2011年06月01日
雨のO-LAND
【土曜日】
台風2号が北上してくる中、
先週末は震災後初めて、日本を南下したチームアトラス。
朝4時前に長岡を出発して、高速道路に乗って間もなく
バンッ!ゴト、ゴト、ゴト、ゴト・・・ゴト。
それいけウトロ号後方で異変が。
緊急停車場に車を寄せて確認してみると・・・・
あ~あ~・・・・・( ̄∀ ̄;)汗
おそらく石巻へ行った時になにかタイヤに刺さってしまって
空気が少なくなっていたのでしょう。
そのまま高速に乗ったらバーストしてしまったようです。
さっそく車載工具を取り出してパンク修理開始。
バスの大きなナットを手ではずすのは相当に力がいることのようで
5個の内1個はずしただけで、すでに@BOSSは汗だくだく。
私もちょっとだけはずす真似事をさせてもらいましたが、
私など何の役にも立ちません。(TдT)
何事かと不安そうに窓から見ているウトロン。
何とかタイヤを交換して、SAの給油所で空気圧を調整。
@BOSS、お疲れさまでした。m(_ _)m
1時間遅れとなってしまいましたが、このまま静岡へ向います。
でもパンクしたのがダブルタイヤのリア側でよかったですね。
フロントだったらどうなっていたことか。
雨も降り出す前で、パンク修理も濡れずにできたし。
そんなこんなで、予定よりも1時間遅く、
私たちがオーランドへ到着した頃には、
ミワ家とドラさんはもう数ラウンドを走り終えてドロドロでした。
リハビリを兼ねてバイクに乗り始めたdoronqoさまが
練習の合い間に摘んだらしい野いちご。
「これ、食べられますかね?」
さあ・・・試しにドラさんに食べさせてみますか。(笑)
@BOSSもあっという間にドロドロのまっくろけ。
乗っていても泥でシートからモトパンがはがれないくらいだそう。
Photo:doronqo
そんなコースへ私が入っていくのは自殺行為なので、
本日はコースは走らず、広場付近で一人でトラ練です。
大雨の予報だったし、たぶん私に雨のオーランドは走れないかも、と思って
CRFの他に一応トラ車を積んで来たものの
トライアル用ブーツもヘルメットも積んでいないという中途半端さ。
ま、今日のところはこのままで。^^;
駐車場の近くに練習用の2連丸太があるので
今日はそれを練習してみようと思います。
Photo:doronqo
ハンドルは真っ直ぐで、丸太に対して垂直に
手前で少しフロントを浮かせれば、あとは行くはずなのですが
丸太の手前が下りになっているのと、泥でタイヤがすべるのとで
フロントは上がったり、上がらなかったり、上がらなかったり。(泣)
いや、手前が上りで地面がドライなら思うように上がるのかと言われればモゴモゴ・・・
Photo:doronqo
丸太の手前でタイミングが合わず躊躇してしまうたびに、
「かまたさん、手前でしっかりフロント上げる!」
どこからか、西元インストラクターの声が聞こえてきます。
こだまでしょうか?(TдT)
iPhoneにアカデミーの時の成田校長や野本・西元両イントラの
お手本ムービーを入れて、これを観てイメージしながら挑戦するわけですが、
イメージどおりにはなかなかいかないもので・・・・・・
(どうすれば上手くいくのか分からなくても
お手本と違っていることだけは自分でもはっきりわかります。泣)
時間が経つにつれてどんどん土もヌタヌタになってきて
ますますフロントが上がらなくなるばかりか、
2連の丸太練習とは名ばかりで、2本をリズムよく
ポンポンと越える練習のはずが
結局1本1本別々にしか越えられない私。
(ってか、1本ずつでも越えられないんですけど。)
Photo:doronqo
いいんです!できないことをやるのが練習です!何か?
雨足もひどくなる一方なので、明るいうちに早めに練習終了。
この日はミワ家とともに駿河健康センターに泊まりましたが
なぜだかあまり記憶が定かではありません。(TωT)チーン
【日曜日】
翌日は太田ファミリーとご一緒させていただきました。
太田パパが海岸にパイロンを立てて作った特設コースで
雨の中、タイムアタックの練習です。
太田MASA選手。
ものすごい開けっぷりですが、ふらつきやラインのミスも無く
とても丁寧に、狙い通りにコーナーを回って
すぐに次の直線へとアクセルを開けていきます。
何度見てもほれぼれします。。゚。( ̄▽ ̄)ポワーン
太田YUKI選手。
MASA選手と1秒を競い合っています。
しかしきれいな走りだなあ~。゚。( ̄▽ ̄)ポワーン (←こればっか。)
最終的に、なんと7秒もタイムを縮めた太田パパ。
タイムを計っていたKONA2ちゃんもびっくり!Σ( ̄⊥ ̄lll)
doronqoさまもEUな方のおさがり125に乗り換えて
少しずつ復活に向けてリハビリライド。
EUな方は250SXで気迫の走り。
毎回確実にタイムを縮めていきます。
@BOSSも挑戦。
クラッチがうまく握れないらしく、
なかなか思うようではなかったようですが
他の方の走りを見ながら
自分の出来ないところを勉強できて
この日は本当に楽しかったと言っていました。
(そういえばこれまで、私の準備や練習を見ているのが主で
自分の練習を主にしたことはほとんど無かったですもんね。)
私ですか?
こんな面子の中で参加するわけないでしょう・・・( ̄∀ ̄;)汗
じゃあコース以外の海岸線でも走ったのかと言えば
諸事情により本日は白い顔でカメラマンに徹していました。
あ、でも皆さんの練習が終わってから2~3周だけ
タイムアタック用特設コースを走らせて頂きましたが
皆さん、よくあんなタイトなターンを
あんなスピードでクルクル回れますね・・・とびっくり。( ̄∀ ̄;)汗
ウトロンも久々の太田パパ&太田ファミリーとの再会に
シッポが扇風機のようにブルンブルン。(笑)
めったに見ることのないウトロンの満足そうな顔。
(普段ホントに無表情なもので・・・^^;)
そろそろ終わりにしますかという頃にスコールのような雨。
「ちょうどよかったね。」
それぞれが片付けにかかります。
時間は短かったけれど、集中した練習で、
タイムアタックも回を重ねるたびに、
皆さん1秒1秒短縮されてすごかったです。
太田ファミリーは今度のJEC爺ケ岳に
ファミリーチームでエントリーをしています。
「少しでも話題になって、盛り上がってくれればと思ってね」と太田パパ。
応援しています!吹っ飛ばないでくださいね。
来週はそのJECのちょうど直前週となりますが、
太田パパは残りの自転車を届けに、また気仙沼に行かれるそうです。
「ぶっつけ本番のレースになっちゃうけど、しかたないよね。」
と言う太田パパの笑顔と、悔いなど微塵も感じられない言葉は
「バイクも100%、支援も100%、俺はやるよ!」と言い切っているようで
それを聞く私も清々しい気持ちでいっぱいになりました。
皆さん、どうもありがとうございました。
私もそのうちにタイムアタックに参加できるくらいになれたらと思います。
(そのうちっていつだ?来世か?^^;)
本当にありがとうございました!
