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2017年09月13日

BMWモトラッドデイズ2017in白馬47

(※9/14 オフロードトレーニングの動画を1つ追加しました。)

9月9日と10日は、Hakuba47で行われた、
BMW モトラッドデイズ2017に行ってきました!

本来なら、ここには川西ルーキーズクロスR3のレースレポが載るはずだったのですが、様々なイベントやレースと重なり、最少催行人数に達せず残念ながら今回は中止になってしまったことはHPで発表した通り。(TωT)

そこで、今週末にグランドオープンするツアラテックジャパンさんが、新店舗のインターネットををアトラス光にしてペイフォワード会員になって下さったお礼に、本社であるプロテクタさんの出展ブースをお手伝いしながら、その一角でアトラス光のペイフォワード会員の紹介と募集のお仕事に行くことに。

BMWのイベントは、ずっと昔からこのブログを読んでくださっている(でも私は知らない)方にお会い出来る偶然がたくさんあるので、


↑こんな名刺も作ってみました。笑

私は2日間ともお仕事ですが、@BOSSやタジーを始め「GSであそ部」のたくさんのメンバーが、GSトロフィー日本代表選考会にチャレンジします。
この応援もできたらいいな。

さあ、どんなドラマ、どんな出会いが待っているでしょうか。
まずは金曜日に行われた「BMWオフロードトレーニング」のようすから。

【金曜日/BMWオフロードトレーニング】



ウトロンには白馬がよく似合う。(←親ばか)

2日間のイベントに先駆けて、金曜日には、


BMW公認インストラクターのステファニーとビンセントによる「オフロードトレーニング(講習会)」が開催されました。
午前と午後にそれぞれ先着申込で16名限定の超豪華スクール。
しかもなんとFree Admission!(無料!)

@BOSSがこの午前のクラスに申し込んでいたので、私も見学させてもらうことに。
私は白馬に来ない予定だったので申し込んでいません。残念!
でも、目の前でこんな素晴らしいスクールを見ることができるなんて、なんてラッキー*\(^o^)/*


朝7時。虹のゲートが迎えてくれた白馬に到着。
一番乗り?あ、違った、二番乗り。
広島から自走の方がタイヤ交換をされていました。
「間違ったらごめんなさい。かまたさんですよね?」
は、はい!( ̄∀ ̄;)ギクッ
聞いたら、北4で思い出の雨の林道をご一緒した林さんのお友達だそう。
世の中せまいです。笑


ほどなくインストラクターのステファニーとビンセントがGSに乗って登場。
はじめまして!
ビンセントはフランス人なのでフランス語でご挨拶しましたが、通じたかどうかは不明です。笑

トレーニングの動画をyoutubeにアップして紹介してもOK?と二人に聞いたら
「Sure!Why not?」
ということだったので、このスクールに参加したくてもできなかった方のために撮りますよ(^_^)/

8時30分の集合時間を目指して、講習会に参加する皆さんがぞくぞく到着。


平井さんと林田さん。


迫さん。


コジーはアフリカツインでアウェイに殴り込み。笑

知っているメンバーばかりで見学するのも楽しみです!


8時30分、ブリーフィングで全員自己紹介。
@BOSSが英語で自己紹介をしたら、コジーが
「@BOSSさんて英語話せるんですか!?」
え?知らなかったんですか?
アトラスは社内公用語が英語なんですよ。(大ウソ)

その後は音楽にのって飛んだり跳ねたり。
準備運動で体を温めます。

いよいよトレーニング開始、まずは引き起こしから。


女性にお勧めという背面での引き起こし方法。
自分がテコとなって、太ももをジャッキにして持ち上げています。
遠く斜め上を見る視線がポイントのようです。


GS引き起こし(背面で起こす方法)
この小さな体でR1200GSを軽々と起こすステファニー、素敵です♥


続いてバイクに体の正面を向けて引き起こす方法。
男性は腕力で起こせる方も多いと思いますが、非力な女性はやはり自分をジャッキに。
まずはハンドルをフルロック。
腕ではなく、背中をまっすぐにして大きく一歩踏み出すことでマシンを押し上げます。
こちらも斜め上の空を見上げる視線が大切と言っています。


