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2014年06月26日

リバー拡大のためのペイフォワード

“ダイヤ君”

オレンジ色のニューマシンに、
思わず口元が緩むのが隠せないダイヤ君。(笑)


キッズでもなく、キッズがいるわけでもないチームアトラスが、リバーサイドキッズクロスのお手伝いをさせて頂きはじめて、今年で3シーズン目となりました。
3年目にして、とても強く感じていることがあります。

このブログでお伝えするリバーサイドキッズクロスのレポートは、つたないながら毎回500人ほどの方が読んでくださっています。
「ブログを読んでエントリーを決めました」と言ってくださるご家族も少なくはありませんが、実際に、そのように出場にいたるまでになるご家族は、読んでくださっている方の数から見ると決して多くはありません。
(逆に、ほんの僅かでしかありません)

ホームページやブログは、「レースに出てみたいな」という気持ちを後押しするまではできるのですが、その次のハードルが非常に高く、実際のエントリーへ繋げる上での大きなネックとなっています。

それは「マシンや装備がない」ということです。

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マシンはもちろん、ヘルメットひとつ、ブーツひとつとってみても、決して安いものではありません。
けれど、それがなければ、レースに出てみたい、モトクロスをやってみたい気持ちはあってもどうすることもできません。
始めるにあたって初期費用が高いこと、それがキッズクロスの底辺が広がりにくい・・・というより、減少の一途を辿る最大の要因かと思います。

「手ぶらでモトクロス」をキャッチコピーに、素晴らしいマウンテンコースと安全でテクニカルなミニコースのある「しどき」に行ったことがある方ならご存知の通り、しどきではマシン、ウエア、ガード類のすべてを何十台分もレンタルできるようになっていて、
「とりあえず乗ってみて、楽しかったら自分で買い揃える」
という流れができています。
(もちろんずっと毎回レンタルもOKです。)

これが、「まずはひと通り買い揃えて、それからコースへ行ってモトクロス初挑戦!」という流れだと、MXをしたくても、そこでネックとなって足踏み、あるいはせっかく興味を持っても諦めてしまうことも多いはず。

“#70”
今回のリバー開幕戦に神奈川から初参戦の#70なおはる君親子は、レオンパパさんに誘われて参加して下さいましたが、初めての参加ということで、マシンはお友だち(レオンパパさんから?)のレンタルでした。

そんな#70なおはる君はフレッシュ50でなんと優勝!
次回はオープン50に昇格するので、「次のマシンがない!」と、今お父さんがマシン探しに奔走されています。
けれど、それはまず借り物でレースに出てみたことで親子ともどもMXの楽しさにはまり、次戦からは自前のマシンが欲しい!と考えるようになったからです。


“ダイヤ君”

@BOSSの声がけに快く応えてくれて、2012年の最終戦を皮切りに、以来、毎回はるばる浜松から7〜8時間もかけて、お子さん3人をリバーに参戦させて下さっているダイヤ君ファミリー。

今年の第1戦ではオープン50に続いて、ライバルキッズ達がステップアップしたフレッシュ65にもダブルエントリーのダイヤ君のマシンは「DR-Z70」。

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2st65勢が占めるフレッシュ65クラスで、パワー的には50ccクラス並みの小さく非力なDR-Z70で参戦し、マシンハンデは納得しつつ、2stの先頭集団から離れたレース後方を懸命に走っていました。
私たちから見ても、たぶん悔しかっただろうな~というその姿を、レース後お父さんが
「あのマシンで、よくがんばったよ」
と、一生懸命褒めているのを見て、このクラスの活性化のために、ダイヤ君に65SXを貸し出して使って頂くことにしました。

これで、次回の第2戦目からはダイヤ君も他の2st65勢のライバル達に横一線で加わって、先回のオープン50のキッズ達のような盛り上がりをフレッシュ65クラスにももたらしてくれると思います。

* * * * * *

話は飛びますが、10代の青春時代、モトクロスにどっぷり首まで浸かっていたという@BOSSは、当時、免許もなくリアカーにモトクロッサーのYZ125を積んで、それを原付のDT50で引いて川西に通っていたそうです。

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私も知らない、まだ10代の頃の@BOSS。

そんな姿に、川西で知り合った多くの方々が親代わり、兄貴代わりになって、無償で手を差し伸べてくれるようになり、リアカーでのマシン運搬も、その後は知り合いの方々が順番でトランポに同乗させてくれるようになりました。
もちろんガソリン代などもとらずに。