また来ます!
投稿者:かまた posted at : 23:25 | コメント (8)
2011年03月07日
CHANGE!
去年のお盆の事故から半年。
私の1200GSは原サイクルさんの手によって復活しましたが、
私が乗っていた@BOSSの100GSは、
いくら保険が出るとはいえ、旧車のため部品もなく復活不可能・・・
同じ程度のマシンが偶然見つかればいいけれど
なかなかそう上手くもいかないもので、
どう決着を付けるか話がまとまりませんでしたが・・・
このたび、いろいろなご縁があって、
HUSABERG として生まれ変わることになりました。
新しいマシンは、太田パパのお店でお世話になることになり、
今週末はマシンを引き取りに静岡へ。
そして、8月のISDEフィンランド大会に向けて走り込む太田パパと
SUGO2DAYS、ISDEへ向けて練習する太田兄弟と一緒に、
今週もオーランドで練習させて頂けることとなりました。
本当にありがとうございます。
私はSUGOに出るわけではないので、私のマシンを降ろして、
HUSABERGを迎えに行っていいですよ、と@BOSSに言ったら
「せっかくだから、あんたも丸太の練習させてもらえば。」
はあ・・・ありがとうございます・・・( ̄∀ ̄;)汗
というわけで、今週も静岡はオーランドへ向かいます。
いざ行かん、駿河の国へ!決意にみなぎる@BOSSとウトロン。
というのは偶然撮れた一枚であって、
普段はこんなです。
@BOSSに背中をなでてもらってごきげんなウトロン。
しかし、すごい風景だなあ・・・
清水の人は、銭湯の中に住んでいるみたい。(笑)
オーランドには、すでに太田ファミリーが到着していました。
おはようございます。
「おう、一週間ぶりだな、ウトロン」
ウトロンはここへ来ると、
本来の「マウンテンドッグ」に戻れるのが嬉しいみたいです。
(毎日バーニーズ・オフィスドッグですもんね・・・泣)
サングラスにマスクの不信人物を警戒して飛び掛るウトロン。
今日も穏やかにきらめく駿河の海。
そして傘雲をかぶった富士山。
午後からはお天気が崩れだしていくのでしょうか。
この日は花粉の活動も活発化してきたようで、
「もう生きているのが辛い・・・」と倒れこんでいるEUな方。
だ、大丈夫ですか・・・と聞くのも可哀そうなくらいです。( ̄∀ ̄;)汗
そんな中で納車された、
こちらの美しいブルーのマシンが、
100GSの生まれかわりのHUSABERAG(フサベル)TE250。
@BOSSに「立ちごけしないなら乗っていいよ」と言われました。^^;
写真だけ見ると、ドラミちゃんのマシンのように見えますね。(笑)
MASAさん、YUKIさんがいろいろと教えてくれます。
SUGOでどちらに乗るのかはわかりませんが
この日はまだ@BOSSがこの
富士山カラーのマシンに乗ることはありませんでした。
さて、この日所用で来れなかったdoronqoさまから
私にメールが届きました。
「前回3時間だったので、今日は4時間かな。
私は行けないので、後任おねがいしますね、鬼トレーナー役。
太田パパが休まず走るように、厳しくよろしく!」
ひゃ~~、厳しぃ~~!( ̄∀ ̄;)汗
今年8月のISDEフィンランド大会に、MASAさん、YUKIさんと親子3人で
クラブチームとしてエントリーすることを決めた太田パパ。
ISDEは、一日約8時間の長丁場で厳しいオフロードを走ると考えると、
5日間で約40時間。これに耐える体を作るべく、7月までに、
トータル100時間オーランドを走るという目標を立てています。
「まあ、たいした目標じゃないんだけどね。」と謙遜されていましたが
オーランドを2~3時間休憩無しで走ると言うことがどれだけ大変なことか。
(かく言う私も想像するだけですが。)
太田パパが4時間走るなら、自分は1時間走ってみようと
この日1時間無休憩に挑戦したEUな方と@BOSS。
終わる頃に吹っ飛んでしまったそうな・・・(-人-)チーン
今週の鬼トレーナーからの指令は4時間。
午前2時間、午後2時間の予定です。
太田パパは誰よりも早くコースに入って行きました。
「たった今、午前の部スタート!」と鬼トレーナーにメールで報告。
すると、鬼トレーナーから
「オードリー様の今日の目標は?」
え。Σ( ̄⊥ ̄lll)
午前中は2時間の予定でしたが、私が2時間30分を走らせてしまったので
ペース配分が狂ってしまわなかったでしょうか。
午前の部を走り終えたら、もうガソリンタンクのふたを
自分で開けられないくらい力が入らなくなっていたそうです。
太田YUKI選手が、@BOSSのKTMを見てくれた後に、
「かまたさんのCRFもサスをもっと柔らかくした方がいいと思います。
体重も軽いから、トラ車並みにサスもダンパーも緩めてあげないと。
ノーマルのままの堅いサスだと、ガレ場はきついと思います。」
そう言いながら、私のマシンもセッティングを変えてくれました。
うわ~、ホントにふにゃふにゃになりました。
車高も数センチ下がって、足つきも異常によくなりました。
するとEUな方が、
「じゃ、前回のリベンジにガレ場へ行きますか」
・・・さっそくありがとうございます。( ̄∀ ̄;)汗
ガレ場は、登り始めにしっかりある程度のスピードをつけて、
アクセルを緩めないで、最初からスタンディングをしたまま
狙ったラインを走って行ければ、途中で石に乗り上げても
何とかバランスを持ち直して登って行けたりもするのですが、
最初でつまずいて一旦座って足を出したり、転んだりしてしまうと、
坂の途中でもう一度ステップに立つことはおろか、
再発進すらままならず、
車高が下がったので、キックは楽になったとはいえ、
そのためにサスを緩めてもらったわけではなく、・゚・(ノД`)ヽ
たまに一回で登れても、次の回で
それは単なるまぐれだったとすぐに証明され・・・
「これじゃリベンジじゃなくて、返り討ちですね・・・」
さて、お昼休憩をとって、午後の練習に入る時、
doronqoさまからもらった
「オードリー様の今日の目標は?」というメールを思い出して考えました。
どこを走っても練習になるのは間違いないけれど、
太田パパみたいに、結果がわかることに挑戦してみよう。
そうだ、次回ACEに私は本当にCクラスで出ることができるのか、
実際にタイム計測をして走ってみよう。
ハンドルバーに着けた時計を見て、スタート!
