« 行ってきマンモス! | メインページへもどる | ヨーダの大冒険-エピソード1 »
2009年08月20日
ヨーダの大冒険-プロローグ
(これはお盆ツーリングのレポートです)
8月12日、晴れ。
今日からお盆休み。
結局、昨日まではお盆前の仕事に追われ
北海道へ向けての準備は全く手付かずだったので、
朝8時前から、順番に始めたものの
あれこれ細かい準備が終わらない、終わらない。
この青空の下、青森まで走ったら
どんなにか気持ちがいいだろうなあと思いながら
限られたパニアケースのスペースに入るように
持ち物をセレクトしながらパッキングしていきます。
ジャーン、ヨーダ婆登場。御年78才。
何度か紹介したとおり、このお方が出かけると
晴天率95%を誇るという、「スーパー晴れ女」。
どうか青空の北海道を私たちにみせてくれるようにと
今回@BOSSがタンデムで連れて行くことになったわけですが、
初めてのバイクツーリングということでかなり緊張しているようす。
ウエアは結局、小さめのMSRのジャケットに
JTのモトパン、そしてダイネーゼのジェットヘル。
「赤くてかわいいでしょう?」
はい、とてもかわいいです。(笑)
さて、このところの新潟にしては
珍しく青空の広がったきれいな一日でしたが、
準備でどんどん時間が経って、青空はやがて赤い夕焼けに。(泣)
去年は午後3時には会社を出たはずなのに、
今回は午後6時を回って、ようやく出発の目途が立ちました。
「あんた・・・・これから青森まで走れる?」
えーと、今から出発するとノンストップでも深夜3時に青森ですね。
途中給油や休憩をいれなければならないでしょうから
おそらく青森港には朝4時か5時頃でしょうか・・・( ̄∀ ̄;)ダメカモ
例のごとく、今回も青森からのフェリーは予約しておらず
到着次第、乗れるフェリーに乗り込む予定。(キャンセル待ち覚悟)
でもまあ、今から会社で仮眠をとっても前に進まないので
とにかく行けるところまで行ってみることに。
河名シートの小野寺さんからお借りしたGSアドベに
「ちょこん」とタンデムで乗るヨーダ婆。
初めてのロングツーリングがいきなりこんな辛い旅になるとは
想像もしていなかったかまた。(泣)
午後7時。とにかく北へ向かってサロン・ド・アトラスを出発!
ヨーダ婆の背中を見ながら、国道290号を安田ICへ向かいます。
約一年ぶりのGSで突然の夜間長距離走行。
北海道ツーリングの楽しみさもさることながら
不安も大きかったので、結構心配していたけれど、
河名シート製スペシャルローシートのGSは
思っていたよりずっと乗りやすく
信号も一時停止も、おかげで難なくクリア。
かまた、記念すべき(?)初めてのセルフ給油。
午後8時、磐越→東北自動車道に乗り、一路青森へ。
お盆の帰省もあるでしょうが、高速料金1000円効果で
去年と比べものにならないくらい、とにかく車が多いのにびっくりです。
どのサービルエリアも満車・満車・満車。(夜なのに・・・)
給油をしてこなかったら、SAに入ることすらままならず
大変なことになっていました。
途中、前方の事故で大渋滞。
車が多すぎてすり抜けも難しく、
いきなりHMSバランスファーストで習うような
超低速走行をしばらく強いられましたが
マシンのおかげかシートのおかげか、意外とこれも簡単にクリア。
それよりも、初タンデムのヨーダ婆が、@BOSSの肩越しに
前方の事故の様子を見ようと、お構いなく体を左右にゆするため、
さすがの@BOSSも、借り物のADVなので
超低速走行中に動く「荷物」が突然「グラッ」と来るのには
毎回冷や汗ものだったようです。
深夜11時30分、高速に乗ってちょうど3時間。
鶴巣SAにて、給油と遅い夕食を兼ねて初休憩。
ここもかなり車が混んでいます。
残念ながらレストランは終わっていたので、屋台で食事。
なにやらおいしそうなものが。
これにビールが飲めたら嬉しいのですが。(笑)
ヨーダ婆は焼きソバ、私はドネルケバブ(トルコ風サンドイッチ)。
ここで青森までの丁度半分くらい。
今夜はあと約300km走らなければなりません。
でも、「GSは疲れない」と聞いていましたが
風圧を受けないためか、確かにほとんど疲れは感じません。
30分ほどの休憩で再び出発。
駐輪場のバイクに戻り、バイクに乗ろうとした時、まわりから
「あ、あ、あーーーーーーっ!」という声が。
@BOSSのマシンがヨーダ婆を乗せたまま
ゆっくりスローモーションで傾き始めました!!
