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2010年07月24日
北海道4DAYS DAY-2
【DAY-2 千歳~日高】
朝もやのHOP。この色とりどりのテントが散らばる風景、大好きです。
テントからぷかぷかと煙が出ているのはaso!!!!!!!さんですね。(笑)
朝4時に起きて顔を洗いに行くと、
リザルトを眺めている人がいます。
早い人がいるなあ・・・
u、umiさま!( ̄∀ ̄;)汗
なんでも昨夜12時に家を出て着いたところだとか。
この日はビバークがHOPとわかっているので
RUNARUNA WORKSのるなるなさんや、
姉さん@EC200さんも来られていました。
(るなるなさんを発見したのはスタートラインに立った時なので
残念ながら今年もご挨拶できませんでしたが
スパッツにミニスカートのあの方がきっとそうでしょう。)
同じくHOPに来られたchocoppyさんから、
こんなにうれしいお土産を頂きました。
「事故なく怪我なく完走できますように」と書いてあります。
どうもありがとうございます。お守り代わりに旅の友にします。
「で、昨日は何事もなかったんですか?」とchocoppyさん。
そこですかさず@BOSSが
「実は昨日のSS-2の後に、俺に一度怒鳴られているんですよ。」
Photo:yasupa忍人
私の失敗話を楽しそうに暴露する@BOSS。( ̄∀ ̄;)汗
遡ること一日前、昨日のA-TEC会場のSS-1、SS-2を
去年までに比べたらなんとか無事に走り終えた私。
SS直後、コマ図最初のGSで給油した際に、
一人最後尾を走って途方に暮れた過去の苦い経験から、
「他の人が来る前に先へ急がなくては!」と思ってしまったためか
いつもは全く問題のないはずのタンクの蓋がうまく閉まらず、
あれ?あれ?早く出発しなきゃならないのに~!と焦っているうちに、
私の後ろに@BOSSが並んでしまい、
「わー!こんなとこ見られたら@BOSSにまた何か言われる!!」と
更に焦ってプチパニックに。(泣)
何度やってもタンクの蓋は閉まらず、おまけに蓋から鍵も取れず、
「ああ、マズイ!」と思っている内に「ハアハア」と過呼吸になっていました。
そんな私の様子を、ずっと黙って見ていた@BOSSでしたが、
「何ハアハア言ってんだ!ちょっと落ち着け!!」と見かねて一喝。
私の代わりにタンクの蓋を閉めるか鍵を抜くかと試みるもうまくいかず。
そして、「これ、蓋が前後逆に付いているじゃないか!」
えっ??(゚∀゚)
そう、私は焦って蓋を無理やり逆に押し込んでしまっていたのでした。
「バカが・・・Orz」と思ったのは@BOSSも同じのようで、
「まだ、こんな事やらかしているのか、お前は!」と、ため息。
鍵を折ってしまってはアウトなので、
@BOSSは蓋だけを何とか力任せに回してみると
「ゴリッ」と運良く回って蓋が緩んで外れ、もちろん鍵も抜けました。
(私一人だったら、今度はタンクの鍵をねじ切っていたかも・・・^^;;;)
更に出てくるであろう叱責の言葉を聞かずに済むように
「ありがとうございました~!じゃ、お先~!」と
とっととエンジンをかけて、先へと進んだわけですが・・・
@BOSSはそんな話をchocoppyさんたちに
臨場感たっぷりに披露していましたが
こういう時の@BOSSのなんと生き生きしていることか!(泣)
おかげで、やっぱり私のキャラは期待通りに、
そういう人だったと皆さんから喜んで頂けました。
めでたし、めでたし。(TдT)
そんな私にumiさまが、約束どおり
今年も美味しいコーヒーを淹れてくださいました。
こういう時間に温かいコーヒーを飲める幸せといったら。゚。( ̄▽ ̄)ポワーン
コーヒーを飲み干すと、マグカップの底には
「この次ガンバレ!」のメッセージ。
はいっ!次こそがんばりまっす!(TдT)アウー
Photo:サウイフモノニワタシハナリタイ
朝のブリーフィング風景。
今日のSS開設時間と、CP開設時間が発表されます。
本日のゴールまでの距離は約250kmとさほど長くはありませんが
途中にSSが4本、そのほかにもダート率の高い一日です。
SS4 HOP特設コース(SS3逆走)
この日最初のSS-4は、ビバーク地HOPから
昨日の最終SSの逆走をするコースです。
Photo:RUNARUNA WORKS
@BOSS、SS-4スタート!!
