2010年06月24日
WOMEN'S X じゅんたろう編
photo:Off-Road Paradise Z(・・・またまた加工して使ってすみません!(><))
【プロローグ】
「このメールフォームはまだ生きているでしょうか?」
私がこのメールに気づいたのは、
届いてから5日ほどたってのことでした。
それは愛犬バニウトロが生きていた頃に綴っていた
もうひとつのブログのメールフォームから届いたものでした。
「わたしは隣県(長野)に暮らし、
かまたさんと同じような体格でバイクに乗る女子です。
免許を取って以来、憧れの750ccに乗りつつ
バイク歴だけはかれこれ×年になるのですが
近年はオフロードに目覚め、初参戦のゆる~いレースで
こてんぱん!になったことをきっかけに
ナンバーのないバイク(レーサー)で
どうやって上手くなったらいいのか
頼る人もなく、ただいま悩みに悩み中です。
ダンナはわたしにバイクを教えてくれた師匠なのですが、
オフを始めたのは一緒なので、二人で手探りしながら
なんとか上手になりたいと思っています。
空回りするやる気と自分のスキルのなさのギャップで
打ちひしがれている時、ダンナがかまたさんのサイトを教えてくれました。
さっそくいくつか記事を読ませていただいたのですが
かまたさんの前向きさ、行動力、
@BOSS様の的確なアドバイスに心を打たれました。
読み逃げで失礼させていただきましたが、とても勉強になりました。
また、バニウトロちゃんの記事にも感動しました。
一緒に過ごした最後の3週間のこと、
バニウトロちゃんから教えてもらった多くのこと、
かまたさんのやさしさと強い思いがしっかり伝わってきました。
その日、家へ帰るクルマの中で、ひとり号泣してしまいました。
顔を真っ赤にして、目から鼻から水分をだしまくりながら帰宅した嫁を見て、
ダンナはとても驚いていました。(そりゃ驚きますよね)
実はわたしの実家(我が家の向かい)にも犬がいたんです。
シェットランドシープドッグの「たろ」は14歳で、つい先日亡くなりました。
祖母の運動のために家にやって来たのに、散歩が嫌いな内気な犬で、
クローズした庭で放し飼いをしていました。
年寄りなのでこの頃は耳が聞こえなくなって、目も悪くなっていたのですが
悲しいことにある日の朝、起きたら、池に落ちて冷たくなっていたのです。
昨年、実父が亡くなり、池にはいま魚もいないので、
池は底を抜いて埋めてしまおうと話していた矢先です。
※さっき気づいてビックリしたのですが、バニウトロちゃんと同じ5月2日でした。
車中の号泣は、そのショックがまだ消化できていなくて
バニウトロちゃんとダブって涙袋のふたを開けた感もあるのですが、
よく考えると、かまたさんのようにちゃんと現実に向き合えてるのか、と
自分に問いかけて、比べて、ふがいない自分に
また切なくなったような気もします。
・・・長々と自分のことばかりペラペラしゃべって申し訳ありませんでした。
いつかバイクでご一緒できる日を願いつつ、
たぶん今後も読み逃げばかりで失礼かと思いますが、
勉強させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。」
突然届いていたこのメールに、
なんとも不思議な縁を感じずにはいられませんでした。
バニウトロと同じ日に亡くなってしまった「たろ」ちゃん。
オフバイクを手探りで練習しているじゅんたろうさん、
そして、ブログを読んで何かを感じてくれ
「ふがいない自分」に号泣して帰ったという話・・・
私はお礼のメールを書くとともに、
一ヶ月後にせまったWOMEN'S Xへの参加を勧めてみることにしました。
というのも、私は2年前にバニウトロが病気に倒れ、
その死に際に必死に命の灯をともして戦っていた姿から
バニウトロを見送った2ヵ月後、無性に何かに挑戦したくて
いきなり無謀にも、@BOSSに勧められるままに
「北海道4DAYS」というSSERのラリーに挑戦した経験があります。
(結果は鎖骨骨折のリタイアでしたが。泣)
目標を決めて、それに対して無我夢中で練習して、
今まで経験したことのない自分に挑戦する。
私はじゅんたろうさんに、そんなふうに自分の殻を破るような
同じ思いを経験してほしいなと思いました。
それに、女子がオフの幅を広げたり、女子オフ友達をつくるには
WOMEN'S Xは最適の場だと思っていたので・・・。
「でも、私に言われたから、ではなくて
じゅんたろうさんが『出たい!』と思ったらぜひ出てくださいね。
レース中、辛いことがあったら
『たろちゃん』のことを思い出せば、きっとがんばれると思います。」
そんなメールを送って数日後、
「エントリーしました!」という返事が届きました。
オフをやっているダンナさまの友だちに
「ウイメンズとはお目が高い!」と言われたそうです。(笑)
きっとじゅんたろうさんなりに、「何か」に挑戦したい!と
思ったに違いありません。
それからレースまでの数週間、
「MXコースを走ってジャンプで飛んで救急車で運ばれました」とか
「土曜日に軽トラの『けーた君』にETCをつけてきます!」とか
私の想像を超える勢いのメールが何回か届きました。
いったいどんな人なんだろう・・・・・・・( ̄∀ ̄;)汗
【前日スクール】
そして6月19日の朝。
軽トラに乗って片道500kmを越えてきたじゅんたろうさん夫妻と
信州のりもの倶楽部のみなさんです。
はじめまして!ようこそチーズナッツへ!
じゅんたろうさんは、なんだかずっと以前からの友だちのように
とってもフレンドリーな人でした。
「私もチームアトラスと同じでアルパインスター大好きです。
洗濯しても色落ちしないですもんね!」
いや、あの、そーゆー理由じゃなくて
ただカッコいいから好きなんですけど・・・( ̄∀ ̄;)汗
こちらが、WOMEN'Sに参加するために
先週ETCを取り付けたという軽トラの「けーた」君。
なんか書いてありますね。
「ゆっとくけど、下手くそですデス♪」^^;
テントを立て、スクールの準備をしていると、
「かまたさん、かまたさん。」
じゅんたろうさんが私を手招きしました。
「これ、ダンナがいつの間にか貼ってくれたんです!」
あ!いけべいステッカーだ!