午前中は霜が融けてチュルチュルの山側に15分かかっていましたが
午後はコンディションもよくなってきて、約9分で山側をクリア。
続いて海側、Cコース。EUな方の特訓のおかげか、約10分でクリア。
ドラさんがパドックにいたので、
「19分で一周しました!」と報告したら、
「じゃあ、11分休憩して、もう一周!」
この時、「え~?( ̄∀ ̄;)汗」とちょっとだけ思ったことはヒミツです。
こうして私の「ひとりプレACE」が開始しました。
30分オンタイムで、6周できれば合格。
今日は6周する時間はないけど、できるところまでオンタイムを目指してみよう。
2周目は17分。
「よし、13分休んでもう一周!」とドラさん。
3周目は19分。
この当たりから疲れが出てとっちらかり始めましたが、
4周目もなんとか17分。
これなら参加できそうじゃないですか?(雨さえふらなければ。^^;)
たった一人のオンタイムレースごっこだったけど、
パドックで「よし次の周も頑張れ」と言ってもらえるのは励みになるし、
下手に急いでどこかで転んだりすると、
時間はなくなるは、休憩は出来なくなるはという
魔のスパイラルにはまってしまうでしょうから、^^;
とにかくゆっくりでいいから、確実に行こう、
そんな緊張感をもって走れたのもいい練習になりました。
休憩時間も、ダラダラしないで、約10分の中できちんと休もうと思うし、
doronqoコーチのメールのおかげで、私もいい練習ができました。
結果を見れば、4周ともオンタイムで走れたので、
次回はぜひ末席でACEにも挑戦させて頂こうかな~と思います。
太田パパは、午前中に2時間半走ったので、
午後は残りの1時間半に挑戦するのかなと思いましたが
午後も「やれるだけやります!」と、2時間を完走。
この日は目標だった4時間を超えて、4時間半を走りました。
オーランドをぶっ続けで数時間走ることの過酷さ、
そしてISDEを6日間走りきることの過酷さ、
そのどちらも知っている太田兄弟は、
太田パパの挑戦を支え、見守っています。
疲れて倒れ込んだ太田パパを、嬉しそうに独り占めするウトロンです。
頼む、ウトロン、お前も静かに見守っておくれ。(泣)
練習の合間に、みなさんがウトロンを構ってくれるのが
ウトロンは嬉しくてしかたないようす。
ウトロンの幸せタイム。甘ったれモード全開。
図に乗りすぎて、MASA選手に絞められているところ。^^;スミマセン
こちらは太田ママの手作り、キンメの煮付け。
ほくほくしてものすごく美味しかったです、ご馳走さまでした。
みんなが帰り支度を始める頃、ドラミちゃんはタイヤ交換の練習に、
EUな方のマシンのタイヤ交換を始めました。
すごいなあ、ガソリンを入れるのと同じ感覚で
タイヤ交換もできそうですね。
帰り際、ビタミンCたっぷりのハッサクをお土産に頂きました。
ウトロン、ボールじゃありませんよ。(笑)
静岡は、自宅の庭や道端に、よくみかんの木が植えられていて、
大きな甘夏やハッサクが、ゴロゴロ道に落ちているのをよく見ますが、
庭から富士山が見えるのと同じくらい、
県外の私たちからは面白い光景です。
午後5時、皆さんに見送られてオーランドを出発。
今週もお世話になりました。ありがとうございました。
「私、あんなに苦手意識があったガレですけど、
今回ガレの練習をするの、すごく楽しみだったんですよ。」
帰りのトランポの中で、そう@BOSSに話すと、
「実は俺も、あばらも指もまだまだ痛いけど、
根っこ地獄もガレ場も、練習していて楽しかった。」
なんなんでしょうね。
「あの時に似てる気がする。
じゅんたろうさんがWOMEN'S Xに挑戦した時。
話はISDEとWOMEN'S Xだから規模はまったく違うけど、
一人の人が自分を打ち破ろうと決意して、
それに向かって挑戦していく行く姿から、
それを応援していた俺たちが逆に勇気をもらって
自分もこうしちゃいられない、頑張らなくちゃと思ったあの感じ。」
たしかにあの時のように、今回の太田パパの挑戦を見ていると、
「よーし、私も!」という元気と勇気が湧いてきます。
ちょうど今回来れなかったdoronqoさまからも
「(太田パパの)強い気持ちに乗っかって、
私も強くなりたい」というメールが届きました。
そのメールの中にあった一文、
「太田ファミリーの挑戦、激しく応援していきましょう」を
運転をする@BOSSに読んだら、
「『激しく応援する』じゃなくて、『激しく見習う』のがいいと思うよ。
太田パパの挑戦に感動したら、周りにいる俺たちが
それぞれの立場で自分なりの挑戦していくことが、
結果的に一番太田パパの力になって、それが応援になるはずだから。」
なるほど、確かにそうかも。
かく言う@BOSSも、太田パパの挑戦に激しく感動して
未経験のエンデューロの初挑戦を決めた一人でしたね。
「がんばる」のペイ・フォワード。
「がんばる」の連鎖。
太田ファミリーの、特に太田パパの55才の挑戦を激しく見習って
練習しない限り「今の自分」には出来ないことに
私も挑戦していかなくちゃ!と激しく思います。
まずはガレ登りと下りコーナーからだな・・・( ̄∀ ̄;)汗
投稿者:かまた posted at : 18:07 | コメント (8)
2011年03月01日
オーランドPRD
朝の上信越道。
「妙高高原~信濃町間ユキのため通行止」という表示が出ていましたが
私たちが通過する頃には解除になりました。
ワイパーについたウォッシャー液が凍り付く寒さです。^^;
長野を抜けて山梨へ入ると、日差しが柔らかくなり、
国道52号で静岡に入ったらもうそこは春でした。
早咲きなのかな、桜が咲いてる・・・( ̄∀ ̄;)汗
SUGO2DAYSまで、あと週末は3回。
(いや、私は出ませんけど。)
今週も@BOSSはミワ家とともにオーランドで練習です。
本日はPRD(プレイ・ライディング・デイ)。
オーランド一番乗りです。いいお天気!
「山側」と呼ばれるコースの後ろには、今日も富士山がそびえています。
こちらは「海側」と呼ばれるコース。
単に山側の反対だからそう呼ばれるのかと思ったら、
今まではガスっていて、海が見えなかっただけなんですね。
こんなに見事に駿河湾が一望できるなんて!