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そして、今のキッズのお父さん達のように練習を見てくださったり、レース出場の際にはレース会場まで乗せてくれ、メカとなり、サインボードを出してくれたり、帰りもまた運転して参戦を手伝ってくださったり、マシンが壊れたときは貸してくれたり、成績が良いときはメーカー貸与マシンの手配をしてくれたり・・・。
親子でもない他人なのに、モトクロスに取り組んでいるという共通項だけで、親子のように真剣に協力援助してもらっていたそうです。

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結局ケガでモトクロスを離れてしまうことになるのですが・・・。

その時の感謝を当時お世話になった方々に返すことが出来ない代わりに、@BOSSはモータースポーツを通じて、大げさに言えば2輪の振興と普及支援、そして、これからを担う世代に協力する「ペイフォワード」を恩返しとして行っていることは、このブログでも何度も書いてきました。

「ペイフォワード」とは、自分が受けた恩を、恩人ではない別の誰か2人に返す(渡す)ことで、幸せが未来へとネズミ算式に広がっていくという夢をテーマにした映画のタイトルです。
最近では全日本MX参戦中のIB#3の高輪選手へのサポートも、この「ペイフォワード」の一環です。

昨年のリバー最終戦が終わってから@BOSSは、お手伝いを続けているリバーサイドキッズクロスの参加者を増やす方法として、今ネックとなっている、マシンや装備が理由で足踏みをしている希望者への支援プログラムを考えて準備してきました。
その一環で、私たちの考える「ペイフォワード・プログラム」のテストケースとして、今回ダイヤ君にマシン貸し出しを行いました。

もちろん、ダイヤ君のお父さんも
「そんな申し訳ない。お金の工面をしてマシンは用意しますから」
と躊躇されました。でも、

「このプログラムは『金銭的支援』ではなく、『機会(チャンス)を生かす(喪失しない)為の支援』です。
マシンを探しているうちに、次回レースとなっては、ダイヤ君はまた悔しい思いをしなければなりません。
出たいレースに出れずチャンスを失うより、次のレースに間に合う支援方法があればそれを実践したい。
そういう目的で考えたプログラムであって、次回65で出れるという機会の提供だけなので活用してください。」

そう説明したら、喜んで快諾してくださり、ダイヤ君は冒頭の満面の笑みの写真のようにKTM65SXに乗ることとなり、先週の土曜からクラッチ練習も始めたそうです。

繰り返しの説明になりますが、「ダイヤ君に」と書いてはいるものの、ダイヤ君ファミリーに買ってあげたということではありません。
65クラスの活性化のために、アトラスワークスとしてテスト的に「リバー参加目的キッズのためのレンタルマシン」を用意してみることにしたのです。
だから、ダイヤ君が必要なくなれば、次に必要なキッズにマシンは引き継がれていく予定です。

ダイヤ君のお父さんも
「ダイヤ家で65を活用して卒業したあとは次のキッズに使ってもらえるよう、ちゃんとメンテしてお返しします。」
「それから、うちのDR-Z50も同じように役立てて頂きたい。」
と、ダイヤ家のマシン提供も申し出てくれています。

“#11”
今、#11ひなのちゃんが乗っているワンテンは、#119りょうが父さんからの無償レンタルとお聞きしています。

“#7”
#7こはるちゃんが乗っているTT-R50も、5女のパピーからの無償レンタル、

“#55”
また、#55たいせい君が乗っているKX85はリバーの大先輩コーキ君からのお下がりです。
こうした流れをもっと効率化して、より多くの「参加してみたいキッズ」が、まずはリバーに参加してみて、その楽しさを体験できるような基礎づくりのお手伝いができたらいいなと願っています。

家に貸し出し(あるいは譲渡・販売)可能なこんなマシン、こんなウエアが眠っているという情報がありましたら、リバーの掲示板でも、このブログのコメントでも、@BOSSのFBへでも、リバーの現場ででも、お聞かせ頂けたら、できるだけそれを必要とされる方につなげていきたいと思います。

ただし!

ここで忘れてはならないことがあります。

主催者のセキグチさんもバイク屋さんですから、その商売をスポイルしてしまっては大会への協力どころか本末転倒なので、そんなことにならないようレンタルマシンのメンテ用のパーツ購入や、いざバイクを買う段階ではセキグチさんを通す「大人としての義理と配慮」を優先することをお約束いただきます。

または、遠方で地元バイク屋さんとの付き合いを優先せざる得ない家庭は、このレンタル提供マシンを活用して、リバーサイドキッズクロスのレースへはダブルエントリーするなど、エントリーフィーをもってリバーサイドキッズクロスの活性化協力に努める、という条件をつけて貸し出したいと思います。

