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2010年06月07日

トライアル世界選手権

ツインリンクもてぎ
6日(日)朝7時30分、ツインリンクもてぎ南ゲートに到着。
まだ来場者の姿もまばらです。

ササキーネンさん
毎年かかさず世界戦に来ているというササキーネンさんにばったり。
なんだか最近ご縁がありますね。(笑)

yossy
おはようございます!
Betaパドックにて、昨日ジュニアクラス7位だった
アカデミーのyossy先生にごあいさつ。いい笑顔です。

アカデミー受講生は、今日の第一ライダーの出走を前に
ポディウムでトライアルアカデミーのお披露目があります。

成田校長を囲んで
成田校長を囲んで舞台前で待機。

アカデミーお披露目
15名という過去最高の人数となったトライアルアカデミー第4期生。
楽しく基礎と技術を学ぶとともに、人間的にも人格的にも
成長をして欲しいと成田校長からあいさつがありました。

いよいよ世界選手権日本GPの第2日目が始まります。

今日の出走はユース、ジュニア、ワールドクラスの順に
それぞれのクラスで昨日の第1日目の成績の良い順となります。
世界選手権は1日目と2日目でそれぞれ表彰式が行われ、
昨日のワールドクラス優勝はトニー・ボウ選手でした。

ユース
競技はユースクラスから。
土曜のユースの優勝者がトップバッターとなり
以降、1分半間隔(去年までは2分間隔でした)でスタートしていきます。
ユースは16~18才、排気量125ccという制限がありますが、
この超難関ラインを125で行ってしまうんですね・・・・( ̄∀ ̄;)汗

成績の良い順にトライしていくということは
どのクラスも最初の方にクリーンが続くことが多いわけなので
あまり難しくないのかな?とつい思ってしまいますが、
順を追ってクリーンが出なくなっていくのを見て
いかにそのセクションが難しかったのかがわかってきます。

ジュニア
23歳までのジュニアクラス(以前は20歳まででした)には、
アカデミーのインストラクター、yossy先生こと野本佳章選手がエントリー。
世界選手権は18歳以上でエントリーできるそうですが、
ジュニアクラスとのWエントリーはできません。
あえて18~23歳限定の「世界の若手クラス」という設定なのでしょうか。

トニー・ボウ
ジュニアクラスが全員出走し終わると、いよいよワールドクラス。
日本人はご存知、フジガスこと藤波貴久選手がこのクラスですが
日本のIAS(国際A級スーパー)の選手は、この日本GPに
「ワイルドカード」として参戦しています。
写真はワールドクラス、トップバッターのトニー・ボウ。

第1日目の優勝者、トニー・ボウの1ヒート、第1セクション。

軽々とクリーン!美しいですね~゚。( ̄▽ ̄)ポワーン
そこに「面」でなく、タイヤが接地できる「点」さえあれば
なんでもできてしまいそうなボウ。
あまりにも巧すぎて、まるで簡単そうに見えてしまいますが
日本の国際A級スーパーの選手は大半が5点でした。

出走待ち
各セクションで、自分の順番を待つ選手。

西元選手
TRアカデミーもう一人のインストラクター、西元良太選手。
紅潮した頬の色に、こちらにも緊張が伝わってきます。

shirukoりん
見ている観客に緊張の色はありません。

宮崎選手
ブッチー病院M師匠のご長男、宮崎航(わたる)選手。
おいそれと声がかけられない、コンセントレーションの瞬間。

あべどん
見ている観客に緊張の色はありません。(笑)

フジガス応援団
どこにいてもよく目立つ、フジガス応援団。

あやさんと
どこにいてもよく目立つ、あやさん。(笑)

今年からかなりレギュレーションが変わり、
選手のセクション内の持ち時間は90秒から60秒へ。
また、下見は決められた時間にしかできなくなったので
選手がアウトして次の選手がインするまでの待ち時間はほとんど無くなり
どのセクションでも、サクサクと、あっという間に競技が進みます。

去年はもっとゆっくりと時間をかけて、いろいろなセクションを
一人の選手を追いかけながら観戦できましたが、
今年はあまりにも早く競技が進んでしまうために
(しかも選手のセクション間の移動はバイク、観客は徒歩なので)
全セクションを回っていたら、とても間に合いません。
見たいセクションを決めたらそこに腰をすえて、
各選手が回ってくるのを待った方がよいようです。

私もトップの選手を見ることができたのは第1セクションのみ。
彼らを追って広いもてぎを移動するのは無理のようです。
でも、世界のトップをこの目で見るまたとないチャンスですから
このヒルクライムセクションを観戦場所に決めて
ボウやラガらを待つことにしました。

