2009年11月13日
K-ZERO RALLY
冬場のスキー場オープニング準備のお仕事に追われ、
ブログを書く時間がなかなかとれないまま今日に至り、
今となってはもう遠い思い出、という気がするK-ZERO RALLY。
つい5日前のことなのですが・・・・。
ということで、遅くなりましたが
日曜日のレポートです。
【川内村へ】
土曜日、トライアルアカデミーを終えたその足で
私と@BOSSはそのまま福島の川内村へと向かいました。
YHさんといわきの人々が企画した
「K-ZERO RALLY」の2日目に参加をするためです。
(私たちが参加するまでの初日のレポはコチラでごらんください。)
@BOSSと私が川内村に着いたのは、もう夜9時になろうとする頃。
別会場で行われていた夕食&宴会の最後だけ参加させていただき
その後、ラリー会場であり今日の宿でもある「いわなの郷」へ。
辺りはまっくらでよく見えませんが、
暖かい灯りに浮かび上がるのは、和風のコテージのようです。
落ち葉が敷き詰められて、なんだかいい雰囲気ですね。
リビングで初日の動画や写真をみんなで笑いながら鑑賞し、
photo:やっぱバイクっしょ♪
明日のコマ図を貼って・・・・
私にしては珍しく、早々にベッドルームへ。
(なにせ前日も寝ていないので・・・^^;)
ふかふか~。おやすみなさい。
【そして、日曜日。】
朝目を覚ますと、そこはこんなところでした。
少し高いところにコテージが何棟か並んでいます。
ベランダのテーブルに落ち葉が舞い降りてきます。
ああ、ゆっくりと、コーヒーが飲みたいなあ。
先日雪が降ったので、紅葉ももう終わり頃ですね。
広い駐車場に「それいけウトロ号」がぽつんと停まっています。
コテージの下には、昨日から参加している皆さんのマシンが
トランポと一緒にずらり。
こちらが朝食会場の「幻魚亭」さん。
こんな写真ばかり紹介すると、
まるでゆったりと朝を過ごしたようですが・・・・・
【スタート】
さて、ここからが本番です。
私はと言うと、朝6:00前に起きて準備は始めたものの、
やはり私に当日準備は無理でした。(泣)
バスの中に必要なものは載せてきてはいるのですが
Doリストの整理や優先順位がついていないまま
時間に追われてバタバタと準備をするものだから
次々と落としたことに気づきます。
あっ!キャメルに水をまだ入れていない!
げっ!肘ガードを着けていないのにウエアを着ちゃった!
わーん、ガソリンもまだ入れてない~!!
photo:やっぱバイクっしょ♪
写真からはわかりませんが、
まさに心はこんな感じです。 → (°Д°;≡°Д°;)アセアセ
そうこうしているうちに、朝8:00、ゼッケン#1のまくさんがスタート。
私はその1分後のスタートなので、
とにかくスタートは切らなくては!と
スタートラインに立ったのは3秒前。
「3・・2・・1・・GO!」
YHさんの指折りカウントに見送られてゲートは出発したものの
道路わきにマシンを停めて、トランポに戻る私。
「どうしたの?忘れ物?」
・・・いえ、まだ片づけが終わっていないんです。(TдT)
photo:やっぱバイクっしょ♪
その6分後、#7の@BOSSもスタート。
・・・が、やっぱり@BOSSも戻ってきました。^^;
全員(8人)スタートしても、まだ準備は終わらず。
20分後、ようやく私も本当に「いわなの郷」を出発。
ああ、情けないったらありゃしない・・・
私みたいに走るのが遅くて、ラリーに慣れていないのは
絶対に一番最後を走っちゃいけないって
あれほど言われているのに・・・・・。
ラリーで他のエントラントがまだ自分の後ろに何人もいるのと
もう他に誰もいないのとでは
その後の展開や余裕がまったく違ってきます。
@BOSSはたとえ遅く出発したとしても、
後ろからどんどん追い抜きをかけることができますが、
私は一度最後尾になったら、後で抜くのは故障車くらい。
ま、今さらどうしようもないので、
とにかくCP1の時間には間に合うように走らなくては。
(今回はオンタイム制で、CP到着時刻が決められています。)
【神隠し、その1】