じゅんたろうダーリンさん(以下、「じゅんダーさん」)のマシンにも
ちゃんと貼ってあります。
いけべいは「池の平温泉スキー場」のマスコットで、
弊社アトラスがデザインしています。
(ちなみにモデルはバニウトロです。笑)
じゅんダーさんは、そんなことを知らずに貼ってくれたらしく
なんだかますます不思議な縁を感じます。
午後1時、いよいよスクール開始です。
私もさやか嬢も、初心者クラス、
通称「絶対一周させてみせますクラス」に入りました。
今年は意外ととこのクラスが人気で13名が参加。
もちろんじゅんたろうさんも一緒です。
3人の講師の先生について、まずはコースをゆっくり走ってみることに。
ちなみに@BOSSもバックマーシャルのように
念のためさやか嬢について、サポート兼カメラマンとして
同じくこのクラスに参加してくれました。
が。
今年は私やさやか嬢のスクール写真や映像はほとんどありません。
なぜならこの後@BOSSはほとんどつきっきりで、
じゅんたろうさんをサポート&撮影することになったからです。^^;
最初はみんな一緒に移動していたスクールだったのですが・・・
いつの間にやらじゅんたろうさんは、シュッとしたマーシャルの方と
完全マンツーマンになりました。(まるで去年の私だ・・・( ̄∀ ̄;)汗)
ワダチのある水たまりで、立ちすくむじゅんたろうさん。
「なぜそのラインに!?」と思いつつ、カメラをまわす@BOSS。
じゅんたろうさんはこの日、5回水たまりで転倒したそうです。
あとで私たちと合流したときには、オレンジだったはずのウエアが
完璧な迷彩色になっていました。Σ( ̄⊥ ̄lll)
スクール後、夕方行われた女子ミーティングで
ミカリク選手に「今日はどうでした?」と聞かれて、
「今までの人生で一番疲れました」と答えていたじゅんたろうさん。
この夜、チームアトラスは二次会には参加せず(すみません^^;)
普段どおりのペースを守り、東洋健康センターへ移動しました。
チーズナッツを出発して間もなく、
「あっ!」
「どうした!?」
「じゅんたろうさんを忘れた!」
ここのところ、連日の残業で疲れきっていた上に
今日のスクールでヘロヘロになっていたじゅんたろうさんも
できれば私たちと温泉センターでゆっくり寝たい、と言っていたのに
忘れてきちゃった!Σ( ̄∀ ̄;)汗
急いで電話してメールして、迎えに戻ろうとしましたが
じゅんたろうさんとは連絡が取れませんでした。
ごめん、じゅんたろうさん・・・・。
翌朝聞いたら、信州のりもの倶楽部のメンバーで温泉に行って
チーズナッツに戻り、女子二次会の前に
軽トラの中で30分ほど仮眠をとろうと横になり、
気付いたらそのまま朝を迎えてしまったそうです。
(まるで期末テスト前日の一夜漬けとそっくりですね・・・( ̄∀ ̄;)汗)
【レース当日】
6月20日 いよいよレース本番。
おはようございます!よかった。
すっかり体力を回復したらしい元気なじゅんたろうさん。
じゅんダーさんがにこにこXCに参加するのでカメラを手に応援です。
ですが実際には、やはり相当緊張していたらしく
にこにこXCのレースを見ていたら、緊張で涙を流していたそうです。
大丈夫か、じゅんたろう!?^^;
12:00 WOMEN'S Xスタート。
photo:やまちゃんのCRF冒険記
ここでも緊張していたらしく、フラッグが降りたのに
バイクが進まない!どうして!どうして!と思ったら、
・・・・・ニュートラルだったそうな。( ̄∀ ̄;)シッカリ!
でも、
photo:やまちゃんのCRF冒険記
お?
photo:Off-Road Paradise Z
おお!なんだか昨日と全然違うじゅんたろうさん。
あとで聞いた話ですが、
前日スクールでシュッとしたマーシャルの方から習い、
半クラッチが使えるようになったことで、
マシンが不用意に止まることがなくなったそうです。
photo:楽しい作戦FAT FOX
ピットインで給油。愛情とガソリンは60:1?80:1?
photo:Off-Road Paradise Z
なんだかとても楽しそうな笑顔で走っていますね。
昨日の悲壮感に満ちた顔とはまったく違います。
じゅんたろうさんは90分が終わる2分前にチェックポイントを通過し
ぎりぎりでもう1周走ることができたそうです。
photo:Off-Road Paradise Z
ゴーーーール!とうとう完走です!おつかれさまでした!
photo:Boss_vzu
ゴール後、パドックでダーリンと仲間に迎えられ
泣きじゃくるじゅんたろうさん。(TдT)
昨日のスクールで、じゅんたろうさんにずっとついていた@BOSSは
「この人をWOMEN'Sに誘ったのは酷だったんじゃないか・・・」
とすら思っていたそうですが(笑)
そんな昨日があったからこそ、よけいに
今日のその涙が輝いていますね!
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「かまたさん!ありがとうございました!」
顔を洗って、着替えたじゅんたろうさんがやってきました。
おつかれさまでした!完走おめでとう!
「ホントに出てよかったです!」
そして、じゅんたろうさんは声をつまらせ
顔をくクシャクシャにしながら言いました。
「かまたさん・・・・」
なに?^^
「私、3位に入ったんです~!(泣)」
な、なに~~~( ̄∀ ̄;)汗
もう、抱き合って喜び合いました。
本当に私まで涙が出そうでした。
すごい、すごいよ、じゅんたろうさん!
最後に逆転満塁さよならホームランです!うわーん。+゚(゚´Д`゚)゚+。
「@BOSS、@BOSS、じゅんたろうさん3位だそうです!!!」
昨日のスクールでじゅんたろうさんにつきっきりだった@BOSS。
見ると、まさか!信じられない!(失礼!)といった顔でしたが、
泣きながらお礼を言うじゅんたろうさんを見る@BOSSの目に
何と!キラリと光るものが。
(本人は「違う違う」と照れていましたが、見間違いではありません。)
photo:JOKさんのサイト
「昨日のスクールは人生で一番疲れましたが、
今日のレースは人生で一番頑張りました!」
感動のコメントに、会場中から大きな拍手が。
昨日講師をしてくださったシュッとしたマーシャルの方もこれを聞き、
とても嬉しそうにうなづいていらっしゃいました。
おめでとう、じゅんたろうさん!もう最高の気分です。
こんな結末、誰一人予想しなかったはず。
なんと言っても、じゅんたろうさんが一番驚いているのですから。
だから私はこんなドラマが生まれるWOMEN'S X、
特に、初レースという大きな壁にいろんな思いをもって
挑戦する人の多いWX-Dクラスが大好きです!
【エピローグ】
最後に、これからも読み逃げ専門と言っていたじゅんたろうさんが
勇気をふりしぼって(?)書いてくれたコメントを
ここに抜粋転記しておきます。
「Women's X、お疲れさまでした!
ありがとうございました!!
ひと月前、かまたさんに巻き込ま・・・誘っていただいてから
あれよあれよという間に事が転がり、うちの軽トラのけーたくんには
ETCが取り付けられ、イベントテントやコンテナボックスも追加購入され
(思わずルーフキャリアまで買っちゃうとこでした)
まさにドキドキワクワクの楽しい1ヶ月でした。
けれどイベントそのものは、それを数倍も数十倍も上回る
たいそうエキサイティングなもので
心にも体にもたいへんな刺激になりました。
ちょっと若返りもしたと思います(笑)。
Women's Xがかまたさんおススメのわけを体で実感しました。
思い切ってエントリしてよかったです~。
前日のスクールでは
@BOSSさまには多大な御心配をおかけし
さらにさやかちゃんのための記録動画もわたしが奪ってしまい(たぶん?)
申し訳なく思っております。
生まれて初めてのことが多かった2日間でしたが
あんなに泥んこになったことも生涯初めてでした。
来年はわたしももうちょっと走れるようになって
クラス違いで参戦できるようにががががんばります。」
ということで、じゅんたろうさん、来年参戦確定!(笑)
じゅんたろうさん、本当におめでとうございました!