幸い、周りにはヨーダ婆とGS2台の私たちを珍しがって
集まっていたバイク好きの方々が大勢いて
とっさに数本の腕が伸びて、傾くADVを支えようとしてくれたので
超ゆっくりなまま、そ~っと横倒しになりました。
が、横にころがったヨーダ婆、大丈夫ですか!?!?Σ(゚□゚;)
周りにいた人たちも手伝ってくれてアドベを起こしましたが
ガソリンを満タンにしたばかりのアドベは重いのなんの!
聞くと、ここまで数度の乗り降りで
多少はバイクにも慣れたヨーダ婆が
@BOSSの手助けなしで早速マシンに乗り込み、
サイドスタンドを立てて左に傾いているマシンに対して
不用意に体をゆすって体重を右にかけて傾き始めたらしいのですが
@BOSSもまだバイクから離れていたので止められず
とっさに皆でバイクに飛びつき、支えあってクッション代わりに。
おかげで、何の衝撃もないまま、ガード類にも傷も入らず無事でした。
ひゃ~~~、びっくりした~~~!
ヨーダ婆はショックを隠しきれないようですが
手伝ってくださった皆さんの見送りを受けて出発。
青森に近づくにつれ、雲が低くなり、ポツポツと雨が当たってきました。
GSは多少の雨なら、ほとんど体に当たらないのですが
雨足はどんどん強まる一方で止む気配がありません。
深夜1時15分、先ほどのSAから45分。
雨具を着るために、パーキングで2度目の休憩。
さっきの横倒しにまだショックを引きずるヨーダ婆。
合羽を着ることもまだ慣れていません。
やっと合羽を着て、再びバイクに乗り込む際、
「停まっているバイクでは、絶対に右側に
重心をかけたらダメなんだからな!いいな!」
@BOSS、ヨーダ婆でも容赦なし。
ヨーダ婆にとって何が一番大変かって
こんな時間に雨の中、起きて走らなくてはならないことよりも
勝手のわからないバイクでのあれこれ、
例えばバイクの乗り方、降り方、ヘルメットの置き方、
何をしたら危ないのか、何をしてはいけないのか、
どれもこれもが初めてなので
それらに慣れることが何より大変そうです。
気を取り直して、青森へ向けて再出発。
どしゃぶりの中、前方ではヨーダ婆が眠ったらしく
@BOSSの背中で、体が45度に傾いています。
去年私がつけた「堅い絆」をつけているから安心ではありますが。
そのまま再び約3時間走り、(よく寝ませんでしたね、私^^;)
午前4時30分、出発から630km、雨の青森港到着。
もう夜が白々と明けてきました。(泣)
雨の中たたずむヨーダ婆。お疲れさまでした。大丈夫ですか?