もちろん、2輪業界振興のお手伝いという大義名分の意味もありますので、皆さまからはバイク屋さんと用品屋さんを大いに活用して、たくさんお金を使って頂きたいとは思います。
とは言いながらも、やはり先立つものが必要ですから、その為に「次回のレースは諦めよう」とか、「出たいけど、マシンが無いから我慢しよう」という風に、年に4回しかないレースのせっかくの機会(チャンス)を逃してしまうことを防いで、また初参加の家族が増える為の支援という意味で行うこととしました。

チャンスに後ろ髪はありません。
リバーに出たいご家族がいたり、ステップアップのためのダブルエントリーをしたいけれどマシンがまだ無く、間に合わないご家庭などのご相談に、出来る限り対応して行きたいと思っています。

ペイフォワード・プロジェクトの目的はすべて、『リバーサイドキッズクロスレースの活性化のため』ですので、リバーサイドキッズクロスへの参加が条件です。

その上で、以下に、まだ企画中ではありますが、貸し出し条件(案)を箇条書きにて記載します。


(1)ステップアップ用のマシンがまだ無く、ハンデのあるバイクで参戦し
   悔しい思いをしているキッズ。

   例 フレッシュ65クラスにDR-Z70で参加のキッズへの65の貸し出しなど。

(2)該当クラスへの参加者が増える事で更に盛り上げることが予見され、
   対象者に該当クラス用のマシンが無い場合。

   例 激戦のオープン50へのダブルエントリをしたいが、
     既にマシンを手放してしまって出れないキッズへの50の貸し出しなど。

(3)キッズレースに興味を持ち、初参加したいという知人の親子を誘いたいが、
   マシンや装備がまだ無く、すべて揃えるまで時間が掛かりそうで
   次回大会に間に合わない場合。

   (その後、続けるかわからないまま、マシンと装備一式を買うのに躊躇している場合も含む)

(4)シーズン中に、クランクの焼き付など経済的負担が大きい故障に見舞われ、
   次回大会への参戦を見合わせなければならない場合。


・・・など、様々な状況に応じて、いろいろな方に連絡をとって、できるだけの対応をお手伝いしたいと思いますので、まずはご相談頂ければと思います。

“65”


なぜそこまでと思われるかもしれませんが、私と@BOSSはそれぞれに、リバーサイドキッズクロスに感謝と恩返しの気持ちを抱いているから、それだけです。

私は@BOSSと違って、若かりし頃にモトクロスをやっていたわけでも何でもなく、このブログの始まりと同時にヨチヨチとバイクに乗り始めたわけですが、それでもペイフォワードでお返ししたいものを、リバーとMXからたくさんもらっています。
私のそうした思いは幾度となくブログに綴ってきましたが、今思い返すだけでも書き連ねると・・・

忘れもしない、2011年秋。
すばるお父さんにずっと誘われて、ようやく出てみたリバー初レースの時に、全然走れなくてコーキ君やすばる君にラップされまくってゴールした情けない私を、コーキ君のお父さんが拍手で迎えてくれて、ゴーグルの中でジワ~ッと涙が出たあの時の気持ちとか、
“”
(コーキ君のお父さんは憶えてはいないでしょうけれど、あれ以来私は、必死に走ったキッズがゴールする時、必ず拍手で迎えるようにしています。)

こんな私にも「大人のレディース」としてリバーの門戸を開いてくれた上、下の河川敷リバーコースに比べて費用の高い川西で、キッズのためにと頑張ってレースを開催してくださるセキグチさんを、せめてWEB上だけでもお手伝いしたいこととか、

「かまたさんを抜く!」と85にあがったばかりのキッズのみんながくれる、真剣で本気な、かけがえのない時間を共有させてもらえることへの「有り難さ」とか、
(噛ませ犬でも踏み台でも、何にでも喜んでなりましょう!(TωT)/)
“”
65に乗っていた頃のすばる君。
私のMX人生前半は、すばる君とともにありました。(遠い目)

リバー参加のご家族とご一緒させて頂く、それはそれは楽しく思い出に残る時間とか、
IB#3喜樹君とお父さん、たいこはパパさん、24gtさん始め、いろんな方が私なんかにも親身に教えてくださることとか、

エトセトラ、エトセトラ。あげればきりがありません。

こうしたことが私のMX人生を彩りかたちを作っているわけですが、それはそのまま、私の人生を彩ってくれているものであり、そのことに私はやっぱり自分ができることで、「ペイフォワード」での恩返しをしなくてはと思うのです。

私たちは挑戦する人と努力する人が好きです。
だから、挑戦する人、努力を続ける人には、できうる限りのお手伝いしたいと思います。

どうか一人でも多くのキッズがリバーで思い出を作るお手伝いができますように。


6月27日追記

皆さま、ありがとうございます。
すでにリバー関係者の皆さまから何台かのマシン情報をお寄せ頂いております。
お寄せ頂いた貸出可能マシン・ウエア情報は、今後リバーのHPに「ペイフォワード・プロジェクトコーナー(仮称)」を設けて、紹介していく予定です。
\(^o^)/