たろちゃんもバニウトロも、きっと虹の橋の向こうで
バウバウ喜んでいると思います。
そして私もようやくバニウトロに報告することができました。
バニウトロ、ありがとう。私もやったよ!
投稿者:かまた posted at : 11:45 | コメント (25)
2010年06月22日
WOMEN'S X 2010
photo:Off-Road Paradise Z(・・・加工して使ってすみません!(><))
たかがWOMEN'S、されどWOMEN'S。
去年までの一年は「北海道4DAYS完走」を目指して練習してきましたが、
この一年は「WOMEN'S X」を目指して練習してきたといっても
過言ではありません。
WOMEN'S X。この「女子だけ」の特別なレースには、
去年のWOMEN'S Xの日から、すでに再チャレンジを決めていました。
でも実は、今回のWOMEN'S Xにエントリーをするに当たって
昨年オフ歴2ヶ月の初レースでしょっぱい涙を流した私は、
同じWX-Dクラスでリベンジをしたい気持ちはあったものの、
さらにオフ歴が浅く、お山経験もないさやか嬢と
同じスタートラインに立ってもいいのか少し悩みました。
そこで@BOSSに、
「さやか嬢がDクラスなら、私はCクラスでしょうか・・・」
と聞いたら、@BOSSからの返事は、
「あんた何言ってんの?まだポディウムにも乗っていないくせに。
結果を出さないままCクラスに上がって曖昧にするんじゃなくて、
Dでちゃんとポディウムに乗って卒業してから上のクラスへ行きなさい」
というものでした。
ポディウムに乗らないと上に行ってはいけないなんて
もちろんWOMEN'S Xにそんな決まりはありません。
上級中級(AとB)は120分、初級(CとD)は90分という違いはありますが
どのクラスにエントリーするかはあくまで自己申告制です。
でも@BOSSの話を聞いて、私は「ひとみさん」を思い出しました。
一昨年は初レースで思うように走れず、その悔しさに一年間練習して
翌年(去年)はDクラスで見事に優勝した方です。
そうだな、決まりはないけれど、あれが正しい姿だな、うん。
そう思って、今年もWX-Dクラスへのエントリーを決めました。
実際には、@BOSSの言う「ポディウムに上がって卒業する」は
「Dクラスで優勝」を意味しているに違いありません。
でも、例えばさやか嬢と私だけを考えても
明らかに私の方に分があります。
だから今回は、自分でも更にハードルを上げて、
Dクラスでポディウムを目指した上で
Cクラスを合わせた中でもポディウム、そして
できればBクラスのリザルトにも食い込む!というのを
密かな目標として臨みました。
---------
そして迎えたWOMEN'S X当日。
誰ですか?雨だなんていったのは。( ̄∀ ̄;)汗
午前中は「会津にこにこXC(2時間)」が開催されます。
参加台数は約140台。
前日のスクール時は少し霧雨っぽかったけれど、
レース当日、心配していた雨も降らないかわりに、
30度を越す、蒸し暑い天気に。
気温は朝からジリジリ上がってきています。
にこにこXCには、リハビリを兼ねて
@BOSSもミニモトクラスで参加します。
8:45、スタートラインに並んだ@BOSS。
@BOSSとさやか嬢。
9:00 スタート!
梅雨の晴れ間で蒸し暑く、応援しているだけでも熱中症になりそうな中、
140台のマシン、特に(男子であっても)デビュークラスの人が
疲れと暑さに必死で戦いながら走っているのを見ていたら、
途中、カメラはさやか嬢にまかせて
応援をせずにいられなくなりました。
全ライダーに「頑張って!」と叫びながら
両腕を上げて応援していたら
レース前にすっかり腕があがってしまいましたが。^^;
でも、どの人もどの人も一生懸命で
見ている私にもふつふつと勇気が湧いてきました。
さて、今回のにこにこXCには、約16年ぶりに
「エンデューロ」という種目のスタートラインに並んだ@BOSS。
正月の骨折&手術からの復帰リハビリという名目で、
ミニモトクラスにCRF150でエントリー、
それなりのリザルトも目指していたはずですが
50分過ぎの周回でなかなか帰って来ませんでした。
photo:ミワコング
後で聞くと、コース一番後半の沢(川)渡りの部分で
2台のバイクが止まっていて前がつかえていたので、
ちょっと草の生えている川の脇をすり抜けたら
そこはポッカリと口を開けた崖の様にえぐれた部分で、
とっさにバイクから離れたけれどバイクはフロントから前回り。( ̄∀ ̄;)マジ?
取りあえずそのまま下までは落ちずに済んだそうですが
逆さになったバイクを引き起こしリカバリーしたものの、
エンジンを掛けて走り出すまでに、すっかり体力を失ったそうで、
おまけにゴーグルを外してみると右目のコンタクトまで落としていたので
ここは一度、ピットに戻って仕切りなおした方が良いと思ったそうです。
photo:Off-Road Paradise Z
ですが、いくらそういう状況であろうと
自分がピットに入る姿を見せてしまうと
生まれて初めてレースに出場する姪っ子・さやか嬢までもが
ピットに入ることに違和感を感じなくなってしまい、
ちょっとした苦しさでレースを中断してしまう様な
心に隙を与えてしまうかも知れないと考えた@BOSS。
そのため、転倒以降も、本当は効率的でないと分かりつつ、
とにかく最後までピットに戻らずがんばり続ける姿だけでも見せて
さやか嬢も自分のレースで最後まで
「苦しむ自分」に打ち勝って走り続けてくれれば、と
そんなメッセージを伝えるつもりで走っていたのだそうです。
・・・と聞こえはカッコいいけれど、
骨折後、すっかり筋肉も落ちて細くなった足で、
ヘロヘロになりながら、スタンディングもあまり出来ず
攣った足を交互にのばしながら
リザルトどころでない走りでレースを終えたらしいことは
@BOSSの名誉のため秘密にしておきます。(笑)
11:00、泥で真っ黒になった@BOSSがピットに戻ってきました。
見るからにバテバテですね。^^;
でも、レースを最後まで走りきった人にだけ出るやりきった清々しさは
きっとさやか嬢にも十分伝わったことでしょう。
photo:楽しい作戦FAT FOX
さて、いよいよ次は私たちの番です。
「レース前にお茶とケーキですか。優雅だねえ( ̄∀ ̄;)」と
ドラさんに呆れられましたが、
なんたってレース初心者だもので、
しどきの休憩中とあまりかわらない私とさやか嬢。
実際には@BOSSに言われて、エネルギーを蓄えるために
「まるごとバナナ」を頬張っていただけなんですが。^^;
11:45、WOMEN'S X参加者のマシンがスタート位置に並びました。
12:00 Aクラス、スタート!
