« 激マディでのヘルメットタッチ!川西ルーキーズクロスR1! | メインページへもどる | 「北海道4DAYS」にエントリーしました »
2017年06月13日
GS Camp Meeting(キャンプミーティング)2017
6月10日〜11日は、福島の羽鳥湖周辺で行われた、
「GS Camp Meeting 2017」に参加して来ました!
ブル○ンかまた withB的な。笑
澤田部長、田島さん、田澤さん。恐れ多くもありがとうございました^^;
そのレポートを書く前に少しだけ前の話を…
(長くなってすみません。いつものことですが…)
原サイクルさんで、7年ぶりにGSを復活して頂いたのはこのブログでもご報告したとおり。
その後、プロテクタの水谷さん経由で、5月連休にGSで福島のヤップランドを走ろうというイベントにお誘い頂き、これに参加させて頂いたのですが…
7年ぶりに跨るGSの大きさと、あがり症による心臓バクバク緊張MAXでいっぱいいっぱいとなり、
駐車場から5分で玉砕!(TωT)/
テールランプと共に、心も砕け散ったのでありました。。。
あれから一ヶ月。
テールランプの方は@BOSSが接着剤で欠片をくっつけてくれましたが…
「もうGSでオフロードを乗ろうなんて考えまい。
GSは北海道ツーリング専用車にしよう。」
と心に決めていました。
なので今回イベントに参加するに当たっても、あれこれ用意をしてくれた@BOSSには申し訳ないけれど、どうせ私なんかオフは走れないし、私が乗っても@BOSSに迷惑がかかるだろうし、@BOSSには自分の時間を楽しんでほしいし、エトセトラ、エトセトラと超後ろ向き。
というわけで、イベント当日の土曜の朝まで、
「私は2日間、ゲレンデの下に初心者向けに設定されるらしい平らなオープンエリアをぐるぐる走る”ビギナーズトレッキング”で一人で遊んで、あとの時間はウトロンと散歩してますから。」
と@BOSSに宣言していたのでした。
そんなこんなで迎えたGS Camp Meeting。
ようやくイベントレポートです。
【金曜日(DAY0】
仕事を片付けた金曜の夕方、「新・それ行けウトロン号」にGSを2台積みして会社を出発。
夜7時過ぎには現地の駐車場に着きましたが、ゲリラ豪雨のようなどしゃぶりでバイクを下ろすこともできず。
とりあえず、途中で買ったコンビニ弁当で雨が上がるまで腹ごしらえ。
なんたって、今回積載したニューウエポン「電子レンジ」がありますから。( ̄ー ̄+キラーン
まだ全体図のわからない広い敷地の中、
「右回りに歩いてくれば着くから。」
という、非常にアバウトなT部さんからのメッセージを頼りに、雨があがった頃、原サイクルさんのテントに合流させて頂きました。
「おお、伊井さん!!!」
テント下で洋食の腕を奮っていたのは、もう約20年前に@BOSSが主催した「アトラスオリエントラリー」に参加して下さった、元○衛隊員の伊井さんでした。
今はご実家の「レストラン・ドルチェ」を継いでいらっしゃるとのこと。
今度必ずお邪魔させていただきますね!!!
楽しい話と美味しいお料理に夜も更けていきます。
私は10時半頃にトランポへ戻りましたが、焚き火を囲んでの宴は日付が変わるまで続いたようです。
【土曜日(DAY1)】
朝6時。
羽鳥湖畔をウトロンと散歩。
昨夜は夜暗くなってから着いたのでよく見えませんでしたが、「レジーナの森」はそれはそれは素敵な場所でした。
凪いだ湖面に浮かぶレンタルのカナディアンカヌー。
昨夜の雨がウソのように晴れ渡っています。
これを付けていると2日間温泉入り放題、ごはんも与えて頂けるという魔法のビザバンド。笑
@BOSSがコマ図のマップを貼り合わせています。
私はと言うと、林道を含むコマ図ツーリングへの参加は私には無理だと思っていたので、自分のマップを貼ることはせず。
「ホントに行かないの?