・・・ですが、
昨日の最終SSでは、転倒で11位だった@BOSS。
今朝は『安全モード全開!』で走ったそうな。^^;
Photo:Gravel road
現在2位のいとうさん。
ものすごいリア振りですね。かっこいい~~~゚。( ̄▽ ̄)ポワーン
Photo:Gravel road
安全モード全開とは言いながら、@BOSSも負けじと振っています。
そしてこのSSは、無難に7位のタイム。
(得意のクローズドなのに、ちょっと守りに入ってます?)
私はというと・・・・・。
PhotoSSER
かまた、SS-4スタート!(←実際には「!」が付くほど迫力はなし。)
Photo:Gravel road
「私、朝の1時間のうちに、何かやらかしちゃうんですよね・・・」
と、さっきコーヒーを頂きながらumiさまに話をしたとおり、
この朝は、昨日の夕方のSSでは無事に通り過ぎたフープスで
ハンドルを取られて吹っ飛び、すぐ脇にあった二股の木に激突!・゚・(ノД`)ヽ
バイクがちょうど幹の間に、まるでマンガのように挟まって
前後左右とも身動きが取れなくなりました。(泣)
「大丈夫?!」
後からくるエントラントは声をかけてくれますが
SS中なので止まってはくれません。
「大丈夫じゃありませ~ん!(泣)」と答えながら
うんうん唸って、やっとこさバイクを救出。ゼイゼイゼイ。
幸いケガはまったくありませんでしたが
バイクの方は、左側の幹に当たったナビ周りが曲がっています。
うわー!やばいぞ!と思いましたが
なんとか動くようなので、ゆっくり走ってSSアウト。
出口で確認するとマップのステーが大きく曲がってしましましたが
走ることに支障はなさそうなので、
曲がった地図を見ながら先へと進みます。
ああ・・・一番後ろになってしまった・・・・。
ですが。
街へ入ると、給油中のエントラントが大勢います。
昨日の夕方給油して、この朝の給油が不要だった私は
皆さんを追い越して、とにかく先へと進みました。
私はSSのタイムが遅いので、
成績順となる2日目以降はスタートが必然的に遅い順番になってしまいます。
だから、コマ図に記された、みんなが寄るであろう
その日一番最初のガソリンスタンドは、
混んで順番待ちになる時間がもったいないので
(この日の最初のガソリンスタンドは40分待ちだったそうです。)
スタート順の早い初日以外は極力寄らないで済むガソリン計画を立てること、
コンビニもできるだけ寄らないで済ますことを決めていました。
それらを助けてくれるのが@BOSSから教わったナビ・マネジメントメモです。
コマ図から必要な情報を書き出して、これをマップケースの下につけ
いつも見て状況にあわせて考えながら走ります。
(昨年は一応書き出してマップケースに貼ってはいたものの
みんなに追いつくことの方に必死で
その情報を満足に利用することはできませんでした。)
あれ?ここCP・・・じゃないですよね?
