2011年06月21日
Y2-R2
早いもので、あれから一ヶ月。
Y2第2戦がやってまいりました。
今回はコース作りを手伝おう!ということで
曇り空のチーズナッツに前日入り。
でも、私なんかがコース作りを手伝ったりして、
かえって足手まといになったりしないものでしょうか・・・?
「あー、大丈夫、大丈夫。
そん時はコースに置いて来ますから。
取り残されたら、ああ私は足手まといだったんだなと思ってもらえば。」
あ~、そう聞いておけば、なんの遠慮もございません。( ̄∀ ̄;)汗
コーステープを張り終えた後で、
「チェックを兼ねて走ってみていいですよ。」と言われ
ある種の「テストライダー」として(?)、他の皆さんと一緒に
出来たばかりのコースを走らせて頂きました。
私が迷わず、何とか自分で帰って来れれば、
誰でも帰って来れるだろうということで。^^;
そんな中、じゅんぼうさんと一緒に現れた元気のいい女子1名。
「はじめまして、のぞみです!
明日一人で走るんですかぁ?すごーい。」
聞くと、エントリーはしているらしいのですが、
出ようか出まいか迷っているとのこと。
え~?こんな私だって出るんだから大丈夫、出ましょうよ。
「そうですかぁ?じゃあ、頑張ってみようかな。
どっちがたぬきを取るか、勝負しましょう!」
な~んて話をした後にじゅんぼうさんから、
「彼女、周回はぜんぜん問題ないんですよ。
レースに出たこと無いというだけで。」
え・・・私、周回すら怪しいんですけど。( ̄∀ ̄;)汗
その後、彼女と一緒に一周走ってみましたが、
普通にツイ~ッと私の前を走り、どんどん離れていく彼女を見ながら
「若い芽は早めに摘む」というレースの鉄則を
昔どこかで読んだことを思い出しました。
翌、日曜日。
心配していた雨もあがって、空も明るくなってきました。
マディならタイヤを交換をしてやろう、と言っていた@BOSSですが、
晴れてドライなチーズナッツになったら、
私は無駄に新品タイヤを減らしてしまうだろうからと
前後とも交換はしないことに決定。(泣)
私のタイヤを見た親切なs-mono君が
「タイヤの山を作るのに、パン切りナイフ貸しましょうか?」
いえ、このままで出ますから。( ̄∀ ̄;)汗
「なんだかスーパーの安売りポップの文字みたいですね。」
確かにその通りな、前回のままの残念なゼッケン。
切り直したものも用意はしてきたのですが、
もっと残念な人もいたので、今回はこのままで出ることにしました。
本日のパドック犬。
Y2-R1では全身ドロドロになったウトロンでしたが、
今回は叩けばホコリが出る犬に。
心なしか、黒い巻き毛もチャコールグレーになっています。
お隣のトランポは、朝着いたミワ家のお二人。
「はい、朝食です。」と、手作りパウンドをたくさん頂きました。
@BOSSお気に入りのジャガイモ入り塩パウンドをはじめ、
爽やかな風味のトマトパウンド。
和風テイストの抹茶パウンド。
そして私のお気に入り、柑橘系ヨーグルトパウンド。
いつもいつもありがとうございます。(-人-)
頂いたケーキをモグモグ食べて着替えていたら、のぞみちゃん登場。
「今日は何周が目標ですかぁ?」
う~ん、今日はマディじゃなさそうだから
できたら5周頑張ってみたいなあ。
「じゃあ、私もそれを目標にします!」
実は5周って、私としては前人未到の領域なんですけど、
なんだか後に引けなくなっちゃった・・・( ̄∀ ̄;)汗
スタート前、masato/がべじんさんが
「のぞみちゃんがさっき
『今日はかまたさんと勝負するんです!』って言ってたけど、
本来ならかまたさんが勝たなくちゃだめでしょう?」
などといらぬプレッシャーをかけてきました。
こうしてますます「テケトー」が許されない雰囲気に・・・。
そうこうしているうちにスタート10分前になりました。
今日気をつけることは
●ステップ荷重を意識して、できるだけ立って乗る。
●いつもより、もうちょっとだけ開けてみる。(いつも全閉なので。)
あとは、この人のカメラと、
Photo:ミワコング
この人のカメラに気をつけたいと思います。
Photo:ミワコング
お天気もよくなり、高速道路割引も最後と言うことで出席率が高かったのか、
約120台の参加で、10時一斉スタート!
Photo:あそびにいぐべ
うわ~、前が全然見えない~~~!!!
一周目は渋滞を回避するために
狭い「スペイン坂」をカットするということでしたが・・・
Photo:ひぐらし
結局の次の坂で大渋滞。
この渋滞のさらに後ろにいた数十人(私含む)は
レース開始後3分も経っていないのに
坂の下で一列に並んで、20分ほど順番待ちをするはめに。
こんなところで20分とは、いきなり目標の5周が厳しくなってしまいました。
Photo:あそびにいぐべ
前回とは見違えるようなカッコいいゼッケンを貼ったEUな方。
一ヶ月経つとこんなに山には緑が増えるのかと
写真を見てびっくりしました。
こんな爽やかな直線、ありましたっけ?
Photo:ミワコング
えらく楽しそうですね・・・( ̄∀ ̄;)汗
Photo:あそびにいぐべ
ブッチー病院所属(?)のカカ1号&2号さんのチームは
今回も1号さんのCRF150を二人で共有して参加。
2号さんはY2以外ではCRF100しか乗ったことがないので
今回のコースの大変さは、私の初WOMEN'S Xの比ではなかったはず・・・
(写真は1号さん)
Photo:あそびにいぐべ
同じくブッチー病院所属(?)のヨシおじちゃんは、
今回9周を達成!すごい、すごい!
前日も本当にお世話になりました。
もう追いつけなくなっちゃったけど、
また一緒に遊んで練習してくださいね。
Photo:あそびにいぐべ
あ、のぞみちゃん発見!私も先を急がなくちゃ!
さて、その私ですが。
昨日2周ほど走らせてもらったので、
コースを見て驚いたりはしませんでしたが、
相変わらずの超遅乗りトライアル走り。(泣)
全コースの90%でリアブレーキを踏んでいます。
(あとの10%は大坂を登っている時と転んでいる時。)
Photo:あそびにいぐべ
@BOSSに言わせると、ずっとトライアル走りをしているから
かえって疲れるんだそうな。
もっと普通にスピードに乗ってスイ~っと走った方が
ぜんぜんスムーズに前に進むと言われるのですが、
なんてったって山ではアクセルストッパーが勝手に作動する私。
Photo:ミワコング
いつどこで撮られても、ツーリングモードですね。^^;;
(速く走らなくていいのなら、今回のようなコースを走ること自体は
けっして嫌いではないのですが・・・^^;)
Photo:あそびにいぐべ
3周目になるとヘロヘロで、腕でフロントに乗ってしまうは、
Photo:あそびにいぐべ
あっちこっちでイゴイゴして、後ろから来る方の道を塞ぐは。
本当に、何人の方の行く手を阻んでしまったことでしょう。
(次回から「M」のビブスを着たマーシャルみたいに
「C」のビブスを着て、ハイスピードレースを抑える
『走るシケイン』として正式に投入してもらった方がいいかも。)
3周目は、いったい何回転んだかわかりません。(TдT)
正直、3周でもういいかなと、ちょっとだけ思ってしまいました。
が、今回自主リタイアをすると、後でゆーじさんに絞められそうだし、
何と言っても、のぞみちゃんが頑張って走ってる限り、
私からやめるわけにもいかず。
給油を兼ねて少し休もうとピットに入りました。
が。
doronqoさまとドラミちゃんが、テキパキことをこなし、
あっという間に給油完了。(泣)
仕方ない、いぐべ。と思ったところへ、のぞみちゃんの姿が。
「今何周目ですか?」
やっと3周が終わったところ。
「私もう4周走りました。でも腰を打っちゃったんで
少し休んでから、もう一周走りに行こうと思います。」
ああ、ホントに彼女は私が言った目標の「5周」を
きちんと目標にして走っているんだな。
私がここで、やっぱり3周でいいや、なんて思っていたら
彼女にも、私自身にも失礼だと思い、
「じゃ、私も行ってくるね!」と
気合を入れなおしてピットを出ました。
時計を見ると今12時。あと1時間あります。
30分くらいで帰ってこれたら、あと2周行けるかも。
私も負けないで、目標の5周を達成して来よう!