クラスごとに1分間隔でのスタートでしたが
Cクラスは人数が少なかったので
希望者はDクラスでもCと一緒にスタートしていいことに。
ということで、C、Dほとんど一斉スタートとなりました。
一周目、普通のワダチのギャップでいきなりエンスト、そしてキック。
上り坂なのでなかなかかかりません。(泣)
こんな何でもないところで止まるなんて、
無意識でもレースで舞いあがっているのでしょうか。
せっかくスタートはいい位置につけたのに、
後ろからどんどん追い越され、キックしながら情けなくなりました。
かからないエンジンにイライラしながら、今年もダメかもと少し弱気に。
ブォン!かかった~!(泣)
photo:Off-Road Paradise Z
コースは午前中のにこにこXCのレースと気温で
かなり泥も飛び、ドライ気味になってきているようです。
どうやら今年は、マディとの戦いではなくて
暑さと、つまり自分との戦いになりそうです。
photo:Off-Road Paradise Z
走りながら、昨夜、ドロみちゃんからもらったメールを思い出しました。
「明日、いえ今日は、『この瞬間のかまた!!』を
存分に味わってきてくださいね。
思い出深い、素敵な一日になることを・・・」
数日前、doronqoさまからもメールをもらいました。
レースに出るに当たって、オーランドの太田パパさんが
doronqoさんに言った言葉で、言い回しが違うかもという前置きで、
「上手い下手は関係ない、どれだけ真剣に、
今もてる力を出し切って走れたかどうか、
それが楽しむってことだよ」
photo:Off-Road Paradise Z
よし、仕切りなおして走ろう!
一年間練習を共にしてきたCRF150を信頼して、
一緒に90分を真剣に走りきろう!
どうか、今の私が全部だせますように!
悔いが残りませんように!
去年は、目の前の石、目の前のわだちを越えることで
いっぱいいっぱいでしたが、
今年は確かに少しできることが増えていました。
できるようになったこと。
直線やMXコースのような広いコーナーは開けていけること、
多少のガレならスタンディングで通り抜けられるようになったこと、
ラインを選んで走るようになったこと、
そして、相変わらず苦手なことは
シングルトラックのわだち、細い道での追い越し、
タイトなターン、etc.etc
走りながらよく頭をよぎったのは、
「考えることと、状況に合わせた操作を行うこと、
そのライダーとしての役割を一瞬でも怠ると、転んでしまう。
操作の放棄は、バイクに対する責任の放棄だぞ!」
と以前@BOSSから言われた言葉でした。
たとえフロントを取られてふらついても、石の上に乗り上げても、
最後までバイクの操作に責任を持ってあげれば
バイクはなんとか持ち直してくれる。
確かに以前なら、少しバイクが滑っただけで
そのまますぐに転んでしまうことが多かったけれど
最後の最後までアクセルとバランスを調整すれば
こんな私の操作でも、マシンは持ち直してまた一緒に走ってくれる。
ガレ場、ワダチ、ウッズ、いろんなところで
この@BOSSの言葉を思い出しながら走っていました。
photo:Off-Road Paradise Z
3周目くらいまでは苦しくて、90分持たないんじゃないかと思ったけれど
途中、マーシャルで走るいぐべ父ちゃんの背中に
「ほれ、何やってんだ、がんばれ!」と書いてあるような気が(勝手に)して
「よーし、やっぞ!」と元気をもらったり、
さやか嬢を抜くときも、顔は見えなかったけれど、
きっといつもみたいにほっぺを真っ赤にして、
一生懸命走っているだろうなあと(勝手に)想像して、またまた元気をもらったり、
4周目に入る頃には、最初の頃より体の調子もよくなってきて
不思議と体力が戻ってくる感じでした。
姫丸さん、EUな方、188さん、ゴロンパさん、そして@BOSS。
各コーナーで皆さんが手を振ってくれるだけで頑張れました。
(見えないところではちょっと休んだりもしましたが、笑)
photo:Off-Road Paradise Z
5周目、時間的にこの周が最後かもしれないと思いましたが、
なんとか4分前にチェックポイントを通過、
あと1周走れると言われました。やった!
けれどこの最終周は20分以内に帰ってこないと無効です。
エンジンさえ止まらなければ帰れるはず。
絶対にエンジンを止めないで走らなくては!
なのにここまでの90分、一度も転ばなかった水たまりのわだちで
前方にスタックしているマシンがあり
少し蛇行しているわだちを選んで走ったら
最後に転倒してしまいましたが
ここでエンジンを止めたら20分以内に間に合わなくなってしまう!と
アクセルだけは離しませんでした。
必死であおりながらバイクを起こして、再発進。
抜けた!よかった!あとはそんなに難しいところはないはず。
落ち着いて、落ち着いて、ゴールを目指そう。
photo:あやべ~旦那さま
ようやくチェッカーフラッグ!
さやか嬢&ブッチー病院のメンバーがピットで迎えてくれました。
結果はわからないし、反省点はいっぱいありますが
とにかく「今の私」としては、精一杯走り切りました。
(もう1周!と言われたら走れなかったかも・・・^^;)
Aクラス、Bクラスのライダーも次々とゴール。
片付けをしていると、kikiちゃんから
「おめでとう、かまたさん」と言われました。
「優勝ですよ!」
本当ですか!?
張り出されたリザルトを確認するために、さやか嬢と本部へ向かいました。
その頃、@BOSSはいぐべ父ちゃんから
「さやかちゃん、凄いですね!」と声をかけられたそうです。
「ありがとうございました、おかげさまで
何とか無事に最後まで走りきってくれましたね~」と答えたら
「違いますよ!さやかちゃん4位ですよ!」
これには本当に@BOSSもびっくりしたそうです。
15:00、表彰式。
Dクラス、かまた、念願のポディウムです。
2位のmasameanさんとは
途中、抜きつ抜かれつを繰り返しました。
正直、今回の優勝は彼女かも、と思っていたくらい、
たんたんときれいな走りでした。
オフを始めて6ヶ月の初レースだそうです。
3位のじゅんたろさんも今回初レース。
「昨日のスクールは、これまでの人生で一番疲れたけど、
今日のレースは、これまでの人生で一番がんばりました!」
というコメントに、会場から大きな拍手が沸きました。
楽しい作戦FAT FOX
Cクラス優勝はぶっちぎりの速さをみせたひとみさん。
というかすでにレベルはBクラスですね。
練習して、毎年確実に上に上がっていくひとみさん、
本当に見習わなくちゃ、と憧れます。
Bクラス表彰。2位の方のマシンはCRF100です。
こういうのって、かっこいい~~~゚。( ̄▽ ̄)ポワーン
このクラスはもう別格です。
マナちゃんとdoronqoさまのデッドヒート、観戦したかったです。
今年も声を詰まらせてのdoronqoインタビュー、
またまたこちらももらい泣きしてしまったではないですか。
トロフィーを手にさやか嬢と。
結局、エンストせずに走った周は一周もありませんでしたが
それでも、へばり気味だった前半に比べて、
後半は不思議と体力も回復し、落ち着いて走ることができました。
コーナーで手を振って応援してくださった皆さん、
どうもありがとうございました。
「がんばれ!」と言っていただけることが
こんなにもレース中に元気と勇気をもらえるのかと
改めて感じました。
マシンの洗車をする@BOSS。
思えば@BOSSはこの一年、
(実際には私がバイクの免許を取るといった日からずっと)
@BOSS自身もライダーとして復活したといっても
@BOSSが自分の練習をすることはほとんどありません。
マシンの準備、移動、練習、片付け、メンテナンス、
最近ではさやか嬢も加わったので、ますます自分の練習はしていません。
だからこそ、今回はどうしても
@BOSSが教えてくれたことの結果を出して優勝したかったし、
結果を出すことが、私の恩返しの唯一の方法でした。
加えてさやか嬢の完走、そして4位入賞は、
どんなにか@BOSSにとって嬉しいことかと思います。
またひとつ目標が終わりました。
WOMEN'S Xはまだまだ小さな大会かもしれませんし、
私にとってはたった2回目でしかありませんが、
私のたった2年のオフバイク人生において、
大きな節目を刻む、大切なレースとなっています。
来年の目標は・・・
(@BOSSにどうせ言われる気がするので、
言われる前に自分で言いますが)
順番で言えば来年はCクラスエントリーとなる私、
でも今から一年あるわけなので、
練習してこなかったことを練習して
来年はBクラスでエントリーします。
そしてさやか嬢はDクラス優勝めざすはずです。( ̄ー ̄+キラーン
【それでは今年も、あなたに会いまショー!】
doronqoさま、いつもいつも今回も、ホントにお世話になりました。
doronqoさまから頂いたおそろいのTシャツを着て。
この直前、さやか嬢に注意されるまで、
私、「後ろ前」に着てあちこちに挨拶してまわりましたが、何か?(泣)
photo:楽しい作戦FAT FOX
顔を合わせたとたんにマナティーが
「教えてもらっても、身内の注意ってきけないですよね。」
とのたまったのはオフレコでしょうか。(笑)
「ほほう。」(by 後ろの@BOSS)
まさか本当に来てくださったなんて!