GS引き起こし(正面を向いて起こす方法)
ビンセントがお手本を見せてくれました。


林田さんがこれに挑戦!
うーん、なかなか難しそう。
(後ろで見ている方は「うちの娘なら…」と思っているに違いない。笑)


GSでオフロード走行をする時のポジション等
今度はオフロードを乗る際のライディングポジションとコツを説明してくれました。
スタンディングすることで、体(肘や膝)がサスペンションになること。
膝でしっかりタンクを起こすこと。
オフロードでバイクが振られた時、思わずアクセルが開いてしまわないように、どちらのレバーも手も二本指で握ること、等々。

それではいよいよバイクに乗って講習です。
自己申告で上級クラスと初級クラスに分かれます。
GSトロフィーに挑戦する方、したことがある方は上級クラスへ。
初級クラスはステファニーが、上級クラスはビンセントが担当します。


ふざけているわけではありません。笑
ビンセントについてその動きを真似ながら、パイロンの回りをカルガモ走行。
片足を前後左右にブラブラさせたり、片手を放して走行したり。
各自のライディングを見ながら、ビンセントが改めてクラス分けを微調整。


ウォーミングアップが終わったところで、パイロンを並べて低速でのスラローム練習を開始。


スラローム(ゆるやか編)
最初はパイロンの幅もゆるやかです。
一人ひとりビンセントがきちんとチェックしてくれ、走り終わるとフォームを修正してくれます。

これを続けながら、ビンセントが少しずつパイロンの位置を変えてRをきつくしていきます。


スラローム(フルロック編)
最後の方は、完全にフルロックしないと回れない難しいスラローム。
回りきれないでふらつく人も、ビンセントの「次のパイロンを見て!」あるいは「僕を見て!」という言葉の通りにその方向へ顔(と上半身)を向けると、一気にフォームがきれいになって回れるように。
思わず「おおー!」と言いながら、皆さんが変わっていく様子を撮影しました。

フルロックターンで小さく回る時のコツをステファニーが説明。
視線だけではなく顔の向きをしっかり後ろに向ける。体も大きくマシンの外へ。
その後ビンセントがGSに乗って実際にお手本を見せてくれました。


GSで小さくターンするコツ
きれいですね〜・゚。( ̄▽ ̄)ポワーン


「本当にビンセントを見ると回れるんだよね。
いつも目の前にいてほしいよ(笑)」とは6年ぶりにお会いした青山さん。
オーランドでお会いした時はまだウトロンは5ヶ月くらいでしたっけ^_^


4時間のトレーニングを終えて、全員で記念撮影。カシャッ!
お疲れ様でしたー!

「かまたさんも乗りたかったでしょう。
顔にでっかく『私も乗りたい!』って書いてあるよ」
何人もの方にそう言われましたが、そりゃあ乗りたいですよ!笑

今回の白馬は仕事に徹するために、そしてGSトロフィーに挑戦する@BOSSに無駄に負担をかけないように、私のGSは持ってきませんでしたし、私自身もバイクに未練を残さないようヘルメットもブーツも一切合切置いてきました。
でも、こうして他の方へのアドバイスを全部見て聞けたことは、ものすご〜く勉強になりました。
ビンセント、ステファニー、そして@BOSS、ありがとうございました(-人-)
そんな感謝の気持ちを込めて、参加できなかった皆さんにもおすそ分けのレポートでした!

午後4時。


プロテクタ加藤さんの到着を待って、午後遅く搬入のお手伝い。
テントとのぼりを立てて、後は明日の朝準備をします。


夕食は宿から歩いてすぐのイタリアンレストランで。
今回のトロフィーのシード権を持っているゆーじさん(何年ぶりでしょう!)、北4でお世話になりまくった梶山さん、そして@BOSSと同じく明日トロフィー予選に挑戦するヨースケさんと。


チーズの盛り合わせ


絶品カルツォーネ


ワインはスペインのcomoloco

特に約束をしていたわけではないけれど、偶然顔を合わせて、近況を報告し合いながら過ごす楽しいひととき。
こういう時間もイベントに参加する時の貴重で嬉しいひとときです。


