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2009年04月23日

クラッチミート

ステア
この写真は、今年1月のステアの練習。
冬の河川敷、寒風吹きすさぶ正順道場では
ここまでフロントアップができていましたが、
この時はクラッチを使わずアクセルだけでフロントを上げていたので
「クラッチを使って上げる」というのはまだよくわかりません。

アカデミー
こちらは先日のトライアルアカデミー
きっかけ石無しでは、フロントが全く上がりませんでした。
どーしてこんな方向へ腰を引いてるの??(/TДT)/バカー

で、次回のアカデミーまでに
クラッチを使ってのフロントアップが
いつでもどこでも、自在にできるようになりたいと思って
アカデミーから帰ってきた翌日より朝練を開始。

今週のテーマは、
「クラッチを使って、きっかけなしでフロントを上げる」です。

**********

月曜日。
まずは、「きっかけ石」を使ってフロントを上げてみます。


う~ん、上がったり、上がらなかったり、まくれてみたり。(泣)

ひざを入れる、クラッチを切る&スパッと繋ぐ、
アクセルを足す、カラダを引く、という
知っている限りの一連の動作をやってはみるものの
どのタイミングで何をどうしたらいいのかわからないので
フロントが上がるのは、偶然タイミングが一致した時だけ。

それも、きっかけ石に向かって走る時に
ステップに乗ってバランスを取りながら走らずに
ハンドルに力を入れて向かおうとするので
フラフラして、きっかけ石から逸れてしまうこともしばしば。

そんな私を見て@BOSSからさっそく無理難題が。

「ちょっと片手で走ってみて」
片手って、どっちの手ですか?
「まずはアクセル側に決まってんだろーが、このバカ!」


本当はもっとバイクを寝かせられるとよいのですが
まだまだ怖がっていますね。^^;

アカデミーで成田班の皆さんがやっていたそうなのですが
片手で走ると、いやでもハンドルに頼らずに
ステップの踏み換えと傾き加減で走るしかありません。

しばらくこれで走った後に、もう一度フロントアップをしてみると
フラフラしないで、まっすぐにきっかけ石に進めるようになり、
余裕を持って一連の動作ができるようになってきました。

ただ、やっぱりクラッチのタイミングがよくわかりません。
クラッチが完全に切れていない事に気づかず、
引きずりながら上げようとしたり、繋ぐのが遅すぎたり。
でも時々、「お?」と思う感じで、たいした力も必要とせず
フワッとフロントが上がる確率が少しずつ増えてきました。

**********

火曜日&水曜日。

上がる時は上がるけれど
やっぱりそれは「偶然タイミングが合った」としか言えない
他力本願なフロントアップが続きました。

「大事なのはクラッチミートの感覚。
あんたみたいにクラッチを引きずっていたら、
そのあと、スパッと繋いだつもりでレバーを離しても
フロントは上がらないで、リアタイヤが前に進もうとするだけ。
クラッチミートを使ってのFアップは、一旦完全にクラッチを切って
駆動ゼロから繋いであげないと発生しづらいよ。

それからミートさせるタイミング。
クラッチを握って離せば上がると思っていたら大間違いだからね。
クラッチが繋がってフロントが上がる瞬間を感じながら、
必要な分だけアクセルをちょっと足してあげるだけで
フロントは軽々上がるんだよ。」

今まで一連の動作を「とにかくやらなくちゃ」と思っていた私。
クラッチを離すことでバイクの駆動がどうなるのか、
フロントが上がるには、あとどれくらいアクセルが必要なのか、
それらを感じながら練習を再開してみると・・・


おっ!カラダは少し遅れ気味ですが、
いつどのタイミングでクラッチが繋がるのか、
なんとな~くわかってきました。
(今までわからないでやってたんかい!はい、そーです^^;)

今までと違って、自分で操作している感じがします。

**********

そして本日、木曜日。

では、いよいよきっかけ石無しで
手前でフロントを上げてみるように言われたのですが・・・・


そのとたんに別物に・・・orz。なんスか、その腰の引き方。(泣)

きっかけ石を使わなくなったとたんに
まったく、まったく、どうすればいいのかわかりません・゚・(ノД`)ヽ

結局私は、フロントサスの伸び縮みのタイミングと
クラッチミートとアクセルのタイミング、
そして、それらを合わせた一連の動作を
きっかけ石にフロントが当たった時の挙動を合図に
その反動に助けられながらやっていたので
いざ、きっかけ石が無いと全てがめちゃくちゃに・・・。