そのヨーダ婆をカメラに収める@BOSS。
東日本フェリーの朝5時30分のフェリーはすでに空きがなかったので
津軽海峡フェリーのターミナルへ。
カウンターにてキャンセル待ちの手続き。
朝9時のフェリーには乗れそうだというので
ターミナルの2階で2時間くらい仮眠をすることに。
ヨーダ婆、完全にダウン。そりゃそうですよね・・・
私も少し横になろうかな、と思ったところに
7時の便に乗れる可能性ありと館内放送があったので
再び手続きカウンターへ。
7時青森港発の高速船「なっちゃんワールド」の
ビジネスクラス(何それ?)が取れたので
仮眠する間もなく搭乗手続きに向かいます。
嬉しいような、少しくらいは寝たかったような・・・(TдT)
同乗者であるヨーダ婆は一般乗船口へ。
@BOSSと私はバイクを車両置き場へ停めて、
「ビジネスクラス」とやらへ向かいます。
なるほど・・・これがビジネスクラスですか・・・。
飛行機と同じように、エコノミークラスは
もう少し座席と座席の間が狭くなっているのですが
それ以外あまり「ビジネスクラス」らしさもない気がしますが・・・
(私はまたCAがドリンクを運んでくれるのかと思いました。)
疲労しきったヨーダ婆。
ウエアを脱ぐのも一苦労。
この後、寝不足のためか、初めての船酔いで
胃の中のものをすべて吐いたそうです。
私は船酔いのヨーダ婆に気づきもせず、あっという間に昏睡状態。
正直こんなビジネスクラスよりも、
貨物フェリーのようにゴロ寝が出来たほうがはるかに嬉しいのに。
初日からヨーダ婆にとってかなり過酷な旅となりましたが、
3時間後にはいよいよ北海道です。
(エピソード1へつづく)
投稿者:かまた 2009年08月20日 11:50
コメント
投稿者:すばひびかあちゃん 2009年08月20日 14:06
お帰りなさい!
なかなかブログが更新されなかったので、
大丈夫かなぁ、と気になってました。
無事に帰ってこられたようでよかったです。
青森までの道中大変だったようですが、
このあとのレポートも楽しみにしています。
それにしても@BOSSさんの後ろに乗ったヨーダ婆様、
とっても可愛らしいですね。
投稿者:スケテツ 2009年08月20日 14:38
バイクは倒れるわ、深夜の雨中走行はされるわ、リバースはしてしまうわ、ジェダイマスターをもってしても過酷すぎる旅の行く末から目が離せません!
菩薩のライディングスクールを開催するボクだったら、婆さまを冥土への旅にお連れ出来たのに・・・
投稿者:umi 2009年08月20日 14:48
トップの挿絵がなまらいいですね!!
マスター・ヨーダ初日から暗黒の力に押されていますね・・・
巻き返しに期待しています!!
投稿者:GS欲しい…! 2009年08月20日 14:55
初めて投稿します。
かまたさん無事な様子、安心しました。
それにしても、かまたさん素晴らしいです…!
初めてブログで泣きました…!
バウニトロの話しなどは、ウチにも柴犬が居るので
とても、とても…読む事を止めることができませんでした…!
私も自分の今を、精一杯生きて行こうと思い起こす事が出来ました。
無理はなさらないで下さいね…!
投稿者:かまた 2009年08月20日 15:09
>すばひびかあちゃんさま
ただいま!
帰ってきてブログをしばらくアップしないと
「はたして無事なのか?骨折していないか??」と
皆さんに相当ご心配かけるみたいで
早くアップできるようにフェリーの中でもちょこちょこ書いているのですが
書くのが遅いんですよ、バイクと同じで。(泣)
ヨーダ婆は本当に最初から過酷でしたね。
でも「もう帰る!」って言えませんからね。
続きもお楽しみに。^^
投稿者:オードリー 2009年08月20日 15:32
>スケテツさま
とってもダークサイドな香りがしますが・・・( ̄∀ ̄;)汗
>婆さまを冥土への旅にお連れ出来たのに・・・
しかし、これでヨーダ婆に天気を晴れさせろというのも酷な話ですよね。
でもヨーダ婆は深川周辺で素晴らしいフォースの威力を発揮したんですよ。
続きはWEBで!