さすが、ひねもすのたりな春の海。
厳しい日本海の荒波とはまったく違います。
ほどなくミワ家と太田ファミリー登場。
おはようございます。今日はよろしくお願いします。
さっそく太田パパがウトロンと遊んでくれます。
「よし!行くぞ、ウトロン!」
「何だよ、行かないのか・・・」
PRDの参加者が次々に集まってきます。
「ウトリョ~ン」ウトロンに構ってもらうしるこりん。(笑)
私は前回と同じく、CRFとBetaを積んできてもらいましたが、
でも今日はコースコンディションも悪くないようですし、
せっかくなのでCRFで練習したいと思います。
photo:ミワコング
この夏のISDEフィンランド大会に、息子の太田MASA選手と太田YUKI選手と共に
日本人初、親子でのクラブチーム参加を決めている太田パパ。
この日は3時間、山側&海側のフルコースを走るという課題を決めて挑戦。
doronqoさまを専属トレーナーに指名してコースイン。
photo:ミワコング
目標に向けて走り込む太田パパの姿に
@BOSSも「俺もこうしちゃいられない」と思ったそうで、
先週打ったアバラの痛みにもめげずに走りこみます。
こちらはSUGOに向けて、EUな監督から
タイヤ交換の猛特訓を受けているドラミちゃん。
しかも、まずコースを走り込んで疲れ切った体で
ムースタイヤを交換するという、本番を想定した練習。
テントの向こうから聞こえる
「美味しいイチゴがあるよ、早く来ないと無くなるよ~」の声に
耳があっちを向いているドラミちゃんですが、
はい、集中、集中!(笑)
太田YUKI選手が、初めてエンデューロレースに出る@BOSSを気遣って、
メインジェットなど、マシンを調整してくれます。
パドックでは、皆さんウトロンを構ってくださってありがとうございました。
photo:ミワコング
太田YUKI選手も、
(ウトロン、ふにゃふにゃに逝っちゃってますね。( ̄∀ ̄;)汗)
photo:ミワコング
太田ママも。飼い主がほったらかしでホントにすみません。^^;
photo:ミワコング
隣のトランポには、ktm_oyajiさま。
来週がJNCCということで、太田パパの手によって復活したハスクに乗って
先週の無念さを取り戻すかのごとく走り込んでいます。
oyaji様の携帯、ソーラー充電中?
こちらも電池切れでソーラー充電中。(笑)
@BOSSがEUな方とdoronqoさまから
SUGO攻略のレクチャーを(?)受けているそのすぐ近くで、
午前中の90分耐久を終えて休憩中の太田パパとウトロンのくつろぎタイム。
ウトロン、くつろぎ過ぎだと思うんですけど・・・( ̄∀ ̄;)汗
「俺、発見したんだよ」
太田パパが目をキラキラさせて言うには、
このウトロンの手首(?)の関節。脇の下から腕を伸ばすと、
手の先までまっすぐになるんだそうで、
photo:ミワコング
「バンザ~イするとピーンと伸びるの!
ウトロン君、はーい!」
あははは、見ていたうーたんも大爆笑!
何が面白いかって、為すがままのウトロンもウトロンですが、
何回も楽しそうにやってみせてくれる太田パパ、最高です。
でも、走って疲れて帰ってきても
イスで休んでいるより、こうして笑わせてもらった方が
体の回復が早い気がします。
太田パパももう一度、午後の部の90分耐久にコースインしたところで、
さ、私ももうひとふんばり走ってこようかな。
この日、私は海側に比べて厳しいところが少ない
山側のコースだけを走りましたが、
それでも充分私には厳しくて、
エンスト、転倒、引き起こしの連続。
photo:ミワコング
他の人は山側と海側で15分~20分くらいで戻ってくるのに
私は最初の頃、山側だけで15分かかりました。(泣)
私があまりガレの上りで転んでばかりいるので、太田パパが
photo:ミワコング
「登り切るまで、我慢してクラッチを一切使わないで来てごらん。
あと今まで1速で走っていた所を、2速に上げてみるとか」
そうなんです、先週も自分で気になっていたのですが、
私は少しでもやばい、怖いと思うと
すぐにフロントブレーキとクラッチを握ってしまうクセがあって、
それによってバイクが不用意に暴れて結局転倒してしまいます。
アクセルは閉じないで、クラッチも握らないで我慢、我慢・・・
やった~、転倒なしで登れた~!。+゚(゚´Д`゚)゚+。
@BOSSからも「あんたは遅すぎて不安定」と言われていたのですが
少しスピードをアップさせて2速で走るようにしてみたら
これまで木の根っこや小石でヨロヨロしていたところは
開けた方が問題なくスムーズに進めるように。
コース一周無転倒は一回もありませんでしたが(TдT)
最初15分かかっていたのが、最後の方では8分で走れるようになりました。
(これだって、相当遅いんでしょうけれど・・・^^;;;)
photo:ミワコング
その頃、@BOSSはEUな方に、丸太を使ったミニセクションで
エクストリームを想定した練習をつけてもらっていたそうです。
photo:ミワコング
私はというと、だんだん疲れてきたのか
何でもない場所でも、コテンコテンととっちらかるようになって
これはもう体力の限界かな、とパドックに戻ったら、doronqoさまが
「みんなが海側のSSコースで練習をしているから、来るようにって」
え~~、これから海側っすか~~( ̄∀ ̄;)汗
パドックでのUターンすらふらふら立ちゴケる始末でしたが
言われたコースへ降りてみると
photo:ミワコング
フカフカの黒い土のコースで、みんながモトクロスのような
コーナー練習をしていました。
EUな方。
太田YUKI選手。
photo:ミワコング
全日本MXに出ているKONA2ちゃん、速っ!
少し練習に混じらせてもらいましたが、全然ダメダメ。
コーナーの手前でスピード落とし過ぎて、完全に動くシケイン化。
でもこういう練習もみんなでしているんですね。
いずれ、皆さんの中にちゃんと入って走れるようになりたいなあ。
そうしている内に日は傾き、練習終了の時間になりました。
さて。
下まで降りてきたと言うことは、
これから登らないとパドックまで帰れないと言うことで。
「ここから一番早く簡単にパドックに戻れる道はどこですか?」
とEUな方に聞いたら、
「案内するから付いてきてください。」というゼスチャー。
そして案内された先は、
去年心が折れたあのガレ場・・・( ̄∀ ̄;)ヤッパス
先週トラ車で走った時は、一人でもトコトコと登ったけれど
CRFでは・・・・・わわわー、パスッ!ドテッ!
山側で練習した時のことなどすっかり忘れてクラッチ切りまくり。
行くつもりのない方向へとバイクは進み、
登るつもりのない石の上にバイクは上り。(泣)
「大丈夫ですか?まだ心は折れていませんか?ボク、代走しましょうか?」
いいです!自分で行きます!