ビギナーズトレッキングが始まる12時まで何やってるの?」
・・・まあウトロンと散歩しながらのんびりしてます。
と答えつつも、「いいのか?それで。」とずっと自問自答。
一応ウエアに着替えながら、昨夜ここへ向かってくる間、車の中で聞いた話を考えていました。
その話とは…
思春期の反抗期?で、ここしばらくモトクロスから離れていた「たいせいパイセン」(仮名・中3)が、残りの関東戦に85で再挑戦することを決めるに当って、@BOSSがパイセンにさせた約束の話です。
「パイセン、もしこの先も俺(@BOSS)と付き合うなら、これから言う3つの約束を守ること。
①やってもいない内から無理だと決めつけないこと。(やった上で失敗しても、やらないより全然よし。)
②選択肢が2つあったら、安易にできそうな方ではなく、自分にとって高くて、厳しい方を選ぶこと。
③本質(真実)を見抜く眼力を養うこと。事実も見る角度によって姿形が変わるけど、真実は一つ。」
・・・・・・。
ブリーフィング30分前。
私ここに何しに来たんだっけ?
何かに背中を押されました。
よし、行こう!
「@BOSS、やっぱりコマ図ツーリングに行きます!」
「ああ、じゃああんたは誰かショートコースに行く人を探して一緒に行ってもらえ。」
あ、@BOSSは一緒には行ってくれないんですね。( ̄∀ ̄;)ヤッパス
大急ぎで自分のマップを張り合わせ、マップホルダーに装着。
「かまたさん、ヤバイ!と思ったらアクセルを開けるんだよ。バイクが安定するから。」
と、出発前に澤田部長から餞(はなむけ)?のお言葉。
はいっ!行ってきます!*\(^o^)/*
(実はこのアドバイスにどれだけ助けられたか!)
ブリーフィング後、スタートゲートからどんどん出発する人達に混じって、
「ショートコースに行く方いますか?」
と声をかけたら、ちょうど
「あ、僕達ショートコースです。」
よかった!私、今日がGSで初めてのオフロードなんですけど、ご一緒していいですか?
「いいですよ。僕達もコマ図初めてだし、一緒に行きましょう。」
後で聞いたら、ショートコースに向かったのは私たち4人だけらしく。
約40kmの内、10kmがダートです。
ドキドキはしましたが、心が前を向いているので不思議と怖くありません。
うわー、「爽やか林道」って
本当にこの世にあったんだ〜・゚。( ̄▽ ̄)ポワーン
今まで「爽やか林道」と言われて連れて行かれた林道という林道はすべて、ガレガレで、急なアップダウンで、ワダチだらけで、つづら折りで、倒木があって、チュルチュルでヌタヌタ(※すべて当社比)でしたが、この日の林道はフラットで締まった砂利の、気持ちのいいダートでした。
景色のいいところで記念撮影!
「祝!GSで初林道」カシャ!
この日ご一緒してくださった皆さん。
ホントにありがとうございました!
途中ちょっと石があっても
「ヤバイと思ったら開ける!」
という部長の言葉を思い出しアクセルを開けるとGSは確かに安定し、最後までずっと楽しく走れました。
私が林道を走れたというより、バイクの性能に助けられながら走ったというのが正しいかも。
大げさに言うと、「GSという大きな愛に包まれながら走った」という感じです。
出発直前に参加を決めて大急ぎで適当に貼ったマップは、出発直後すぐに切れてしまいましたが…
(北4では今回の教訓を生かして、きちんとしっかり丁寧に貼り付けます^^;)
ショートコースは短かったので、ほぼ一番乗りにゲレンデ会場に着いた私たち。
「ゲレンデクルーズ、行きませんか?」
一緒に走ったY田さんが楽しそうにそう言うので、林道を走れた喜びに調子こいていた私は
「じゃあ私も行っちゃおうかな〜!」
ポツポツ雨が当たり始め、クルーズの受付の方に「滑りやすくなってきたのでラインを良く見てください」と言われても、気持ちが前を向いているからか、やっぱり怖くありません。
「アクセルを戻して失速すると止まってしまうので開け続けてね。」
というアテンドマーシャルさんのアドバイスを受けて、いざ出発!