話が尽きず、宿にもどってから飲みなおし。
私は明日の朝早いので、部長到着と入れ違いで先に部屋へ戻りました。
おやすみなさい。また明日。


【土曜日】


朝の散歩。
ウトロンには白馬がよく似合う。(←親ばか2)


朝7時過ぎ、本日の上司であるプロテクタの加藤さんの車にウトロンまで乗せて頂き会場へ。
恐縮です^^;;;


出展ブース設営完了!
看板犬も配置完了!笑


いいお天気!
10時だった開場の予定が9時に早まり、ぞくぞくと来場者が入場してきました。


さあ、お仕事がんばりまつよ!!
エアモニいかがでつかー!
アトラス光いかがでつかー!

広い会場では様々なイベントが行われています。
ニューモデル試乗会、ヒルクライム、オフロード体験、モトリンピック、etc.


私たちのブースから見えるエリアでは、GSトロフィーの予選が行われようとしています。
「GSであそ部」のメンバーも大勢これに挑戦します。


約30名の挑戦者に4つのテストを行い、本日の予選で3名まで絞り込み、シード権を持つ3名の選手と合計6名で明日の決勝を競います。


一次予選はライディングスキルのテスト。
@BOSS得意の遅乗りがメインのようです。

続いて英語力のテスト。
ライディングスキルテストと英語のテストを合計し、@BOSSは4位で通過。

ここまでで20人に絞られ、午後のフィジカルテストへと続きます。
どんなテストなのかは事前には一切知らされません。
ただ今回は「普通のシューズを用意するように」という指示があったそうなので、ランニング系のテストであることは想像されますが…


「ウトロ〜ン♥、元気だったか〜♥♥」
写真ではわかりませんが、ウトロンの尻尾がぐるぐる回ってます。笑


おー、くまモ…松本さん!お久しぶり!


ウトロンも看板犬としてしっかり働いています。笑
ブースにはたくさんの方にお越しいただき、いろんな方とお話ができました。
またウトロンも見ず知らずの方々にも可愛がって頂いて、本当にありがとうございました。

フィジカルテストの様子はブースからはまったくわかりません。
どこで、どんなテストが行われて、いったい誰が勝ち残っているのか…

お買上げ頂いたエアモニを梱包していたら、ブースの後ろに汗びっしょりで息の荒い@BOSSが立っていました。

「ダメだった。(ぜいぜい)
あと一人、あとたった5mだったんだけど…(ぜいぜい)」

接客中だったので、私はただ頷くだけしかできず、それ以上詳しく聞けませんでした。
@BOSSもそれだけ言うと姿が見えなくなりました。

後から聞いたところフィジカルテストは、ゲレンデの急斜面に点在させたBMWのフラッグを、自分の足で取りに行くといういものだったそうです。


人によっては呼吸困難でブラックアウトするほど酸素不足になったり、足が上がらなくなって諦める人もずいぶんいたとか。
さっきの@BOSSを見ても、走らされることは想像していたものの、想像よりはるかにキツいフィジカルテストであったことは想像に難くありません。

***

あと少し、というところで決勝に残れなかった@BOSSを心配した新井さん。
「@BOSSさんは?どこにいるの?」
わかりません。
「連絡取れないの?」
特に@BOSSからの連絡はないですね。
(実際にはお互い別行動の日なので、連絡を取っていないだけなのですが。)

でも、誰に聞いても@BOSSがどこにいるかわからないらしく、
「@BOSSさんは相当落ち込んでいて、誰とも話をしたくないに違いない。」
そう心配してくれたらしい優しい新井さんが
「かまたさんに連絡をいれてください!」
というメッセージを@BOSSに送ってくれていたらしく…

会場でのBBQ大会が始まる前に、予定通りウトロンを置きに宿へ戻ったところへ@BOSSから着信が。
「いまどこ?」
ちょうどウトロンと宿に戻ったところです。
「あんたに連絡してくれってメールがあったから何かあったんだと思って、オレ、宿に戻るみんなと分かれて、会場で待ってたんだぜ!
訳のわからん連絡するな!」
すすすみません。ってか、何そのメール??( ̄∀ ̄;)汗

行き違いはあったものの、いつもの@BOSSに新井さんもひと安心。
@BOSSも急いでバイクで宿へ戻ってきました。
バタバタと着替えて再度みんなで会場へ。


カンパイ!お疲れ様でした!


