2008年05月12日
SSRC参加(2回目)
このゴールデンウィーク、ウトロの喪に服して、
バイクにもさわらず、TVも見ずに過ごしていましたが
ウトロと 「バイクも真剣に上手になる!」 と約束をしたので
そろそろ練習を再開しなければと一念発起。
11日、第2回目のSSRCに参加することにしました。
・・・が、GW中の好天と相反して、
朝から寒~い雨模様・・・・・・・。( ̄∀ ̄;)ガーン
いやだなぁ・・・、と思いつつ、一応会社に行くと、
既に@BOSSが駐車場にCB750を用意してくれていました。
「ほれ、暗い顔をしているとウトロに笑われるぞ!」と
カッパを手渡されたので、
「よーし!」と、精一杯のカラ元気を振り絞り(笑)
小雨降る中、三条の練習会場に向かいました。
モコモコとレインスーツを着こんで出発。寒い!
SSRC(三条セーフティライディングクラブ)は
リーさんの主催で、ほぼ月1回のペースで開催されています。
特に参加申込は不要ですので、
参加希望者は当日会場へ集合するだけ。
おまけに午前だけ、もしくは
午後だけの参加も可というおおらかさですが
内容はHMSのように、決しておおらかではありません。(泣)
参加者のレベルも高いです。
正直ついていけない私・・・・・・。
が!
臆していても、上手くなるわけないですし
開き直って、胸を借りるつもりで、
シッポの方にくっついて参加をさせて頂くことにしました。
興味のある方は、SSRCのサイトをご覧ください。
今回の参加者は10名(プラス、途中追加で数名)。
準備運動と慣熟走行を終えると、まず制動練習から。
外周の直線を使い、2列に分かれて
指定のパイロンで止まる目標制動と
パイロンでブレーキをかけて
できるだけ短く止まる制動練習を繰り返し行いました。
スピードは40km/hでも60km/hでも各自自由、
公道ではできない、せっかくの練習なので、
指を2本がけしたり、4本がけしたり、
フロントまたはリアだけで止まってみたり等々、
いろいろ試してみましょう、との指示。
小雨が降って路面がぬれていたので
私は40km/hくらいに抑えましたが
一度だけ、ロックして、タイヤがスリップし、
その場でツルリ!と転倒しました。
これ、公道でやったら怖かったな~(汗)
その後、ビギナークラスは低速バランス練習に。
前回も紹介した、ジグザグS字クランク。
ベーシッククラスのクランクはもっと意地悪な設定。
苦手意識の強かった低速バランス練習ですが、
前回リーさんに教えていただいた
ニーグリップ&くるぶしグリップをしっかりと行って、
上半身をできるだけフリーにして力を抜き、
進む方向へと早めに目線を向ける、ということを意識したら
S字クランクとクランクに設定されたパイロンは、
前回よりずっととスムーズに通り抜けられるようになりました~!(拍手!)
千鳥も、前回よりはましになったかな、という感じですが
やはり思ったより大回りになったり
狙ったライン通りに進めなかったりすると
途中修正ができなくてコースアウトの連続。(泣)
見かねたリーさんがライン取りのポイントを教えて下さいました。
まず、千鳥エリアに入るための
最初の左折コーナーとなるパイロンへ向かって直進して
(私はこの時点で、回ろうとしてカーブで進んで行っていました)
パイロンがタンクの辺りにきたら、カクンとハンドルをフルロック。
そのままバイクにまかせて進むと、
自然と小さい円を描いて回ってくれるので
曲がりきったらそのまま次のパイロンへ向かって
次のパイロンから一番遠くなるラインを狙って、ゆっくりと「直進」。
(弧は描きません。)
Uターンするパイロンに前輪の中心点がかかった辺りで
同じく曲がる方向へ、再びカクンとハンドルをフルロック。
この時、決して自分でハンドルを無理にこじたりしないこと。
リアブレーキで制御しながら、ゆっくりと進むと
バイクは小さな小さな円を描いてUターンしてくれます。
千鳥はこの繰り返し。
できるだけ小さな円で、直進時も外側のラインをゆっくり進めば
途中のライン取り修正も十分間に合います。
「あとは、途中自分であきらめないで
”絶対に足を着かない!”と決めて挑戦することも大事です。」
・・・・・・確かに。(^_^;)
ここは平坦な練習会場ですが
もし「落ちたら死ぬ」という状況だったら、もっと必死になりますよね。
でも、おかげで、千鳥コンプレックスは
かなりなくなってきました。
その後、ベーシッククラスと交代して
パイロンスラロームとオフセットスラロームの練習。
パイロンとパイロンの間隔が狭いので
しっかりとリアブレーキとアクセルを使って
コントロールしないと、通過できません。
ううう・・・できない。
でも、課題が見つかるのって、うれしいことです。
課題に挑戦していけば、
少しずつでもうまくなっていくはずですもんね。
最後は全員でコース練習。このCBR600は女性です。
今回は人数があまり多くなかったので
最後のコース練習はクラス分けをせずに走りました。
が、これが本当についていけない!