オンコース上の鎖の鍵がなくて、スタッフの小松さんが
一人一人通るたびに、鎖を持ち上げてくださっていました。
「いや~、初めてラリーに参加しましたけど楽しいですね~!」
とWRに乗った初参加のdbさん。
今朝のブリーフィングで発表のあった通り75km~113km区間に
今日のCP(チェックポイント)が設置されているということなので
CPの開設区間の少し手前で開設時間になるのを待っています。
知らずに先に言った方も、途中で気づいて戻って来る人もいました。
(開設前にCP100のフラッグを通り過ぎてしまうとペナルティとなるので。)
人数をみると、私も全体の半分よりは前にいるようです。
よかった、なんとか追いついた。
かなり時間があったので、みんなで和気あいあいと話をしていると、
「すみません、何人か手伝って!誰かが落ちた!」
少し先でエキスペリエンス部門の尾上さん崖落ち!
Photo:おのログ
ロープを使い、数人掛かりでマシンを引き上げています。
マシンもお体もケガが無かったようでなによりです。
@BOSSの後ろで写真撮ってるのはみさキングちゃんですね。( ̄∀ ̄;)
(私も撮ったんですけどね。^^;)
青と緑と白で構成された、北海道らしい気持ちのいいリエゾン。
CPはダートを抜けた国道沿いに設置されていました。
一旦チェックを受けた後、ルート変更の指示があるので
11時20分にもう一度集まるようにということでしたが、
その近くで楽さんがなにやら座り込んで電話をかけています。
「バイク壊れちゃった。」
え?
「エンジンかかんないの。リタイア。」
正直、言葉が続きませんでした。
自分の転倒で壊したわけでもなく、ケガでもないのにリタイア。
頚椎の心配があったから、Y2も他のレースもセーブして
北4に照準を合わせて、ずっとずっと楽しみにしていたのに・・・。
でも、厳しいし辛いけど、これもラリーなのだと思います。
Photo:楽さん
再集合したCPでは、ルート変更の発表が。
この先のオンルートのコースが山崩れを起こしているらしく、
ツーリングマップルを開いて確認しながら、これから進む国道と道々、
最終的にコマ図と合流する地点の指示がありました。
予定していたガソリンスタンドを迂回することになり、
途中、リザーブに入ってしまいましたが、
なんとかギリギリでガソリンスタンドがあってセーフ。
コマ図と合流する地点に着いたところで、
お昼を食べるというキングさん&W田さんと別れて
私は先へと進むことにしました。
SS-5 5.03km
千歳から日高を目指す途中、午後の明るい日差しの中、
本日2本目のSS-5の目印であるCP100のフラッグが見えました。
珍しく日の高い中でのSSです。
Photo:yasupa忍人
走りやすい、フラットダートのSS。
SSは、CP100のフラッグを越えて並んだ順にスタートとなります。
30秒間隔でスタートを切ると、私は5kmほどのSS内で
後ろから来る4~5人のライダーに抜かれてしまいます。
せめて抜かれるのは2人くらいにしておきたいなあ。(泣)
でもまあ、去年に比べたら「普通に」アウトできます。
(この「普通に」が去年までできなかったんですぅ。・゚・(ノД`)ヽ)
さて、@BOSSは。
Photo:yasupa忍人
スタート前にキャメルバックの水を吸ってからスタート。
気持ちのよいハイスピードSSで調子よくゴールしたそうですが、
自分が気持ちよく走れたという事は、他の選手も快調に飛ばせた訳なので
大きな順位変化、ジャンプアップも望めなかっただろうから、やっぱり
ミス無く自分のタイムもキッチリたたき出しておかないと・・・と言っていました。
SS-6 22.8km
続いてのSSは、22.8kmにも及ぶロングダート。