出発してほどなく、14.66km地点に「クイズポイント」と書いてあります。
これですね。このカエルが何ガエルかがわかるヒントが
前後2コマのエリアにあると書いてあります。
一応通ったおじさんに聞いてみると
「それはこの辺りで有名なモリアオガエルだ」と教えてくれました。
「そこを左に行くといっぱい見れっから行ってみな」
・・・・すみません。そっちへは行けないんです。^^;
次のコマ図の地点に、確かに
カエルの名前を書いた看板が出ていました。
シートに答えを書いて、次へ進みます。
21kmを越えて、本日最初のダートに入った途端、
オイルランプがつき始めました。
ゲゲッ!やばい!Σ(|||`□´|||)
というのは、私は@BOSSから常々
「オイルランプが点灯したら、すぐに補充しろよ!」と言われていたので
今すぐ入れないと止まってしまうと思っていたのです。
実際CRM50でオイルランプが点いてすぐ、
あっという間に止まった経験があったので・・・
(量が全然違うんですけどね。^^;)
バイクを停めて、リアバッグを開けたとたん、
ウッソー━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━!!!
2ストオイルを入れ忘れていました。
どうしよう。
とりあえず考えられる選択肢は3つ。
(1)「いわなの郷」に戻る。(ただしバスに鍵がかかってるかも・・・)
(2)ガソリンスタンドを探す。(でも今日は日曜でこんな田舎・・・)
(3)バイクの停まっている民家をあたる。(民家がない・・・)
あとどれくらい走れるのかを知っていれば
対処の方法が変わってくるのですが、
とにかく一番避けなければならないのは
連絡の取れない場所で止まってしまうことです。
少しだけコースを外れて辺りを走ってみましたが、
(↑たぶんここでスィーパーに抜かれたと思われます。これが第1の神隠し)
どちらへ向かっても町までは数十キロありそうです。
軽トラックが通ったので、手を上げて停まってもらいました。
ここから一番近いガソリンスタンドはどこですか?
「そうだなあ・・・この道をこう行ってこう行って10kmくらい走ると
いくつかあったから、どれか1つはやってるんじゃないかなあ」
やっていないかもしれないなあ、ということですね。
・・・とりあえずオフィシャルに電話をしよう。(/д;)/~~~~~
「ピーッという発信音の後に・・・」
ナックさんの携帯から、寂しい応答録音が聞こえます。
「かまたです。悲しいお知らせがあります。」
ことの顛末を留守電に入れて、
ここから続くダートではなく、まずは県道へ戻ろうとした時
オフィシャルのゆーじさんから電話が鳴りました。
「大丈夫、ランプが点いても、あと100kmくらいは走るから。
とりあえずはCP1までいらっしゃい」
え!100kmくらい走るんですか!(ノ゚д゚)ノビックリ
自分が乗るバイクがどうなった時にどれくらいどうなのか、
知らないと本当にダメですね・・・・・反省。
CP1まであと70kmくらい。
ゆーじさんを信じて、折れた心をテープで巻いて再出発です。
途中のダートをもっと速く走れたら、
もしかしたら私のCP時刻に間に合ったかもしれませんが
何せ相変わらずダートが遅いので
25分遅れでなんとかCP1に到着。
ガケ落ちに備えてロープを両肩にかつぐおっちゃん。
ナックさん、その写真、今度はどんなネタになるのでしょう(泣)
CP1にてゆーじさんから、
YHさんの高級オイルを譲っていただきました。
(YHさん、ありがとうございました。
このご恩は一生忘れません。たぶん。)
「かまたさん、笑っちゃったよ~、悲しいおしらせ。
2ストオイル忘れました~、@BOSSに叱られる~(笑)」
・・・・そんなこと言ってません。(思ったけど。( ̄∀ ̄;)汗)
photo:やっぱバイクっしょ♪
すぐにスィーパーのおっちゃんが追ってくるという事で
ではお先に失礼します。
【神隠し、その2】
CP1を出て、たった3つ目くらいのコマ図で
距離が700mほど合いません。
・・・・・トラップ(引っ掛け)かな?
