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2013年11月06日
ウトロンのタンコブ
あれ?なんだか左右非対称??
最初は、触って分かるかどうかという程度のコブだったので、
「あはは、ウトロン、どこかにぶつけてタンコブ作ったんだ〜、犬のくせに。(笑)」
などと笑っていたものの、ぶつけたタンコブならだんだん小さくなるはずが、
ウトロンの右の頭の先は日に日にどんどん大きくなっていきました。
3日も経つと、そこからエイリアンが生まれるのではないかというくらい頭がいびつになり、
これは絶対おかしいと、休み明けを待ってウトロンを連れて病院へ。
担当してくださった院長先生の診断は「腫瘍」でした。
レントゲンでとりあえずの検査をするよりCTの方がいいということで、
そのまま預けて検査してもらうことに。
「悪性か陽性か開けてみないとわからないので、
場合によってはそのまま腫瘍除去の手術になりますが、
大型犬の中でもバーニーズは、腫瘍で亡くなる率が非常に高い犬種なので不安は不安ですね。」
ウトロンを病院に預けて会社へ向かう道、
ウトロンの乗っていない車がやけに広く、
まるで空っぽのトラックを運転しているような気がしました。
365日、ほぼ毎日いつも、いつでも一緒にいるウトロン。
そのウトロンがいなくなるかもしれない?
この世に生を受けてたった3年半なのに?
あんなにいつもいいこで私を待っているのに?
いつかはウトロンもシャリも、@BOSSも、ヨーダ婆も、私も、
みんなみんな「寿命」というものが尽きる時が来て、
順番はわからないけれど、必ず別れの日がやって来るのは自明の理。
そして、自分より寿命の短い動物と一緒に暮らすということは、
それをいつも覚悟しなくてはならないことは十分わかっているつもりなのですが、
秋晴れの青い空、いわし雲を見ていたら、つつーっと涙がこぼれました。
会社についてまもなく、病院から携帯に電話がありました。
CTを撮る前に針でコブを射して細胞を調べたところ、
腫瘍性の細胞は見つからず、炎症性細胞疾患であろうという診断結果だそうです。
細胞が何らかの影響で炎症を起しているのは確かなのですが、
膿を持つ前の段階のような状態なので、おそらく薬で治るであろうということでした。
CT前なので麻酔もかけていないそう。
「ごめんなさいね、早とちりなことを言ってしまって。でも、よかったね。」
院長先生は恐縮されていましたが、ああ、本当によかったー。(TωT)
仕事が終わってウトロンを迎えに行く私は、
世界のあらゆるものに「ありがとう」を言いたい気持ちでいっぱいでした。
ウトロンを迎えに行って受け取った抗生物質。
これを飲んで薬が効けばコブはだんだん小さくなるし、
効かなければ膿がたまってブヨブヨになるから、その時は注射で抜き出すことになります。
よかったね、ウトロン。
今日のご飯も美味しかったね。明日も一緒に散歩に行けるね。
大きなコブのあるへんてこなウトロンの顔を見ながら思いました。
私は忙しさにかまけて、ウトロンが隣にいることを「当たり前」に思っていなかったか。
今こうしていることが本当はいかに「有り難い」ことであるかを忘れていなかったか。
時間が有限であることを忘れていなかったか。
もしかしたら神さまが「ほら、また忘れてる。時々思い出しなさいよ。」と与えてくれた機会だったのかも。
また今朝もこうして一緒に歩けることに心から感謝します。
投稿者:かまた 2013年11月06日 20:00
コメント
投稿者:どら 2013年11月06日 22:30
ヨカッタね。ウトロン。
投稿者:ばーにーパパ 2013年11月07日 00:04
ぃやー、びっくりしました。
ウトロン、お大事に。
投稿者:#22ばんり父ちゃん 2013年11月07日 01:27
こちらではお初です。
キッズクロスではお世話になりました。シュリぱぱです(犬仲間にはこう呼ばれてます)。
ウトロン良かったですね(^^)
わが家のボー達も来年で10歳と8歳になります。
かまたさんの言うように一緒にいる時間って有り難いことですよね(*^^*)
ウトロン、早くよくなってね。
来年はわが家のボー達と遊ぼうね♪
投稿者:コタン 2013年11月07日 08:58
んもぉ~~! 久々ブログを覗いたら
ビックリしたじゃ~~ん!
でも、私も時々・・いや、ちょくちょく サスケを後回しにするので 考えちゃったな。
いろいろ大変なことがあっても サスケがいつものようにガツガツ食べてるのを見るだけで
気持ちが落ち着くもんね(笑)
へんてこ顔のウトロンも かわいいよ!
投稿者:Nori 2013年11月07日 12:40
コブ付きウトロンの顔が、なんとなく、@Bossの顔と重なったりして。
叱られるかしら?
要経過観察とのことですので、しばらく、心配は続くのでしょうが、すぐに命に関わるものでないようで、チョット、安心ですね。
先輩自身も、インフルエンザとか、ノロとか、これから流行りますから、気をつけて下さいね。
投稿者:通もん。 2013年11月08日 16:23
オロロ~~~ン (´;ω;`)ウゥッ
ウトロン、ヨカッタ、ヨカッタ。
投稿者:かまた 2013年11月08日 20:39
>どらさん、ばーにーパパ、22ばんり父ちゃん、コタン親方、Noriさん、通もん。さん
お返事が遅くなりました。
なかなかコメントのお返事をする時間もままならず、申し訳ないです。^^;
ウトロンのこと、私のこと、ご心配や応援を本当にありがとうございます。
頂いた一つひとつのコメントに私もパワーをもらっています。
ウトロンは元気です。
元気で食欲もモリモリ、シャリのご飯まで盗み食いしておりますが(コラッ!)、
今のところ、まだタンコブはぜんぜん小さくなりません。
お薬を9日分もらったので、飲み終える頃には小さくなってくれるだろうと期待していますが・・・
でも、もしタンコブが小さくならなかったとしても、
健康や命に別状がなく、元気にガツガツ毎日ごはんを食べて、ワシワシ散歩して、
ずっと一緒に幸せに暮らしていけるなら、
へんてこなウトロンのままでも私はぜんぜん構いません。
お一人お一人にお返事できなくてすみません。
また経過をご報告しますね。
皆さん、本当にありがとう!ウトロンからもありがとう!\(^o^)/
投稿者:UFOパパ 2013年11月14日 21:04
ウトロン良かったぁ〜♪
犬ってジャンルを超えて家族ですもんね
ウチのRECもカミさん的には産んじゃってますから
ランキングはUFOと同列か上かもです
投稿者:かまた 2013年11月15日 00:20
>UFOパパ
ご心配ありがとうございます。
おかげさまでウトロンのたんこぶも、鶏の卵大からうずらの卵大くらいになりました。
>>ウチのRECもカミさん的には産んじゃってますから
わかります!!
UFOママ的にはUFO君≒RECちゃん>UFOパパかと。(笑)
ワタシ的にもウトロンを産んじゃっているのですが、ウトロンの方はというと、
「ごはんの用意をして散歩に連れ出してくれる人で時々ガミガミ怒る人」
的な目で私を見ている気がするのは気のせいでしょうか。。。