そう思って走り出した4周目は、
3周目では4~5回転んだスペイン坂も立ったまま1回でクリアし、
男坂の裏側のキャンバーも、一回も足を着くことなく
これまたスイスイとクリアし、
結局やっぱり気持ちの問題なんだろうかと自分で思うほど
とてもスムーズに走れて、
このまま行けばあと2周できる!と思った矢先、
カシャッ。
なんでもない2本わだちのコースの中で、いきなりマシンが止まりました。
エンストとは違う、まるで電源が切れたようなおかしな止まり方。
ん?どうしたんだろう?
とにかく先を急ごうとキックをしますが
キックペダルがいつもより軽い気がします。
キック、キック、キック!ぜいぜいぜい。
プラグがかぶってしまったのでしょうか。
10分たっても15分たっても一向にかかる気配なし。(TдT)
キックのし過ぎで右太ももがピキーン!と攣りはじめ、
あまりの痛さにうずくまっていると
「がんばれ!」「ファイト!」
いろんな方が声をかけてくださいましたが
問題は足の攣りより、エンジンがかからないことです。
さっきまでは、このままいけばあと2周行けると思っていたのに
キックだけで15分、20分が過ぎていき、
マーシャルの方も見かねてキックをしてみてくださいましたが
バイクはうんともすんとも言いません。
「う~ん、かからないですね。
いずれチームの人が通るでしょうから、声をかけてみてください。」
と言われましたが、
Photo:あそびにいぐべ
その「チームの人(#119)」がそこを通ることはありませんでした。
(あとで聞いたら、前半1時間半で
早々にレースを切り上げたそうで。( ̄∀ ̄;)汗。)
さっき通り過ぎたライダーさんたちが、再び周回してきました。
5周目を走り出したのぞみちゃんも通り過ぎていきました。
エンジンを冷ましてみたり、いろいろ試したけれど相変わらずかかりません。
あと25分、あと20分・・・時間だけが過ぎていきます。
もう残り時間での2周は無理になっちゃったけど、
せめてチェッカーフラッグは受けたいな。
という願いもむなしく時は過ぎ・・・
Photo:あそびにいぐべ
「ラスト一周だよ!」と言って通りすぎようとした
いぐべ父ちゃんが止まってくれました。
いぐべ父ちゃんのキックで一回だけバイクは息を吹き返しましたが、
アイドリングが続かずまた止まり、ついにそれっきりでした。
声をかけてくれた皆さん、心配してマシンをみてくれた皆さん、
本当にすみません、ありがとうございました。
こうして気を取り直して出発した最後の1時間は、
コースの中でキックをするだけでを終わってしまいました。
木の間から見えるパドックでは、
もう何人かの人たちがチェッカーを受けて戻っている様子。
時間切れだと諦めて、マシンをコース脇に置いて戻ることに。
トボトボと歩いて戻った私を見て
最初は不思議そうにしていたみんなでしたが、
その後、それぞれがカメラを構えるってどういうことすか?
こうして私のY2-R2は、情けない結末で幕を閉じました。
Photo:ラパスでTECATE
今回も3周のみのリタイアというふがいない結果でレース終了。
Photo:ミワコング
パドックで向けられたカメラに、なんとも
どんな顔をして向かっていいのかわからず。
Photo:masato/がべじんさん
「でも結果の記録はちゃんと残さなくちゃ」とがべじんさんが
目標を達成して勝った晴れやかなのぞみちゃんと、
達成できなくて負けた私を並べてパチリ。くーーーーーーーーっ!!
言った私自身が目標を叶えられなかったのは情けないし悔しいけど、
でも、今回のレースにのぞみちゃんがいてくれたおかげで
私も途中で、なんとしても5周走りきる!と思い直して走れました。
(残念ながら完走はできませんでしたが。)
のぞみちゃん、勝負は次回に持ち越しということで、
またよろしくお願いしますです。
今回のタヌキはカカ1号&2号さんのチームカカーズです。
もしかして、タヌキが新潟にやってくるのは初めてではないでしょうか。
レース後、@BOSSが私の150をみてくれました。
プラグはまったくかぶっておらず、火花も飛んでいるそう。
どうやら前日の2周をトロトロと走ってオーバーヒートした分、
その後クーラントの水を足さなかったため
軽い焼き付けを起こしたのではないか、とのこと。
入院するかしないかは、もう一度確認してからだそうです。
この後、仮組みしたマシンで、ウォームアップエリアを
エンジンチェックの為に走った@BOSSでしたが、
TAKEさんに「走ったら埃が舞うだろ!頭悪いな~!」と怒られちゃいました。
TAKEさん、@BOSS、それからパドックのみなさん、すみませんでした。
Photo:ミワコング
レースが終わるまで、ウトロンと遊ぶのを
ずっと待っていてくれたsuinaファミリー。
なのにウトロンときたら、暑さでバスの下から出てこず。
ホント、愛想が無くてすみません。^^;
みんなが帰ったあとのチーズナッツ。
次回はもうちょっとだけ開けて走れるように頑張らなくちゃ。
マシンのためにも。のぞみちゃんとの勝負のためにも。
そうそう、masameanちゃんとの再会も嬉しかったです。
今回同じくらいのリザルトだったmasameanちゃん。
次回一緒に走れることを、勝手に楽しみにしています。
Y2-R2が終わって残ったのは、山ほどの反省と左腕のあざ。
(エルボーガードはもちろんしています。泣)
ああ、楽しかったけど、悔しいこともたくさん。
Photo:あそびにいぐべ
今の私の気持ちを表すような写真があったのでお借りしました。
次回こそ!!(毎回言っていますが。)
投稿者:かまた posted at : 23:40 | コメント (23)
2011年05月12日
Y2-R1
日曜日はY2-R1。
あまりにもバイクのブランクがありすぎて、
ぎりぎりまで出るかどうかを決めずにいました。
よくよく思い出してみれば、震災の前も、
冬の間は仕事と雪で、結局秋からほとんど乗っていなかった私。
ましてやチーズナッツ、走れるんかいな・・・( ̄∀ ̄;)汗
すると突然@BOSSが、
「とりあえずは出てみますか!
どれだけ走れなくなっているか、レースに出て身をもって知ることで、
またトレーニングしなくちゃ!と思うようになれば、それはそれでよし!」
ということで、
やってきました、福島はチーズナッツパーク。
大急ぎで有り合わせのカッティングシートを切り抜いてきたら
晶ねえさんから「遠目に判別しにくい」というNGが出され、
「黒い縁取りをするように」とのお達しが。
仕方なく、マジックでカキカキ・・・
なんか落書きみたい・・・( ̄∀ ̄;)トホホ
さて、チーズナッツでY2を開催するにあたって
芋おやじさまが線量計で測った数値をブログに発表した上で
あとは自己判断でということだったのですが、
この件については、私も多少ナーバスになっていました。
そこでチーズに着いてから、
放射線に詳しいゆーじさんに相談してみました。
すると
「まあ今の風向きだと、いわきよりずっとそっちが高いけど、
かまたさんの年齢だったら、もうそんなに気にしなくていいんじゃない?」
あ~そ~ですか、それを聞いて安心しましたわ。( ̄∀ ̄;)ピキ
「でも、できるだけ舞い上がった粉塵は
体内に吸い込まないに越したことはないから
人の後ろは走らないで、一番前を走った方がいいよ。」
人様の後ろしか走れないこの私に、一体どうしろと!?(TдT)
「少し雨が降ると、洗い流されていいんだけどね~」
その他不安だったことをいくつか確認したので、
意味なく不安をもったままではなく参加することが出来そうです。
それにしても、いい天気だなあ。
な~んて思っていたら、スタート数分前になって雨が当たり始めました。
お、粉塵が舞わないで済む恵みの雨かも。と感謝したのもつかの間、
ザーーーーーーーーーーーーー。
あっという間にドライだった土はチュルチュルのドロドロに。(泣)
さっきまでは半分冗談で
「久しぶりだから今日は一周するのが目標です!」なんて言ってたけど
これじゃあ冗談抜きで、私には一周すらできないかも・・・( ̄∀ ̄;)ガーン
まあいいや、競争じゃないんだし、(競争ですけど)
今日はリハビリと練習に来たんだから、
チーズナッツの胸を借りるつもりで楽しもうっと。
予定通り、10時スタート!