>umiさま
次回の挿絵もなまらカワイイです。(笑)
今回の旅は、ずっと暗黒のフォースとのせめぎ合いだったような・・・。
3日目からは全道的に晴れるという予報もいつのまにやら雨雲に覆され、
何処へ行っても雷注意報に追いかけられ・・・。
マスター・ヨーダにとっても、忘れられない旅となったことは間違いありません。(-人-)
投稿者:かまた 2009年08月20日 15:44
>GS欲しい…!さん
なんとなく、女性の方ですか?(違ったらすみません)
私のブログなんかで泣いてくださってありがとうございます。
バニウトロの話も読んでいただいて嬉しいです。
今回の旅の目的のひとつは、知床ウトロへのバニウトロ参りでした。
きっと頂いたコメントを読んで、バニウトロも喜んでいると思います。
これからも柴ワンちゃんと、楽しい思い出がいっぱいできるといいですね。
私も時々バニウトロの日記を読み返しつつ
だれてちゃいかん!と反省してます。^^;
>無理はなさらないで下さいね…!
ありがとうございます。でも、
皆さまにご心配をおかけしつつも、無理をするのが好きなんです。(笑)
投稿者:コタン 2009年08月20日 16:58
ホントに何かあったのかと思ったよ~
(様子も見にいかないヤツが 良く言うよね・・ゴメン)
なんか、ヨーダ婆・・ 涙がちょちょ切れるよ。
この歳になって、こんな体験するなんて~(泣)
素晴らしいことかも(笑)
もう、泣いたり笑ったりしながら ヨーダ婆の無事を祈ってます。
(つづきが楽しみ)
投稿者:かまた 2009年08月20日 17:16
>コタンさん
私も78才になった時に、こういうことに挑戦できるだろーかと
ヨーダ婆の後姿を見て走りながら、ずっと考えていました。
素晴らしいことだよね。
コタンさん、年をとっても一緒にいろいろ挑戦しようね。(笑)
投稿者:かまた ファン 2009年08月20日 18:31
毎回挑戦してますね!!!見上げたもんだ!!!おい”かまた!!!!
投稿者:かまた 2009年08月20日 18:37
>かまた ファンさん
あれ?「ファン」だなんて
「カス」から格上げしてもらえました?(笑)
投稿者:上州GS/GG 2009年08月20日 19:36
おかえりなさい!
無事に帰ったようで本当によかったです。 毎日何回もブログをのぞいていたのですが姿が見えず、北朝鮮の暗黒サイトに拉致されたのかと思いました。
当方も同じ13日の未明には台風崩れの豪雨の中を大間のフェリー乗り場を目指しており、前がまったく見えず、バス停の小屋の中で一夜を過ごしました。 次々に起こる難問や試練を何とか解決し先に進むのも旅の醍醐味ですね。 特に自然と素肌で接するバイクツーリングは試練も大きいですが感動も大きいですよね! つづきを期待しています。
投稿者:SHUN1 2009年08月20日 19:59
お帰りなさいませ。ツーリングの後の後片付けも大変かと思いますが、ツーリングレポートありがとうございます。なんせ、テェックは習慣ですので。。。
初日から78歳のヨーダ婆様にはヘビーですね。
私も札幌から11〜14日まで道東に行っていたので、ピースの挨拶が出来ればうれしかったのですが、今まで2台の1200GSのツーリングなんて見たことないですよ。圧巻でしょうね〜。見てみたかった〜。
投稿者:r12gstomo 2009年08月20日 20:55
お帰りなさい。お疲れ様でした。
かなり過酷な旅だったようですね。でも、GSは旅バイクですからライダーもタンデムも快適ですね。さらに、世界の河名シートなら無敵でしょう。続きを楽しみにしています。
投稿者:O&クロ 2009年08月20日 22:02
エピソード3から始まるのかと思いましたよ。
それにして高齢での挑戦、見習わないと。
これからガンバらないと。
投稿者:エリーママ 2009年08月20日 22:52
ウトロちゃんお帰りなさい~~
シャリちゃんは一人でお留守番ですか?