名物の気球が姿を表しました。

決勝に残れなかった@BOSSですが、
「5mまで追い詰めたのに、あそこで追いつけなかった自分が悪い。
ライディングだけじゃなくて、走り込んで体を作って、次も挑戦しようと思う。」
そんな嬉しい再挑戦の言葉が聞けました。よかった!


ラリーモンゴリア2017にジムニーで参戦。
ソロで完走を果たした流さんと合流。
「来年は北4に出ようと思って。@BOSSさんたちは出ないんですか?」
出たいです!流さんとは2009年の北4で初めて会ったんですよね。
懐かしいなあ。


ステージではBMW bandの皆さんによるコンサートが始まっています。
隣の人とも話ができないくらいの大音量でしたが、VAN HALENやBon Joviのナンバーをカバーする彼らの歌が素晴らしく、 どうせ話が聞こえないなら踊ってこよう!とステージ前の人だかりへ。
この日、運転手としてお酒を飲んでいない私でしたが、お酒がなくてもあんなにノッて興奮できるなんて我ながらビックリ!
ホントに素晴らしいステージで、バラードではあの@BOSSにさえも「なんか涙が出そう。」と言わしめました。
(もちろん@BOSSは踊りませんでしたが。笑)


踊りながら、GSって不思議なバイクだな〜と思いました。
夢、冒険心、感動、ワクワク感、ありきたりな言葉しか思いつかないけど、そういうものを与えてくれる不思議な乗り物。
トラ車もセローも大好きだけど、GSはまったくカテゴリが違う。
澤田部長の言葉を借りると、
「スペックやパーツなんか関係ない。GSが好き、ただそれだけ。」

GS、このバイクに出会えて幸せです^_^


【日曜日】



朝5時すぎ、きりりと冷たい空気の中をウトロンと長い散歩。

今日は昨日より早く、6時過ぎには加藤さんの車で、スタッフ犬ウトロンと一緒に会場へ。


昨日のBBQで知り合った矢島マーシャさんが、出発前にブースに立ち寄ってくれました。
いつかGSで旅をしながら、それを本に書きたいのだとか。
ステキな夢を語ってくれました。
来年はこのイベントのヒルクライムにも挑戦したいそうですよ^_^
みんなで記念撮影!
また会いましょう!*\(^o^)/*


誰も二人の時間を邪魔できません。笑


トロフィーマシンよりも人気のあったタジーJr(1才)のGS1200mini。


今日のメインイベントはGSトロフィー日本代表を決める決勝。
シード権をもつゆーじさんですが、昨日のフィジカルテストの3倍は走らされるという噂が。
2014年のトロフィー代表である諸原さんについてストレッチ。

最初のテストはゲレンデとオフロードコースを使ったマラソン。
1分おきに一人ずつスタートして、タイムで1位から6位までポイントが加算される設定だそうです。

30分ほどの休憩を挟んで、最後はライディングを含んだ総合テスト。


テストの前半はライディングですが、後半は重いR1200GSを押して山坂のあるマウンテンバイクのコースを100mほど押して走るというもの。
GSトロフィーは、毎年決まった競技内容があるわけではありませんが、今年は特にフィジカル面に重きを置いたようです。


ゴール後のゆーじさんは、しばらく立つこともできませんでした。


今回のGSトロフィー日本代表は、「GSであそ部」メンバーの田澤さん、同じくタジーこと田島さん、そして男泣きした小笠原さんの3名に決まりました!
おめでとうございます!


特に、今年のGWに福島のヤップランドで初めて会って以来、群馬林道合宿で新井さんとあそ部、北海道4DAYSもずっと一緒で、このお盆休み中も新潟に来て一緒に合宿練習し、いったい会わなかった週末は何回あるのかというタジーの代表決定は我がことのように嬉しいです!