キック!キック!キック!ぜいぜいぜい。
どーにかこーにか上まで登った頃には
真っ平なパドックでも立ちゴケする有様。
「なんだ、ヘロヘロじゃないの」と太田パパが笑っています。
photo:ミワコング
もう強がりを言う体力も残っておりません。(泣)
「ガレ登る時、キレてました?」とEUな方。
いえ、キレてなんかいませんけど。( ̄∀ ̄;)汗
「だって、EUダンナのバイクが邪魔だー!とか言ってませんでした?」
いやいや、EUダンナのバイクにだけはぶつかっちゃだめだーと
自分に言い聞かせていただだけですから。
(そう聞こえたかもしれませんけど。)
「見ていると、立った時に何にもリアにトラクションがかからなくて
リアタイヤが空転しているように見えるんですよ。
それだったら立たないで座ったまましっかりトラクションをかけて
ガレを登っていった方がいいんじゃないかと思うんですけど。」
というアドバイスをくれたEUな方に、
「おう!登ったるわい!」とは言いませんし、思いませんでしたが(笑)、
次回オーランドへ来る時は、心して海側も練習させて頂こうと思います。
どうもありがとうございました。(-人-)
photo:ミワコング
「ぼくは球技も苦手だし、走るのも速くないし、
運動全般が得意じゃなくて、運動神経はよくない方なんですよ。」
そんな話をしてくれた太田MASAさん。
「でも、4才の時からバイクだけは乗り続けて練習してきました。
一つのことに打ち込んで続けたら、絶対結果は出ます。」
ああ、なんて勇気が出る言葉。(TдT)
片づけの後は、PDR(プレイ・ドッグ・ラン)。
photo:ミワコング
たまごとヤムヤム。
minicoさんに抱っこされて、夢見心地のショコラ。
オスには見向きもしないけれど、メスには全身全霊で求愛する、
老いても尚盛んなゴン太、14才。
髪の厚さと天パーの具合がよく似た二人。(笑)
立つとminicoさんより大きいかもしれない雪之助。
photo:ミワコング
大人しくて堂々と風格があって、一目でノックアウトされました。
雪之助の隣にいるとウトロンが子犬に見えます。(笑)
午後5時30分。名残はつかないけれど、そろそろ出発しなければ。
「じゃ、SUGOでまた!」
みんながそれぞれに、トランポに乗り込みます。
photo:ミワコング
今週もお世話になりました。本当にありがとうございました。
またよろしくお願いします。(ウトロンも。笑)
明けて月曜日。
久しぶりに朝からあちこち筋肉痛。
FAXやカウンターでストレッチをしながら仕事をしております。
ウトロンはというと、おみやげにもらってきた木っ端をガジガジしながら
会社で過ごす長~い時間に耐えております。
それにしても、「トラ年」になるはずだった今年なのに、
どこで道を間違えたんだろう・・・( ̄∀ ̄;)汗
投稿者:かまた posted at : 18:50 | コメント (9)
2011年02月22日
ACEC@オーランド
【土曜日】
前回の日記に書いたように、@BOSSの手の脱臼が完治しておらず
「あと10日は固定」と、ある意味ドクターストップも掛かっていたので
この土日は整地されたしどきで練習する程度だと思っていました。
でも、オンタイム・エンデューロ未経験の@BOSSは、
一度ACEに参戦して、経験しておくとういう道も捨て切れず、
週末直前までミワ家のお二人にも相談していたようです。
リハビリ中のdoronqoさまからは
「無理を押して乗らない方がいいのでは・・・」と助言を頂く一方で、
EUな方からは
「ダメなら途中でやめても良いんだから、
(@BOSSにとっての初オンタイムレースとなるACEに)
まずは来てみるべきだ」というアドバイスを頂いたそうです。
どちらの言うことも一理あるので、あとは自己責任で
悔いのないように決めてやるしかないわけで・・・
結局@BOSSはオーランドへ向かうことにしました。
しどきなら練習できたのに、オーランドへ向かうと
ACEに出ない私が、この週末も全く乗れないことを気にかけてか、
もしかしたらその辺で練習させてもらえればと
@BOSSは自分のKTMの隙間に、私のBetaも積んでくれました。
準備が終わり、お昼過ぎの出発。
東名高速は渋滞の影響が読めないので、
お天気もよいことだし、長距離ドライブで旅の気分を味わえるよう、
上信越道から、長野を縦断して甲府から静岡方面に入ることに。
雪の壁もずいぶん低くなりました。気持ちのいい青空が広がっています。
動くサンルームのようなバスの中、
ウトロンはまどろみながら向こうの世界へ。(笑)
いけべいの住む妙高山に手を振りながら通り過ぎて、
どんどんと長野を西へと下ります。
大月ジャンクション、富士五湖道路、御殿場ICそして清水へ。
目指すは本日の宿、「駿河健康ランド」です。
去年のゴールデンウィークに利用した際に会員登録をして
今回がまだ2回目の利用なのですが、
今月が偶然、私の誕生月であったので
なんと私の入館料は無料、同行者も1000円引き。ヽ(´▽`)ノ
さすが、EUな方が「日本一の健康ランド」と豪語するだけあって太っ腹です。
あとで聞いた話ですが、ktm_oyajiさまもここに泊まっていたそうです。
ですが、oyajiさまはご宿泊で「客室」、私たちは深夜滞在で「仮眠室」、
身分の違いでお会いすることは相成りませんでした・・・(TдT)
【日曜日】
ウトロンは丸12時間、トイレを我慢できるようになりました。
(新潟と違って、暖かいからかな?)
駿河湾を臨んでの本日の「待て」。
天気予報はあまりよくなかったので諦めていたのですが、
1号線沿いで、雲のかからない、美しい富士山を見ることができました。
朝食を買いにコンビニへ。
ちょうどミワ家のトランポが現れました。
おはようございます。今日はよろしくお願いします。
「ウトロン、でっかくなったなあ。」
前回お会いしたのは年末年始だったので、今の3分の2くらいだったかも。
みんながコンビニの中に入った時に、一人店の前にいた私に、
「あ、おはようございます。」と声をかけてくださったのは
太田MASA選手でした。これにはびっくり。
私はよく「@BOSSさんがいたから分かった」と言われますが、
この時の私は目印の@BOSSが隣にいたわけでなし、
ウエアを着ていたわけでもなし、トランポの近くにいたわけでもありません。
去年たった一回だけオーランドにお邪魔した時には、
ヘルメットをかぶっているし、今とは髪型もまったく違っているし、
第一、太田選手とは個人的にはほとんど話をしていません。
なのに、覚えてくださっていたなんて・・・
私は何も言わないのに、ゴールデンウィークに来たと言うことも
覚えていてくれました。(ガレで撃沈したことも・・・^^;;;)
こちらなんか大勢のゲストの中の一人でしかないのに、
ちょっとびっくりしました。
doronqoさまがよく、「ものすごくいい人なんですよ!」と
MASA選手を褒めるけれど、本当に尊敬です。見習わなくちゃ。
オーランド到着。
ここからも富士山が臨めます。
photo:ミワコング
あ、おはようございます。オーランド一番乗りのaoyamaさん。
お会いするのは北4以来。SUGO2DAYSにも出場されるそうです。
今日はよろしくお願いします。
数日前の雪の重みで、竹が倒れてコースが塞がれたらしく、
みんなでコース開通のお手伝い。
いったいどこがコースですか???