(いや、信じていなかったわけじゃ・・・・もごもご)
宇都宮から188さんとてんとう虫さん。
応援ありがとうございました!
てんとう虫さんは来年WOMEN'Sに出るそうです。(出るよね。)
今回も片道600kmをトレーラーを引いてやってきたゴロンパ夫妻。
と、その愛犬のゴロンパ犬。
(ごめんなさい、名前聞いたのに忘れちゃった。^^;)
ゴロンパさん、応援ありがとうございました!
ゴロンパ妻さん、北4ではまたまたよろしくお願いします。
Bクラス3位で有終の美を飾ったべこちゃん、おめでとう!
一日も早い復帰をみんな待ってますので、
ダンナさまと二人、しっかりとがんばるよーに!ε=( ̄・・ ̄)
遠く長野から軽トラに乗ってやってきた
WOMEN'S X初参加のじゅんたろさん(前右)と
信州のりもの倶楽部の面々。
はじめまして、やっとお話できた晶姉さん。
なにやら@BOSSは、とにかく晶姉さんが怖くて
近寄れないイメージがあったらしいのですが、
ぜんぶ楽さんが悪いんです。(笑)
ブログを読んでくださっているということで
パドックまで来てくださった青鬼さんたち。
帽子をとったら・・・私どーすりゃいいんですか?( ̄∀ ̄;)汗
photo:ミワコング
お向かいのパドックだったkikiちゃん。
去年のまさに6月20日にケガをして、今回が1年ぶりの
リハビリ出場だそうです。復帰おめでとうございます!!
今回はじめて少しは話ができたような気もするドラミちゃん。
パスタ、ロールケーキ、おにぎり、おにぎり、おにぎり・・・
ドラミちゃん、まさかそれ全部朝ごはんなのでつか???
今日は自転車でマーシャルをするんじゃないか!?
というウワサが一部アトラスでささやかれていた姫丸さん。
私が去年初めてこのWOMEN'S Xに興味をもったのは
一にも二にも、この姫丸さんのおかげです。
記念に一緒に「勇気の出る踊り」を躍ったら、カメラマンの@BOSSから
「え~と、普通にしてもう一枚。」とダメ出しされてしまいました。^^;
ああ、もっとたくさんの方とお会いしましたが書ききれません。
もうすっかり日も暮れて、さあ新潟へ帰ろう、と思ったら
キュル、キュルルル・・・
げげ!バスのバッテリーが!!!Σ( ̄∀ ̄;)
チーズナッツのユンボでバッテリーをつないで助けて頂きました。
芋おやじさま他事務局のみなさまに
最後の最後までお世話になってしまいました。
本当に申し訳ありませんでした。m(_ _)m
最後にとんだオチがついてしまいました。
こうして終わったWOMEN'S Xですが、
当日のレースの模様がよくわかる素敵なムービーを
信州のりもの倶楽部のBoss_vzuさんが編集してくださいました。
(注:@BOSSじゃありません。笑)
出た方も、出てみようと思う方も、ぜひぜひご覧ください。
(私の最初の転倒シーンもバッチリ映ってます。^^;)
なんだかいろんな気持ちを思い出して、
見ているだけで胸がいっぱいになります。(;д;)
Boss_vzuさん、どうもありがとうございました。
photo:あそびにいぐべ
スタッフのみなさん、エントラントのみなさん、
会場で、そしてブログを読んで応援してくださったみなさん、
本当にありがとうございました!
たかがWOMEN'S X、されどWOMEN'S X。
やっぱりこのレースは特別です。
特にDクラス、Cクラスにはいろいろなドラマが生まれます。
次回は私が感動した、そんなお話のひとつを紹介したいと思います。
【追記】
今回、たくさん写真を使わせていただいたOff-Road Paradise Z
通称オフパラのゆーじさんが素晴らしい写真とともに
WOMEN'S Xを「レース」として克明に書いてくださっています。
私のこの、初心者としてのレポートとはまったく違う視点ですので
ぜひ合わせてお読みください。
投稿者:かまた posted at : 01:20 | コメント (48)
2010年06月19日
出発前夜
ようやく去年のWOMEN'S X以来のゼッケン「51」が変わりました。
今度は「46」。また1年間の固定ゼッケンになったりして・・・(笑)
手前から、かまた号、@BOSS号、さやか号。
今回@BOSSは3台のマシンを整備してくれました。
お天気のほうは、前日、当日ともどうやら雨のようですね。
おそらく、先週のチーズナッツとはまったく違う様相を
見せるのではないかと思います。
レースというと、昨年のWOMEN'S Xのレポートに頂いた、
「競技はスタートの前で50%が終わっています。
スタートしてから、今までの50%が何だったのか解かるものです。」
というO&クロさんのコメントを思い出します。
今さらマディだからといってもどうすることもできないし、
この1年が何だったのか、きっと私は身をもって知ることになるでしょう。
その一方で、同じく去年のWOMEN'S Xで聞いた
「レース自体が一番の経験、一番の練習、
レースで化けるライダーも大勢いるんだよ」
という@BOSSの言葉も本当なんだと思います。
練習したこと、練習してこなかったこと、
出来るようになったこと、未だに身についていないこと、
強い自分、弱い自分、いつも注意されていること、ごまかしてきたこと、
スタートしてからの90分間、どんな自分に出会えるのか、
楽しみでもあり、怖くもあります。
WX-D(デビュークラス)はその名の通り
これが初レースで、「レースに出ること」それ自体が
「自分の殻をやぶること」という方が多いと思います。
私は2回目だけれど、今も同じ気持ちです。
WX-Aクラスとはまったく違う次元ですが^^;
私なりの目標に向かって、頑張って来ます。
もっと肩の力を抜いて楽しんで、という声も聞こえそうですが
私にとってのWOMEN'S Xは、そういう場なんです。
たぶんさやか嬢にとっても。
久々に青い日記を書いたけど、今の私の気持ちです。
じゃ、シャリ、行ってくるね。
「ま、頑張ってきてちょ。」
投稿者:かまた posted at : 01:25 | コメント (5)
2009年06月11日
WOMEN'S X姫丸賞
少し戻って、WOMEN'S Xのお話です。
今回初めて参加させて頂いたWOMEN'S Xで
私の心に一番残っているライダーが、WX-D#55の「ナミさん」です。
「姫丸賞」を受賞されたので、皆さんも覚えていらっしゃるでしょうか。
先日のレポートにも書いたとおり、私は4月にバイクを買ってから
10回くらいしどきのMXコースで乗って臨んだものの
初めての自然地形のチーズナッツでは走る以前にエンストしまくりで
前日スクールはただただ途方にくれるばかりでした。
そんな中で出会ったのがナミさんです。
マシンは私と同じCRF150RⅡ。
「下りが怖い」という彼女もまたマンツーマンでスクールを受けていて
マシンと地形に、私以上に苦労をされているようでした。
でも、ナミさんの、真剣に、真っ直ぐにCRF150と向き合っている姿に
私もグチを言っている場合じゃないと勇気付けられました。
私が前日スクールでめげずに(本当にめげそうでした)レースに出れたのは
