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2008年09月16日
トライアル関東選手権
14日、トライアルの関東選手権大会が
村松のトライアルパークで行われ
オブザーバーとしてお手伝いをさせて頂きました。
会場となった村松のトライアルパーク。
MFJのスタッフベストの肩がずり落ちて情けないオフィシャル。
(けっして骨折のせいではありません。泣)
後ろに詰まれた白い箱は、入賞者への賞品、コシヒカリ。
これから稲刈りをする、まぎれもない今年の「新米」なので
まだ箱は空っぽです。
受付風景。選手は1点を競いあって戦います。
トライアル超ビギナーの私は、経験者の方と組んで
10ある内の1つのセクションの判定を
担当させていただいたのですが
15歳~50代くらいまでの幅広い年齢層の各選手が
それぞれの目標を胸に出場され
ラインを読み、技術を駆使して
各セクションを1つ1つクリアしては
一喜一憂する姿を間近で見ることができたのは
とてもすばらしい体験でした。゚。( ̄▽ ̄)ポワーン
わらわらとウオーミングアップする選手のみなさん。
未来のA級を目指すジュニア選手の熱い挑戦、
同世代の女性ライダーの頑張る姿、
来年度のA級昇格目前の10代のB級選手、
感動の一日でした。
そんな皆さんに触発されて、
大会翌日の昨日は、やぱりトライアルパークへ。
今日は何人くらい集まるかなぁ~などと思いつつ
パークに到着すると一番乗り、まだ誰も来ていません。(涙)
祝日とはいえ、お仕事の方も多いのか・・・と
少し高揚感が盛り下がった頃に、
救世主のごとく、事務局長のN巻さんが登場。
N巻さんは、パークでの遭遇率100%の
練習熱心なトライアルの先輩で、
超ビギナーの私にいつも教えてくださるトライアルの先生。
お仕事も塾を経営されていて、文字通り先生です。
N巻先生がお出でになれば、今日の課題には
事欠かないので安心をしていると、その後から
続々と関東選手権の当日にオブザーバーをされた
皆さんが集まりはじめました。
私だけでなく、ベテランの先輩方も
こういう時はモチベーションも上がるようで
普段はあまり練習に来ない(らしい)方も
この日ばかりは、ちゃんとバイクを積んで来ていたので
後で登場したパーク長のI本さんも、
その、あまりの出席率の良さに驚いていました。
7月の北海道4DAYSラリーでの骨折以来、
初めてバイクのエンジンをかけてみました。
生まれて2度目のトライアルですが、
最初の日にはかける事が出来た
左キックのBETAのエンジンが一向にかかりません。
またまた地獄の100本キックです。(泣)
なにせ、エンジンがかからなければ始まりません。
あれこれ試しながら、前日の女性出場選手のがやっていた
キックペダルの上に体重をかけて座り込む様に蹴る方法を覚え、
何とか確実にかけられるようになりましたが、
フィールドに向かう頃には全体力を使い切ってしまいました。(泣)
ぜいぜい・・・。
それでも、骨折した鎖骨をかばいながらではありましたが、
エンジンの音を感じながら、懐かしいような嬉しさの中
パークの比較的平らなところを乗っていました。
この日は(先にも書きましたが)珍しいくらいの高出席率で
私たちの様なトライアル未経験のビギナーをはじめ、
ベテランの先生クラスの先輩ライダーも多く来ており、
急遽、N巻さん&N宮さんの両、NAライセンスの先生が、
簡単なセクションを作ってくださり、トライアル教室がオープン。
初心者チームは、見よう見まねでチャレンジしてみました。
地面に置かれた青と赤のマーカーの間をはずれないように
ラインを読みながら、足を着かないように進んでいきます。
(上のTシャツの方は、息子さんをIBクラスまで育てたN宮さん。)
@BOSSはあえてエスケープコースからはずれ
比較的急なラインに挑み、それでも2回目の挑戦でクリア。
私はなかなか最初の登りでスピードが制御できなくて
そのまま上へ飛び出してしまいます。(泣)
でも、毎回コツを1つずつ教わってやっていくと
そのたびに、ちょっとずつ何かができていきました。
が。
最後に設定された深さ50cmくらいの溝で
肩に衝撃を与えてしまい(TдT)バカ~
「ちょっとヤバイかも・・・」とリタイアすることに。
その後、更に難所のラインを求める@BOSSに
N宮先生が、丸太のステアケースのコースを勧め・・・
@BOSSがコレを登ろうとチャレンジするのですが・・・
@BOSSはフロントアップで高さ1mくらいの