@BOSSにとっては昨年、リエゾン中に私のマップケーストラブルで
このSSへの到着が遅れ、スタートした直後には真っ暗闇、そして豪雨に。
明るいうちにSSを走った同タイムくらいライバル達から5分以上も遅れ
順位を大きく落とした苦い経験がある林道です。
そして私にとっても、真っ暗な上に真っ白な霧で数m先が見えず、
側溝にフロントタイヤを落としあわやリタイヤか!というところをたまふさんに助けられて
50分かかってやっと出ることのできた、忘れもしない「あの」ダートです。
今回は明るい時間に到着。
あれ?ICOが動かない。
SS-INを待っている間に、ICOがエラー表示になって、
ぱったりと動かなくなってしまいました。
かと思ったら、マシンは止まっているのに勝手に数字が動いたり。
センサーは微調整してみましたが直りません。
そうかと思うと、正常に動き出してみたり。
う~むむむ、これは電気系統か、配線か、それとも本体の故障かな・・・
でも、幸いにして北4のSSは、ハイスピードになるため
ミスコースによる逆走での大事故を防ぐ意味もあって
分岐ではオンコース以外がテープ等で閉じられているので
コマ図を見なくても走ることができます。
そして、私の後ろにはまだ何人ものエントラントがいるので
オンコースかどうかは抜かれることでわかります。
スターターの班長さんにも一応
コース分岐が閉じていないところがある可能性を確認しましたが
「大丈夫!コマ図は見なくても行ける!」ということなので
このままSSに入っていくことに。
こんな時こそ、ナックさんが何度もコメントで言っていた
「ま、いっか」と状況を楽しむ時なのかも、と思い出し、
「ICO動かないけど、ま、いっか」と声に出してみました。
5、4、3、2、1、GO!
このSSで、初めてコマ図を全く見ずに林道を走りましたが、
前に広がる道に集中できて、かえってよかったかもしれません。
約23kmの長い長いSSを終えて再びリエゾンへ。
ICOはいつの間にか復活していましたが(なぜ?^^;)
いつまた動かなくなるかわかりません。
とりあえず、後ろに人がいる状態で走れば
万一ICOが止まっても、そこで待っていれば
誰かが私を追い抜いていくわけで、オンルートが確認できるので
まずは慌てず、先へ急ぎました。
@BOSSの方はというと、
Photo:yasupa忍人(写真がこのSSかは不明です)
@BOSSは前のSS-5で、前走者4台を抜く羽目になり、
そのタイムロスに少々懲りた上に、この23kmに及ぶSSでは
さらに前走者に追いつく事が増えるので、
SS入口に到着するも、しばらくはCP100のフラッグ内に進まず
スタートして行く他の選手が掃けるのを待っていたそうです。
前のSSから同走し一緒にSSに到着した長谷見さんも
@BOSSに準じてCP100のフラッグで待ち、スタートには進まず
「次、後ろからバイクが来たら入ろうね」と@BOSSに伝えたとか。
それまで数人いたスタート待ちの選手が皆スタートし誰もいなくなっても
しばらくフラッグ前で長谷見さんのレースの話しなどを聞きながら
二人で時間をつぶしていたそうです。
(実際、前にどんな選手がいるかもタイムに影響するわけなので
それをコントロールすることもマネジメントの一つなのでしょう。)
そして後ろから他のエントラントの排気音が近づいてきたので
2人でSS-6のスタートラインへ。
スターターの班長さんから「準備OK?」と聞かれたそうですが
「まだです!」と答えて、更に30秒待たせてもらいながら
後ろの長谷見さんに
「追いついたらクラクション鳴らしてくださいね。」
と@BOSSが言うと、それを聞いた班長さんは
「大丈夫、抜かれないよ、逆にブッチ切ってあげて。(笑)」
そしてリラックスした気持ちで いよいよ23kmのSSスタート!