太田パパが左右から倒れた竹を切り落として行きます。
それをみんなで左右に片づけていきますが、
その下からは黒いにゅるにゅるの土。
うわ~、なんか大変そう。
photo:ミワコング
何とかコースも開通したところでパドックに戻る途中、
「ここがコークスクリューです」
ふ~むむむ、真壁の岩盤下りの方が見た目の恐怖感は大きいけど、
下手なことを言うと次回走らされそうなので黙って見るだけのかまた。
ウトロンは少し離れたところにつながせてもらいました。
お隣はオーランドの常連さん、黒ラブのおてんば娘クッキー。
photo:ミワコング
ウトロンの水やらシートやらを準備してトランポに戻ると、
「俺のヘルメットとかブーツとかも、
もうちょっと準備を手伝ってもらえると助かるんだけど。(怒)」
ああ、すみません、すみません。^^;;
本日doronqoさまは計測の係。
まだまったく右の肩が上がらないので、スタッフ用のビブスを
太田ユッキー選手に着せてもらうというVIP待遇ぶり。(笑)
ライダーズブリーフィングを終えて、全員で記念撮影。
ACEC(アチェルビス・クラシック・エンデューロカップ)はオンタイム制。
AAクラスから、1分おきにスタートします。
トップは太田MASA選手。続いてEUな方が出走準備に入ります。
今日のコースは、スタートしてすぐにテスト区間(計測区間)があり、
そのあとリエゾン区間を走ってこの計測地に戻ってきます。
一周の持ち時間は30分、スムーズに走って10~15分くらいだとか。
クラスによって、周回数とコースの難易度が違います。
ktm_oyajiさま。
カラーリングのコーディネイトがチームアトラス好みです。(笑)
photo:ミワコング
@BOSSは最後から2番目にスタート。
初のオンタイムレース、とにかく怪我を悪化させませんように。
オンタイムレース、私も経験はありませんが、
要はラリーで言うところのCP(チェックポイント)の
到着時刻が一人ひとり個別に事前に決められていて、
その時刻から前後1分以内に計測ポイントに着かないと
早着・遅着のペナルティが与えられると考えればよいでしょうか。
テスト区間はラリーで言うところのSS(スペシャルステージ)だし、
まあ、そう考えれば、そんなに馴染みがない感じでもありません。
@BOSS、テスト区間スタート。
右手をテーピングでグルグル巻きにして走り出した@BOSSでしたが
最初の下りコーナーで「あ、痛くてブレーキが握れない・・・(汗)」と判明。
なんとかコースアウトだけは免れて、事なきを得たそうですが
そこで考えを改めて「転ばないように走ろう」と『安全策』に方針変更、
そのままコースを進んだそうですが・・・
ここは「オーランド」、そうは問屋が卸しません。
@BOSS、振られて立ち木に接触。
親指が使えないと、ここまで握力が無いのか!と思い知らされながら
あっちでもこっちでも、右手が離れてハンドルがすっぽ抜けたり、
コントロールが効かず、バイクが左にすっ飛んで行ったり、
こんなに投げたことがないと言う程、バイクを投げまくっていたようです。(泣)
10分を過ぎる頃に、AAクラスが次々に戻ってきました。
が、先頭の数人が戻った後は、ぱったりと誰も戻ってきません。
話に聞くと、長い下りでブレーキがきかなかったり、
のぼりで木の根っこに跳ねられまくったり、
なかなかリエゾン区間は大変なことになっているらしいです。
それでも、順番に一人、また一人と戻ってきて、
また自分のスタート時刻になると、次の周回に入って行きました。
あの色は@BOSSか!?と思ったら、ktm_oyajiさまでした。^^;
oyajiさま、オイル漏れ(?)のマシントラブルで
残念ながら途中リタイア。(泣)
EUな方が3周目のスタートに立っても
@BOSSはまだ一度も戻ってきません。
怪我で動けないのでなければいいのですが・・・
「そこのガレの下のところで休んでいたよ。」
本日選手として参戦している太田パパが教えてくれました。
「コーステープに沿って逆に下っていけば、そう遠くないから行ってみたら?」
ああ、ゴールデンウィークに心とハンドガードが折れたガレ登り。(泣)
一番下、ガレの登り口に@BOSSの姿が見えました。
休んでいるのではなく、どうやらエンジンがかからないようです。
時間に余裕のあるEUな方が、心配して付き添ってくれています。
ああ、でも怪我をしてうずくまっているのでなくてよかった。
私もプラグを取りにもう一度トランポへ戻り、再び@BOSSのもとへ。
ですが、新品プラグに変えてもエンジンはかからず。
EUな方は次の周回でも@BOSSのところで時間を使ってくれました。
ここまでかからないのはおかしい、とエアフィルターを開けてみると、
エアクリBOXの中にガソリンがたっぷり溜まっていたそうです。
@BOSSは今日走り出してすぐ、これはdoronqoさまの言うとおり
出れる指ではなかった・・・と思いながらもなんとか続行。
しかし、しどきのコースならいざしらず、ここオーランドは
木の根のギャップや、ガレ場、転げ落ちるような急坂がある訳で、
ハンドルが握れない手では、思わずすっぽ抜けてしまい
このガレ場でも右手が離れて、自分だけ下まで転げ落ちたそうです。
その時に、逆さになって止まっていたバイクのキャブから
ガソリンが回ってエアクリーナーBOXの中に溜まったみたいです。
この溜まっていたガソリンをエアフィルターで吸い取ってきれいにしたら
案の定、一発キックでかかったとのこと。
(覚えておこう。φ(。。)メモメモ)
再出発するも、時すでに遅し。
この時点で12時をまわっており、@BOSSの初オンタイムレースは
タイムアウトという結果に終わりました。
けれど、今回得たことも非常に多かったようです。
それは出なければ分からなかったことですし、
手も、事前に医者に診てもらって、状態を把握した上でのことなので
これもある意味、想定内の痛みであった点では安心でした。
今回の結果で@BOSSがSUGO参戦を辞めたりしないかと
太田YUKI選手が心配していたと、後でdoronqoさまから聞きましたが、
YUKIさん、ありがとうございます、大丈夫です。
@BOSSは今回のACEと同じように、SUGO2DAYSに出る目的を
自身の経験の蓄積と、その後の課題探しに設定したそうなので
出る予定にはとりあえず変わりないと思います。
本日の結果発表。
photo:ミワコング
オンタイムでレースを終えた参加者には、
この中からお好きなカップラーメン10個が贈られます。
栄光のカップ麺ゲットのEUな方。(笑)
photo:ミワコング
AAクラスの入賞者よりもタイムが速かった人は、
次回からAAクラスに昇格、という発表宣告を受けて、
頭を抱えるKONA2ちゃんと、
思わず「ヒーハー!」と叫ぶ(?)ゆるゆるさん。
昇格おめでとうございます!
望んでいなかった昇格かもしれませんが(笑)、
ここでお互いをライバルとして走り続けていたら、
二人同時にこうしてAAに上がるようになったということは
本当にすばらしいことだと思います。
タイムアウトになってしまった@BOSSですが、
カップ麺を5個頂きました。
気になっていた「ポンポコラーメン」ゲット。(笑)
犬との心の交流広場「わんわんランド」(笑)
(皆さん、かまってもらってありがとうございました。^^;)
ク:「今回はタイムアウトだったけど、元気だしてね。」
ウ:「そうだよ、次にまたつながるよ。」
と言っているのかどうなのか・・・
お昼のおやつにdoronqoさまからもらったミルくまちゃん。
「かわいくてどこから食べていいかわからない」
とdoronqoさまが言っていたのに
@BOSSは真っ先に首をちぎって、頭からパクパク食べていました。
おいおいウトロン、何やってるの?誰に乗っかってるの??