うろ覚えですが、こんなコマ図です。
(もちろんコマ図に赤いマークはありません。)
こんな複雑な地形なんだから
真ん中のダートへ入っていくのが正しいと思うのですが・・・
真ん中のダートには「通行止」という看板が立っています。
ここで考えられることは3つ。
(1)ここに来るまでにミスコースしている(たった3コマなのに・・)
(2)実はこの先(正しい距離位置)に同じ地形がある
(3)距離はトラップで、「通行止」を承知で入っていくのが正しいルートである
・・・・まずは一番簡単な(2)を確認すべく、先へ走ります。
が、700mを待たずに行き止まりでした。
(↑この間2分、ここでスィーパーに再び抜かれたと思われます。
これが第2の神隠し。泣)
それにしても、先を数百m確認で走ることは特別な事ではありませんが
スィーパーのすぐ前を走っていると
たったこれだけのことで追い抜かれてしまいます。
やっぱり最後尾は絶対に走るべきではありません。
次に考えられる事。
私は朝からずっと焦っているので、たった3コマではあるけれど
何かたいへんな思い違いをしている、とか。
自分のことが信じられないために、
これを確認するには戻るしかありません。
CP1まで約8km、一度戻っては見たけれど
やっぱり1~2コマ目までは距離も地形も合っています。
とすればあとは「通行止」を入っていくだけ。
何を迷っているのだとお思いでしょう。
私がもしCRF150に乗っていたら、
確認する為にCP1に戻るよりも先に
「通行止」に入っていったことでしょう。
でも今乗っているマシンはCRM250。
もしやっぱり勘違いしていて、本当に行けない道で、
途中で一人でどうにもできない状況になったら・・・・
と思うと、「とりあえず確かめる為」に入っていくことができません。
ここでもう一度(1)と(2)を繰り返して、ロスタイムは計30分。
少し話がそれますが、今年の北4で菅原会長に
「セル付の小さなバイクにした方がリカバリーが楽だよ」と
勧められて以来、XR230やセローを考えつつも、
CRM250で出ないことが、ちょっぴり「負け」っぽい気もして
どうしようかな~と考えあぐねていたのですが・・・
この時、心に決めました。
「どんな状況でも自分で操れる小さいバイクにしよう」
結局、覚悟を決めて入ってみれば
合わない距離はトラップで、通行止めの看板を無視して
入っていくのが正しいオンルートでした。
朝から準備不足と焦りで、正しい判断ができない私。
もうここまで遅れたら、あとは事故なく楽しみながら
無事にゴールまで辿り着くだけです。
せっかくなので、林道の写真など撮ってみたいと思います。
ちょうど光が差す時間で、木漏れ日が落ち葉を照らします。
この辺りが一番きれいだったなあ。
同じ道でも、雨が降っていたら大変なことになっていたでしょう。
でも今日は気持ちのよい、美しい秋の林道です。
は~、20~30分休んで眺めていきたい・・・・
(早く着いていればそれもできるのですが。)
途中、行けども行けどもかまたに追いつかず、
これは絶対おかしいと思ったスィーパーのおっちゃんが
分岐点で待っていてくれました。
ああ、後ろに人がいるってなんという安心感。
(おっちゃんは大変だったでしょうけれど。)
トコトコトコトコ、林道を抜けてCP2到着。
遅くなってすみません。^^;
CP2には、オフィシャルのYHさんと★君が待機していました。
YHさんが写真を撮ろうとしたので
「私、すごい顔をしているでしょう?」とゴーグルを取りながらいったら
「まるで捨てられた子犬のようです」(笑)
ええ、まさにずっとそんな気分で
帰る家(CP)を目指して走っていましたから。^^;
ここでスィーパーはおっちゃんから★君に交代。
「いいか!かまたさんから絶対に目を離すなよ!