とにかくロングSSでは、
だれてテンションが下がった状態に一旦なってそのまま走り続けると
その累積でトータルのタイム差が一気に広がるのだそうで、
気を抜かず最後まで攻め続ける事だけを念頭にスタートしたとのこと。
でも、いくらスタートで間を空けてもやはり途中で2~3人の前走者に追いつき、
一人一人絡んで転んだりしないように慎重に抜いてきたそうですが、
とあるブラインドコーナーを抜けた所で、マシンのお腹をこちらにして
道路をふさぐように転んでいたバイクが目の前に現れ、
とっさに「飛んでしまおうか・・・」と思ったそうです。( ̄∀ ̄;)汗
運良く道路わきがバンクのような路面になっていたので
その斜面を走ってよけたそうですが、
でも、そこで集中力は途切れてしまい、距離にして16kmほど
残り約7kmはしびれてきた右手と頭で何とかミスをしないように、
そして判断遅れで落ちないよう必死に攻め続けたそうですが・・・
一度途切れたペースは戻らず、結局、このSSは11位でフィニッシュ。
ロングと下りがこれからの自分の課題だと言っていました。
@BOSSはゴール後、自分のすぐ後にスタートした長谷見さんを
SS出口で待っていたら、シールドに傷をつけた長谷見さんがゴール。
聞くと「3度も転んでしまったよ~」と嘆いていたそうです。
攻めれば転倒の危険性あり、攻めなければタイムは縮まらずライバルに抜かれる。
誰にとっても相当に苛酷なSSだったようです。
明日も朝から長いダートがスタート直後にあるので
今日のうちにガソリンを入れておきます。
私は給油のたびに「満タン」にしますが、
上位の人々はSSをできるだけ軽い状態で走るために
「3リッター」とか「4リッター」と細かく給油し、
ガス欠にならない程度で軽く走れる量をシビアに計算しながら
給油計画を立てているようです。
このGSで@BOSSもタンク残量を確認して
当初の予定の4リッターから5リッターに変更して給油していました。
私もここで明日の分をと給油したら
またまたICOが駄々をこね始め、動かなくなりました。(TдT)
するとセニョールが私のICOをなでなでしてくれ、真顔で私の目を見て、
「機械ものはね、こうしてなでてあげるか叩くかすると動いてくれるんだよ」
ほんまどすか~( ̄∀ ̄;)汗
午後4時、本日最後のSSの開設時間までの調整のために
たくさんのエントラントがセイコーマートで休憩しています。
ラリー中のこうした息抜きの時間は、
他のエントラントと何を話すでもないけれど、楽しい時間です。
SS-7 5.51km
午後4時30分、本日最後のSSへ。
この日最後のSSも、ハイスピード林道ではありますが、
スタート直後、橋を渡って直角に折れてから
ひたすら気持ちよくハイスピードターンを繰り返し登って行き
後半は砂利というより粘土質の土とその両サイドに草の生えた
エンデューロコースの様なSSで、ワダチっぽくラインも出来ている下りを、
気持ちよく飛ばせるSSでした。
@BOSSは、やはり3人ほどの前走者を抜いたそうですが、
SS中はクラクションに指が届きにくいので、抜くときには合図として、
「口(くち)クラクション」で「ひゅーひゅー」言いながら抜いていたそうです。(笑)
しかし、4人目の前走者に追いついた時、
突然目の前に林道の横幅一杯に広がるような
ボリューム感たっぷりの巨体と大きなバイクが視界に入り、
一瞬、こんな山の中の林道を泳ぐ
「黒いクジラ」が現れたかとびっくりしたそうですが
それは今大会最大級のR1200GSアドベンチャーと、
それを操る某M上編集長でした。
Photo:yasupa忍人
一応、同じように「口クラクション」で「ひゅーひゅー」合図をするものの
その排気音にかき消されてしまい、編集長はまったく動じず。
ストレート5本ほど後ろでアクセルをあおりながら付いて走ったそうですが、
そこはやはりSS、それ以上タイムロスを増やさない為に、最後は転落覚悟で
短く刈り込まれた路肩の草の上にラインを無理やり取って抜きにかかり
M上さんの車両の少しだけ前にフロントタイヤを出し視界に入れたら
ようやく気づいて、そこでスッと抜かせてくれたそうですが
それまでのそのリッター越えのド迫力の直線加速と
それを走らせるM上さんの技量に、@BOSSは見とれてしまったそうです。
(見たかったなあ・・・)
山間の暗いSSを抜けると、
気持ちのよい明るい夕方の景色が広がっていました。
林道の出口では、SSを終えた@BOSSが
ICOの効かなくなった私を待っていてくれました。
ほどなく、ほんの数km先の本日のビバーク地、「日高高原荘」に到着。