そして田澤さん。
知り合ったのはGSCampMeetingの時ですが、トロフィー目指しての練習もものすごく熱心で、その思いを圧縮して凝縮してそれが一気に爆発したような走りで、見ていて本当に感動しました!

***


トロフィーへの思いということでは、たぶん@BOSSも負けなかったのではないかと思います。

勝負の世界にタラレバはないので、自分のことを多くは語らないと思いますが、2008年の挑戦以来、9年ぶりにGSトロフィーへの再挑戦を決めたのはつい最近。

北海道4DAYS前に田澤さん達との練習会に参加して、北海道4DAYSではタジーとずっと一緒に過ごし、そして帰ってきた翌週の「Ride AfricaTwin」では、澤田部長を始め、タジー、そして2012年のトロフィー代表でもある新井さんと一緒に参加。
その新井さんと共に「マスターオブAfricaTwin」に参加して@BOSSが2位を獲得したこともブログでご報告した通り。
この数ヶ月、そうやってGS仲間の皆さんと一緒に過ごしながら、再挑戦への想いが膨らんできたようです。


当初は、今年の福島でのGSキャンプでも乗っていた空冷の1200GS ADVで挑戦する予定だったようですが、私のGSが故障した際に原サイクルさんへ車両を持ち込み、その時、2008年のGSトロフィーの予選会に一緒に出ていた原さんに(原さんは見事この年の代表に選ばれました)9年ぶりに再挑戦をする思いを伝えた@BOSS。

「乾式クラッチで不利なのはわかっているけど、また練習を積んで挑戦したいと思っています。」
すると原さんは、
「決勝ではBMW提供の水冷GSに乗らないといけません。
そこで水冷に初めて乗る、それだけが心配です。」

それを聞きながら@BOSSは、2008年の予選会で予選を2位で通過しながら、決勝では初めて跨る空冷のADVに、何も出来ずに終わった苦い経験を思い出したそうです。

「これを最後だと思って、精一杯の努力を積んで挑戦しよう。」

そう思っていた@BOSSでしたが、例え空冷のADVで予選を上手く勝ち残ったとしても、長年GSトロフィーの代表選手になることを夢見て練習して来た猛者たちを相手に、決勝で初めて跨る水冷で挑むのはおこがましいし、代表を勝ち取るという事はそんなに生易しい事ではないと思ったそうです。


私の故障したGSをただ持ち込むためだけに訪れた原サイクルさんでしたが、帰りの高速道路でずっと考え続け、そして、小出I.Cの高速出口を出たところで原さんに連絡して、
「水冷GSで練習します。(=買います。)」
こうしてGSトロフィーの予選会まで残り1か月に迫った中で、水冷GSを購入。


そして、その一週間後に故障修理が済んだ私のGSと、購入した水冷のR1200GS Rallyeの2台を受け取ってきました。
結局@BOSSがその水冷GSで練習を始めることができたのは、タジーが新潟に練習に来てくれたお盆休みからでした。

でもその日からの3週間、一日も欠かさず朝練をし続けた@BOSS。
たとえ土砂降りであっても、毎日、毎日、黙々と練習を続けました。
こんなにストイックに自分を追い込んだ@BOSSを見たのは初めてかもしれません。

…いえ、@BOSSはもともとそういう人だったことを思い出しました

ただ、いつも他の人(私も含めて)の練習やレースの後押しばかりで、自分の夢のための挑戦をする時間を持てなかっただけなのだと思います。

日程がルーキーズR3にぶつかってしまった今回のGSトロフィー代表決定戦。
R2のブリーフィングで
「自分の夢に挑戦するために、大会委員長でありながらR3は不在となります。」
と頭を下げた@BOSSでした。

私は予選の1つ目のテストしか見ることができませんでしたが、2014GSトロフィー代表の諸原さんが、フィジカルテストの@BOSSを撮影してくださったのでご紹介します。

1分ほどの動画ですが、今回の@BOSSの挑戦への意気込みがすべて集約されています。
ぜひ最後まで見てあげてください。
私も思わず目から鼻水が出てしまいました。


GSトロフィー予選(フィジカルテスト)