登り始めて間もなく、水切りのワダチが横に何本も走っていることがわかりましたが、これも川西の壁ジャンプ手前を思い出せば大丈夫。
(一緒に参加したお二人は、たぶんここでブレーキをかけたか、ハンドルを切ったようで、私の目の前でスパッと転んでびっくりしましたが^^;)
適度にアクセルを開けて失速しないようにだけ気をつけて、前を走るマーシャルさんについていくと、GSが私をどんどん運んでくれる感じでした。
登頂、成功!
一番上では土砂降りとなってしまいましたが、雨の中、マーシャルさんが写真を撮ってくれました。
「たぶん転んだ2人は再発進ができない状況だと思うので、先に下りましょう。」
1速で下りた方がいいものですか?
「いえ、2速、できれば3速くらいでタイヤを転がしながら走った方が安全です。行けますか?」
はい!
下りもやはり、横に走る水切りのくぼみが何箇所もあり、マシンが上下にかなり揺れましたが、急ブレーキ、パニックブレーキにだけは気をつけて、あとはアクセルを足しながらバイクに体を預けたら、やっぱりGSの大きな愛に包まれて無転倒で下りることができました。
でもきっと、モトクロスやトライアルで小さなバイクに乗って練習していることも、「今」につながっているのだと思います。
ちょうどロングコースのコマ図ツーから戻った@BOSSにゲレンデの下で会い、GSがどんなに楽しくてどんなにすごいか、今更ながらに知ったことを、少し(かなり?)興奮気味に報告する私。
夕方6時半。
再びレジーナの森の特設会場で、地元の名物を並べたお夕食。
うどんにはヤーコンが練り込まれているのだそうです。
はい、チーズ!
いや、あの、ヘン顔してくれなんて頼んでいませんが…^^;
左のピースのメガネ君が今日一緒に林道を走ってくれたY田さん。
今私がこうしてGSって楽しいと思えるのは、彼が楽しそうにあっけらかーんと
「せっかくだからゲレンデクルーズも行きませんか?!」
と誘ってくれたからこそ。
私を暗いいじけた箱の中から引っ張り出してくれた彼には、本当に感謝しています。
Y田さん、どうもありがとう!*\(^o^)/*
気温はどんどん下がり、たぶん夜には10度以下になったと思われる寒さでしたが、スタッフの皆さんが催して下さったナイトパーティーにも参加。
ハイエースの車体に映し出されたに「BMW BIKES 冒険の旅」のスライドショー。
これらの写真に、モータージャーナリストの松井勉さんが説明してくださった撮影秘話&裏話はとても興味深く、寒さを忘れて見入ってしまいました。
その後には協賛各社からの景品がもらえるジャンケン大会。
私はMetzeler Japanグッズを頂きました。
終わってバスに戻ってもまだ9時。
もう一度温泉に入って体を温めた後、@BOSSは原サイクルさんのテントへ向かいましたが、私はウトロンとそのまま横になりました。
ああ、いい一日だったな。
おやすみなさい。zzz
【日曜日(DAY2)】
翌朝は快晴!
朝5時からウトロンと散歩。
本当にきれいなところです。
青い空、白い花。
紫の花はルピナスかな?