エピソード1楽しみにしています。
投稿者:かまた 2009年08月20日 22:57
>上州GS/GGさん
GS/GGさんもお疲れ様でした!
きっとどこかでお会いできる気がしていたのですが
今回ばかりは会えず終いでしたね。
太陽も雨も風も気温も、そのまま肌で感じるバイクの旅は
五感に鮮烈な思い出を残してくれますね。
今思い返せば、夜通し走った青森までのナイトランもいい思い出です。
今日これから青森まで走れと言われても走りますよ。(笑)
>shun1さん
shin1さんも北海道に行かれていたんですか。
旅先でのピースの挨拶は嬉しいですよね。
ヨーダ婆も楽しそうに、すれ違うバイクに手を振っていましたよ。^^
2台のGS、その1台に78才のタンデム。
私も傍から見てみたかったです。(笑)
投稿者:かまた 2009年08月20日 23:04
>r12gstomoさん
GSが旅バイクと言われる所以が私なりにわかりました。
疲れないし、気持ちがいいし、
毎日600kmずつ走りたかったです。
今度はGSでダートにも挑戦してみたいかな~なんて
大胆不敵にも思ったりしています。^^
いつかご一緒できたら楽しそうですね。
>O&クロさん
エピソード3から始めると、私自身がよくわからなくなりそうだったので・・・^^;
ヨーダ婆は78才という自覚はないようですよ。(笑)
数えれば78だった、というだけで。
私もあのチャレンジ精神は、本当に見習わなくちゃと思いました。
投稿者:ウトロ 2009年08月20日 23:15
>エリーママ
シャリは家ネコで、ペットホテルや獣医さん預かりも嫌がるので
トイレをたくさんつくって、一人でのびのびお留守番です。
今は私の膝の上でくーかくーかと寝ています。^^
バイクで連れて行って喜ぶようなら連れて行きたいところですが。(笑)
投稿者:yasupa忍人 2009年08月21日 02:24
お帰りなさい 無事で何よりです。ツーリングリポート楽しみにしております。
投稿者:まく 2009年08月21日 07:49
無事にご帰宅されて、よかったです。
いろいろドラマがありそうですね。
続きを楽しみにしてます~
投稿者:かまた 2009年08月21日 08:08
>yasupaさん
ただいま!ありがとうございます。
最終日は小樽へ向かったわけですが
もう私たちにとって小樽は「行く場所」ではなくて
「帰ってくる懐かしい場所」になっています。^^
>まくさん
ドラマはまだ序章ですのでお楽しみに。
私も「勝手にスガワラ会(会長不在)」を楽しみにしてます。(笑)
投稿者:ひろ吉 2009年08月21日 11:01
おかえりなさい!
よくぞ、ご無事で、、、
父は、心配で心配で・・・・
それにしても、、ヨーダ婆さま、、、すばらしい!
うちも、やりました、右へ、タチゴケ。。。
娘後ろで、右へかたむき、、、おいらはそれを、
全く支えきれずに。。。右は駄目だ・・・ほんと、
お疲れでしょうね、皆様。
どうぞ、ゆっくりと、疲れを取って下さいませ。
投稿者:かまた 2009年08月21日 11:24
>ひろ吉さん
ブログを更新しないでいると
ホントに皆さんに心配をかけるんですね、私・・・(^_^;)ゞ
それがね、ぜんぜん疲れていないんですよ。
夜通し走った寝不足はありましたが、
どの日もどの日も不思議なくらい、
疲労感が残ることはありませんでした。
(もちろん、ヨーダ婆は別ですが。)
たぶんそれが、GSが「旅バイク」といわれる理由です。^^