ナミさんのおかげでもあります。
レース中の#55ナミさん。Ptoto:Off-Road Paradise Z
当日のレース中も、マディ初心者の私は4周目ボロボロでしたが、
コース途中でゼッケン#55を見つけて、
「頑張らなくちゃ!」とまたまた勇気をもらいました。
ナミさんの背中から、懸命さが伝わってきたからです。
WX-A、WX-Bの皆さんからは声で励ましていただきましたが、
ナミさんからは言葉でなく走りで励まされました。
WOMEN'S Xに出た方には、おそらく
お一人お一人全員にそれぞれのドラマがあったと思うのですが
私はナミさんのお話がぜひ聞きたくなりました。
どうしてあんな風に懸命に走れたのか。
そこで、チーズナッツの芋おやじさまに
「どうしても#55さんに連絡を取りたい!」とお願いして
私のアドレスをナミさんに送ってもらったのでした。
そして先日、彼女からメールが届きました。
ナミさんの了承を得て、紹介したいと思います。
Ptoto:あそびにいぐべさん
(以下、ナミさんからのメールです。)
私は、以前(約6年ほど前まで)は、宮城県で開催されていた
『なんでも50』などに数回参加していました。その時はTTR125で。
当時は子供もまだ1人で、近所の河原で練習もしていましたが、
2人目3人目と年子で生まれてからは、
全くと言っていいほど練習が出来なくなって・・・。
最近落ち着いたからと、2年前、旦那がCRF150RⅡを
「良かれ」と思い購入してくれて乗ることになったのです。
でも、半クラッチをマスターしていなかった私にとって
CRF150RⅡというバイクは化け物でした。
その化け物に乗って参加した第1回WOMEN'S X。
上りは壁に突っ込み、下りは草むらや崖に勢いよく突っ込み
1時間半かけて半分でしょうか・・・リタイヤという散々な結果でした。
Ptoto:あそびにいぐべさん
そこから、化け物に対する恐怖心が消えず
「あのバイクは嫌だ・・・」と呪文のように旦那に言っていました。
そんな気持ちがあり、第2回は見送り、4月になって旦那から
「WOMEN'S Xあるから出たら?」と声をかけられ考えました。
でも、オフロードは下手くそながらも好きだし、
旦那が良かれと思って買ってくれたバイクを嫌いなまま終わりたくない。
最後に頑張って出てみようと、辞める為に、
自分のけじめのために参加したんです。
そのため、前日のスクールも参加して一から勉強してレースをしようと決め
超初心者として教えていただきました。
その時にかまたさんとお会いしましたよね。
同じバイクで頑張っている方がいたことも励みになりました。
次の日のレースではスピードこそ出せませんでしたが、
無事に3周しチェッカーフラッグを振ってもらえた時、
すごくうれしかったし、なんかスッキリしていました。
Ptoto:あそびにいぐべさん
表彰式のとき「姫丸賞」をもらって、嬉しいやら恥ずかしいやらで・・・。
それに、スクールで教えていただき、化け物が愛車に変わった事。
ゴールした時の爽快感・満足感。
完走し、しかも3周できたという達成感。
そんないろんな気持ちにさせてくれたバイクを
辞めないで頑張ってみようと思いました。
練習量は少ないけど、少しずつCRF150RⅡを楽しんでいこうと
生意気なことを考えているところです。
(以上、ナミさんのメールより)
Ptoto:あそびにいぐべさん
メールを読んで、「懸命さ」の理由がよくわかりました。
ブログで紹介してもいいですか?と聞いたら、
「本当に情けない話ですよ~」と謙遜されていましたが
「でも、同じように思っている方に一人でも共感していただければ・・・」と
了解してくださいました。
ナミさん、本当にありがとうございました。
ナミさんファミリーと一緒に練習できたら楽しいだろうな~などと
勝手に思い始めているかまたです。(笑)
投稿者:かまた posted at : 23:35 | コメント (13)
2009年06月04日
WOMEN'S X 追記
レース前日に@BOSSが言った言葉、
「あんた、明日・・・出るのやめる?」の真意を、改めて聞いてみました。
「う~ん、いつもの場合は、
練習して修得したことなのに、それを使おうとしないで
私には無理!と思い込んでいることが多いから、
そんなあんたの背中を蹴ってでもさせて来たんだけどさ。」
そうそう。いつもだったら
「つべこべ言わずにやれ!」(→コレ参照)というはずの@BOSSが
なぜ今回はこんな弱気なことを口にしたのか。
「今回の場合は、姫丸さんに会うんだ!って珍しく自分でエントリーを決めて
トライアルから、未経験のモトクロスに足を踏み入れて
この4月にバイク(CRF150RⅡ)まで買って
一生懸命オフトレに励んできてたけど、所詮は2か月そこそこ。
週末に10回乗ったに過ぎないわけだ。
アップダウンも、わだちも、マディも、とにかくまだ練習もしたことも無い
未経験のことだらけの今回のチーズナッツパークで、
『どこまで通用するかな~』と前日スクールを見てたけど、
コースの奥に入ったきり、全然帰って来れないんだもの。」
前日スクールの様子。初めて走ったチーズナッツで
100回くらいエンストしたような・・・。でも泣いてる暇すらなし。
「だから、せっかくこの2ヶ月間、自分から必死で練習したあんたが
いくら自分の未熟さを承知で走っても、あまりにも不甲斐ない結果だと
"あんなに練習したけど全然ダメだった~!私もうバイクやめる!"って
レースの後に言い出すんじゃないかと俺も初めて思ってさ。」
・・・とまあ、@BOSSがここまで心配するほど
前日スクールの状況は惨憺たるものだったわけで・・・。( ̄∀ ̄;)汗
(私がWOMEN'S Xを本当に楽しみにしてきたのをわかっているだけに
よけい私の心が折れないか心配したのでしょう。)
「でもあんた自身が、こんな未熟な自分でもどこまでやれるか!って
"挑戦の気持ち"でスタートできれば、止める理由はないんだけど。」
実際私自身も、前日の土曜日は途方に暮れてはいましたが(泣)
だからといって今更逃げるわけにもいかないし、
今の自分のレベルでもがき苦しむのも
WX-D(デビュークラス)の意義だと思っていたので
結局は「やるしかない!」と覚悟を決めて迎えた当日の朝でした。
「競技はスタートの前で50%が終わっています。
スタートしてから、今までの50%が何だったのか解かるものです。」
O&クロさんのコメントにもありましたが、
たしかにレースに挑む時は、スタートラインに並ぶまでに
どんな人生を生きて、どんな経験をして来たか
どれくらい練習を積んで、いくつノウハウを蓄積して来たか
それで、ほぼ半分は勝負がついているものかも知れません。
その事を前日のスクールで身に染みて感じましたが、
「レース自体が一番の経験、一番の練習、
レースで化けるライダーも大勢いるんだよ!」という言葉を励みに、
初めてのレースに臨みました。
ささやかな成果ではありますが、このようにスタートでトップが取れたのは
紛れもなく「開けろ!!すばる君」との練習のおかげです。