ユースのゼッケン80番、ポル・タレス選手がセクションに入った時
ちょうど成田校長が通りかかり、
あれが"神の一族"と言われるタレス一族、と教えてくださいましたが
校長先生一族も"日本の神の一族"だと思いますですけど・・・( ̄∀ ̄;)汗

トニー・ボウ
順番を待つトニー・ボウ選手。集中はしても緊張はしないのでしょうか。
リラックスした感じの笑顔が見えます。
が、残念ながらボウはこのセクション5点でした。^^;


#4ジェロニ・ファハルドのヒルクライムセクション。
トニー・ボウでさえ落ちてしまったこのぐちゃぐちゃどろどろの急坂を
すごいバランスで登っていきました。


今度は#7イギリスのジェイムス・ダビルのヒルクライム。
速い!しかも、この登りのトラクション!拍手喝さいです!
まるでドギー・ランプキン選手を見ているようです。
そういえばランプキン選手はエントリーはしていたそうですが欠場でした。
噂によると、エルツベルグの方に出場したのだとか・・・・。

フジガス勝つカレー
フジガスが勝つようにと販売されている「フジガス勝つカレー」。
今年は棒状のトンカツを乗せた「ボウに勝つカレー」だそうです。^^;
が、残念ながら、フジガスは昨日に引き続き、僅差で4位でした。

表彰式
表彰式。2日目の優勝はアダム・ラガ選手(中央)。
2位はトニー・ボウ選手(左)、3位はジェロニ・ファハルド選手(右)。

スペイン国旗
スペイン国旗が3本並びました。
1位~3位をスペイン勢が独占です。恐るべしエスパニョ~ル。( ̄∀ ̄;)汗

終了後パドックにて。

未来のユースライダー
アカデミー1期生、未来のユースライダーたち。
としき君、かずと君、日本の未来をよろしくね。

たにいさんと
Betaパドックにて「たにい」さんと。
ネット上では何度もお話しているのに、
初めてお会いする時はやっぱり照れてしまいます。
この微妙な距離感が初デートのようで初々しいですね。(笑)

ほかにもCペッパーさん、アパッチさんをはじめ、
懐かしい方にたくさんお会いしましたが、
(くまちゃん夫さんもメールをありがとう^^)
ご挨拶もそこそこで失礼しました。

午後5時すぎ、傾きかけた夕日を背に受けて、もてぎを後にしました。

世界選手権。あそこまでレベルが違うと、
「できないことを比べて悩む」などという域では全くなく、
心晴れ晴れと、本当にすばらしい技をこの目で見せていただきました。
しかしその技術を身につけるために、世界のトップライダーたちは
いったいこれまでにどんな練習をし、どんな精神修養をしてきたのか、
正直、想像すらできません。
経験したことのない高さ、経験したことのない形、
恐怖を乗り越える瞬間というものが、彼らにもあるのでしょうか・・・

2メートルを越すようなオーバーハングの岩を
「神業」としか言えない技術で越えてみせてくれた彼ら。
2メートルどころか、膝丈のステアもまだちゃんと越えられない私ですが
私なりの壁と課題をひとつずつ越えられるように
そろそろ朝練を再開しなくては、と思います。

投稿者:かまた  2010年06月07日 19:38

コメント

投稿者:コタン   2010年06月08日 08:40

カマの爆笑動画もそうですが(失礼) 他の皆さん、日本のトップレベルの方々・・
そして世界レベルの技を このブログを通して見ることができるのが
楽しみのひとつです (お婆ちゃんみたい・・)

考えられないような岩や ドロドロの壁に挑戦する選手を
『 クレイジー 』 と 思いながらも、目は釘付けです。

人間てスゴイなぁ~ と なんだか力が湧いてくる感じ。
自分も同じ人間なのだから 『 きっと何かできるず! 』 と アドレナリンが沸々してきます。
今日も頑張れそうです(笑)

投稿者:かまた   2010年06月08日 12:38

>コタンさん

その気持ち、すごくわかります。
人間の可能性には限界がないのかも、ということを
目の前で見せてくれる世界のトップライダーたち、
見ていて本当にすがすがしい気持ちになりました。

そして、こんな私の爆笑動画(?)でも、
コタンさんのアドレナリン噴出の一端を担っているのだと思えば
よーし、次回も!と、さらに頑張れそうです。(笑)