夕暮れというにはまだ早い、明るい時間に着くことのできた今年は
どしゃぶりの中、真っ暗で寒くて凍えそうになりながら
タイムアウト20分前に着いた去年の日高とは大違いです。
私を見つけたゴルゴM本さんはキラキラした目を丸くして、
「おお!キミがなぜこの時間にここにいるんだ!」
やだなあ~、私、SSは遅いけど、リエゾンは速いんですよ~♪
なんつって、ゴルゴさんの定義での薫陶のおかげです、たぶん。(笑)
Photo:yasupa忍人
早い時間に着くと、当然時間の余裕をもって整備もできます。
@BOSSはフロント、リアともにタイヤ交換。
Photo:yasupa忍人
準備期間中から、マグネットセンサーに合わせなくても
アンダーバーの表示が出たりして、ピックアップエラーが起きていたICO。
一応、@BOSSがもう1台予備を用意してたので
私はそれを借りて、念のためICO本体を交換してみました。
交換後、フロントタイヤを上げて回してみると、一応正常に動くようですが
すでにビバークに入っているので、もう外に出て試走はできません。
本体やセンサーでなく、配線や断線だったら
再びピックアップエラーが起こるかもしれないけれど
それはそれでバイクのトリップメーターもあることだし
「ま、いっか。なんとかしよう」と夕食に向かいました。
この日はテント泊ではなく宿です。
温泉に入り、夕食。みんなでビールで乾杯!
おつかれさまでした!明日も無事にゴールできますように!
この後、温泉に入り、部屋に帰ってマップを巻き
明日のルートを一通り確認して12時前に就寝。
明日は560kmを越えるルート、長い長い一日になりそうです。
DAY-2 リザルト(この日さらに1台リタイアで52台に)
@BOSS SS-4 7位
SS-5 9位
SS-6 9位
SS-7 9位
DAY2 8位 総合7位/52台
かまた 50位/52台
つづく
投稿者:かまた 2010年07月24日 14:15
コメント
投稿者:chocoppy 2010年07月24日 21:23
楽しく読ませていただいています
確かに
@BOSSさま生き生きと楽しそうに
輝きながら教えて下さいましたね
色んな物語があるラリー
続きが楽しみです
投稿者:ナック 2010年07月24日 23:39
珍道中じゃなくてちゃんとラリーのレポートになってるなぁ~
これはすごいことです(^_^)
ナビのメモは必須ですね。
私の場合は全コマ図チェックして
GS、SSの位置をガムテープに書いておきます。
朝のブリーフィングで発表になるCPとSSの開設時間を書き加えてICOの脇に貼っておきます。
リエゾン中はこれを見て作戦を考えます。
そうそう、次の日の最初のスタンドの距離も
かいておくのがポイントです♪
投稿者:@BOSS 2010年07月25日 05:57
こんにちは。
今回はナックさんがいなくて、残念でしたよ。
来年は、またお願いします。
かまたのナビ・マネメモ。
写真はDAY4のものなので書いてありませんが
通常はコマ図上の全GSポイントと区間距離
そして、最終GSからビバークまでの距離と
(これは、サポートカーの携行缶で給油するパターン)
それから、翌日の最初のGSポイント
そして当日最終GSから翌日最初のGSまでの距離も
書いています。
今回はこの最後に書いた距離が100km近い日が
2回もあり、万が一の為に携行缶も預けてましたが
なんとか上手くマネジメント出来ていましたね。
(あと、私は書きませんが、かまたはコンビニも
書き出していたようです。)
CPとSSのポイントと時間はもちろん必須ですが、
意外と皆さんSSの距離は書き出していないようでした。
SSの長さも書いておけば集中力のコントロールにも
有効なんですがね。
でも今回は昨年より当然ですが燃費が悪く
そして、GSがことごとくお休みというパターンも多く
(それも、意図的でもトラップでもなく)
そこからのリカバリーで、ワリと楽しめましたよ♪
また練習、お誘い下さい。
投稿者:yasupa忍人 2010年07月25日 05:58
投稿者:かまた 2010年07月25日 07:39
>chocoppyさん
あーゆー時の@BOSSは輝きに溢れていますよね・・・( ̄∀ ̄;)汗
だからGSで@BOSSが後ろに並んでしまった時に
「しまったー!一刻も早くここを立ち去らなくちゃ!」と
更に焦ってしまった私です。(泣)
>ナックさん
偶然にも同じ北海道にいたのに
ナックさんと一緒にルートを走れなくて本当に残念でした。
ぜひ次回はご一緒に!