「おんなじ動作でできるんだけどなあ・・・」

困った@BOSSは、

「よし、タイミングとかあれこれ考えないで、助走もしないで、
サスを縮めてクラッチ離す、サスを縮めてクラッチ離すを
ジャンプするみたいにその場でやってごらん。」

そういえば、昨日の夜、ブッチー病院へ行った時にミヤザキさんから

「かまたさんのように、まだタイミングがわからない人は
何もないところで上げる練習をした方がいいんですよ。
一番いいのは、障害物ではなくて、
落ちると痛いミゾを越えさせるんです。
そうすれば必死になって越えようとしますからね。(笑)」

と言われたんでしたっけね・・・・( ̄∀ ̄;)汗


あっれ~?上がるじゃん。(フォームはともかくとして・・・)
今まであれこれ考えてたのがダメだったんでしょうか?(ノ゚д゚)ノ オオォォ

「とにかく上げればいいんです!」という
ミヤザキさんの声が聞こえてきそう・・・・・( ▽|||) 

「確かにあんたは頭で考えても、
それがバイクの邪魔をしてしまうことが多いから
サスを縮めて、伸びる時にクラッチを離す!
フロントタイヤが上がって、落ちてきたら、
すぐにブレーキを掛けて、またすぐに上げる!
それだけを繰り返して、体に覚えさせた方がいいのかも。」

がーん、@BOSSまで・・・・でも確かにそーみたいです。^^;

小学生
登校する小学生に奇異な目で見られながら練習する私。(泣)
果たしてトライアルの普及に役立っているのか???
(でもフロントは上がっているぞ。^^;)

せっかく掴みかけたクオリアですが、
残念!もう会社に行かなくてはならない時間です。

明日は金曜日。今週の目標達成なるでしょうか。

昨日、なかなかクラッチのタイミングがわからない、と愚痴ったら
「そ~んな、練習してすぐに何でも出来るようになったら
誰だってA級になれますよ。(笑)」
と、ミヤザキさんに言われました。

それは確かにそーなのですが。

練習すれば、いつかは出来る日が来る、
そしてそれは明日かも知れないじゃないですか。

(・∀・)Yes,I can!

投稿者:かまた  2009年04月23日 15:31

コメント

投稿者:くま   2009年04月23日 21:34

おおっ、気合が入ってますね~♪

>ひざを入れる、クラッチを切る&スパッと繋ぐ、
>アクセルを足す、カラダを引く

ええっ、この順番だったんですか・・・。
自分はクラッチを切る・膝を入れながらリアブレーキをかけ、腰を引きつつクラッチスパッと同時にアクセルオンでやってました。
これに慣れてるから、タイミングが難しそう~(^_^;)

投稿者:かまた   2009年04月24日 00:27

いや、これは箇条書きみたいなものです。
ほとんどみんな同時にやりますが、
思うに、順番もいろんな状況で狂う事もありますし、
要は上がればいいんじゃないでしょーか・・・(^_^;)

投稿者:MICH   2009年04月26日 15:36

MICH(某所では伝説のカスライダー)です。

すごい、すごい、すごい、の言葉しか出てきません。
私なんかよりもずっとすごいレベルの事してるんですね!!
トライアルなんて恐くてやろうとも思ったことないです。
かまたさんの根性にびっくりです。
私も練習しなきゃ。

投稿者:かまた   2009年04月27日 00:05

わ~い、伝説さん、こんばんは!

私、根性だけはあるんですが
技術が伴っていかないんです。(泣)
いつかは必ずモトウエストカップ「伝説クラス」にエントリーして、
伝説さんとデッドヒート(?)を繰り広げたいと思いますが、
参加資格、「伝説の垂直コーナリング」はとても出来そうにありません。^^;

これからもどうぞよろしく!

投稿者:MICH(伝説のカスライダー)   2009年05月05日 14:35

「伝説の垂直コーナリング」
ではなく
「幻の垂直コーナリング」す。(笑)

モタードのA級ライダーさん達にも
「俺にゃぁそんなの到底できねぇ!ある意味すげぇ。」
と尊敬されている『幻』のコーナリングです。
(自慢にゃならん。)

投稿者:かまた   2009年05月06日 19:42

いやぁ、これは失礼をばいたしました。^^;
「『幻』の垂直コーナリング」・・・
垂直というからには、上へ向かうのだろうなあということだけは想像ができますが
A級ライダーさんにも「到底できねぇ!」と言われたその幻の技、
いつかこの目で見ることができたら・・・・゚。( ̄▽ ̄)ポワーン

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