ついさっきまでは、私でも楽勝な感じに見えていた大坂でしたが、
たった今降り出した強い雨で、裾野からすぐに起こった大渋滞、
そして登り口ではすでにいつもの地獄絵図。
あの中に入ったら、到底私には上れないだろうし、
きっとこの調子だとショートカットコースが開くと読んで
ずっと後ろの方で待っていたら、やっぱり他のコースへ誘導されました。
では皆様、お先にー!♪( ̄▽ ̄)ノ
とショートカットしたのもつかの間、
何とか大坂を上ってきた人、一旦降りてショートカットに回った人が
どんどん私を追い抜いていきました。
「後から来たのに追い越され」という水戸黄門のテーマソングは
私のテーマソングでもあります。(泣)
今回のコースは、新しく開拓されたコースもあって
山あり谷あり、クネクネ曲がって、人生そのもののようなコースです、と
前日コース作りを手伝ったしるこりんから聞いてはいましたが、
確かに山あり、谷あり、沢ありで、
しかも雨がいっそうコースシチュエーションを
豊かにしてくれていました。(泣)
今回@BOSSは初Y2であるにも関わらず、抽選マーシャルでした。
「よかったですね、助けてもらえますね。」
な~んてことを私に言う人がいましたが
@BOSSに助けてもらうような真似だけはすまい!
(というか、@BOSSが助けてくれるとは思わないし、
「もう一回やり直し!」などと仁王立ちで言われても嫌なので。)
@BOSSは私を抜くたびに後ろから
「リアブレーキ使えば大丈夫!」「ほら、がんばれ!」
と抜きざまに声をかけてくれましたが、
なんとか3時間走りきったものの、最後の周は
当の@BOSSもヘロヘロで、あっちこっちで転びまくったそうです。^^;
ところでご存知の通り、今年のチーズナッツは
Y2とモンスク以外は、すべてのレースの中止が決まっています。
それは、そのレースのスタッフをされる方たちが被災されているから、
そして、もしレースやイベントをやるということになったら、
自分がどんな状況でも手伝ってくれようとするだろうから、という
芋おやじさまの決断によるものだそうです。
その芋おやじさまも、震災で仕事に大きな影響を受けているお一人です。
でもそうした中で、芋おやじさまがY2開催を決めてくださったから
こうして、たくさんの仲間と、今日ここで会うことができました。
本当にありがとうございます。
前日、駐車場のトランポがなかなか増えないのを見て
「どうせみんな、ここ(チーズ)を避けてるんですよ・・・・」と
後ろ向きなことを口にしていたけれど、
でも最終的には100台を越える参加があって、
当日は打って変わって満面の笑顔となったあやべ~。
今度チーズにトラ車を持っていくから一緒に遊んでね。
「なんでいつも俺の行ぐ道をふさぐの!?」
オンボードカメラを付けた父ちゃんにだけは今会いたくない!
というタイミングに必ず現れるいぐべ父ちゃん。
行ぐ手を阻んでごめんなさーい!
だってY2で私にできることと言ったらそれくらいなんですもーん。^^;
コース作りを手伝おうと決めて、深夜東京を出発し
レース前日、朝の7時にはチーズナッツに着いていたS本さん。
(このたびはいろいろとお世話になりました。m(_ _)m)
石巻への物資運搬では、トランポを出して手伝ってくれた
新潟のカカ1号&カカ2号さんは、今回チームでY2に初参加です。
普段100に乗っているカカ2号さん、
1号さんのCRF150に乗るのは今日が初めてなのだとか。
チーズで150にぶっつけ本番で乗るなんて、なんて男らしい・・・・( ̄∀ ̄;)汗
さて、私。
一周もできないかも・・・と覚悟をしつつスタートしましたが
走ってみると、なんとか進めるもので、
今回は初戦にしてはいつもより若干設定がキツイかもと聞きましたが、
不思議と、「もーイヤ!」とか「ガレ怖い~」と思うようなことはありませんでした。
V字谷で泥沼に頭から突進したときも、笑い飛ばせたし。
(笑い飛ばされもしましたが。^^;)
これは、オーランドで太田ユッキー選手が
150のサスをユルユルにすることを教えてくれたからかもしれません。
以前のように石にバイクが跳ね返ることもなく、
相変わらず速くは走れないけど、一度も心が折れることはありませんでした。
そういえばここ、初WOMEN'S Xで走れなかったなあ、
な~んて思いながら走ったりして
今までチーズを走った中で、一番楽しかったです。
だってほら、いぐべ父ちゃんの言うとおり、
笑ってますよね、私。
けれど、やっぱり体力的にきつくなってきて、
あと40分を残して、自主リタイアをしました。
ピットでそれを聞いたdoronqoさまは
「太陽も出てきたし、これからは走りやすくなっていくと思いますよ」と
複雑そうな顔で、もう一度送り出そうとしてくれましたが。
確かにエンデューロとしては、自らチェッカーフラッグを放棄するなんて
あるまじきことなのかもしれないけれど、
これ以上走ると怪我をするかもしれないと思ったのもあるし、
せめて1周と思っていたのが3周走り終わって、
心が満足してしまった、というのもあります。
リタイアを決めた私の顔をdoronqoさまがパチリ。
最後まで走らなくてごめんなさい。
でもね、本当に楽しかったです。
@BOSS、ゴール。お疲れ様でした。
EUな方も晴れ晴れとゴール。
本日のTOP3。
1位阿部家旦那さま、2位QQさん、3位EUな方。
最後まで走りきったタヌキさん。
QQさんもお立ち台でのコメントで
「今朝、福島第一原発の3号機の温度が上昇したというニュースをみて
テンションが下がりまくってここへ来たのですが・・・」
というようなことを言われていましたが、
走り終わってみれば、みんなみんな、いい笑顔です。
閉会式後、ウトロンに会いに来てくださった阿部家ファミリー。
実はちゃんとお話しするの、これが初めてかも。
お聞きしたら、実は阿部家にあと500メートルというところまで
津波がやって来ていたのだそうです。
「水は来なかったけど、海のにおいがして怖かった」という話を聞き、
名取の現場をこの目で見ただけに、
今日お会いできて本当によかったです。(TдT)
ところで。
この巻き毛、
どっちの写真でしょう?(笑)
常にマイペースな、大型小犬のウトロンも
みなさんにたくさん遊んで頂いて
この日は私以上にストレス解消になったようです。
あっははは、さあ、行くぞ、ウトロン。
と、なんだかスローモーションがかって見える少年のようなへーちゃん。
(しかも、閉会式中。)
待ってよ~、ウトロ~ン!ロ~ン!ロ~ン!ロ~ン!
笑い声にエコーがかかる、少女のようなしるこりん。
何度も同じ事をさせられて、
いい加減イヤになって脱走を謀るウトロン。(笑)
ああ、そうそう、あやべ~の隣にいるウトロンと、
minicoさんの隣にいるウトロンは
スケールの違いでものすごくサイズが違って見えたのに
その写真を撮らなかったことだけが心残りです。(笑)
夕日の中、のどかできれいな福島の景色を眺めながら、
腰が痛い、足が痛い、腕が痛いとバスの中でストレッチ。
でも久しぶりに気持ちのいい痛み、気持ちのいい疲れです。
いろんな方が、いろんな思いを持って集まったであろう今回のY2。
開催を決めてくださった芋おやじさま、
準備をしてくださったスタッフの皆さま、
そして今日ご一緒いただいた皆さま、
本当にありがとうございました。
またチーズで!