いなくなっちゃうんだから!」
もうここからは私も、お互いのために
バックミラーに★君を確認しながら走ることにしました。
その頃、ずっと前方では・・・・・・
オンルートが工事で本当の通行止めとなっていて、
@BOSSたちが別のルートを確認していたようです。
@BOSSはトップの方を走っていたので
あとから来るエントラントのために、こんな張り紙を残し、
道路には、トモさんとこんな目印も残してくれました。
photo:やっぱバイクっしょ♪
@BOSS、ゴールである「いわなの郷」に到着。
私はというと、スィーパーの★君が
ルートを知っているものと思っていましたが
「実はボクも知らないんですよ」
そ、そうなの???( ̄∀ ̄;)汗
二人でコマ図を確認しながら走り、
トラップにひっかかって獣道に入ったりしつつ・・・
@BOSSたちの残した目印や道路看板をたどり、
いわなの郷が見えてきました!
photo:やっぱバイクっしょ♪
なんとかゴール!ありがとうございました。
他の皆さんは、もうすっかり着替えも済ませて
夕日を浴びながらくつろいでいらっしゃいました。
【表彰式】
体育館のような講堂で表彰式。
結果はご覧の通り。
今回は速さを競うのではなく、
タイヤの減りの少なさ、
ミスコースの少なさ(=走った距離数の少なさ)、
クイズの正解、トライアルSSでの足つき点数など
もろもろの総合得点を競う方式。
総合1位は「まくさん」です!
(@BOSSとかまたは2日間参加をしていないので対象外。
つーか、私はどちらにしても失格ですね。^^;)
優勝賞品のササニシキ10kgを受け取るまくさん。
おめでとうございま~す!
ブービー賞のKUNIさんにもお米5kgが贈られました。
ラリーに初めて参加をされたというKUNIさん。
クルーザーに乗るKUNIさんは、kmとマイルを勘違いし、
どうしても合わないトリップ(そりゃそうでしょう^^;)に
なんと166kmもよけいに走ったそうです。
(人より1日よけいに走ったことになりますね・・・( ̄∀ ̄;)汗)
しかも、KUNIさんのマシンTM250は
リッター10キロ走らないそうで、
ガソリンを5リッターデイパックに担いで走ったとか。
記念にみんなで集合写真。
途中パンク修理をしたまま戻らない大○さんを探して
あやうく自分たちも神隠しにあうところだったという
YHさんとおっちゃんが、車に無数の小傷をつけて帰ってきました。
お疲れ様でした!
自走で宮城まで帰るトモさん。
昨日、林道ツーリングの途中でいわき組に拉致され、
DRZに強制的にゼッケンを貼られて
そのまま今回のラリーに合流させられたので
自走で帰るほかありませんよね。(笑)
お気をつけて!
こちら、大迫力のシニョールのトランポ。
かっこいい~ですね~゚。( ̄▽ ̄)ポワーン
でも、カルビーのスナックを胸に抱えて、
ポリポリと立ち食いしているシニョールの方が
キュンと来ます。(笑)
私も頂いたドリンク剤を飲み干し、
落ち込んでいる場合じゃないぞと自分を鼓舞しましたが、
帰りのトランポで@BOSSに散々叱られたのは言うまでもありません。(泣)
オフィシャルの皆さま(特におっちゃん)、
一日中ご苦労をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。
けれど、たいへんよい経験をさせて頂きました。
そしてまたまた、楽しく悲しい思い出を刻むことができました。
本当にありがとうございました。
【おわりに】
今回のレポートを読んでいただくと分かるとおり、
たった1日のラリーの中で
初心者がやらかすであろうすべてのことを
全部体現して見せたかまたでした。
(YHさんは「予想通りでした!」と言っていましたが。泣)
K-ZERO RALLYオフィシャルの皆さま、
来春の本番には、こんなテケトーな人が
参加してくるかもしれないので(ないか?)