湖畔の周りをぐるりとめぐるフィッシングエリアを気持ちよくトコトコ。
朝、プロテクタさんのテントでコーヒーをご馳走になったら、「エアモニバイク」というモーニングセットが付いてきました。笑
「かまたさん、これを付けると転ばなくなりますよ!」
ほんまどすか〜・゚。( ̄▽ ̄)ポワーン
セローとGSとで付け替えができるようにと、ベルクロのステーを付けて頂きました。
私たちと同じく、今回北4に参加する田島さん。
仕事柄バイクに詳しく、@BOSSもいろいろと教えてもらっています。
GSについていろんな情報交換ができるのも、こうしたイベントの魅力の一つです。
昨日ロングコースを走った@BOSSたちが、今日はショートコースを走るというので、一緒に行かせてもらうことに。
昨夜の雨が心配でしたが、爽やか林道は今日もやっぱり爽やかでした
だ〜か〜ら〜、立○ションじゃなくて、ウエストバッグからiPhoneを出してるだけですってば!
ご一緒させて頂いた、「GSであそ部」の澤田部長、田澤さん、田島さん。
転倒こそしなかったものの、停車時の操作がまだまだ危うい私。
皆さま、特に田澤さま、ありがとうございました。m(_ _)m
あ〜、楽しかった!
その後は昨日に引き続き、またまたゲレンデクルーズへ。
雨も乾いて、昨日よりもいいコンディションのようです。
私はAコースに部長と田島さん、田澤さんと。
低いギアで土をかっぽじってしまい、後ろの部長に土をかけまくりながら登り(すみませんっ!)、見晴らしのいいところで撮影大会。
ロケ班さながらに、わざわざマシンの向きを変えて下さっていますm(_ _)m
はい、ポーズ!カシャ!
かまたさんはどこに居るのかって?
あはは、私まで見落としそうでした。
マシンの上に置いてあるかのようなヘルメットには、ちゃんと私が入っています。笑
いい感じ〜
withBな皆さまは、下りでも最後まで見守ってくださいました。
ありがとうございましたm(_ _)m
お次は昨日クルーズに参加していない@BOSSが、皆さんと一緒にBコースに。
「今度はどうする?空気圧2.5以上で登ってみる??」と澤田部長。
なぜあえてそんなイバラの道をゆくのでつか?( ̄∀ ̄;)汗
「だって登らない状況の方が楽しめるでしょ?」
そうか、GSってそうやって「あそ部」のか〜。笑
いってらっしゃーい!!
カメラの向きのせいで、映像が小さくてすみません^^;
私の危うい停車をたびたびアシストしてくださった田澤さん。
本当にありがとうございました、精進します!
(@BOSSのヘルメットカメラに田澤さんの衝撃映像が映っているとかいないとか、今のところまだ定かではありません。笑)
イベントは三々五々の流れ解散だったので、「GSであそ部」の皆さんと一緒にレジーナのレストランでランチバイキングをご一緒してから帰路に着きました。
***
冒頭で書いた通り、ここへ来るまで、GSに対してはたいへんな苦手意識があった私。
すばらしいバイクなのは知ってはいましたが、セローですら乗りこなせないのに、私にGSでのオフロードは無理!と決めつけていました。
でも今回のイベントで、GSが大大大好きに。
このイベントに誘ってくださった原サイクルの原さん、また、ひょんなことから私と@BOSSを「GSであそ部」につなげてくださるきっかけとなったプロテクタの水谷さん、心から感謝しています。
それから、こんな私とも遊んで下さる「あそ部」の皆さま、ありがとうございます!
どうか懲りずにこれからもたくさん遊んでやってください。
そして最後にやっぱり@BOSS。
@BOSSのライダーとしての時間を私が奪ってしまわないように、そして「たいせいパイセン」(仮名?)に笑われないように、私も人として、ライダーとして成長していかなくてはと思いますので、どうかこれからもよろしくお願いします。
※Special thanks 小野寺さん!
身長157cmの私がGSに乗れるのは「河名シート」さんで作って頂いた
超スペシャルローダウンシートのおかげです*\(^o^)/*
「遙かなるGSへの道のり」はまだまだ続きます。
投稿者:かまた 2017年06月13日 16:40