げっ、太田パパ!Σ(|||`□´|||)
しかもウトロンをどかしたら、今度はクッキーが頭から馬乗り。
すすすみません、すみません!!ε=┏(; ̄▽ ̄)┛
photo:ミワコング
「ほら、ウトロン、太田MASA選手だよ~」
「ふ~ん。」
ふ~ん、てあんた・・・( ̄∀ ̄;)汗
今回、この太田ファミリーといろんなお話をさせて頂けたのも
とても刺激になりました。
ここに来る前に太田パパのブログを読んだ時、そこに、
家族の集大成として、また自分自身の挑戦として、
今年のISDEに親子3人で出場することを決めたということが書いてあって
なんとも清々しい感動を受けたのは、つい先日のこと。
トロフィーに拘らずクラブチームでの参加なら3人で可能
そうだクラブで出場を目指そう・・・
ISDEフィンランド大会をオレ達家族の集大成にしよう・・・
MASAにもYUKIにも言われた
6日間持つの?体力が・・・
正直今は体力に自信が無いけど一生懸命走る自信は有るよ・・・
今言える事はそれだけ
(中略)
オレは55歳の挑戦することに決めた・・・
ISDEに家族チームで参加すること・・・
もう一度ライダーとして真剣に目標を持つ・・・
2011年のISDEフィンランド大会に
日本人ファミリーの足跡を残して来ることを決めた
今年はオレの人生で一番充実出来る年にしたい
(太田パパのブログ、studio.keepより一部抜粋させて頂きました。)
そして今日お会いして、まっすぐで熱いそのお人柄に触れて
ますますその清々しさに心を打たれ、
何もできないけれど、心から応援したいと改めて思いました。
また、@BOSSが用意してくれたBeta、結局今回は乗りませんでしたが、
やはりオーランドでトラ車というのも、ちょっと気後れもあったので、
太田パパに、「あの・・・お願いがあるんですけど・・・
PRDやACEの日に、私一人、その辺の石や丸太を使って、
トラ車で遊んでいいですか?」とお聞きしたら、
「何いってんの、そんなのお願いされることなんかじゃないよ。
PRDは楽しんで乗る日なんだから、何に乗ったっていいんだよ。
コースをトライアル車で走ったっていい練習になるだろうし、
私はこれに乗る!って気兼ねなく好きなものに乗って。」
本当ですか!ありがとうございます。
これでオーランドに来る楽しみが一つ増えました。
「それにACEだって自分のレベルで楽しめばいいわけで、
まず一周することを目標にしたっていいじゃないの。
とにかく楽しんで乗り続けること。
そうすれば次の目標が見えてくるから。」
この言葉を聞いて、雲が晴れる思いでした。
そして私にしては珍しく、
あのガレ場も、木の根っこ地獄も、スキルアップ目指して
次回は150か85で走ってみたいと思いました。
@BOSSは@BOSSで、私は私で、とてもいい刺激をもらった週末でした。
ご一緒頂いたみなさん、ありがとうございました。
投稿者:かまた posted at : 14:25 | コメント (10)
2010年05月10日
GW後編(ミワコング合宿編)
【GW3日目-迷宮ワンダーランド】
連休3日目は、しどきから一気に東名高速を南下し静岡へ。
国道1号線を走っていたら、富士山が見えてきました。
(言われなかったら気づかなかったかも・・・^^;)
コンビニで待ち合わせをして、目指すワンダーランドへコンボイでGO!
私たちは問題なく目的地へとたどり着きましたが
ほんの30分違いで同じ道を走った皆さんは
「桜えびまつり」の大渋滞にひっかかり
このあと約2時間、数km先の下界ではまっていたとか・・・
ワンダーランドでは、昨日からここに泊まっていたdoronqoさまに
出迎えていただきました。おはようございます!
今回の手作りケーキは、静岡らしく抹茶のパウンド。
ありがとうございます。さっそくモグモグ。
コースからは富士山がこんなに美しく臨めます。
ここ、駿河の国のワンダーランド、「オーランド」は
太田真成(MASA)選手&太田幸仁(ユッキー)選手のホームグラウンドで
いつでも誰でも自由に走れるコースというわけではなく、
基本的にはメンバー制のコースということで
太田パパに面識のない私たちは、今回doronqoさまたちに
無理を言ってお願いして初走行が実現しました。
太田MASA選手。
左からminicoさん、shirukoりん、アンダーウエアのdoronqoさま。
今日はよろしくお願いします。
そして、いきなり始まるガレ地獄。(泣)
私がこうした「山」を走るのは、去年のWOMEN'S Xでのチーズナッツ、
そして仙台の定義走行会に続いて今回が3回目。
苦手です、こういうコース。
(いや、では整地されたMXコースが得意かと聞かれれば・・・・)
でも、去年オフロードを始めたばかりでドナドナされた定義の頃に比べたら
前に進むだけましになったのですが。^^;
山側と海側のコースを2周ほどしただけでヘロヘロ。
あっという間に時間が過ぎて、テントの下で昼食となりました。
shirukoりんが手作りのタピオカミルクや筍煮を振舞っています。
CRF150は、こうした山でエンストしやすいとは言われるものの
とにかく開け続ければなんとか登るはずなのに、
目の前の石にアクセルを閉じたとたんにこの通り。
私が閉じてしまうのはアクセルではなく、たぶん心の扉です。
見るに見かねたEUな方が、私のCRF150でガレ場を代走、
・・・・と思いきや、お手本を見せてくれるのが目的だったらしく
上りきった後にもう一度降りてきて、
CRFを再び私のもとに届けてくれました。(TДT)
まるで「エンデューロ・アカデミー」のようです。
ガレで引っかかっていると、後ろからktm_oyajiさんの気配が。
oyajiさまには絶対借りは作るまい!(なぜ?)と必死で登る私。
ああ、換えたばかりのリアタイヤが・・・(泣)
doronqoさまのガレ登り。アクセルの開け方が違います。さすが。
小池田選手と太田選手、日本ED界のNo1とNo2によるバトル。
大きな石も木の根も関係ないのでしょうか、
まるでモトクロスコースで競い合っているかのように、
この難しいコースを走り去って行きますね・・・( ̄∀ ̄;)汗
途中、皆さんがヒルクライムの練習をしていた
上級者用のコースに足を踏み入れてしまい、
「こっちは難しいコースですよね!?」と
そこにいらっしゃった、コース管理人の太田パパに聞いたら
「大丈夫!ここは簡単なコースなんてないから!」
あー、そう言っていただけると気が楽かも。(泣)
練習後、ktm_oyajiさんと。
実際に直接お話するのはほぼ初めてで、ちょっと照れますね。
先日は「退場!」などと申し渡してすみませんでした。
お詫びに勝手にリンクさせて頂きました。
早く「夢」が叶うといいですね。^^