今回の私への大変なご苦労を
反面教師にしていただければ幸いです。(泣)
私個人としては、普段@BOSSに叱られていること、
「セルフマネジメント能力のなさ」が
ぜ~んぶ自分に還って来た一日でした。
準備はどんなに大変でも、
前日までに考えられる事はすべて終わらせておくこと。
私など、客観的な全体像が見えないし、
起こりうるトラブルがまだまだ予測できないので
まずは練習と思って、記憶でなくチェック表にしたがって
十分すぎるほどの準備をしてちょうどいいくらいであること。
自分のマシンのことをもっとよく知っておくこと。
判断力も技術も、ラリーに必要なすべてがまだペーペーなのだから、
絶対に最後尾を走らないで済むようにすること。
焦ったときこそ落ち着いて対処すること。
今回のレポートほど
書いていて情けなく思ったことはありません。(TдT)
最後に、K-ZERO RALLYを終えて一番心に思うこと。
ああ、これがTBIでなくてよかった・・・
投稿者:かまた posted at : 13:05 | コメント (20)
2008年10月29日
若かりし@BOSS
北4後日談でも書きましたが
北海道4DAYS最終日、SSERの山田さんから
「君も昔は若かったねえ~」と言われた@BOSS。
その若かった昔の@BOSSの写真を
SSERのサイトで発見しました!
「TBIアーカイブ」と銘打った特集に丁度載っていた
「第 7回 日石ツールドブルーアイランド(TBI)」の入賞者写真です。
1995年の開催ですから、もう13年前になりますね。
この時、@BOSSが乗って出場したマシンが
今年、私が北4で乗っていたCRM250です。
Copyright (C)2008 SSER ORGANISATION
写真はSSERのサイトからお借りしました。
クリックするとちょっとだけ大きくなります。
わかっ!
どれが@BOSSかわかりますか??
わからない人は、一人ずつヒゲを描いていけばわかるかも。(笑)
いや~、10年ひと昔とはいいますが・・・・・・。( ̄∀ ̄;)汗
ちなみに、若かりし山田実行委員長の写真もありました。
SSERのサイトはこちらです。
山田さんもわかっ!(笑)
投稿者:かまた posted at : 19:46 | コメント (6)
2008年03月04日
アトラスオリエントラリー2
前回の日記へのコメントで
「で、コマ図ラリーってなに?」という声もあったので
アトラスオリエントラリーについて
もう少し詳しくお伝えしたいと思います。
まず、「コマ図」というのは
進行方向を示す矢印と、次のポイントまでの距離、
あとは簡単な目印などが記されているだけの
シンプルなイラストだけの地図です。
それが最終ポイントまで延々とつながっていて
どこを通って、どこへ向かっていくのかは
走ってみないとわからないようになっています。
バイクの場合、こんな風にマップホルダーを装着して
コマ図と距離メーターをにらめっこしながら走ります。
写真では左側にサイクルメーターが装着されていますね。
ちなみにこれは「お弁当箱」を改造したマップホルダー。
コマ図ラリーは、主催者側が作ったコマ図を頼りに
正しくCP(チェックポイント)を通過しながら
途中、タイムの計測を行うSS(スペシャルステージ)で
タイム計測を受けて、速さも競いつつ
できるだけ正確に最終ゴール地点に向かう競技です。
もちろん公道を走るわけですから
速さを競うからといっても、制限速度はもちろん
すべての交通法規はしっかりと守らなければなりません。
CP(チェックポイント)への早着はペナルティを受けたりもします。
そうそう、探したら会社の引き出しの奥から
アトラスオリエントラリーの写真が見つかったので
ここで当時の様子をご紹介しますね。
デジカメの普及前だったので
残念ながら大会当日の写真はあまり残っていませんでした。
今回はその紙焼き写真をデジカメに撮ってみました。
集合した様子。バイクの自走、トランポは自由です。
懐かしの会社の4WDトラックも写っています。
これは、SS(スペシャルステージ)での試走風景の様ですね。
迷ってしまって、どうしてもチェックポイントにたどり着けない場合は
出発前に渡された、「エマージェンシー」と呼ばれる封筒を開けます。
ここにはその日のルートと最終地が明記され
そこまでの近道が書いてありますが
これを使った時点で、競技としては「棄権」とみなされます。
これはおそらく、2日目の朝の出発でしょうか?