SPECIAL THANKS! (勝手に写真を持って来てごみんちゃい。)
・ひぐらし
・あそびにいぐべ
・ミワコング
・ラパスでTECATE
投稿者:かまた posted at : 21:20 | コメント (16)
2010年10月12日
Y2-R4
「次回のY2-R4は、ケガをしっかり治したら、
一人でも必ず出ようと思います。
雨が降ったら、私は多分一周できるかどうかわかりません。
定義で心が折れた時のようになってしまうのかもしれません。
でも、去年のWOMEN'S Xの時のように、
出来なくて泣く思いを久しぶりにしてみたい。」
そんな日記を書いたY2-R3から早一ヶ月。
本日はいよいよY2-R4です。
雨雲が低く垂れ込めた磐梯山。
昨日は雨だったようですが、この分だときっと今日も雨でしょうか。
朝8時過ぎ、チーズナッツパークに到着。
雨は今朝まで降っていたようですが、到着の頃にはあがっていました。
一週間前に日高が終わったばかりなので、
今回のY2-R4は出ないんじゃないかなと思っていましたが
疲れを押して一緒に参加してくださることになったミワ家のお二人。
チームエントリーをしてはいたものの、一緒に出るのは今回が初めてです。
doronqoさま、何かのエントリー用紙ですか?と思って覗き込んだら
あ、国勢調査ですか・・・・・・( ̄∀ ̄;)汗
日高で乗ったマシンを現在修理中のEUな方が今回乗るのは
@BOSSがタイヤ交換をしているKTM85。
私と組んで出るというからには、
今回順位はまったく考えていない、ということかと思いますので^^;
この小さなバイクで他のフルサイズをぶっちぎる、というのが目標でしょうか。
私かまたの目標は、いつぞやのさやか嬢のように
「どんなに辛くても前に進んでちゃんと帰ってくる。リタイアしない。」
なんという低い目標かとお思いでしょうが、
正直、雨上がりのY2を走って帰って来れる自信はありません。
なぜならマディらしいマディを走ったことがないからです。
けれど私が帰って来れなかった場合、EUな方もリタイアとなってしまうので
どんなに時間がかかっても、絶対に帰ってくる!というのが目標です。
受付をしようと本部へ向うと、本部近くの車から声がしました。
「かまたさーん」(←この場合アクセントは「ま」。)
「昨日の中騎馬レースも出たし、昨夜も飲んだから
今日はもう出なくてもいいかなと思ったけど
朝ごはんを食べたらいけそうな気がしてきたところ。」ということで
出走準備を始めているあやべ~さんです。
そっかぁ~、昨日は雨の中、中島鉄騎馬隊のレースがあったんですね。
ということは、コースの中は私が想像する以上に
荒れに荒れているのでは・・・??( ̄∀ ̄;)ガーン
おまよう、minicoさん。あ!今頃になってわかったけど、
ゼッケン#138って身長なんですね。(笑)
早朝出発で運転してきて寝不足でヘロヘロのへーちゃんとは対照的に
元気いっぱいのしるこりん。「いきますよー、おー!」
エバーツ直伝?のテーピングでやる気満々です。
スタート5分前。いよいよ二人がスタートラインに並びます。
あの・・・もし調子良かったら、3時間全部走ってもらっても構いませんが・・・
などと腰が引け気味の言葉で送ろうとしたら
「いえ!ちゃんとかまたさんにも『今日はやりきった!』と思ってもらえるように
遅くとも1時間半以内には交替しますから!」
カメラを設置するいぐべお母ちゃん。
毎回DVDを編集して送ってくれる「いぐべカメラ」の前でだけは
何事もなく平穏無事に通り過ぎることが出来ますように。(泣)
ライダーが一斉に並びました。
10時、いよいよスタートです。
うわ~、R3に引き続き、雨とワダチのために
今回も最初の大坂で大混乱が起こっています。
この後、みんな一旦降りてきたり押し上げたりしながら
なんとか全員上に上がりきりはしたものの
その直後、早々に大坂は閉鎖されてしまい、中坂がオープンとなりました。
前回の大坂リベンジを目標の1つにしていたdoronqoさまにとっては
少し残念だったかもしれません。
(私にとってもまたもやマディの大坂に挑戦する機会を失い、
残念といえば残念ですが・・・・・・ほ。^^;)
速い!EUな方が15分くらいで戻ってきました。
ドロを浴びたゴーグルをサポートの@BOSSに渡します。
EUな方がピット前でウィリーのサービス。
よーっし、いつかは私も・・・!゚。( ̄▽ ̄)ポワーン (ウソ)
ところがこの直後、マシンの調子が思わしくなく
1時間半を待たずに、かまたと交替せざるを得ないことに。
まさかこんなに早く交替するとは思いませんでしたが、
ま、いいや、行ってきます!
とにかく必ず自分で戻ってきま~す!
そしてコースに向ったわけですが・・・
ワタクシがこの世で嫌いなものの一つに「ワダチ」というものがあります。
が、コースの中はそのワダチと腐葉土だらけ。
自慢じゃありませんが、ワダチは立って走るどころか
アクセル全閉でアイドリングで走ることしかできません。
ワダチに入って、みっともなくバタバタと足で漕ぎながら、
このワダチさえ抜ければ・・・そう思ってなんとか抜けると、
すぐに次のワダチが目の前に現れます。(泣)
他のエントラントにとっては大したことのないワダチのようですが
私にとっては、ず~っと「一本橋」を走っているようなもの。
長いコースをローギアしか使わず、ワダチに入って走っては、
そこに顔を出している木の根っこに引っかかってエンスト、という繰り返し。
あまりにもアイドリング走行しかしないため、
途中、とうとうオーバーヒートして湯気が吹き出し、
バイクを休ませながら時計を見ると、もうすでに1時間がたとうとしています。
一瞬パドックから見える場所に出た時に@BOSSが動画を撮ってくれましたが
まだこの位置にいるってことは、この先半分くらいあるってことかぁ・・・(泣)
そう思いながら、ススキの中、超低速ツーリングを継続する私。
コース上で何度もいぐべ父ちゃんにラップされ、
そのたびに軽口をたたいてはいましたが、
アクセルを開けるどころか「走ること」すら出来ず、出口の見えないワダチに
「何がみんな楽しくて走っているんだろう。」と思いながら走っていました。
1時間半以上バイクを押したり引いたりするうちに
正直、「私はもうエンデューロはいいや」とまで思い始める始末。
でも、止まって動けなくなったところを見ている人が助けてくれたり、
マーシャルの皆さんに助けてもらったりしながら、
「楽しくないのは、私がワダチやマディを走れないからであって、
エンデューロが楽しくないのとは違うんだろうな・・・」と反省したり。
Photo:あそびにいぐべ
この間、あまりにも私が帰ってこないので
EUな方が歩いて捜索に出てくれたようですが
「いや、手前で埋まってはいませんでしたよ。」
「さっき動いてはいましたよ。」
そんな言葉を頼りに、無事らしいことだけ確認してくれていたそうです。^^;
なんとかワダチ地獄が続いた森の中を抜けて
「やったー!外に出た~!」と思ったら・・・
なんですと!?これを私に下れと????