@BOSSも書いていますが、この写真のナビメモは最終日のもので
最終日は比較的簡単なルートだったし、無給油でも行けたので
とても簡単なメモになっていますが
通常は、CP、SSのほか、全GSと全ダートの位置と距離を書き出しています。
去年はダートでアベレージが一気に落ちてしまい
ゴールできる予定時刻がまったく読めなくなってしまっていたので
私にとっては、このダートに関するメモが最重要でした。
コンビニは特に寄るつもりはないのですが
一応「トイレ」という意味と(暑かったので結局スタートからゴールまで1回も行かずにすみましたけど^^;)
他のエントラントを追い越せるポイント、として書き出しています。
>yasupaさん
お疲れさまでした~!
そしてたくさんの写真を、本当にありがとうございました。
やっぱり最後は徹夜でしたか?^^;
オフィシャルをしながらの撮影はとても大変だったと思いますが
yasupaさんの写真がなければ、ブログは書けませんでした。
これで少しはゆっくり休めますね。
私はあともうちょっと頑張らなくちゃです。(笑)
投稿者:とれっくと~ちゃん 2010年07月25日 11:51
完走おめでとうございます。
素敵な経験いっぱいで、こちらも楽しくなります。
こそっとファンになってもイイデスカ?
投稿者:かまた 2010年07月25日 13:53
>とれっくと~ちゃん
ありがとうございます!
今回もトレックフィールドさんの、象が踏んでも破れない(?)ウエストバッグシリーズ、
そして片手でパカッと開けられる便利なパスケースとともに
4日間、広い北海道を走ってきました。
そんなこそっとだなんて・・・
私は堂々とトレックフィールドさんととれっくと~ちゃんのファンですよ。(笑)
私たちのラリーはとれっくと~ちゃん無しではありえません。
いつもいつも無理なお願いばかりしてすみません。
なのに電光石火で答えてくださって本当にありがとうございます。
・・・ということで、@BOSSがなにやら近々
また無理なお願いをするかもしれないと言っておりましたので
その時はまたよろしくお願いします。^^;
投稿者:シラス 2010年07月25日 22:58
2年前の北4を思い出しながら今回のレポを読ましてもらってます。
年を追う事にだんだん北4も面白くなっていきますね♪
来年は出れる様に頑張りますよ!
投稿者:うなぎ工房 2010年07月26日 00:30
髭があれば強面
髭がなければ爽やかさんな@BOSSさんが後ろにつけば
「あわわわわ」
となるのも、致し方ないかと(笑)
まぁ「バカ」なのは、変なタンクキャップを作ったYなので、今後やらかさなければ良しとしましょう!