まだ夜も明けきらない内に、
一人ずつ数分の間隔をおいてスタート。
スタッフは前日からほとんど寝ずに次の日を迎えます。
こういう道が走りたくて参加する方も多いはず。
コースはオンロード(舗装)ばかりではありません。
林道はもちろん、こんなふうにいじわるな
トライアルセクションのようなルートも用意されたりします。
プロテクターの必要性がわかりますね~。
もちろん、気持ちのいいオンロードもたくさん。
せっかく遠くから参加してくださったのですから
開催地の観光ポイントを通過してもらえるように
楽しいツーリングコースも用意されています。
最後は海岸線を一気に走りぬけるコース。
この写真は@BOSSですね。
試走の時に撮った写真のようです。
ウエアは私が練習のときに借りているMSRです。
@BOSSが着るとかっこいいなあ。( ̄∀ ̄;)ナゼ?
ところで、なにやら@BOSSが
再びAORへ向けての動きを見せ始めている気配がありますが
もし!もし開催されたら、このブログをお読みの皆さん、
ぜひぜひ参加してくださいね。
選手としてのエントリーでなくても
スタッフで準備するのも楽しいですよ。
大変だけど。(^_^;)
投稿者:かまた posted at : 16:19 | コメント (13)
2008年02月28日
アトラスオリエントラリー
コマ図走行の練習をどうしようかな~と思って
ふと思い出しました。
「アトラス・オリエント・ラリー」、通称AOR。
今を去ること10年前、全国から総勢約100名が参加し、
丸2日間にわたって、弊社が地元で開催した
コマ図ツーリングラリーです。
第2回AORのパンフレット。
もうすっかりセピア色ですね~。
パンフに載っている砂漠のような写真はパリダカではなく
前年度のAORの様子です。
大会実行委員長だった、若かりし@BOSSの写真も。
(背景のグランドキャニオンは、いったいどこでしょう?)
会社には、その当時のコマ図がまだ残っているというので
雪が消えたら、GSチャレンジの練習も兼ねて
CRM50にマップホルダーをつけて走ってみたいと思います。
AOR開催当日、社員の私は
ケータリングスタッフとして手伝っていましたが
その当時はバイクなど自分とは無縁と思っていましたので
ガレ場の林道や砂浜を、
砂だらけ泥だらけになりながら走る参加者をみながら
「なぜそんな苦労を、そんなに楽しそうに・・・」と思っていました。
この大会の準備中、コマ図づくりのためのコース試走に
@BOSSの車で同行したことがありますが
車の助手席に乗っていても、
激しいでこぼこ道に吐きそうになったことが思い出されます。
それが今、そのコースを望んで走ってみようとは・・。
10年前の私が今の私を見たら
それはそれはビックリすることでしょうね。
そのAORに参加してくださった選手のお一人が
昨年の「ファラオラリー」に参加され
見事、完走を果たされました。
いずれ、このブログでもご紹介したいと思います。
おめでとう、○原さん!
投稿者:かまた posted at : 20:12 | コメント (11)