スタート後は、高低差やわだち、V字の沢等々、
走ったことのないものが次々に目の前に現れましたが
前日スクールではエンストばかりでどうしようもなかった場所も、
本番だと意外と下手くそなりにアドレナリンがなんとかしてくれるもので・・・。
(まわりには「お手本」もたくさんいましたし。)
でも今後は「一か八か!」で突っ込んでいくばかりではなくて
どれも自分でコントロールして走れるように
マディもヒルクライムもちゃんと練習をしていきたいと思います。
「一か八か」にはやっぱり限界がありますしね・・・^^;
ところで、WOMEN'S Xに参加した女子を見て思ったことがあります。
ここ(会場)に来ている女子ライダーには
やっぱり「協力者」がいるんだなあ、と。
女子がバイク、特にオフロードバイクを始めて続けていくのは
基本的に「二人三脚」ではないかと思います。
二人三脚の相手は親だったり、彼氏だったり、旦那さまだったり、
クラブだったりショップだったり。(上司だったり。)
でも、多いのはやはり彼氏と旦那さまでしょうか。
トランポの問題(バイクの積み下ろしも含めて)、マシンメンテナンスの問題、
休日の問題、そして何よりもメンタルな問題。
もちろん一人でクリアしていく人もいると思いますが
どうしても相棒に当たる人の協力を得られないと、
上達を目指すどころか続けることすら難しいと思います。
(その意味で私は異常に恵まれておりますが・・・( ̄∀ ̄;)汗)
相棒である男性の皆さん、
どうか、女子が「オフを始めたい」「上手くなりたい」と言った時、
「お前には無理だよ」「そこまでしなくていいよ」と
ストッパーにならないで、応援してあげてください。
そして、時には背中をポンと押してあげる、
あるいは必要なら@某SSのように背中に蹴りを入れてあげてください。
逆に、ストッパーになりそうな方は、相棒の女子を他の人にゆだねて
自由にさせてあげるという「協力方法」もありだと思います。
完走!泣き笑いのチェッカーフラッグ。 Ptoto:masatoさん
こんな感動を得られるのも、相棒次第だったりします。^^
投稿者:かまた posted at : 17:12 | コメント (32)
2009年06月01日
WOMEN'S X!
「あんた、明日・・・出るのやめる?」
WOMEN'S Xの前日スクールに出た私を見て、
その夜@BOSSが口に出した言葉です。
今まで、どんなに私が「絶対ムリ!」と言っても
「いいからやれ!」としか言ったことがなかったのに、
@BOSSの方からこんなことを言うのは初めてでした。
それくらい、前日のスクールは途方にくれるものだったのです。
心配されていた雨は前日にはまだ降らず、
かえってドライ気味のコンディションで走ったスクール。
内容は、「普通にコースを走る組」「コーナリング練習組」の他に
超初心者向け「絶対一周させます組」があって
当然私はこのクラスを選んだわけですが、
初めて走る自然の地形チーズナッツパークで、
コーナーや、わだち、ギャップがあるたびエンストしまくり、
エンストとキックしか記憶に無い3時間半。
結局1周1時間のペースでした。(泣)
コーナリング組の向こうで、いつの間にやらマンツーマンに。
「私、こんなんで明日レースに出れるんでしょうか・・・??」
「絶対大丈夫ですから!諦めないで!」
この木に覆われた山の中を走ります。
パドックからコースはほんの一部しか見えないので
奥で私がどんな様子なのか@BOSSにはわからないわけですが
「帰って来ることが出来ない」ということだけはわかるわけで・・・・・。
が、やるしかありません。翌朝6時50分、宿出発。
あまりにも昨日のエンストがひどかったので
クラッチをもう一度調整する@BOSS。
カカ1号&ユキちゃんも応援に駆けつけ、一見和やかなブッチーパドック。
でも初レースに空気は緊張しまくり。(笑)
午前9時、参加台数99台でにこにこCrossスタート。
午前の「にこにこCross」までは、なんとかもった雨でしたが
午後、WOMEN'S Xがスタートする頃には雲行きがあやしくなって
ついに雨があたりはじめました。
WX-D(デビュークラス)のスタートラインについた私。
クラスごとに順番にスタートしてコースは混走となります。
12時、WX-Aからスタート!
WX-Dもスタート。
開けろ!!すばる君のおかげで、スタートだけはトップをとる私。
時々雨が当たりましたが、
それでも3周目まではコースもしっとりする程度で
かえって昨日よりも走りやすいくらいでした。
しかし1時間がたつ頃から、どんどん土の色が変わってきて、
奥のエリアはさっきと同じコース?と思うくらいドロドロのマディに。
その様子が「Off-Road Paradise Z」さんのサイトに紹介されています。
他の皆さんにとってはこんなマディは序の口かもしれませんが
私にとっては、文字通り「マディの洗礼」でした。
3周目を追えた私に、ピット入口で@BOSSから
「頑張ってあと2周走って来い!」という声が。
きっとWX-Dはみんなその前後で接戦なんだな、と思い
4周目に入りましたが、この4周目こそが
私が想像していたWOMEN'S Xでした。
パドックから見えるエリアはまだまだドライでしたが、
見えない奥のエリアはもう深い泥のわだちが出来ていて、
泥の中転んで、やっと起こしてエンジンをかけて発進するも、
2m~3m進んではまた転倒の繰り返し。
次第に自力でバイクを起こすのもままならなくなってしまいましたが、
「ゴールしなくちゃ!」私の頭の中はそれだけでした。
転ぶたびに助けてくださったマーシャルの皆さん、ありがとうございました。
他の女子ライダーの皆さん、何度も道をふさいでごめんなさい。
その度に後ろから「がんばれ!」「行ける、行ける!」と
走りながら声をかけて下さって本当にありがとうございました。
皆さんがいてくれたおかげでゴールできました。
ゴールで@BOSSの顔を見たとたんに泣いてしまいました。
涙と汗と鼻水と泥でもうぐしゃぐしゃ。
必死だったけどゴール出来てやりきった嬉しさと、
マディで全くどうすることも出来なかった悔しさと
@BOSSに対して「もっと走れなくてごめん!」という気持ちと
応援してくれた皆さんへの感謝とが入り混じって、
とにかくいろんな思いが一気に吹き返してきてしまったのでした。
(今、これを書きながらもちょっと涙が出てしまいます。)
でも、悔しさはあるけれど、悔いはありません。
もっと走れるようになりたい!それだけです。
WX-D(デビュークラス)表彰式。
優勝したヒトミさんのことがJOKさんのサイトに出ていました。
シャンパンファイトのシャンパンを
自分で頭からかぶってしまうほど嬉しそうだった彼女ですが
その理由が納得できます。おめでとうございます。
(ちなみに、3位~6位は4周、かまた4周で6位/11台でした。)
WX-Cクラス3位は、このブログにコメントをくれた「あやさん」(一番右)。
初出場でCクラス3位はすごいです!おめでとうございます。
今度一緒に練習することを約束しました。
これからもどうぞよろしく!