すぐ目の前を走った人がそのまま下って行ったそこをそ~っと覗くと
立っているだけで転げ落ちそうな激下り。Σ( ̄⊥ ̄lll)
「みんながここを降りているんだから、私も行かなくちゃ!」
そう思って、勇気を振り絞ってみましたが
あとから聞いたら、左側にゆるめの迂回路がちゃんとあって
結構みんなその迂回路を使っていたんですね。( ̄∀ ̄;)ガーン
でも、完全にテンパっている私にはその迂回路も
遠くピットで「左!左!」と指示してくれる
@BOSSとEUな方のゼスチャーも目に入らず。
@BOSSは「まさかそこを降りるのか!?(=アホか!?)」と
思いながらも、カメラを回していたそうです。
「いいですか!フロントブレーキを握ったら、即持っていかれますからね!」
定義でゴルゴM本さんに言われた言葉を思い出しながら
念のためエンジンを切り、ニュートラルにして
腹を決めて、そろそろと前にフロントタイヤを落としました。
EUな方曰く、
「いったいどうなってしまうのか~!という引きで、
3回くらいCMが入ってもいい状況」だったそうです。
あ~、無事でよかった。( ̄∀ ̄;)汗
よく降りたな、と後で@BOSSも苦笑していましたが
勘違いにせよ、「道はそこしかない」と思えば意外と行けるもので、
迂回路があると知っていたら、絶対に行けなかったでしょう。
「大事なのは出来る出来ないより、挑戦する事と、恐怖に打ち勝つ事」
というアカデミーの成田校長の言葉を思い出しました。
たった一周の私のY2の中で、貴重な経験だったと思います。
(もうしなくていいけど。)
そんなこんなで私がピットに戻ったのはもう12時過ぎ。
オーバーヒートしたラジエータをチェックして水を足した後、
もう一度EUな方が、私のCRF150でコースへ入って行くことに。
森の中、一速でドロドロと1時間以上走らせられた150は
EUな方にババババーッ!とアクセルを全開で走ってもらえて
とても嬉しそうに見えました。
速っ!やっぱり15分くらいで一周してきます。
う~ん、森の中をタンデムで走ってみたいものです。^^;
なぜだか鼻血を出してジャージを鮮血で染めながら
走っていたらしいいぐべ父ちゃん。
何にそんなに興奮したんだぺした?( ̄∀ ̄;)汗
ずっと日高を目標に、この2年間練習をしてきたというdoronqoさま。
先週の日高での完走&W-C優勝で、ある意味燃え尽きていたので
今回はなかなかモチベーションの持続が難しいようす。
ピットに入って曲がったハンドガードを直す時@BOSSに
「私としては、もう走らなくて、ここでやめてもいいんですけど。」
と言っていたそうですが、@BOSSは笑顔でそれを許さず。(TдT)
仕方なくもう一周とコースへ戻るdoronqoさま。
「ちっきしょー!」という言葉が背中から聞こえそうです。
(いや、@BOSSにそんな言葉を背中で吐くのは私くらいですね。^^;)
私と交替した後、少ない残り時間の中、3周してEUな方ゴール!
お疲れさまでした!
私と同じ(はずの)CRF150で、淡々と周回を重ねたじゅんぼうさん。
@BOSSが「あんたも勉強にじゅんぼうさんの後をついて走ってみれば?」
と言いましたが、無理無理。^^;;;
doronqoさまもゴール!
この後、熱中症気味の症状で頭痛に苦しんでいましたっけ。
@BOSSが無理をさせたのでなければよいのですが・・・(TдT)
いつも真っ白ツルツルお肌のしるこりんも
3時間にわたる泥パックで、顔がガビガビに。
「どうして今日はそんなにシワシワなんですか?」という@BOSSに
「生まれつきです!(怒)」
doronqoさまからブドウ糖か何かをついばむしるこりん。
Photo:あそびにいぐべ
今回のTOP3は、吉沢さん、あるみやさん、阿部家旦那さん。
Photo:あそびにいぐべ
そして今回の「再会たぬき」はminicoさんがゲット。
ああ、本当に素敵な笑顔ですね。
ただただワダチをドロドロと走っていただけなのに
どうして私のヘルメットはこんなことになったのでしょう・・・( ̄∀ ̄;)汗
そうそう、日高のおみやげにと日高Tシャツを頂いてしまいました。
今回は@BOSSの分も@BOSS御所望の赤。(ホントにすみません・・・)
チームアトラスの服飾費は、すべてミワ家に持って頂いています。^^;
EUな方、今回は本当にありがとうございました。
初めて二人で出た今回のY2でしたが、一人で出ていれば、
小排気量マシンでもきっと十分上位に食い込めたはず。
その意味では本当に申し訳なかったけれど
それはY2エントリーの時点で覚悟の上ですよね。^^;
日高、ミワコング記念日、Y2と、休む間もなく
疲れが抜けないままの参加だったはずですが、一緒に出れてよかったです。
EUな方が乗って走った150のエンジン音、
私にもあんな音でチーズを走れる日がくるといいなあと思います。
午後3時、Y2-R4終了。
今回もいろんな場面で助けてくださった皆さん、
本当にありがとうございました。
また、エントラントの皆さん、私があちこちで障害物となってすみませんでした。
今回は、絶対にリタイアしないさせない、という目標のもと、
確かになんとか一周だけですが、時間をかけて帰っては来たものの
正直、「やりきった!」という清々しい思いはありません。
走っている間は、早くここを抜け出したい!ということしか頭になく、
どうしてみんなは楽しそうにあんな風にワダチを走るのに
自分はこんなみっともないことしかできないんだろう、という
情けなさと不甲斐なさでいっぱいです。(TдT)
その一方で、みんながあんなに楽しそうに泥の中を走る理由を
私も味わってみたいと思う気持ちもあります。
それを知らないまま、もうEDには足を踏み入れないというのも
かなり悔しいし、もったいない気がします。
きっとこの先、わざわざ「Y2のための練習」はしないと思いますが、
自然の作り出したシチュエーションの中で
ワダチを開けて行ってみたり、石を乗り越えてみたり、
山をもう少し楽しく走れるように、お山遊びをしていきたいと思います。
えっ?それこそがY2?あ、そーだったんですか~(笑)
では皆さま、次回は11月、雪の最終ラウンドでお会いしましょう!
投稿者:かまた posted at : 23:55 | コメント (15)
2010年09月13日
Y2-R3
【前日昼:パドック設営】
第1戦のY2から早4ヶ月。
第2戦は北4直前だったのでパスしましたが
今回は、ミワ家のお二人が東京から初参戦されるということで
私と@BOSSもラリー&ツーリングモードから脱すべく
前日の11日(土)、チーズナッツへと向かいました。
午前11時半過ぎ、磐梯高原IC通過。
雲のかかっていない「磐梯山」。
明日は雨という予報ですが、本当なんでしょうか。
Photo:ミワコング
ちょうどお昼にチーズナッツに到着するとEUな方のお姿が。
こんにちは、お久しぶりです!
すでにミワ家はパドックを設置していました。
「お会いしたら渡す物があります。」
と数日前にメールを頂いていたのですが、
え~!今回もおそろいのTシャツを頂いてしまいました。
「KRAZy」のTシャツ!@BOSSは黒、私はdoronqoさまとお揃いで赤。
プレゼントなのに「実はボクも赤い方が・・・」という失礼な@BOSSに
ガーン!とショックを受けるdoronqoさま。
@BOSS、いつも黒いTシャツばかり着ているくせに、
何わがまま放題言ってるんですか、まったく!( ̄∀ ̄;)汗
その他にも・・・
KTM85の車載工具に入っていた栓抜き。
手作り、黒糖パウンド。
こちらも手作り、スイートポテト。
では、さっそく頂きま~す!
