に大切な家族の気持ちに
答えようと頑張ってるんだね。
大切な家族の命の灯火が消えるその瞬間は
本当に辛くて悲しいけど、出来れば皆が一緒にいて
お別れしたいと願ってしまいますね。
お仕事が忙しくて大変な時期だと思いますので、
カマタさんも、体を労ってシャリちゃんと少しでも長く
一緒にいてあげられます様に‥‥。
投稿者:くまちゃん 2013年12月23日 09:29
ご無沙汰しております。
私も3年前に17才と10ヶ月の黒猫♂「くまちゃん」を亡くした
時の事を思い出して、ウルウルしながら拝見しております。
かまたさんもどうか体に気をつけて。
投稿者:かまた 2013年12月24日 17:38
>シャリ ファンさん
初めまして。コメントありがとうございました。
一晩中抱いて寝てあげたお母さまの腕の中で、ワンちゃんは安心して旅立ったことと思います。
動物と一緒に暮らすと、必ずいつかつらい別れの日がやって来ますが、
一緒に暮らしたかけがえのない日々に感謝をしながら、
動物たちが最後に見せる強い生き様・死に様から
何かを学んでこれからも生きていかなくてはと思います。
>Noriさん
シャリは気丈でプライドの高い猫だったので、
もしかしたら、逆にその時を私に見られたくなかったかも、という気もしないでもありません。
でも間違いなく言えることは、Noriさんが念じてくれた通り、私もシャリも幸せだったということです。
投稿者:かまた 2013年12月24日 17:39
>MX938さん
ちゃんと目の前でお別れを言いたいって、人間側のエゴでしかないんですが、
でも「いいこだね、もう頑張らなくてもいいよ」と声をかけながらも
やっぱりそう願ってしまいますよね。
シャリは私なんかよりずっと大人で、強くて、一切弱音を見せない猫でした。
あの強さを見習って生きていかなくちゃと思います。
バイクに復帰した暁には、そんなライディングができたらいいなと思います。
>くまちゃん
いつも見守っていてくれてありがとう。
「くまちゃん」って黒猫の名前だったんですね。
しかも17才と10ヶ月。お別れの時は辛かったでしょうね。
でも誰かが言ってました。
動物は一匹残らず、みんな天国に行くんだって。
天国のくまちゃんも、きっとくまちゃんを見守っていると思います。(^_^)