(それより私は前髪をなんとかしないといけませんね。^^;)
午後5時、片付け。疲れた~。けど楽しかった~。
でも以前はこうした「山」が怖くて大嫌いだったけれど
今はこういう練習も、とても面白いと思うようになりました。
あ~、今回みたいなガレ場をスイスイと走れるようになりたいなあ。
この夜は、ミワ家に会場を移して、反省会という名の宴会。
本日ガレを攻略できなかった罰は9:1ビールです。(ウソ)
ああ、全然走れなかったけど、本当に楽しかったな~。
昨日の夜、しどきから静岡へ走り、睡眠時間1時間半の@BOSSは
さすがに深夜2時前に途中リタイア。
私はというと、@BOSSと同じく睡眠1時間半だったにもかかわらず、
昼間のアドレナリンと夜の9:1の混合ガソリンのおかげで
エネルギーと話は止むことなく、気づけば時計は朝の4時。
doronqoさま、EUさま、お付き合いありがとうございました。(-人-)
【GW4日目-日本一の河原】
翌朝は、午前9時過ぎてのんびり起床。
こんな休日らしい朝は久しぶり。
(いつも休みになると、朝4時に起きてしどきへ向かうもので・・・^^;)
doronqoさまがパンケーキを焼いてくれました。
前々日、OBM終了後、オーランドの太田パパとともに
doronqoさまたちが摘んできたという新鮮なイチゴにミルクをかけ、
気分だけはアメリカン・モーニングです。(笑)
午前中には、お二人がよく練習に使うという相模川へ行くはずが
昨夜あれだけ話してもまだ話足りない私たちは、
結局午後も2時過ぎくらいまで話し続け、
河原に向かったのは午後3時。^^;
広大な河原に着くと、向こう岸では大凧祭りを行っていました。
にぎやかな応援の声が聞こえてきます。
河原の風に吹かれて凧を眺める私たち。
午後4時、乗り出し。
それにしても、MXコースあり、EDチック・TRチックなコースもあり。
想像していたよりもはるかに広大で
さすがEUな方ご自慢の河川敷に@BOSSもびっくりです。
この日は、doronqoさまが昔乗っていたというKTM85を借りて
練習させてもらいました。
が、2ストのパイーンという音がまったく出せません。
EUな方が、半クラッチを使って乗る
2ストの乗り方のお手本をみせてくれました。
くううううぅぅぅ!パワーバンドに入りません!(泣)
しかも何これ、へんな足!・゚・(ノД`)ヽアウアウ
EUな方:「どうしてあんな走りしかできないんですか!!」
かまた:しゅん・・・・
(うそです↑。@BOSSじゃあるまいし。)
場所を移して、今度は少しエンデユーロっぽいコースを走ります。
まだまだ続く、エンデューロ・アカデミー。
こちらは復帰後間もないdoronqoさま。
本当にまだリハビリ中ですか??
doronqoさまのヒルクライムお手本。
最後はトライアルチックなエリアでフロントアップで木の根っこ越え。
この河川敷、午前はMX、午後はED、夕方はTRと、
丸一日、飽きることなく遊べそうですね。^^
午後6時。すっかり暗くなりました。
片付けていたら、ちょうどいわきのゆーじさんから
「しどきにいるんでしょ。ムール貝をたくさん採ったから食べにおいで!」
という、ありがた~い電話が入りましたが、
ごめんなさい、今日はめずらしくいわきじゃないんです。^^;
ムール貝は残しておいてください!
この夜の反省会は厚木の健康センター。(笑)
今日も楽しい一日でした。乾杯!
・・・本当においしそうにビールを飲みますね。( ̄∀ ̄;)汗
カメラを持っていた@BOSSが、こっそり自分の足の指を撮っていました。
なんですか、その青いあざ・・・・・・
聞くと、今日の河川敷で、コースへ移動する普通の道で
石か木の根っこかコンクリートか
何か硬いものにブーツが当たってしまったらしいのですが、
「なんか折れてたりして・・・・」
まさかぁ。打撲ですよ。そんなの私しょっちゅうですよ。
・・・という会話も虚しく、後日折れていたことが判明したのは
先日の日記で報告したとおり。(泣)
この日は3時近くまでこの宴会場で飲んで話していましたが、
@BOSSは確か渋滞を避けるために、
朝の3時には出発するって言ってたような・・・・
明け方3時まで飲んで運転できるはずもなく、
この日はそれぞれ仮眠室へと向かいました。
【GW5日目-出発の朝】
朝8時、健康センターを出発。
またまた最後まで記念撮影をしなかった私たち。
女湯の前で、お互い寝不足の腫れた目で記念撮影。
本当に楽しい3日間でした。
もっと過ごしていたかったけど、これ以上滞在していたら、
全員睡眠不足で体力をなくしてしまうに違いないので
後ろ髪を引かれつつ新潟へ出発。
ガチンコ勝負のような私たちのトランポ。
思わず笑ってしまいまいした。
ミワ家にあったマッサージ器をいたく気に入った@BOSS。
ずっとコロコロ使っていたら、
doronqoさまがお土産にもたせてくれたそうです。^^;
もうすっかり夏のような静岡と東京でしたが、
新潟はまだところどころ雪が残り、桜も満開で、
田んぼには水が張られて田植えの準備が始まっています。
まだ春浅い景色に、日本は長いなあと思いながら
楽しかったGWの5日間に思いを馳せました。
初日のトランポで@BOSSから
「あんたの長期・中期目標は決まっていますか?」
と聞かれて始まった今回のGW。
「バイクのことですか?」と聞いたら
「全部。」と返されました。
私はどこへ向かっているのか。
一週間働いて、週末に練習して、一年たってみると
確かにちょうど一年前、オフロードを始めたばかりの頃に比べれば
確実に前には進んでいるけれども
どこへ向かいたいのか、どんな人生にしたいのか。
そこから逆算した「今」なのか、それともただの成り行きなのか。
バイクに乗り始めてから、週末の練習が楽しくて
また初めてのことばかりで、起こることすべてが劇的で、
あっという間に時間は過ぎていくけれど
きっと私のことだから、こうした毎日を繰り返して
気づいたらまた、1年、2年がすぐにたってしまうことでしょう。
そしてそのことに気づいている@BOSSが
釘をさしてくれたのだと思います。
私はどこへ向かいたいのか。
ウトロが逝って早2年。
いつのまにか流されている自分に反省しつつ、
人生の目標はなかなかきちんと明確にはできないけれど、
でも私にとってよい区切りとなったGWの5日間だったと思います。
お会いした皆さま、たくさんの思い出をありがとうございました。
また残念ながらお会いできなかった皆さま、
いろいろとお誘いいただいてありがとうございました。
またどこかで、別の機会にご一緒できますように。
さ、気持ちを切り替えて、仕事、仕事!
(ということで、この週末の報告はまた後日。^^)
投稿者:かまた posted at : 12:00 | コメント (10)