2008年05月26日
GS解禁!?
「そろそろGSにも乗ってみるか!」
朝、@BOSSがそう言いました。
この突然の解禁に、嬉しさがこみ上がってくるのを止められない私。
反面、大丈夫かなあ・・・・という不安も同じくらいあります。
が、@BOSSが駐車場に用意したのはCB750でした。
「それで取り回しの練習してて。
CBでちょっとでも傾いて体で支えようとするようなら
GSなんて絶対無理。とにかくバイクは垂直に。
ほら、前に押して!今度はバック!足の運びが違うだろうが!
常に計画を立てて、無駄な力を使わない!
それ続けてなさい。俺は準備があるから。」
そう言って@BOSSは会社の中へ退場。
言われた通り、一人で取り回しの練習を1時間。
雨の降る軒下で、CBを前に後ろに押しながら、
延々100本ノックを受けている気がしてきました。
(でもそのお陰か、疲労以外は、CBの取り回しも楽に。)
ぜい、ぜい、@BOSSは一体なんの準備をしているのでしょう。
水道管の凍結防止?
@BOSS曰く、「いいえ、あんたのフトコロ凍結防止です!」
@BOSSがホームセンターで買ってきたものは
まさに水道管凍結防止のための保護のための部材。
雪国新潟では、屋外にむき出しの水道管に
このようにスポンジを巻いて寒さから保護します。
が、@BOSSが保護しているのは
水道管ではなくGSのガード類です。
もちろん寒さから保護しているわけではなく
私の転倒による傷の防止ですね。
準備って、このことですかぁ。( ̄∀ ̄;)ゞスミマセン
真っ先に地面に着くであろうにガードに保護シートを巻いています。
もちろんタンク・エンジンガード自体が、
車体の破損を防止するためのガードなのですが
教習車仕様のCB750で練習している私は
バイクを平気で転ばす、と@BOSSは判断したのでしょう。
これは、私の財布の凍結防止であり、
@BOSSの心の傷の防止対策でもあるわけですね。
パニアケースにもPPのシートで転倒時の傷対策。
一見わからないかもしれませんが、名付けて
(↑ここが腕の見せ所、と@BOSSが言ってます。)
「PPシートのお陰で、オリジナルのフォルムも損なわずガード」
なんだそうな。
他にも、パニアケースには衝撃吸収ゴムマットが角に貼ってあります。
「よし!完成!
では、これで思う存分、練習してください」
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
いきなりの、このGS解禁にとまどいつつも、
小手はじめに、駐車場にて
アイドル発進と停止の練習をやってみました。
・・・・・・・・覚悟していたより大丈夫みたいです。
前回の「足の届かないCRM250での発進練習」は、
このGSデビューの為だったのでしょうか。
確かに、ローダウンでなんとか両足の届くGSは、
CRM250よりも安心感を感じます。
「せっかくだから、そのままその辺を走ってくれば?」
ええっ!?も、もうですか??
え~と、その前にひとつ試してみたいことがあるのですが。
もし万一どこかで立ちゴケしたら起こせるのかどうか。
「そんなの、GSをこかさなきゃいいことでしょう。」
それはそうなのですが、自分で起こせるとわかっているだけで
心の安心感が違うじゃあないですか。
というわけで、ガードのガードを付けてもらったところで
段ボールを敷いた上にそっとGSを横倒ししてもらい
引き起こしのテストをしてみることに。
では、いきます!(swfムービー 892k)
あれ~?意外と軽い。
CBとあまり変わらないくらい簡単に引き起こせます。
そういえば、そ~っと倒す時に@BOSSが
「軽い!!」驚いていましたっけ。
GSの重心が低いからでしょうか。
これで心置きなく、どこへでも一人で出かけられますね。(笑)
では、心配がなくなったところで、雨が降ってはいますが、
濡れたウエアを着替えてちょっと走ってきたいと思います。
雨の中、プチ・ソロツーへ。行ってきま~す!
一人で出たので残念ながら写真もムービーもありませんが
30kmほど走ってきた初GSの感想は以下の通りです。
トルクによる力があるので、グィーンと気持ちよく走れます。
パワー制御がきちんとできないと
一時停止などで、思わず大回りになりそうですが
リアブレーキの効きもよく、コントロールもしやすいのと
車体がこんなに大きいのにハンドルの小回りが効くので
ブレーキとクラッチの制御がきちんとできれば
ものすごく細かい操作もできそうです。
それと、タンクとシートの形がニーグリップの形状にあっていて
しっかりと足でホールドすると、
上半身がビックリするくらい安定します。
ちょっとハンドルが私には遠いので
背中がどうしても猫背になってしまうのが気になりますが・・・。
(ということで、現在、対策部品を原サイクルさんで手配中)
それから、サスがCBの様に縮まないので、
コーナーをものすごく安定して回れます。
アクセルをガンガンあけても、安心できる感じ。
この安定感が「BMW」なのでしょうか。
でも、問題が一つ。
自分が上達したのかと、勘違いをしそう・・・。( ̄∀ ̄;)汗
マシンの能力が、ライダーである私の技術を上回って
安全に楽しませてくれるという点ではすばらしいと思います。
でも、GSを乗りこなす練習とは別に、
バイク技術の修得はやっぱりCB750でもしていこう、と思いました。
な~んていう報告を@BOSSにした後に
もうちょっとGSで練習をしようと思ったら
さっそく先ほどの練習の成果が!(swfムービー 920k)
初転倒!!&引き起こし!