この動画をFBで公開した時、諸原さんはこんな言葉で@BOSSを讃えて下さいました。

「土曜日のフィジカルテスト。
最後のフラッグを勝ち取る大和さん。
素晴らしい‼︎
そして、大和さんがフラッグを取るまで諦めずに追いかける諏佐さんの姿に感動したので、動画アップします。
諏佐さんの姿勢こそGS Trophy です。
歳を重ねてもこんな姿勢を貫ける人間になりたいです。
諏佐さん、大和さん、素晴らしいフィジカルテストを見せてくれてありがとうございます。」

そして、@BOSSの目の前で最後のフラッグを手にした大和さんは、

「この後、ファイナルまで僕を応援してくださった諏佐さんに懐の深さを感じました。
そして自分もそんな男になりたいと思いました。
諏佐さん、本当にありがとうございました!」

なんだかサムライの映画を観ているようです。
不覚にも私まで涙が出てきてしまいました。

その@BOSSは、この動画をFBで自らシェアしました。そして、

「GS trophy予選会で負けた瞬間。 
自分への戒めの為に、また、2年後を目指す為に、シェアさせて頂きます。
モチベーションが下がったら、この悔しかった瞬間を振り返ります。」

「経緯はともかく、(この動画を残してくれた)諸原さんには、本当に感謝してます。
そして、あの旗を枯れそうな大声で叫んで伝えてくれた田澤啓明さん、あの声は一生忘れません。
心からの励ましと叱咤激励、本当に力になりました。
後で、田澤さんにお礼を言おうとしたら、泣きそうになってしまったのでまだ言えていませんが、次回も頑張ることで恩返ししたいと思います。」

@BOSSは本気で2年後を目指して動き始めるようです。

モトラッドデイズはBMWの祭典的なイベントですが、その中にこんなに熱い思いと戦いがあったなんて。

なんだか私も何かに挑戦したくなりました^_^

本当は、オフロードトレーニングや出展ブースのこと、GSトロフィーでの@BOSSのこと、それぞれ別々に書けば、もっと読みやすくてまとまりがあると思うのですが、これが全部まとめて「モトラッドデイズ」であったことを残そうと一気に書いてしまったために、ダラダラとまとまらずすみません。

でもこの日が@BOSSの、そして私の、また新たな出発の日になるであろうことを、ブログ、そして私の心に記して、長くなったレポートを終わります。

現地でご一緒した皆さま、懐かしい方、ずっとずっとこのブログを読んでくださって今回初めてお会いした方、GSであそ部の皆さま、そして@BOSS、感動をありがとうございました。

私もがんばります!*\(^o^)/*

投稿者:かまた  2017年09月13日 20:30

コメント

投稿者:Biogon   2017年09月13日 21:26

オフロードトレーニングの動画はとっても参考になりました。
金曜日で行くことが出来ませんでした。
ありがとうございます。

ガーリックの近くにお泊りだったんですね~。
確か馬が居たと思いますが・・・。
私もガーリックから50mくらいの所に有る宿に泊まっていたんですよ。

GSトロフィーは腕と根性がないと出来ませんね~。
私には無理!!(笑)

投稿者:青鬼   2017年09月13日 22:37

無理とは言わず
チャレンジするんですよね?

投稿者:nakazawa.100gs   2017年09月13日 22:55

白馬一番乗り&タイヤ交換の中沢です。
名刺もらい損ねた・・・(^^;)

オフトレの動画に自分も写ってて嬉しかったです。下手くそ過ぎて嫌になる(ーー;)

GSトロフィー私も出てました。土曜日の決勝まで進めたのですがそれまで。休みが取れたからと言う理由で出たのでは勝てませんね(ーー;) fbであそ部の皆さんが練習してるのは見てましたが、出られるかわからない状況で自分のモチベーションが保てませんでした。次回は必ず出るつもりで今からトレーニングしようと思います。

@BOSSさん水冷買うほど本気なのですね。自分にはそこまで出来ませんが、それでも負けませんよ!
ちょっと盛り過ぎですが、決意表明です(笑)

またGSトロフィーでお会いしましょうね(^^)

投稿者:かまた   2017年09月14日 09:52

>Biogonさん

ブースに来て下さってありがとうございました。
初めてお会い出来て嬉しかったです!

