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2008年04月13日
SSRC初参加
先日このブログのコメント欄でリーさんからお誘いを頂いた
SSRC(三条セーフティライディングクラブ)に参加してきました。
リーさんご本人もHMSで安全運転講習の重要性に目覚め
そういう面で立ち遅れている新潟県でその普及を目指しつつ、
個人でこうしたスクールを主宰されています。
また、3年前には二輪車安全運転競技大会の県代表として
全国大会にも出場されたことがあるそうです。
新潟の桜は今が盛り。満開の桜の下で一人記念撮影。
午前9時、会場である三条中央自動車学校へ到着。
長袖、長ズボン、ヘルメット、グローブはもちろん、
くるぶしのかくれるブーツと肘・膝のプロテクターは必須。
胸部のプロテクター装着も推奨しています。
(HMSと違い、車両やプロテクターは自前です。)
今回の参加者は14名。(プラス午後から参加も数名。)
自己申告でビギナーかベーシックかクラスを選び、
いよいよ練習開始。
まずはバイクと体を慣らすために、慣熟走行。
クランクあり、V字ありの自動車学校のコース、
私にとっては「ひょえ~~~!」というスピードで
ついていくのが精一杯でした。
というのも、ベーシッククラスの皆さんは
この講習会にずっと参加されている方も多く、
全体的にレベル「高っ!」。
「慣らし」(汗)が終わると、全員一緒に
外周の直線を使って制動の練習。
パイロンでブレーキをかけ、できるだけ短い距離で止まる制動と
パイロンで止まる目標制動の2種類を繰り返し行いました。
次に、クラス別に分かれて練習。
ビギナーは私の大の苦手、「バランス」の練習です。
このS字・・・・・・・。S字の中にさらに細かいS字が・・・。
もちろん大好きな(泣)「千鳥」も用意されていました。
それでもベーシッククラスのバランス練習に比べて
かなりやさしく設定してあるそうです。
うっわ~、もう上半身ガチガチ。
「バランスはとにかくニーグリップが基本です。
下半身でバイクをしっかりと押さえれば、
自然と上半身のチカラが抜けてきます。
あとは進む方向に、顔だけでなく体を向ければ
バイクは勝手にそちらへ向かってくれるから、
それを自分の動きで阻害しないこと。」
言われたとおり、下半身にしっかり意識を向けて、
ハンドルがカクンと切れても怖がらずに
じんわりとアクセルをつないでみると・・・・。
おお!一条の光が!!
さっきまでとは全然違うのが自分でもよくわかります。
けれど一瞬見えた光はついたり消えたり。
ビギナークラスの千鳥。1速でゆっくりゆっくり走ります。
リーさん曰く
「かまたさんの千鳥は、まだ一か八かという感じ。
偶然走りやすいラインがとれた時はいいけれど
難しいラインになってしまうと修正ができない。
もっとバイクをコントロール下に置いて走れるようになりましょう。」
「バイクは一足飛びに上達することなんてない。
できないことを練習していくのは、紙を一枚ずつ重ねていくようなもの。
でも、そうしていくと、ある日一気に開花する時がきて
高い壁を乗り越えるときが来る。
そうするとまた新しい壁が見えてくるんですけどね。(笑)」
午後はベーシッククラスと交代でパイロンスラローム。
正直、こんなにパイロンの間隔がせまいスラロームは初めて。
上半身を使わないで走ると、絶対に曲がりきれません。(涙)
でも、普段できることを練習するんじゃなくて
出来ないことができるようになるための練習ですもんね。
と自分に言い聞かせつつ・・・・・う~ん、難しいったら!
最後はクラス別に会場全体を使ってのコーススラローム。
いきなり道の真ん中でのUターンから始まる設定に
内心びびりつつΣ( ̄⊥ ̄lll)スタート。
「速く走る必要も、きれいに走る必要もありません。
できないところで、どうしてできないんだろうと考えながら
その原因が見つかってできるようになっていけば
おのずと速くきれいに走れるようになります。
せっかくこういうバイク(教習車仕様のCB)に乗っているんだから
転んでもいいと思いながら思い切って練習しましょう。
まだヘンなクセのついていない今のうちに
徹底的に基本を身につけるといいですよ。」
よ~し!