WX-B、2位の小川さん(一番左)は、
「たぶん私のマシンは女子最重(さいおも)!」と
自分でも言っていたWR250で出場&入賞。すごいです。
とてもきれいな走りでした。憧れます。
(実は彼女とだんな様には、昨年の北4でもお世話になりました。)
そしてWX-A優勝はミワコングさん。
コメント、なんだか聞いてる私がうるっと来ちゃいました。
それから、今回の特別賞「姫丸賞」は
「いろんな意味で一番苦労したであろう人」ということで
WX-Dの順位下から3人に与えられました。
姫丸賞を手にしたマダムごっしさんとクロネコさん。
二人とも、今回は私が結構強引に参加させたので、
(今だから言うけど^^;)正直、1周でリタイアしたとしても
おかしくないと思っていたのですが、
二人とも頑張って2周したそうです。
もう一人の姫丸賞、#55さんは私と同じCRF150で
やはり前日のスクールから苦労をして、
私と同じくマンツーマンで教わっていましたが
彼女も完走しました!もっとゆっくりお話したかったです。
またどこかでお会いできるでしょうか。
***************
WOMEN'S Xは、女子のレースデビューにふさわしいと言われますが
たぶんそれは「コースが易しい」という意味ではありません。
エンデューロレースを女子が初めて走るということは
男子のデビューレースとは(たぶん)比べ物にならないくらい
大変で辛いことではないかと思います。
でも、そんな大変なエンデューロレースでも
このWOMEN'S Xという「女子だけ」の大会では
「がんばれ!」と励ましてくれる同じ「女子」の上級者と混走して、
自分を抜いていく上位クラスの女子ライダーをこの目で見ながら、
「いつかはああなりたい」と思って必死に今の自分と戦う経験ができ、
そして、どんなに泥の中で転倒して、大変で、辛くても
自分の周りで同様にコースでのた打ち回っているライダーも、また
自分と同じ「女子」なのだから、諦めることなく、負けるもんか!と頑張れる、
その意味で「デビュー」にふさわしいのではないかと思います。
上位クラスは他者との追いつ追われつのレースですが
デビュークラスに出た人は、おそらく誰もが、
周りの女子に励まされながら、必死に「自分」と戦い、
そして勝利したのではないでしょうか。
「いくちゃん(私のこと)、根性あるね。」
現在免許取得中、@BOSSの姪っ子さやか嬢。
ぼろぼろで帰ってきた私を見て、言葉のトロフィーをくれました。
そして 「来年はさやかも出る!」と決意ゆるがず。
さてそれでは、WOMEN'S X参加のもう一つの目的、
「あなたに会いまショー」!
(写真はNG!という方は今更ですがご連絡ください。)
レース前、「ミワコングさんですよね?」と声をかけたら
「はい、そうですが・・・」
「私、かまたと言います」
「ああ~!スケテツさんとこの!」
・・・・・違います。( ̄∀ ̄;)汗
ずっとお会いしたかった一人、ミワコングさん。
何度もレース中に励ましてくれてありがとうございました。
「かまたさんですよね?」と声をかけてくださったゴロンパ妻さん。
北海道4DAYSにも出られるのだそうです。
お会いできてうれしいです。どうぞこれからもよろしくお願いします。
雨の中、遠く栃木から応援に駆けつけてくれたくまちゃん。
このブログの最初の頃からずっと見ていてくれたくまちゃんに
初めて会いました。ホントにどうもありがとう。
ぜんぜんお話できなくてごめんなさい。
もうちょっと小綺麗な私を見せたかったよ。(TдT)
そしてようやくお会いできた姫丸さん&島ちゃんさん。
初めてお会いするのに、ブログやメールでお話しているので
「いつもの続き」っぽくて、あまり初めての気がしませんでした。^^;
いろいろ気にかけてくださって、ありがとうございます。
姫丸さんのお話にも、とても励まされました。
骨折中にもかかわらず、約束どおり
「筋肉ほぐし」方法を教えてくれる姫丸さん。
痛たたたた、あうぅ!そこ痛いっす!!
「さわっただけで痛いなんて、それは張り過ぎです!」
ははーっ!よ~くほぐします!
一夜明けて。
朝起きて、体のあちこちに
覚えのあるような無いような青あざがたくさんあるのを見て
ああ、WOMEN'S Xが終わったんだな~と実感しました。
あざはいずれ消えますが、WOMEN'S Xの経験は
強烈な思い出となって一生残ると思います。
前日のスクール、マンツーマンで教えてくださったり、
レース中、何度もバイクを引き起こしてくださったマーシャルの皆さん、
転んだ私を抜くときに、必ず声をかけてくれた女子ライダーの皆さん、
みんなで河川敷から飛び出したチームブッチーの皆さん、
ブログで応援してくれたたくさんの皆さん、
北海道が近いのに、ずっと私の裏方に徹してくれた@BOSS、
そしてこのレースに私を導いてくれた姫丸さん、
本当に本当にありがとうございました。
さあ次は北海道4DAYSだ!
(その次はモトウエストカップかな。)
【次はGSチャレンジでしょう、と思っていた皆様へ】
いつになったらGSの話題が出てくるの?と思いながら
このブログをご覧になっている皆さま、
次こそはGSチャレンジの話題だ!と思っていらっしゃった皆さま、
心からお詫び申し上げます。
6月6日~7日のGSチャレンジですが、
同じ日に重なった「もてぎ」で行われるトライアル世界選手権に
アカデミー受講生として行くことになりました。
トライアルアカデミーから送られてきたゲストパス。
世界選手権が日本で開催されるのも
今回が最後ではないか、という噂もあり残念ですが、
世界のトップをこの目で見れるチャンスをありがたく享受いたします。
GS系で応援してくださっている皆さま、
スキルチャレンジで私がコケるのを楽しみにして下さっていた皆さま、
がっかりさせてしまったでしょか。
(え?そんなことすっかり忘れていた?ソーデスカ( ̄∀ ̄;)汗)
ここで謝るのもおかしいのかもしれませんが
Gチャレのレポートを楽しみにして下さっていた皆さまには本当にすみません。
どうか次の機会(来年?)に、ご一緒させてください。
投稿者:かまた posted at : 17:30 | コメント (41)