投稿者:かまた  2014年06月26日 18:16

コメント

投稿者:doo-dooo   2014年06月27日 00:06

なおはる父です。
ダイヤ君の笑顔最高ですね!
(ブログを読んで、満員電車の中でスマホを見ながらニヤツイテいる怪しい親父になってしまいました。。。)

レオンパパに誘われたのをキッカケに先月初めてバイクに乗り、リバーでレースと慌ただしい2か月でしたが、息子にも私にもこの2か月は刺激的であり、楽しい日々を過ごしています。

レオンパパ、河川敷の練習友達、そしてリバーに参加しているみなさんにMXを始める・続けるチャンスをいただいたおかげです。ありがとうございます!

ちなみに息子は次回のオープン50に出る気満々なのですが、バイク無いし行けないと自分に言い聞かせているのが先日のリバー以降ヒシヒシと伝わってきました。

幸い、昨夜マシンを準備することができましたが、準備ができなかったら悔しい思いでいっぱいだったと思います。(まだ本人はNEWマシンが家にあることを知りませんがっ・・・)

時には我慢させることも必要ですが、チャンスをつくってあげることも大切ですね。

投稿者:@BOSS   2014年06月27日 08:42

> doo-doooさん
先日はお疲れ様でした。そしてなおはるくん、優勝おめでとうございました。
なおはるクン家は、レオンパパさんからの紹介でマシンは無いながら初参加→楽しさにはまって継続意志→購入と
まさに、思う壺・・・ではなくリバー初参加の「モデルケース」と言えますね(笑)

正直、前日の泥の日に「モトクロス、初めてです!」と聞いて
「こんな最悪のコンディションの日に初体験なんて、モトクロスが嫌いにならなきゃいいけど・・・」と
心配していましたが、心配とはよそに、ガッツリはまって頂けて安心しました(笑)
これからも毎回の参加と、なおはるくん&お父さんの成長を楽しみに致しております。

> バイク無いし行けないと自分に言い聞かせているのが先日のリバー以降ヒシヒシと伝わってきました。
> 時には我慢させることも必要ですが、チャンスをつくってあげることも大切ですね。

さすが!なおはるお父さん!
そうなんです。
貸し出し条件に「・・・・で悔しい思いをしているキッズ」と
わざわざ書いているのは、その辺が理由です。

子供たちの成長って、何不自由なく与えたら伸びるのかーと言うと、そうではなく
やはり悔しい想いとか、泣きながら「なにくそ!」と思う心があって初めて成長につながるので、
そういう心の葛藤が無ければ無意味だと思うので、そんな葛藤を乗り越えた子供たちに
この支援プログラムを利用して頂いて
その後のチャンスの活用につなげて頂きたいという趣旨ですので、
その意味では、ステップアップマシンはお父さん自ら用意出来た様ですが
なおはるくんは、とても素晴らしい体験ができましたね。

Newマシンを見た時のなおはるくんの写真、見てみたいです。
今回のダイヤ君の写真のようにニッコニコでしょうね~(笑)

投稿者:かまた   2014年06月27日 13:03

>doo-doooさん(oが一個多いような。笑)

リバー初参戦、お疲れさまでした!
なおはる君のフレッシュ50優勝おめでとうございます!
前日の激マディにも関わらず、2日間楽しんで頂けただけでなく、親子でしっかりリバーにハマって頂けたようで嬉しいです。
(doo-doooさん親子を誘ってくださったレオンパパ、私からもありがとう!)

ダイヤ君の笑顔にはこちらも思わず口元がほころんでしまいますよね。
「(次回は)バイク無いし行けないと自分に言い聞かせている」健気ななおはる君と同じく、ダイヤ君も「僕も65に乗りたい」とは決して口に出さないとは思うのですが、やっぱり相当悔しかったと思います。
65クラスはこれまでもなかなか台数が集まらず、少し寂しいレースだったのですが、次回のフレッシュ65が本当に楽しみです。

そしてなおはる君の参戦する大激戦のオープン50も盛り上がって来ましたね!
なおはる君、季節外れのサンタクロースが新しいマシンを届けてくれたことを知ったらどんなに喜ぶことでしょう。
あ〜、その場に居合わせられないのが残念!(笑)

お父さんさんも次戦はリベンジですね。
可能であればR2もぜひ前日からお越しください。
みんなで一緒に練習しましょう!
なおはる君、なおはるお父さん、これからもよろしくお願いします!\(^o^)/