shirukoりんからはブルーベリーがゴロゴロ入ったゼリー。
親鳥のように、一人ひとりの口元に「はい、あーん」と振る舞ってくれました。
コースづくりのユニフォームが眩しいいぐべ父ちゃん。
ご子息らをアシスタントにテープ貼り、いつもありがとうございます。
足はまだ完全でないようですが、明日は前年チャンプとしての意地を見せるそう。
doronqoさまが@BOSSのHONDAのつなぎを着て登場。
その訳は・・・
「タイヤ交換やったことないんで、やってみようと思ってます。」
今朝もらったメールにそんなことが書いてありましたが
本気だったのですね。( ̄∀ ̄;)汗
日高ではタイヤ交換でボーナスポイントがもらえる訳ではないそうなのですが
そんなこととは関係なく、十字靱帯のリハビリ中に、
周りの女子がだんだん出来るようになっていくのを見て
膝が立てられないので、実際に練習することが出来ず
焦る気持ちを堪えている自分がいる、という話を聞いたことがあります。
きっと、ずっとやりたかったタイヤ交換の練習なのでしょう。
とっても嬉しそうに見えます。^^
では、講師EUな方を迎えて「タイヤ交換講習会」です。
まずは「フロントムースタイヤ」の練習から。
EUな方は説明しながらビードを落としてみせたら
doronqoさまが一から練習できるようにと、また元に戻して渡します。
講習はその繰り返しで、少しずつ進んで行きました。
コースづくりがほぼ終わり、「後で少しコースを走っていいよ」と
言いに来てくださった芋おやじさま。
お隣は・・・あれ?姫丸さん、今日は爺ケ岳に行ったんじゃ・・・
あ、へーちゃんでしたね。(笑)
無事、フロントタイヤが取り付けられました。
doronqoさまの「初めてのタイヤ交換」の一部始終をカメラに納めていたら
「かまたさんはできるの?タイヤ交換。」
と、へーちゃんが後ろから、またいらぬツッコミを・・・( ̄∀ ̄;)汗
私はですね・・・正直を申すと、半分まではできるんですが
チューブを入れる段になると、「コイツは絶対にチューブに穴を開ける!」と
@BOSSが黙って見ていられなくなるらしく、
実は、最後まで1人でやったことはまだないんです。
ゼッケンを「116」に貼り直し、
ウエアに着替えて、みんなが夕方までの小一時間、
少しコースを走ってくると言い出しました。
「かまたさんも行ってくれば?」
と、8の字をやっていた私のところに、芋おやじさまが来てそう言いました。
いや・・・私、山のコースに入ってしまったら
もしかしたら時間内に帰って来れないかも知れないし・・・
「大丈夫、大丈夫、その時はバイクはチーズナッツのものになるってことで」
というわけで、後押しして頂いて、周回コースへと向かった私ですが・・・
あとで@BOSSに「リセット女」と罵られても返す言葉がないくらい、
自分でもビックリするほど、ぜんぜんまったく走れませんでした。
怖がって腕で乗るからすっこぬける、曲がらない、思ったラインに行けない、
しかも去年の初WOMEN'S X前日のスクールのようにエンストで止まりまくり、
doronqoさまを始め、みなさんに助けられて、一周45分かかって
やっとの思いで帰ってきました。
医者からは
「バイクに乗ってもいいけれど、シャッターを開けるような
上へ向かってのプッシュアップの肩の動きは禁止」と言われていたのですが
こんな調子で明日出走したら、一周でEUな方と交替したとしても
その一周の間に、いったい何度バイクを押し上げないといけないかと想像すると
ここで無理をするのはやめよう、と決めて
心苦しかったけれど、ミワ家のお二人に話をしました。
ごめんなさい。
せっかく一緒に走りに来て下さったのに・・・。(TдT)
【前日夜:Y2前夜祭&日高壮行会】
Y2は前夜祭をするのが楽しみ!という方もたくさんいらっしゃるそうなので
一度くらいは前夜祭にと思いつつ、
今回もパドックとマシンの準備を終えたら
「それいけウトロ号」にて、チーズナッツを後にしてしまいました。
わーい、たった40分ですが「オードリーと行くいで湯の旅」予行演習みたいです。
「それいけウトロ号」にはマイクが付いているので
バスガイドとひげの運転手から、それぞれ挨拶をさせて頂き、
それでは皆さま、一曲ずつ・・・ということになり、
(大抵の人はここで尻込みするのですが)
EUな方が「ユーミンならほとんどソラで歌えます!」と豪語するので
iPodに入っていた曲のなかからユーミンを適当に流したら、
歌う、歌う!(しかも似ている。笑)
街の中で「リフレインが叫んでる」を熱唱するEUな方。
田園の中で「真珠のピアス」を熱唱するEUな方。
夕陽を受けて「SWEET DREAMS」と「DANGDANG」を熱唱するEUな方。
夜の高速で「ダイヤモンドダストが消えぬまに」を熱唱するEUな方。
もう着いちゃってすみません。(笑)
いやいや、あっという間の40分でした。着いた先は・・・
郡山の「東洋健康センター」です。
もうどこからどう見ても、レース前夜ではなく
会社か町内の慰安旅行ですね。( ̄∀ ̄;)汗
「次期座長」の美しい女形姿に見とれているのか、
それとも次の自分の舞台構想を練っているのか。(笑)
観劇が終わったら階下の食堂に席を移し、遅い夕食です。
これはきっと、A家食堂さんで頂いた「酒豪伝説」みたいな
明日にお酒を残さないための秘薬ですね。
EUな方の心意気が見て取れますが、その心意気は
「明日のレースに酒は残さないぞ!」というものなのか、
「レースを気にせずに思い切り飲むぞ!」というものなのかは
今ひとつ定かではありません。
では改めて、明日のY2と、来月の日高での
お二人の無事と大活躍を祈念して、かんぱーい!
【Y2当日】
翌朝は天気予報通り、朝から雨が降っていました。
やはり雨だと参加者が少なくなってしまうのか
駐車場のトランポはずいぶん少ないように思えたので、
エントリーも50台くらいかと思いましたが
あとから聞くと、80台近くの参加があったようです。
出走しない私と@BOSSには、応援することと
これ以上雨がひどくならないようにと祈ることしかできません。
ウエアに着替える前に、せっかくなので
昨日doronqoさまから頂いたTシャツを着て写真を撮ることに。
まずはこちら、黒と赤でのペアルック。
「ユニクロのCMみたいなポーズ撮ってください!」と言ったら
満面の笑みで応えるdoronqoさま。
@BOSS、ちょっとは見習ってくださいよ・・・( ̄∀ ̄;)汗
今度は同じ赤でのお揃い写真。
@BOSSからダメ出しを食らった一枚。
すみません、ポーズが昭和で・・・( ̄∀ ̄;)汗
ライダースミーティングの時間となり、
雨のためにすでにコースはかなりのマディとなっていて、
特に下りは気を付けないとすぐ前転するというような注意がありました。
ひ~~~!聞いているだけで心が折れそう。(> <)
スタート10分前。スタートラインに次々とライダーが並んで行きます。
「じゃ、行ってぐっから。」
出走を前に、見つめ合ういぐべ夫妻。
いーがら早く行げ!
10時、フラッグが降りて一斉スタート!
おお!EUな方、ホールショットか!?
問題なく抜けたトップのグループは良かったのですが、
すでにチュルチュルになっていたチーズナッツの大坂は
一人が転ぶと後を巻き添えにして、あっという間に大渋滞、というか大混乱。
うわ~、いきなりですか!
一周目を追えると、雨はどんどんひどくなり、
だんだん戻って来る人が少なくなってきました。
歩いてコースの奥の方には入れませんでしたが、
走ってきた人の話によると、新しく開拓されたコースは掘れに掘れてしまい、
ホイールが全部埋まってしまうほどのワダチとなった上に根っこが出ていて
たくさんの人が埋まっているとかいないとか・・・( ̄∀ ̄;)汗
チュルチュルの下りで。shirukoりん、がんば!
Photo:あそびにいぐべ
奥の栗林周辺はこんな感じだったらしいです・・・。
泥の川に流されそうなサイズのminicoさん。
もう全身泥だらけで、ウエアの色もわからないけど、たぶんへーちゃん。
周回チェックの本部前はいつの間にか川と化し、
昨日とはまったく違う様相を呈していました。
スタート直後に大混乱となった大坂は時間がたつほど路面が荒れて
見るからに、どんどん難しくなって行きました。
結局、途中からはもっと楽な下のショートカットコースもOKとなったようです。
しかも、ショートカットコースに比べて大坂は、
いわゆる「男道」のように「難しいけれど距離が短い」というわけではなく
「挑戦と征服の喜び」だけが楽しいコースだったようですが^^;
とにかく無事に周回をこなすことを目標としてショートカットをする人と、
時間的には損と知りながら、敢えて何度も大坂に挑戦する人に分かれました。
Y2は「レース」ではなく「運動会」だから
そういう人がたくさんいてもいいわけですが
見ている私からしたら、大坂を越えた人には3回成功したら周回数1周くらい
プレゼントしてもいいのに、と思ったくらい難しそうでした。
doronqoさまは、真っ向から大坂に挑戦し続けていました。
ああ、残念!あと少しというところで、
どうしてもマシンが右へ持って行かれてしまいます。
段が付いているここが鬼門となっていて、何人もの人が
ここで弾かれて右か左に逸れて転倒していました。
と、そこへ・・・
「絶対大坂挑戦組」のいぐべ父ちゃん登場。
よし、行ぐべ!