投稿者:OHA   2010年06月08日 14:00

どうも、ご無沙汰してました。

トライアル行かれてたんですね・・

長岡を離れて宇都宮在住のため、片道1時間チョイなので、私も行ってきちゃいました。
どうせなら連絡すればよかったですね。

バイクのイベント等でトライアル・デモ走行を
見る機会は今までもありましたが、
大会は真剣そのもので、ライダーの緊張感が伝わってくるようでした。

オフ車も良いな・・・なんて感化されやすいOHAでした・・・

またそのうち遊びに行きますね

投稿者:かまた   2010年06月08日 16:12

>OHA君

お久しぶりです!
あの日、会場に来られていたんですね。
お会いできなくて残念でした。
意外と同じセクションを2m隣りで見ていたりして・・・(^m^)

楽しそうに大技を披露してくれるトライアル・デモは
見ていて圧倒されながらも、安心して盛り上がれますが、
競技でセクションインする時のライダーたちのあのピンと張り詰めた瞬間といったら・・・
「ピッ!」という笛の音とともに、周りの空気も一瞬で変わりますよね。
一度トニー・ボウの体に憑依して、
1セクションをインからアウトまで体験してみたいと思いました。(笑)

ということでOHA君、オフ始めますか!^^

投稿者:たにい   2010年06月08日 21:34

かまたさん、声を掛けてくれてありがとうございました。

自分にとっては競技が終わった後のサプライズで嬉しかったです(^^)

緊張してて、ちゃんとした会話も出来ず、失礼が無かったか心配してます。

@BOSSさんにもお逢い出来たし、もてぎでの最高の思い出となってます。

またどこかでお逢いしましょう。

今後ともよろしくお願いします。

再来週はyossyのとこのペコトラに出没しようかと企んでます(^^)

投稿者:かまた   2010年06月08日 23:52

>たにいさん

こちらこそ、お会いできて嬉しかったです。
競技が始まったら、なかなかパドックに行けなくて
あっという間に一日が終わってしまったので
ああ、もしかしたら帰っちゃったかも(泣)・・・と思いながらお邪魔しました。

(実は、Betaパドックに顔を出すこと自体、恐る恐るでした。
なんたって、ほら、「てめえ一人でBetaのイメージ崩しやがって!」と
石が飛んで来そうなので・・・笑)

これからもよろしくお願いします。
ペコトラ、がんばってくださいね~!

投稿者:たにい   2010年06月09日 21:23

そうそう、今回は観戦が忙しかったねー。
トップライダーからスタートするわ、セクション内の下見は無し、おまけに持ち時間が1分だったとか。
DVDが発売されたら買って見なくちゃ(^^;

>ああ、もしかしたら帰っちゃったかも(泣)・・・と思いながらお邪魔しました。

ベータチームは、一番に来て最後に帰るというチームです。
ここだけ聞いたら凄いように思いますが、ただ段取りが悪いだけかな(^^;
一昨年が23:00、去年が21:00、そして今年は20:20にもてぎを出発でした。
徐々に撤収が早くなってます!
ヘロヘロになってワイズに到着して、荷降ろしとコキ使われてましたよ。
やっと疲れが取れてきた感じです。
歳取るとツライっす(><)

今週末はやっとトラ車に乗れそうなので、楽しみですわぁ(^^)

投稿者:かまた   2010年06月09日 23:15

>たにいさん

3日間、本当にお疲れさまでした。m(_ _)m
たにいさんも例の「ペンション飯場」に泊まったのですか?(笑)

1ヒート目の第1セクションで全選手を観戦した後に
さて、「ダートトラックの森(2~5セクション)」へゆるゆる移動して・・・と思ったら、
もうすでにトニー・ボウが5セクまでを終えて、
次のエリアへ向って行くではありませんか。(×o×)
足が痛い@BOSSなんか、この時点で観戦を半分諦めて、
「HONDAコレクションホール」を見学しようとしたくらいです。(笑)
それにしてもよく歩いた一日でした。

週末楽しみですね。世界戦で培われたイメージで
どんなステアもスパーン!ですね。^^
私は今週末もトラ車じゃない予定、すみませんっ!(> <)

投稿者:たにい   2010年06月10日 12:56

>たにいさんも例の「ペンション飯場」に泊まったのですか?(笑)
ははっ、泊まりました。
正順ブログから?(^^;
今年でもう3回目なので、慣れました。
貸切なのでなかなか快適ですよ。
来年は晩御飯も弁当持込みとかK社長が言ってたなぁ・・・。

>どんなステアもスパーン!ですね。^^
いやいや、地を這うライディングでしゅ(^^;

>私は今週末もトラ車じゃない予定、すみませんっ!(> <)
ケガだけは気をつけましょう。

’10EVO-2Tはいいぞぉ~。
乗りたくなるぞぉ~(^^)

投稿者:かまた   2010年06月10日 14:39

>たにいさん

>’10EVO-2Tはいいぞぉ~。

飽きたらください。^^

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