投稿者:岐阜の金子   2014年06月28日 10:16

岐阜の金子です。
いつもレース、または前日練習の際にはいろいろと良くしていただき大変ありがたく思っております。
「ペイフォワード・プロジェクト」に参加させていただきたく思い、コメントさせていただきました。
KX65、CRF50の2台を利用して頂きたいと思います。宜しくお願い致します。
このブログを読ませてもらって、思う事がありますので書かせていただきます。
私は岐阜県加茂郡という愛知と岐阜のちょうど境に住んでいますが、同じ加茂郡内で八百津町という所に「馬小屋ベースキャンプ場」というすごく小さなモトクロス場があります。
ここは元々「乗馬クラブ」として営業していた所なのですが、閉鎖となってしまいその跡地を改良してモトクロスコースが造られています。
このモトクロスコースはある大きな意味を持って営業活動されています。
「初めの一歩を踏み出そう!」
というテーマを持っています。
「モトクロスってなに?」
「モトクロスって危ないって聞いてるけど」
という方から
「モトクロスやってみたいけど道具もバイクも無い」
といった方々達の為に
レンタルのバイクと道具が用意されていて、気軽に取り組めるようになっています。
また、コースも小さいこともあり85クラスまでと走行制限されており、フルサイズが上から降ってくるというようなことも無いため、初めての子供でも安心して走りだすことが出来ます。
そして名前にもあるように「キャンプ場」としての施設も持ち合わせていますので、たまたまキャンプメインで来たけど面白そうだからモトクロスやってみようか?という家族もいらっしゃいます。
ここの営業活動をされている方はちょうど我が家と同じ年代の子供さんがいまして、いつも一緒に練習させていただいてますが、モトクロスをもっと普及させたいね~とか、二輪業界のさらなる発展を後押ししたいね~などと話し合いながら活動を共にしています。
ここのモトクロス場で初めてレンタルバイクに乗って次の週、あるいは2週間後ぐらいにはマイバイクが用意されて走りに来るというパターンを何度もみています!
お父さんも車が「ハイエース」にかわってる!ということもけっこうあります。
今回の「ペイフォワード・プロジェクト」の理念とは少し離れた考え方だとは思いますが、大義名分でもある「二輪業界の発展」
という考え方では少し共通点があるように思えましたので、岐阜でもこのような活動をしているよ~
という事を紹介させていただきました。
我が家が「リバーサイドキッズクロス」に参戦するにあたって子供達に望むことは、勝つことは二の次で一番大事なことは「友達、仲間をつくること」です。
私もモトクロス活動を通してたくさんの方々にお世話になり、助けていただき、良くしていただいてます。こうして楽しく活動できるのも知り合いとなっていただいと方々達のおかげだと思っています。
モトクロス、リバーサイドキッズクロスの更なる発展に少しでも協力出来れば幸いです。
岐阜又は愛知方面の仲間をリバーサイドキッズクロス参戦に導こうと声をかけていますので、その際はよろしくお願い致します。

投稿者:かまた   2014年06月28日 13:17

>あかりちゃんのお父さん!!(←ゆるゆるさんの真似、笑)

遠い岐阜から、いつもありがとうございます。
今回のリバーはそうたろう君の復活とみちるちゃんのデビューで3兄妹揃ってのエントリーとなり、金子家の記念に残る一日になったのではないでしょうか。
(お父さんは休む間もなく一日中大変だったかと思いますが・・・^^;)

「ペイフォワード・プロジェクト」へのご協力、ありがとうございます。
ありがたくリストに入れさせて頂きます。

「馬小屋ベースキャンプ場」のHPを拝見しました。
(↑リンクしたので、皆さんもぜひご覧ください。)

 >ここのモトクロス場で初めてレンタルバイクに乗って
 >次の週、あるいは2週間後ぐらいにはマイバイクが用意されて走りに来るというパターンを何度もみています!
 >お父さんも車が「ハイエース」にかわってる!ということもけっこうあります。

ステキですね!(笑)
キャンプに来たらMXコースがあって気軽に体験できる。そして、親子でハマる。
こういうモトクロスへの入り方は理想的だと思います。
やっぱり「楽しい!」から始まるのが何より大切ですから。

リバーの場合、MX体験が最初からレースである点は違いますが、「初めの一歩を踏み出そう!」というテーマのもと、そのための最初の負担を取り除くためにレンタルマシンやウエアを用意して、何はともあれまずは体験して楽しさを知ってもらう。
その意味で、馬小屋ベースキャンプ場さんとリバーの今回のペイフォワード・プロジェクトの目的と思いは、きっと同じものだと思います。