「何が違うっぺした・・・・」と、通り過ぎたいぐべ父ちゃんと
通り抜けたコースを見つめて、立ち尽くすdoronqoさま。
大丈夫ですよ、doronqoさま。
いぐべ父ちゃんも行く時は行きますが、
行けない時は、行けませんから。(証拠写真↑)
たぶん本人が言うとおり、大坂を上る回数も降りる回数も
いぐべ父ちゃんが一番だったと思われます。拍手!
閑話休題。もう一度挑戦したけれどやはり弾かれてしまい、
押して長い泥の坂を降りてきたdoronqoさま。
「どうしても登らなくちゃいけませんかね?」とピットの@BOSSに聞くと
「いや、他の人は結構下のコースを走っていますよ。」
「えっ!?( ̄∀ ̄;)汗」
ショートカットコースがオープンになった事を知らなかったんですね。
これを聞いて心が折れてしまいませんでしたでしょうか・・・・・・。
でも、走らなかった私が言えることではないけれど
挑戦したことは、絶対にムダじゃないし力になっているはずだと
@BOSSが言っていました。そして私もそう思います。
本部小屋で晶姉さんに励まされているdoronqoさま。
もうこの時点で自分からやめている人もいたし、洗車をしている人もいたし、
「運動会」なんだからそれはそれで自由だけれども
やっぱり最後まで走った人だけがつかむ物ってきっとあると思います。
みんなの辛そうな姿を見ていたからよけいに、
ゴールでチェッカーフラッグを受ける一人ひとりを迎えていたら
なんだか涙が出てきてしまいました。
EUな方、ゴール!お疲れさまでした!
ど、どちらの部族の方ですか・・・( ̄∀ ̄;)汗
へーちゃんもゴール!いい笑顔です。
doronqoさまゴール!よかった、笑って帰ってきた!
shirukoりんゴール!
へーちゃんが「今回シルコはよくやった」って褒めてたよ。
せっかくのツーショットなのに、雨でにじんでごめんなさい。
EUな方。ひどい顔だけど、なんかカッコイイです。
晴れやかなうーたん。おめでとう!
minicoさんもお疲れさまでした。
コースの奥は見えなかったけれど、他の人のマシンがホイールまで埋まるワダチなら
minicoさんのTTRはハンドルまで埋まりそうだったんじゃないでしょうか。
自分と勝負して、チェッカーフラッグを受けた人だけが持つ笑顔。
泥だらけででも、この時の顔が一番きれいだと思います。
jimaくんも、後ろでこそっと映っている居酒屋よちゃんさんも
ホントにホントにステキな笑顔です。
そして、この中に加われなかった自分を
自分で決めたこととはいえ、やっぱり残念に思います。
今回のトップ3。1位吉澤さん、2位QQさん、3位ナメックさん。
EUな方は7位、doronqoさまは38位でした。
EUさま、doronqoさま、ブルジョワシャワーのご用意ができました。(笑)
EUさま、渾身の演技をありがとうございます。(笑)
愛あるシャワー♥
そうでない人は一人さびしくロンリーシャワー。
そうそう、もう2人、私の心に残った人がいました。
Photo:あそびにいぐべ
一人は前回に続いて「タヌキ」を取ったというS谷さん。
「再会タヌキ」を取ったということは、一方で最下位という不名誉ではあっても
もう一方で「完走した」という証でもあります。
今日のマディの中、心が折れることなく完走したというのは
本当にすごいことだと思います。
Photo:Masato's Something New
もう一人はゼッケン#4を付けていた女子、マッキーさん。
明らかに山を走るのは慣れていない様子でした。
一生懸命、文字通り必死で走っていたTTRがいたのですが、
終わってから、がべじんさんが紹介してくれたのが彼女でした。
セローでの林道ツーリングしかしたことがなかったけれど、
オフロードにも興味はあったそうで、kikiちゃんのTTRを借りて
誘われてやってきた初エンデューロが「雨のチーズナッツ」。
慣れないキックでエンジンがかけられず、
1周半で残念ながらリタイアとなってしまったそうですが
でも、この状況で1周したのだからすごいです。
自分のマシンがほしい、WOMEN'S Xにも出てみたい、
Y2の後にそう言っているのですから、
がべじんさん、やっぱりあなたは自分で言うとおり
有望な、すばらしい新人さんを発掘したと思います。(笑)
一台、また一台とチーズナッツを後にしていきます。
次はいよいよ日高ですね。
今回、お二人にきっかけをつくって頂いてやってきたチーズナッツ。
怪我をしているから無理はしないと思っても、
なんだか走らずに見ていることが少し後ろめたかった私です。
まあ、明日のMRIの結果を見て、今後安心して走った方がいいというのは
@BOSSとも決めたことなのですけれども。
でも、私自身は走れなかったけれど、
雨のチーズを他の皆さんが必死に走る姿を見たことは
私の中で夏のモードからシフトチェンジをするいいきっかけとなりました。
次回のY2-R4は、ケガをしっかり治したら、一人でも必ず出ようと思います。
雨が降ったら、私は多分一周できるかどうかわかりません。
定義で心が折れた時のようになってしまうのかもしれません。
でも、去年のWOMEN'S Xの時のように、
出来なくて泣く思いを久しぶりにしてみたい。
今日のY2を見ていて、心からそう思いました。
皆さん、本当におつかれさまでした。
投稿者:かまた posted at : 23:45 | コメント (12)
2010年09月11日
ワイワイ準備中
走れるかどうかわかりませんが、
Y2の準備をしています。
一応@BOSSのゼッケンも作っています。
@BOSSは自分のゼッケンが「116」か「119」か知ってるのかな?^^;)
ケガをしているくせに無理をするな?
はい、無理はしません。
なぜなら今回は・・・・・・
強力なパートナーがいるからで?す!
というわけで、日曜日は久々のチーズナッツです。
ご無沙汰している皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。
投稿者:かまた posted at : 10:54 | コメント (5)
2010年05月18日
Y2-Cross第1戦
トライアルアカデミー前日の金曜日、
@BOSSは翌々日のY2-Crossに向けて、
doronqoさまから譲っていただいたKTM85の整備をしてくれました。
(今回@BOSSは参戦しません。)
私が自分でやったことといったら
doronqoさまのゼッケン30を取り(-人-)
今回のY2用の75に貼りなおしたくらいですが。^^;
そして、土曜日のトライアルアカデミーを終えて
いよいよY2-Cross当日の日曜日。
朝7時半にチーズナッツに到着しましたが、私たちは遅めで
もうほとんどのエントラントが到着しているようでした。
本日の私の相棒、KTM85。
乗るのは今日で3回目ですが、まあ何とかなるでしょう。
(てか、何とかしなくては。)
この日はGASGASの試乗会もありました。
おお~初めて見ました、「居酒屋よちゃん」。
こんな朝から・・・もしかして、24時間営業なんですか??
おはようございます!やる気みなぎる笑顔のjima君。
そしてやる気みなぎるデカールのjima号。
この朝も、悩みの森の妖精は
ニーブレイス比較研究に余念がありません。
へーちゃんのと私のニーブレイスとの長さの違いをチェック。
朝9時30分、和やかな雰囲気で始まったライダースミーティング。
今回は初戦で、しかも天気がよいので、
参加台数が140台以上と、かなり多めだとか。
Photo:あそびにいぐべ
不肖わたくし、ワイワイどビギナーであるにも関わらず
くじ引きで「一日会長」なるものを仰せつかり、
訳もわからず前に座り、挨拶までさせていただく始末。
今年のY2は、成田匠さんのそっくりさんが参戦されるそうで
こちらがその「成田タク似」さんです。
楽さん、激写モードに入っています。
「え~、よく似ているって言われます」・・・でしょうね(笑)
昨年のシリーズチャンプ、いぐべ父ちゃんが熱き思いを語ります。
スタート5分前。約140台が一斉にエンジンをかけ始めます。
レース初心者のくせに、前から3列目に並んだ私を
きっと@BOSSは「遅いくせにアホか・・・」と思って見ていたことでしょう。
10時、一斉スタート!ひゃ~~~~!!!!