というわけで、今回も私のすばやい華麗な「引き起こし」を
何度も皆さまにご披露いたしました。(泣)
うう~む、体が逃げてますね。( ̄∀ ̄;)ダミダコリャ
これも私自身がバイクの動きを阻害しているのが
写真をみるとよくわかりますね・・・。
一緒に参加したO原さんはセパハンのCBR。
アップハンドルのCBに比べたらずっと難しいはず。
K田さんとO原さんとは、来週LSタカノさんの講習会も
一緒に参加する予定です。
今日の練習を忘れずに、また次回へ生かしましょうね。
最後になりましたが、SSRCの主催者であり
受付準備、コースの設定、パイロンの設置、説明、講習、片付けと
すべてを担当されるリーさん。
今回はお声をかけていただき本当にありがとうございました。
ぜひまた参加させていただきたいと思います。
【本日のおまけ】
年度末決算のこの時期に大忙しの@BOSSは
SSRC最後の1時間だけ、
ブログの撮影のために顔を出してくれました。
忙しい中、どうもありがとうございました。
コースを走りながら、遠くに@BOSSの姿を発見した私に
緊張の糸がピッキーン!と張りつめ
それまでより一気に下手になったのは言うまでもありません。(言い訳)
投稿者:かまた 2008年04月13日 19:34
コメント
投稿者:eo-chan 2008年04月14日 22:21
お疲れさまでした~。
でで、
うわわ~~。
そのS字、絶対無理!!
自車での参加はやっぱり怖いなあ。
出来なきゃ乗り越えられないとわかっていても・・・とほほ。
投稿者:かまた 2008年04月15日 21:31
私もこのS字の写真を見ているだけで
すでにパソコンの前で上半身がガチガチになってしまいます。(笑)
でも、ベーシッククラスの方達は
自分のバイクのステップに立ち、中腰でピタッ!ピタッ!と止まりながら
見事にクリアされていました。
いつかは私もあんな風に低速を自在に走れるようになりたい。
やっぱりあのTLMでの止まる練習って、大事なんだなあ。
投稿者:oha-cbr 2008年04月15日 22:19
お疲れ様でございました。+お誘いいただき、(ホントに)ありがとうございました。
今回の講習は、普段いかに『ただ乗っている』だけであったかを認識する良いきっかけになりました。
次回も是非誘って下さいね♪
…というか、とりあえずは次の日曜日ですかね
投稿者:GO 2008年04月17日 00:13
S字、面白そうですね!
僕も真似してみよーかな?
それにしても自車両での練習は緊張感が
ありますよねえ・・・^^;
投稿者:かまた 2008年04月17日 17:04
>oha-cbrさん
お返事がたいへん遅くなりました。
oha-cbrさんもK田さん(お元気ですか?)もお疲れ様でした~。
oha-cbrさんは完全個人レッスンまで受けましたもんね。うらやましい!
私はあの翌日、低速バランスで無駄に使った上半身の筋肉痛で大変でした・・・。(泣)
なのに本当はニーグリップで筋肉痛になるはずの内腿は何の痛みもなし。( ̄∀ ̄;)汗
でも、できないことに気づいて
それがだんだんできるようになっていくのって楽しいですよね。
ということでぜひまたご一緒に。
>GOさん
ちなみにリーさんはCB1300ボルドールで試走されていました。( ̄∀ ̄;)スゲー
「最初は足を着きながらでいいですよ」ということでしたが
結局足を一度も着かずに通れたことってあったかなぁ・・・?
この練習の後、パイロンのないS字を通ったら、その楽なこと楽なこと!
機会があったらGOさんも、ぜひこのいじわるS字に
ブラックバードで挑戦してみてください。
楽しいですよ~(泣)