 >岐阜又は愛知方面の仲間をリバーサイドキッズクロス参戦に導こうと声をかけていますので、その際はよろしくお願い致します。

ぜひ!
一人でも多くの方がリバーに参加してMXの楽しさを知って頂けたら、それも大きなペイフォワードだと思います。
そして必要があればKX65、CRF50はぜひその方たちのためにもお使い頂ければと思います。

ブログ冒頭に書いた通り、キッズでもなく、キッズがいるわけでもない私がこうしてリバーに深く関わらせて頂いて、皆さまとこうして思い出深い濃い時間を共有できることに心から感謝しています。
これからもよろしくお願いいたします!\(^o^)/

投稿者:@BOSS   2014年06月28日 17:03

>そうた親父さま

(笑い)

コメントありがとうございます。

>「馬小屋ベースキャンプ場」というすごく小さなモトクロス場があります。
>岐阜でもこのような活動をしているよ~という事を紹介させていただきました。

大丈夫ですよ、存じ上げておりました。
初体験のために、レンタルされていることも。

ですので、今回のこのブログを読んだ知人が
「マシンを貸し出しでレースをやっているのはあまり聞いたことがありませんから、
DS誌などでも取り上げてもらいましょう」というメールをくれましたが
「別に珍しい事ではなくて、岐阜から参加の金子さん一家のホームコースも、
同じような取り組みをされているんですよ」と
今朝、返信したばかりでした(笑)

金子さんは「今回の「ペイフォワード・プロジェクト」の理念とは少し離れた考え方だとは思いますが、」と書かれていますが
基本の考えは一緒だと感じています。
いずれにしても、もっと多くの人に、この素晴らしいモトクロスを経験して頂きたいという思いで波及していることですので。

>一番大事なことは「友達、仲間をつくること」です。

いいですね!
私もそう思います。
かまたは先回のレースで、親子ほど年の離れたレディース2人に挟まれ
そのレースの緊張感の中でしか育まれない連帯感と絆を感じて走っていたと思いますが
レース前夜に仲よく花火をすることも、レースで火花を散らすことも、悔し涙を流すことも
かけがえのない、レース参加によって得られる財産だと思います。

子供も大人も、リバーを通じて絆を深め、経験を高め、成長できることが何よりうれしいですね。

キッズレースと言えば、他にも沢山あるのかもしれませんが、
リバー特有のほのぼのさと、また親子ともども成長していきましょう!というリバーのポリシーを
気に入って頂ける岐阜・愛知・中京からの参加者がさらに増えると嬉しいですね。

ダイヤ君お父さんも馬小屋には行きたいと言ってましたので、レース以外での活動でも、
リバー繋がりでの広がりのお手伝いのほど、よろしくお願いいたします。

投稿者:092   2014年06月30日 01:30

「ワオォー!@BOSSが若いー!」

スンマセン、チョット笑ってしまいました。

「ペイフォワードプロジェクト」素晴らしい試みですね。是非応援させて頂きたいところですが、QR50はdoo dooの友人(モトクロスに誘うつもりのコ)に貸す予定なので出せない。。。となるとXR70Rならば出せますが。。。果たして戦力になりますやら。御入用でしたらなんなりと。

今回、doo doo親子がドハマリしてくれて、練習の友、旅の友としてこちらが助かったというだけで、特にそこまで深く考えていなかったというのが正直なところです。

でも、やはりモトクロスと言うスポーツは始めるまでが他のスポーツとは段違いに難しいと考えます。始めるための「キッカケ」を普通の人はまず持つことが無いんですね。ここで言う「普通の人」とは私が考えるにバイクに縁のない親のことです。私も含めて、リバーに参戦されているご家族さんで、親御さんがバイクに乗ってない。若しくは興味が無いのに参戦されているファミリーっていらっしゃるのでしょうか?多分いてもごく少数なのではないでしょうか?
サッカーや野球ならば子供本人の意思として「僕もやってみたいな〜」「◯◯君がやってるから…」また親の勧めで「◯◯君がやってるけど、◯◯もやってみる?」の様に「キッカケ」はごく簡単に発生するんですけどね。
このモータースポーツ衰退の現代にダースポ見て、「僕も全日本モトクロス選手権に出たい!」なんて言い出す子なんてありえないし。

要は条件が整ってる人への「口コミ」が功を奏すのだと思うんです。
なので私は私なりの支援方法として、参戦者を増やす、一緒に楽しめる仲間を増やすことを目標としてお手伝いさせて頂きたいと思います。
これが支援になるかと言われるとチョット自信ありませんが。。。

あ、もちろんXR70Rは提供できます。
ちなみに小5のレディをお誘い中です。笑

投稿者:@BOSS   2014年06月30日 08:10

> 「ワオォー!@BOSSが若いー!」

え~、今と大して変わりないじゃないですか~(笑)