コース中に、Uターンや細かいスラロームが
たくさん設定されているのですが
私はそのたびに、ものすごーくスピードを殺してしまうので
各コーナー設定ごとに流れが途切れてしまうのが
自分でもよくわかります。
上手い方、速い方の、あのメリハリのある走り!
すべてが1本につながっている、気持ちの良いあの走り!
今日は全員一緒ということで、随分抑えて走られていたようですが
それでも、見ているだけで勉強になります。
私も見学の方にお願いして
自分の走っている様子をムービーで撮ってもらったのですが・・・。
コース練習(swfムービー880k)
はああああ~・・・・・、
上手い方たちを見て覚えたイメージとのあまりの違いに
出るのはため息がばかりです。
私のムービーを見ていると、BGMに
ゆ~ったりとした「スケーターズワルツ」が聞こえてきそう・・・(泣)
ああ、「バイク乗り」への道のりは遠いなあ。
でも、今朝、雨にくじけないで参加してよかった。
今回、リーさんのお話で一番心に残っているのは
「志が変わらないと、上手くならない」という言葉。
@BOSSからも以前、プチ練の時に
「たとえ20分の練習でも目標をもってやらなければ、
それはたんなる享楽にすぎない」
と言われたことがありますが
私も、どんなに歩みが遅くても、昨日より今日が
確実に一歩進んでいるようにありたいと思います。
人と比べて落ち込んでいる場合じゃない。
帰りは太陽も顔を覗かせたので、
後ろにウトロを乗せているつもりで
気持ちよく帰ってきました。
ウトロ、私もがんばるね。(^_^)
投稿者:かまた posted at : 20:33 | コメント (8)
2008年04月13日
SSRC初参加
先日このブログのコメント欄でリーさんからお誘いを頂いた
SSRC(三条セーフティライディングクラブ)に参加してきました。
リーさんご本人もHMSで安全運転講習の重要性に目覚め
そういう面で立ち遅れている新潟県でその普及を目指しつつ、
個人でこうしたスクールを主宰されています。
また、3年前には二輪車安全運転競技大会の県代表として
全国大会にも出場されたことがあるそうです。
新潟の桜は今が盛り。満開の桜の下で一人記念撮影。
午前9時、会場である三条中央自動車学校へ到着。
長袖、長ズボン、ヘルメット、グローブはもちろん、
くるぶしのかくれるブーツと肘・膝のプロテクターは必須。
胸部のプロテクター装着も推奨しています。
(HMSと違い、車両やプロテクターは自前です。)
今回の参加者は14名。(プラス午後から参加も数名。)
自己申告でビギナーかベーシックかクラスを選び、
いよいよ練習開始。
まずはバイクと体を慣らすために、慣熟走行。
クランクあり、V字ありの自動車学校のコース、
私にとっては「ひょえ~~~!」というスピードで
ついていくのが精一杯でした。
というのも、ベーシッククラスの皆さんは
この講習会にずっと参加されている方も多く、
全体的にレベル「高っ!」。
「慣らし」(汗)が終わると、全員一緒に
外周の直線を使って制動の練習。
パイロンでブレーキをかけ、できるだけ短い距離で止まる制動と
パイロンで止まる目標制動の2種類を繰り返し行いました。
次に、クラス別に分かれて練習。
ビギナーは私の大の苦手、「バランス」の練習です。
このS字・・・・・・・。S字の中にさらに細かいS字が・・・。
もちろん大好きな(泣)「千鳥」も用意されていました。
それでもベーシッククラスのバランス練習に比べて
かなりやさしく設定してあるそうです。
うっわ~、もう上半身ガチガチ。
「バランスはとにかくニーグリップが基本です。
下半身でバイクをしっかりと押さえれば、
自然と上半身のチカラが抜けてきます。
あとは進む方向に、顔だけでなく体を向ければ
バイクは勝手にそちらへ向かってくれるから、
それを自分の動きで阻害しないこと。」
言われたとおり、下半身にしっかり意識を向けて、
ハンドルがカクンと切れても怖がらずに
じんわりとアクセルをつないでみると・・・・。
おお!一条の光が!!