私たちもガーリックさんから100mも離れていない宿でした。
今は馬はいないそうですが、あのログハウスは全部手作りなんだそうですね。
カルツォーネは最高でした!

GSトロフィーは腕より根性と執念とパッションという感じでしたね。
全選手に感動しました!

投稿者:かまた   2017年09月14日 09:52

>青鬼さん

え。。。何にですか?? (((( ̄∀ ̄;)汗


投稿者:かまた   2017年09月14日 09:53

>nakazawa.100gsさん

お疲れ様でした〜!
動画を撮っていると、皆さんがだんだん変わっていくのがすごくよくわかりました。
やっぱり一流のコーチに的確にアドバイスをもらうと短時間で変わるんだな〜ということを目の当たりにしました。

決意表明、消しませんからね!笑
またどこかでお会い出来ますように!
林さんにもよろしくお伝え下さい*\(^o^)/*

投稿者:tomoki   2017年09月18日 21:29

かまたさん、BOSS、白馬はお疲れさまでした。

BOSSの挑戦をこの記事を読んで、その熱量に改めて驚いています。

次回のチャレンジでは、ご自身の納得いく結果が手に入られる様に願っています。

私は、初めて白馬のミーティングに参加しました。
会場の規模にもびっくりしましたが、初めてかまたさんとお会いしたことにもびっくりしました。
(小柄な、かまたさんとウトロンの大きさにもびっくりしましたが。)

何かの機会に川越でお会いできたらと思ってます。

投稿者:かまた   2017年09月19日 08:24

>tomokiさん

白馬でお目にかかっているんですね!
ウトロンもいたということは出展ブースでしたでしょうか?
どの方がtomokiさんかわからないままお話したとしたら、ああ残念!

@BOSSは今、フィジカルテストの後遺症で足の古傷が再発。(泣)
しばらく練習はお休みですが、遠からず、また2年後に向けての朝鮮の日々が始まるのではないかと思います。

次回お会いした時には、ぜひぜひ「tomokiです」と教えてくださいね!
その日を楽しみにしています*\(^o^)/*

投稿者:よもぎ   2017年09月25日 09:14

超超ご無沙汰です!

昨日と今日(現在進行形で)、テレビでウトロと斜里のことを放送していて、ウトロさんとウトロン どうしてるかな〜〜と気になってコメントしました。
元気ですか??

投稿者:ウトロ   2017年09月26日 18:52

>よもぎちゃん

お久しぶりです!
ウトロンも私も元気ですよ〜!
知床の斜里町ウトロは、私も@BOSSも7月に行われた北海道ラリーで通りすがってきました^_^
よもぎちゃんもお元気そうでなによりです。
また時々覗いてやってください*\(^o^)/*

投稿者:maho   2017年09月29日 09:51

かまたさん、こんにちは。
前に一度、コメントさせていただいた事があるmahoと申します。

かまたさんが、白馬に来てたなんて~。お会いしたかったです!!
去年まで、F650GSに乗っていたのですが、全然乗りこなす事ができず、足つきの悪さと年齢を考えて乗換えてしまったのですが、かまたさんのブログを見ていると、やっぱりオフロードバイクに乗りたくなっちゃうんですよね~(^-^)
@BOSSと、かまたさんの前向きな姿勢&挑戦への気持ちを見習って私もまた小さいオフ車から始めてみようかな!そして、何か目標をたてて前に進んで生きたいと思います!
たくさんの動画も凄く勉強になりました。
ありがとうございます。

投稿者:かまた   2017年10月02日 14:09

>mahoさん

頂いたコメントに気づかず、お返事が遅くなってしまいました!

mahoさんも白馬に来ていらっしゃったんですね。
残念!お話したかったですね〜
私もようやく1200GSでの練習を始めて、今更ですが足つきと重さに悪戦苦闘しています^^;
mahoさんが小さなオフ車でもう一度オフを始めるのも大賛成です。
なんといっても乗りたい!楽しい!と思う気持ちが一番ですもんね。
ぜひまたお話を聞かせてください*\(^o^)/*

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