すっげ~!この引き起こしのすばやいこと!
ガソリン満タンですよ、満タン!
@BOSSの「ガードのガード」のお陰で、エンジンガードは無事でした。
せっかく「ガードのガード」を付けてもらったのだから
ビッグマシンのGSの取り回しも、おっかなびっくりするのではなく、
思い切りよく、挑戦のつもりで大胆に行って、
憧れの「人車一体」に感じるまで練習しなくては!
そして、いつか上手になった暁には、
ボロボロになっているであろう「ガードのガード」をはずして
ピッカピカのマシンで「私、転んでいませんよ~、ホホホ」と
涼しい顔で、皆さんの前に颯爽と登場するのだ!( ̄▽ ̄)ノ
ま、ここでは逐一、報告しますがね。(笑)
投稿者:かまた posted at : 18:44 | コメント (13)
2007年11月30日
危機一髪!
今日は朝から快晴!
朝のうちは霜が降りて、さすがに寒いけれど
日中には気温もあがって
「ツーリング日和」になりそうです。(>_<。。。←泣くな!
あまりきれいだったので、出掛けにお向かいさんの柿をパシャリ。
関東の冬は、毎日こんな感じなんでしょうか。
いいなぁ~。
さて、本題です。
GSを取り回すときに、
向こう側に倒れるのではないかと怖がってしまい
どうしても自分側にバイクを傾け気味に押してしまうらしく、
傾けた事で重い車重を受けてしまい、フラついている私は
「また傾いてる!傾けば危ないだろうが!」と
@BOSS教官から同じ注意を何度も受けてしまいます。
「バイクは垂直に立っていれば、片手ででも動かせる軽さなのに
わざわざ自分で傾けて重くするなんて、バカのすることだ。
ほら、片手で立ててみろ!」
というわけで、バイクを垂直に保つ感覚を身につける練習です。
(普通、こんなことしなくてもわかるんだろうなぁ・・・・・・)
(1)まずバイクを垂直に立て、ハンドルをまっすぐにしたら
(2)ハンドルを持つ左手を離します。
(3)右手もレバーを握るのをやめて軽く手のひらで抑えるだけにして
少~し手を離してみたりしながら
バイクが垂直でありさえすれば、自立することを確認します。
うっわ~!やばかったですね~。( ̄∀ ̄;)汗
でも、これを何回か繰り返すと、バイクの垂直がだんだんわかってきました。
第一、体重45kgが車重240kgを受け止めながら歩くなんて無理。
まっすぐにバイクを立てて、
最初に進む方向に力をかけて動かしてさえやれば
あとは「バイクと一緒に歩くだけ」なのだそうです。
この「最初に進む方向に力をかけて動かしだす」時は
どうしても人間の力が必要なわけですが
非力な女性だと、これすらなかなか難しい。
最初はこんな風にバイクを押していました。
非力なくせに、腕力と脚力だけです。
(本当はサイドスタンドを上げるべきですが
@BOSSがムービーを撮っていて、万一の時に対応できないので
今はサイドを上げずに練習しています。)
お・・・重い!これだけで腕と足腰が疲れてしまいます。
そこで、@BOSSから、
腕力を使わずにバイクを押し出すコツを教えてもらいました。
(1)まず、バイクの重心の真ん中に立ち、位置を決めて、
(2)バイクを垂直にしたら、左足を上げて
(3)全体重を進む方向へかけます。
(この場合は、「掴んだ右手に、ぶら下がれ!」 との事。)
すると、あ~ら不思議、先ほどの様に力を振り絞らなくても
バイクが勝手に簡単に動き出します。
これでも勢いが足りない時は、あと2~3回繰り返せば大丈夫。
力の無い私でも、GSをスイ~ッと動かし始めることができました。
あとは、とにかくバイクを垂直に保って
後ろの手でバイクの勢いを止めないように引いて(押して)いきます。
ハンドルを持つ手で気をつける点は、バランスと方向だけ。
後ろに進みたい場合も同じです。
CB750くらいだと、力だけで押すこともできましたが
車高が高くて重いR1200GSは、垂直に保つという基本を守った上で、
こうしたコツを使わないと、私には無理。
でも基本とコツさえ身につければ、
非力な女性でも取り回せることを教わりました。
エンジンをかけてもよい日に、
1日だけ近づいたでしょうか・・・( ̄∀ ̄;)汗
投稿者:かまた posted at : 14:37 | コメント (7)
2007年11月28日
社中取り回しの刑
クライアントであるスキー場のオープンを間近に控え
日中は自分のブログを読む時間もなくなってきました。
せっかく習い始めた「取り回し」も
バイクにさわらなければ忘れてしまうのでは・・・
な~んて心配は一切不要!