丸太で出来た段差越えに挑戦し始めましたが
3段連続で続く丸太の1段目は、何度目かでクリア出来たものの
続く2段目からは、連続で体勢を上手く立て直す事ができず、
そのうちに、派手に正面から激突してしまいました。
それでもめげずに、モトクロス用のブレストガードと
ネックブレースも着け(トライアル場では不釣合いですが・・)
激突を恐れず、3段丸太に挑んでいました。
しかし、時間とともに握力にもかげりが見え始め
挑戦当初よりミスも目立つようになり、
更に、失敗すればするほど、次の挑戦で悪いイメージを引きずり
結局、この日の3段オールクリアの目標は果たせず、
今後への持ち越しとなってしまい、悔しがっていました。
でも、@BOSSのこうした姿を見ることは少ないので
なにやら得した気分でした。(笑)
その後、ほかのメンバーはフロントアップや下り斜面のターンなど
それぞれの課題を練習していましたが
リタイアしてテントで休んでいた私にN巻さんが
ホッピングの練習を教えてくれました。
フロントとリアブレーキをしっかり握り
まずはいつものスタンディング。
そして、ハンドルを正面に切ると同時に
膝をグッと前へ折りこみ、その反動で沈んだサスと
体の動きを合わせてホップします。
サスと膝の動きが同じになることがポイントだそうです。
この日すでにかなり乗っっていたN巻さんは
この数回のホッピングでヘロヘロに。
疲れるーと声が出てました。
相当な全身運動になるようです。
では、さっそく私も挑戦。
これじゃあ、まるでキーッとヒスを起こしたお母さんか
おもちゃを買ってもらえず駄々をこねる子供ですね。
即効で白い灰と化しておりますが・・・・・( ̄∀ ̄;)汗
「これならどこでもできるし、冬でもできるし。
毎日30分この練習をやってください。
2年くらいすれば、上手くなりますよ。」
ええーーー!2年ですかぁ?
なんとか2ヶ月くらいでできるようになりたいものです。
ああ~、GSスキルチャレンジへの道は遠いなあ・・・。(泣)
投稿者:かまた 2008年09月16日 14:26
コメント
投稿者:N巻です。 2008年09月19日 14:42
初めて投稿します。
かまたさんの肩の力が抜けた軽妙な文章楽しく読ませてもらっています。
選手権では前日から翌日まで計3日間ありがとうございました。
みんなでフレンドリーになれて最高の3日間でした。
ボス&かまたさんたちも疲れたのではないでしょうか。
私も今週は暇があったら寝ていました。
新潟トライアルクラブの掲示板に出没情報を載せましたので、練習会をやりましょう。
投稿者:かまた 2008年09月19日 15:37
N巻さん、こちらこそ
いろいろとありがとうございました。
あの3日間、皆さまに対し、「フレンドリー」を通り越して
傍若無人になっていませんでしたでしょうか。( ̄∀ ̄;)汗
出没情報、拝見しました。
お会いしにくい事情がある場合は、
その時間を避ければよいのですね。(ウソ)
ようやく少しずつバイクに乗り始めることができそうで
練習もとても楽しみです。
私一人、皆さんの足を引っ張りそうですが(^_^;)
補習でも何でもやりますので
このできの悪い生徒も、見捨てないでやってください。
>私も今週は暇があったら寝ていました。
ま、まさか、あのホッピングのせいでは・・・・(笑)
投稿者:@BOSS 2008年09月19日 20:27
N巻先生・・塾長?(どうお呼び致しましょう)
とにもかくにも、先日は、お誘い頂きまして、
ありがとうございました。
お陰さまで、私にとりましては20年以上ぶりの「MFJ」の現場で、
大会独特の雰囲気に、懐かしさと、嬉しさと、ティーンの選手のがんばる姿も加わって、
興奮とタイムスリップの1日でした。
「上達」と「昇格」を目指して、今の自分が出来ないことを、
一歩一歩、前に進みながら攻略していた
そんな現役時代の日々を思い出しまして・・・・、
その為に翌日の練習日では、「激突、青アザ4個」でしたが、
ずっと出来る事を、出来る範囲で、ケガの無いように、無難にこなして来いていたので、
十数年ぶり(20数年ぶり?)に、出来ないことを、出来るようになろうーと挑戦をした
この日の練習会は
疲労と筋肉痛と打撲痛も、本当に心地よい充実したお土産になりました。
単にライディングの巾と向上という目的だけでなく
齢、不惑を越えてはいますが、昔を思い出して
昇格を目指す日々も悪くないなぁ~と
不謹慎な妄想を抱いております。
これからも、ご指導のほど、宜しくお願い致します。