>練習の友、旅の友としてこちらが助かったというだけで、
>特にそこまで深く考えていなかったというのが正直なところです。

レオンパパ、すごいです!、何気に本質をわしづかみ!(笑)
そうなんですよ、波及的発展って、大義名分があって起こりうる事を想定して自己犠牲で行うものではなく、
レオンパパが言うとおり、「自分の幸せが、それで増えるから」という理由が一番大きな成果を生むと思うんです。
ですから「仲間がもっと多いほうが楽しい」とか、「こんなに楽しいことを独り占めするのはもったいないから」という発想で誘ってくれるのが何よりです。

その上で、ハードルとなる装備やマシンの問題で
「でも、家にはバイクも無いし・・・」という悲しい返答で楽しい週末プランが立ち消えにならないように
「大丈夫!、マシンも装備も借りられるから、試しに一度、来てみてください」と
レオンパパが誘いやすくなるーという目的のプロジェクトでもあります(笑)

ですから、書かれているとおり、未経験の親御さん家族でも、キャンプが嫌いでなければ、
泊まりの準備程度で前日から川西入りしてもらって、
前日に初試乗練習して、夜、花火して(笑)、そして翌日のリバーを経験すれば、
doo dooさん親子のように「ドハマリ」してくれるのではないでしょうか?(笑)

レオンパパが書いたように、モータースポーツ人口の増加のために、
モトクロスのレース優先で活動を起こしても、結果に結びつかないと私も思います。

全日本女子MXで、IBでもある長身美人のI選手は、中学生になって本気で始めるまでは
「レース会場で友達にあったり、キャンプして泊まったりするのが楽しくて続けていただけでした」と言ってましたが、
キッズが始める最初の理由は、そういう部分でも良いのかと思います。
そんなこと言っていても、いずれ悔し涙を流して、本気でノメリ込む日が訪れるのですからね。

>なので私は私なりの支援方法として、参戦者を増やす、

いえいえ、実はこれが一番重要な活動です。
一人でも多く出てくれるように、宣教師となって普及に努めていただけるのが、何より嬉しいです。
その「くちぐるま」・・間違い「口コミ」に乗ってくださって、出ようと思ってくれたご家族へ
マシンと装備を後方支援としてご協力するのが、今回のプロジェクトですので、
最初の一歩の後押し布教の宣教師レオンぱぱ、よろしくお願いいたします。

>あ、もちろんXR70Rは提供できます。

また現地等でご相談させてください。
ちなみに、2st65と異なる、70ccやCRF100とかワンテンなどの台数が集まったら、
関口さんが「ミニオープン」クラスも作るとおっしゃってましたので、70の供出も増えるとありがたいです。

投稿者:かまた   2014年06月30日 12:38

>092さん

 >>スンマセン、チョット笑ってしまいました。

私なんか大笑いしてしまいました。(笑)
ここに使う写真がほしいんですが、と@BOSSに頼んだから、セピア色の写真がたくさん送られてきたので、これからも時々小出しに使おうと思います。
(「ネタじゃねーんだ!」(。_+)☆\バキ! by@BOSS)

私が書きたいことはすでに@BOSSが092さんへのレスですべて書いてくれたので繰り返しませんが、ペイフォワード・プロジェクトは、新規参加を応援するためにリバー全体で行っていきたいという提案なので、わざわざこちらにマシンを出して頂かなくても、092さんがdoo-dooさんやそのお友だちの方に貸してくださることこそが、それに当たると考えています。
「ペイフォワード」って「自分が受けた幸せを、他の違う次の人に手渡していく」というものなので。(^_^)v
小5のレディの初参加も楽しみにお待ちしています!

もし「ミニオープン」が開催されたあかつきに、もし貸出対象者がいなかったら、私はCRF100で出るので、092さんはXR70で出てくださいね。
勝負!(笑)

投稿者:092   2014年06月30日 17:28

@BOSS様

テヘッ(^_^)a お褒めのお言葉ありがとうございます!
仮に全ファミリーが一家族を誘えたとしてもリバーはエライことになりますね!それも楽しみですけど!


かまたさん

ペイフォワードいい映画でしたね。
もっと具体的な支援方法として、募金箱というかカンパ箱もありですよね!

ミニオープン迎え撃ちます!

リバーすげ〜!アトラス万歳!

投稿者:かまた   2014年07月01日 10:33

>092さん

  >>もっと具体的な支援方法として、募金箱というかカンパ箱もありですよね!