とにかく最初は巻き込まれて転ばないようにだけ気をつけて走らなくちゃ。
しばらく様子をみながら走ってみましたが、
昨日のアバラの痛みはやっぱり退かず(泣)
フープスのようなデコボコを走ると、立っても座ってもわき腹に響きます。
が、我慢できないほどではありません。
たぶんこのまま3時間行けそうな気がします。
(CRF150で走って引き起こしばかりしていたらダメだったかも・・・^^;)
私の右隣り、白いウエアは成田タク似さんですね。
最初の一周は、ついて走ってくださったようです。
(@BOSSに後から聞いて知りました。)
Photo:ひぐらし
成田さんは途中で爽やかに手を振って走り去って行かれました。
そして、前方に人がいても詰まっていても、他の人と全く違うラインで
迷うことなく、スル~っと走りぬいて行かれました。
Photo:ラパスでTECATE
参戦しない@BOSSは、ピットで給油をしたり、プラグを変えたり
みんなのサポーター(というよりお世話係?)として大活躍。
乗れなくても楽しい一日だったようです。^^
今回は同じチームであるミワ家のお二人が
全日本エンデューロ山都2DAYSに参加のため不在だったので
私一人で走ったわけですが、とにかく給油以外休まずに走ってみて
3時間という未知の領域を体で知ろう、と思って参加しました。
(その前に、エンデューロ自体が未知の領域ですが^^;)
Photo:ひぐらし
1時間が過ぎる頃には、疲れているつもりはなくても
始めの頃にはなかった「とっちらかり」が始まりました。
ワダチのへりを走ってしまい、ふらついて堪えられなくなったり、
2ストなのに、モーモー言わせたかと思うと、
シフトアップでいきなりバビューンとつながってシツゴツしたり。
2時間が過ぎると、なんでもないところでよく転ぶようにも。(泣)
でも、CRF150でオーランドを走って、キック地獄を味わった私としては
このKTM85のキックの軽さ、掛かりのよさは
まるでセル付きのようです。゚。( ̄▽ ̄)ポワーン
「会長!アバラの具合はどうですか?」
パドックに戻るたびに、からかって心配してくださる成田さん。
ピット前をスタンディングで疾走するshirukoりん。
Photo:ラパスでTECATE
楽さんonシェル子。
頚椎を痛めてしまってから、実に7ヶ月ぶりにバイクに乗ったという楽さん。
今日はリハビリを兼ねて、様子見のため2周くらいだけということで出発。
結局1時間ちかく走ったようですが・・・^^;
Photo:あそびにいぐべ
楽さん転倒!!Σ(゚□゚;)
Photo:あそびにいぐべ
そして、カメラに向かってガン見。さすがです。(笑)
Photo:あそびにいぐべ
この渋滞の元凶は、明らかに私ですよね。(泣)
後ろの皆さん、すみません、すみません。
(この写真、いぐべ父ちゃんとこでは、とんでもないフィクションで
公開されていましたが。( ̄∀ ̄;)汗)
いぐべ父ちゃんと言えば、何周か前と同じ場所で
ワダチをはずれてバイクを谷側にずり落としてしまった私を見て
「おんなじとこで、おんなじ失敗しないの!」
そう言って、走り去っていきましたが、
マシンをうんうん唸って引っ張り上げながら
「んだなあ。周回コースなんだもんなあ」とホントに反省しました。
Photo:ひぐらし
毎周♪ヒューヒュー言いながら抜き去っていくあんないにんさん、
「がんばれかまたさん!」と声をかけて抜いた私の目の前で
みごとに転んでみせてくれたモズ君、
「会長!がんばれ」いろんなところで声をかけてくださった皆さん、
本当にありがとうございました。
チェッカーフラッグを受けてピットへ。
パドックでいつもカメラを抱えて待ち構えてくれる楽さんと
妙に立派なひげを生やした居酒屋よちゃんさん。(笑)
Photo:ラパスでTECATE
3時間終了、おつかれさまでした!
@BOSS、サポートありがとうございました。
走りは情けなかったし、アバラは痛むし、
とにかく課題山積みですが、でも楽しかったなあ。
ヨシおじちゃんもやりきった顔。(放心状態?)
レース中、声をかけてくれてありがとう。
しどきだけじゃなくて、ここでも競って走れるようになりたいです。^^
shirukoりんの白い顔も、ほこりで真っ黒。
でも、どの人もこの時の顔が一番きれいだと思います。
そして私のアバラを直撃したうーたんのかわいいひげ。
なんだか仔犬かウサギみたいです。(笑)
成田タク似さんは、ひげがあっても爽やかです。
楽さんが、美味しそうにお薬を飲んでいます。
まあ特別な画ではありませんが。(笑)
身長139cmのminicoさんがまたがると、
小さなKTM85もフルサイズに見えますね。^^;
表彰式にて、本日のTOP3。
1位阿部さん(中央)、2位吉沢さん(右)、3位へーちゃん(左)。
Photo:ひぐらし
そして、今回の「再会タヌキ」は楽さん。
タヌキと言ったって、楽さんはリハビリ中で
1時間半くらいしか走っていないわけで。
でも、走れるヨロコビにあふれた、とっても素敵な笑顔ですね。^^
次回楽さんに会えるのは第2戦?それとも北海道でしょうか。
スタッフの皆さん、マーシャルの皆さん、
そしてエントラントの皆さん、本当にお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
また第2戦もよろしくお願いします!
さて、片づけが終わった後は、
チーズナッツパークから車で5分という、ヒラタケお勧めの温泉へ。
コテージ風の素敵な「沼尻高原ロッジ」、日帰り入浴は500円です。
そういえば、あやさん、チェッカーフラッグを受けた後に、
もう一周走ったんだってね。お疲れさま。(笑)
ひゃ~~~、気持ちいいいいいいい。
みんなで何十分入っていたことか。
この時、doronqoさまからメールで
「山都2DAYS、Wクラス優勝しました!」の朗報が!
doronqoさま、おめでとうございます!
さっそくみんなからお祝いの写メを。パチリ!
(一番後ろのムンクみたいな人は誰?( ̄∀ ̄;)汗)
これからピザを食べに行くというみんなと別れて、
「それいけウトロ号」は新潟方面へ。
きれいな夕焼け。楽しかった一日が終わります。
去年のちょうど今頃、WOMEN'S Xで初めて「お山」を走って
途中の「V字谷」と呼ばれる場所やワダチにびびりまくり、
「山は怖い」という印象を植え付けられたチーズナッツパーク。
あれから1年、スピードこそ全然出せないものの、
つい先日の「お山遊び」と今日のレースで
「山って楽しいかも」と教えてもらったのもチーズナッツパークです。
私はまだまだY2をかじったばかりですが
たくさんの方がこのレースを愛する理由がわかる気がします。
初めてでも、下手くそでも、暖かく迎えてくれて、
目を三角にして走る人も、目をまん丸くして走る人も、
全日本クラスの人も、私のような初心者も、
みんな同じコースを走って、声掛け合って、応援し合って、
知り合って、次回はライバルになったり、サポートし合ったり、
ちょっとだけの顔見知りだったあの人とも、この人とも
一気に「仲間」になれるレース、だから「ワイワイ」なんですね、きっと。
Y2に誘ってくれたtaishoさん、本当にどうもありがとう。
次回はご一緒できますように。^^
【本日のおまけ】
月曜日、念のため近所の整形外科に行ってきました。
レントゲンの結果、骨折はなかったようですが
骨に一本の妖しい線があるそうです。
「ここを押すと痛いですか?」と
私の左右の鎖骨の間をぐぐっと押されると、左わき腹に
ピキーン━━━\(゚∀゚)/━━━!!!という痛みが走ります。
「肋骨はどうしようもないから、痛いなら乗らない方がいいよ。
痛みがなくなるのは3週間くらいだから。」
ということで、骨を固定するための「バストバンド」なるものを
寝るとき以外は巻いていることに。
看護師さんにちょうどいいテンションをかけて巻いてもらうと、
確かに手で押さえている時のように痛みが和らぎます。
でも気になるのは看護師さんが、
何も言わないのに、このサイズを持ってきたことです。
(しかもちょうどよかったんですけど。泣)
・・・・・にしても、これには腰が抜けました。
投稿者:かまた posted at : 23:00 | コメント (21)