さっきまでとは全然違うのが自分でもよくわかります。
けれど一瞬見えた光はついたり消えたり。
ビギナークラスの千鳥。1速でゆっくりゆっくり走ります。
リーさん曰く
「かまたさんの千鳥は、まだ一か八かという感じ。
偶然走りやすいラインがとれた時はいいけれど
難しいラインになってしまうと修正ができない。
もっとバイクをコントロール下に置いて走れるようになりましょう。」
「バイクは一足飛びに上達することなんてない。
できないことを練習していくのは、紙を一枚ずつ重ねていくようなもの。
でも、そうしていくと、ある日一気に開花する時がきて
高い壁を乗り越えるときが来る。
そうするとまた新しい壁が見えてくるんですけどね。(笑)」
午後はベーシッククラスと交代でパイロンスラローム。
正直、こんなにパイロンの間隔がせまいスラロームは初めて。
上半身を使わないで走ると、絶対に曲がりきれません。(涙)
でも、普段できることを練習するんじゃなくて
出来ないことができるようになるための練習ですもんね。
と自分に言い聞かせつつ・・・・・う~ん、難しいったら!
最後はクラス別に会場全体を使ってのコーススラローム。
いきなり道の真ん中でのUターンから始まる設定に
内心びびりつつΣ( ̄⊥ ̄lll)スタート。
「速く走る必要も、きれいに走る必要もありません。
できないところで、どうしてできないんだろうと考えながら
その原因が見つかってできるようになっていけば
おのずと速くきれいに走れるようになります。
せっかくこういうバイク(教習車仕様のCB)に乗っているんだから
転んでもいいと思いながら思い切って練習しましょう。
まだヘンなクセのついていない今のうちに
徹底的に基本を身につけるといいですよ。」
よ~し!
というわけで、今回も私のすばやい華麗な「引き起こし」を
何度も皆さまにご披露いたしました。(泣)
うう~む、体が逃げてますね。( ̄∀ ̄;)ダミダコリャ
これも私自身がバイクの動きを阻害しているのが
写真をみるとよくわかりますね・・・。
一緒に参加したO原さんはセパハンのCBR。
アップハンドルのCBに比べたらずっと難しいはず。
K田さんとO原さんとは、来週LSタカノさんの講習会も
一緒に参加する予定です。
今日の練習を忘れずに、また次回へ生かしましょうね。
最後になりましたが、SSRCの主催者であり
受付準備、コースの設定、パイロンの設置、説明、講習、片付けと
すべてを担当されるリーさん。
今回はお声をかけていただき本当にありがとうございました。
ぜひまた参加させていただきたいと思います。
【本日のおまけ】
年度末決算のこの時期に大忙しの@BOSSは
SSRC最後の1時間だけ、
ブログの撮影のために顔を出してくれました。
忙しい中、どうもありがとうございました。
コースを走りながら、遠くに@BOSSの姿を発見した私に
緊張の糸がピッキーン!と張りつめ
それまでより一気に下手になったのは言うまでもありません。(言い訳)
投稿者:かまた posted at : 19:34 | コメント (5)