Yは、タンクキャップの向き指定が好きなメーカーでして、結構この手のトラブル修理が入ります。
また構造上、洗車機を多用するとキャップのエア抜きから水が入るのでご注意を。
更に揮発ガソリンで、エア抜き内部バルブのゴムが膨潤し、通路を塞いでしまいますので、気を付けて下さい。
投稿者:188 2010年07月26日 11:06
色々とねじ切ろうと頑張ってますね♪
@BOSSが止めなかったら・・・。
でもって口クラクション聞いてみたいっす♪
投稿者:db 2010年07月26日 12:06
酷暑2日、豪雨2日、初参加の北4はいろいろ失敗もたくさんありましたが、あれもこれも全てが本当に楽しい4日間でした。
これで来年に向け大きな目標が出来ました。
その前に糸魚川で勝負です!
投稿者:かまた 2010年07月26日 13:17
>シラスさん
シラスさんとご一緒した2年前の北4、
実は私、あの時の景色をほとんど覚えていないんです。^^;
今年になってようやく、景色や他のエントラントの方や
全体の流れなどなど、いろんなことが見えてきたような。
ぜひまた一緒に出れたら楽しそうですね。
>うなぎさん
あの時の私を傍で見ている人がいたら、
まさにマンガのように「あわわわわ」だったと思います。(笑)
今後は決してやらかさないように気をつけますです。^^;
(でもできたらスクリューキャップにしてほしい・・・(TдT))
>キャップのエア抜きから水が入るのでご注意を。
もう入ってるかも・・・(泣)
投稿者:かまた 2010年07月26日 13:24
>188さん
>色々とねじ切ろうと頑張ってますね♪
一応、ギリギリのところでストッパーが働いていますが
各社とも私なんかが簡単にねじ切れるものを
作らないでほしいものです、まったく!(←責任転嫁)
口クラクションは来年の「にこにこクロス」で
思う存分聞けますよ、きっと。( ̄∀ ̄)
>dbさん
北4お疲れさまでした!
どこで会っても、「楽しい」を連発していたdbさん。
見ていた私も楽しくなりました。
>その前に糸魚川で勝負です!
望むところです。( ̄ー ̄+キラーン (ホントか!?)
投稿者:umi 2010年07月26日 16:50
お疲れ様でした。
メガネをかけて髪の毛がボサボサの女性がテントから這い出して来たのは見ていたのですが、
それがオードリーさまだとは気付かずに約1mの距離まできて”もしや”と思って見直してみた次第でした。。。
今年も貴重な時間をお邪魔させていただいてありがとうございました。
お話したいことはたくさんあったのですが・・・
いつかゆっくり呑みながら(麦茶でも)話したいですね!!
投稿者:オードリー 2010年07月26日 17:26
>umiさま
今年もおいしいコーヒーをありがとうございました。
去年のようなボロボロの私ではなく
もうちょっとシャキーンとした姿でお目にかかるべく
4時起きをして洗面所へ向かったのに、そこにいたのは・・・
「げげっ!しまったーっ!!Σ( ̄∀ ̄;)/」
と思ったときには時すでに遅し。
私の頭の中にはユーミンの「DESTINY」がこだましていたのは言うまでもありません。(泣)
次こそがんばります!(TдT)
投稿者:るなるな 2010年07月27日 08:42
お疲れさまでした!!
ギリギリでHOPに着いてしまい
オードリーさんを見つけたんですけどスタート前に話すのは失礼だな〜・・・
と言うか『るなるなです。』って言って『はあ?』って思われるのが怖かったので
話しかけられませんでした・・。
すみません・・・ちゃんと覚えて頂いてて嬉しいです!!
私は実物のオードリーさんをしっかり見ましたので満足しております(笑)
あ、そうです!スパッツにミニスカートが私でした!!
投稿者:オードリー 2010年07月27日 10:02
>るなるなさん
写真をありがとうございました。
今年もお話できなくて残念でした。(泣)
もう指折りカウントが始まっていた時にようやく
前方にるなるなさんを見つけたんです。
ああ、手を振ればよかった。(TдT)
ミニスカートにスパッツで、
片膝をクイッと入れてカメラを構えるるなるなさん、
「かわいい♪」と思いながらSSをスタートした私でした。(笑)