朝、会社の看板を出すとき、
そして夜、会社の看板をしまうとき、
GSをどかさなければならないような
すばらしい位置関係になっていて(されていて)
微妙な傾斜と段差のある入り口付近で
必ず、必ず、取り回しをしなければならないのです。
しかも、上手に1回でGSをどかさないと
(たいてい1回ではうまくできない)
@BOSS教官から「もう1回!!」という容赦ない声。
「もう1回」といわれるたびに、
またGSを元の位置に戻すんですよ。( ̄∀ ̄;)鬼だ・・・
寒いのに汗だく。おかげでストーブ要らずのエコな私。
そして、何回かやり直しをさせられながら
GSをなんとか外へ出すと
「じゃあ、そのまま一周してきて」
私ですら、「うそぉ!」と思うような指示が。
でも、まだ私一人ではかなり危なっかしく、
一瞬の気のゆるみで、バイクもろとも倒れてしまう危険があるので
常に@BOSSは脇で万一の時のために
控えていてくれるのですが・・・・ (>_<。。。スミマセン
重いマシンをどうすればバランスよく垂直に保てるのか、
どうすれば動かし始めにマシンに勢いをつけられるのか、
一番無駄なく取り回すには、どの方向へハンドルを振ればいいのか。
ひとつひとつ教えてもらっていますが
いかんせん力が続かない・・・・。
「力がないなら、頭をつかえ」
と@BOSSによく叱られます。
「もう1回!」が10回くらい続くと、さすがに肩がパンパン。
私の二の腕と肩の筋肉は
この3日間で相当鍛えられたのではないでしょうか。
免許センターのA教官が言われていた
「人車一体の取り回し」ができるようになるのは
そして、エンジンの掛かったGSに乗れるのは
いったいいつのことでありましょうか。
つづく
投稿者:かまた posted at : 10:00 | コメント (6)
2007年11月26日
サイドに足が届かない!
みなさん。お待たせいたしました。
(待っていたのは私ですが。)
いよいよGSで練習開始です。
オーリンズのスーパーショートサスとBMW純正ローシートで
ローダウンしたGSに改めてまたがってみると・・・・。
あ、足がつりそう・・・・・・。( ̄∀ ̄;)イタタ
がんばって何とかニーグリップしてみると
両方のつま先が、ホントにかろうじて着くかなという感じです。
気を抜くと片足が2cmほど浮いてしまうので
走行中は、お尻を左右どちらかに滑らせて必要な足を下ろす
「お尻ずらし」で操作をする必要があるようです。
この「お尻ずらし」は練習すればなんとかなりそうですが
問題はコレ!。(swfムービー556k)
サイドスタンドに足が届かない・・・・ ( ̄∀ ̄;)汗
そこで@BOSSが応急処置でこんなワザを。
サイドスタンドに傷防止のガムテープを貼って
足がかけられるよう、プライヤー(バイスプライヤー)をかませました。
これならどうでしょう。
またがって、実際どれくらい足が届きにくいかも
おわかり頂けると思います。(swfムービー824k)
おお!ラクラクいい感じ!
まさか、このまま走るわけにはいきませんので
後で、ステーを溶接加工で取り付けるとして
とりあえずしばらくの間は、今月の月間目標
「絶対に立ちゴケしない!させない!倒さない!」
これができるようになるまで、
ひたすら取り回しの練習が続くそうなので
サイドスタンドはこの仮の状態で練習したいと思います。
う~ん、でも、このサイドスタンド、「GSかまた仕様」への第一歩だ・・・・・・。
昨日の夜7時から2時間、今朝始業前に1時間、
取り回しの練習をさせられましたが
もう肩があがりません。
「GS、チャレンジし甲斐のあるバイク」と以前の記事に書きましたが
さすが車重240kgを超え、更に車高も高いR1200GS。
取り回し一つ取っても、「グラッ」と、ちょっとでもバランスを崩すと
そのまま一緒に地面に転がってしまいそう。
確かにこのGSを乗りこなすことは
私にとって決して簡単ではないことが、
この2日間で身を持ってわかりました。
まだ、エンジンのかかったGSには、乗せてももらえません(涙)
でも、新たにきついチャレンジが始まって
ちょっとうれしい「かまたM子」です。(笑)
投稿者:かまた posted at : 18:26 | コメント (23)