そうですね。
でもその分をエントリーフィーに使って頂いた方が、より直接的に活性化につながるかも。
(募金やカンパは夏の夜の花火大会に消えそうな・・・笑)

全ファミリーが一家族ずつを誘えたらフルグリッドも夢じゃありませんね。・゚。( ̄▽ ̄)ポワーン

投稿者:お手伝いN津   2014年07月07日 21:53

遅ればせながらですが、初めてコメントいたします。

ペイフォワード同感です。

私も、高校生時代、川西MX場まで6㎞の道のりをYZ125を押してました。好奇の目で見られ、時には職質を受け、乗っていないことをアピールするとともに楽に押せるようにチェーンは外してね。
トンネルの中と橋の上は怖かったんですよ~~。

BOSSさんとも一緒にも走っていたのですが、コースを離れ・・・二十数年。

この川西MX場を作ってくれたMモータースの社長、何にも知らない若造に走り方を教えてくれた先輩、公式練習でクラッチレバーを折り、スペアパーツを持たない高校生に「使えや」と笑顔でレバーを投げてくれた見知らぬ人、ゴール後に冷たい飲み物を放り投げてくれた先輩。
洗車機もない時代、後輩が木の棒を駆使して泥をこれでもかってほど落としてくれ臨んだ決勝レース。
そんな諸先輩方たちとMXにいつかは恩返ししたいと思っていました。

その機会をリバーで与えていただきとっても楽しくお手伝いさせてもらっています。
「おじさんあのねぇ」って声をかけてくれるキッズがうれしくって、ドロドロの登りに必死にトライしてるキッズが眩しくって!なんだかいい時間を逆にこちらが貰っています。

先日、川西MX場オープン時に力を尽くしてくれたMモータースの社長にリバーの盛り上がりを報告してきました。
「おらぁもう行かない、行けば乗りたくなるから、わっはっは」と笑う75歳の大先輩がいました。

これからも微力ながら、お手伝いさせていただければと思います。

そうそう、若かりしころのBOSSさんは研究熱心で、人の走りをよく見て、アクセルを開けるタイミングは・・・とかブレーキのかけ方は??って
よ~~く人の走り方を観ることのできる人でしたよ~~。

投稿者:かまた   2014年07月08日 06:12

>お手伝いN津さん

いつもリバーではありがとうございます。
N津さんのコメントを読みながら、朝から鼻の頭がつーんとしてしまいました。(TωT)
献身的とまで言えるN津さんの「本当に楽しそうなお手伝い」の影には、そういう歴史があったんですね。

6kmもの道のりを、YZ125のチェーンを外して、職質を受けながら押して川西に通った高校時代。
そのN津青年を影に日向に支えてくれた温かい先輩の皆さん。
当時を知らない私ですが、@BOSSから聞くその当時の川西と重なって、今私がこうしてここで楽しく走りながらたくさんの思い出を刻ませて頂いているのは、そうした諸先輩方がいらっしゃったからなのだなあと改めて頭が下がる思いです。
川西がアットホームで温かいのは「伝統」なんですね、きっと。

皆さんが伝え育ててくださった、お金を出せば走れるコースというだけではない「何か」。
それを何より大切にしながら、リバーのレースも、勝つことがすべてではない「何か」をみんなで育てて次の世代に渡していけたらな〜なんてことを夢みながら、これからもお手伝いさせて頂ければと思います。

どうぞよろしくおねがいします。m(_ _)m

投稿者:研究熱心@BOSS   2014年07月08日 11:01

>お手伝いN津さん

>BOSSさんとも一緒にも走っていたのですが、コースを離れ・・・二十数年。

私が久々に川西に復帰したときは、MXを離れてから約30年近く経ってましたね~・・・・遠い目。

でも3年前のリバーに初参加のとき、数十年ぶりにお会いしたN津さんは私を見つけるなり、幽霊でも見たように「としはる~!!」と当時の様に呼んでくださって(笑)
いや~私も懐かしくて一気にタイムスリップした錯覚に囚われました~。
(それにしても、N津さん、当時からお変わりなく・・・、何か秘薬でも飲んでます?)(笑)

当時の川西の顔ぶれとは大分変わりましたが、でも、アットホームで相互扶助の川西のポリシーは変わっていませんでしたね。

私達も当時の恩返しのつもりで、キッズ達を応援していますが、同じような心持を、次の世代も受け取って、伝えてくれると嬉しいですね。

そうそう、N津さんも旗振りばかりでなく、たまにはキッズに混じって(大人気ないアダルトでもいいですが)
レース中にしか味わえない連帯感と絆を、また感じてみませんか?

バイクはCRF150でも250でも、85でも何でも、N津さんのためにご用意しますから!
参加、期待いたしております!(前夜祭も!)

ブランクありましたが、これからもよろしくお願いいたします。

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