2010年03月30日
一条の光
【土曜日】
いったいいつまで雪が降るのでしょう。
もうじき4月だというのに、前の晩から降った雪で
目が覚めるとまぶしい白銀の世界ができあがっていました。
きれいな雪景色を抜けて今週も日本を横断していわきへ。
太平洋側は雲ひとつない青空です。
こんなにいいお天気なのに、しどきのミニコースパドックには
「それいけウトロ号」がポツンといるだけ。
前日までの雨のためか、コースはほぼ貸切です。
ありがたいような、ちょっとさびしいような・・・。
XSのネックブレイスはやっぱり少し小さかったのかも。
@BOSSのKTMのリアットを借りたら、少し大きめではありますが
胸も背中も面でしっかり安定してどこも痛くありません。
今日はこれを借りて走ってみたいと思います。
あ!マフラーが太くて短いものに変わっています。
('07CRF150に付属していた96dbショートタイプだそうです。)
昨日のうちに、パンク修理、オイル交換、そしてマフラーの交換まで
@BOSSがCRFの整備してくれていました。(-人-)アリガタヤ
雨上がりで、表面がいやらしくちゅるちゅるしているビギナーズ広場。
せっかくなので、今日はこの「ちゅるちゅる」を使って
「スライド・コントロールする練習」だそうです。
「リアは滑って当たり前と思って走るの。
できるだけハンドルはフリーにして、
滑り具合をアクセルとお尻でコントロールする練習だから。」
私はつい太ももをタンクから離して足を出してしまいますが、
本当はステップに足を乗せ、お尻でコントロールするのだそうです。
ひゃ~~~!そんなことを言われても
お尻でコントロールする感覚がよくわかりませ~~~ん!
先週doronqoさまと一緒に、ここ、しどきで練習させて頂きましたが、
doronqoさまは、こうしたリアのコントロールは完璧だったそうです。
(私にはそれすらよくわからないことなのですが・・・( ̄∀ ̄;)汗)
アクセルをブイッブイッブイッと合わせながら
なんとか転ばずに(転んだけど、泣)行きたい方向へと
振られたリアに体勢を合わせて立ち直るだけで精一杯の私。
「だんだん合わせられるようになってきたじゃん」
と言われても、どれがOKでどれがNGなのかもわかりません。
そうこうしている内に気温も上がって
路面のグリップもだんだん良くなってきたので(ホッ)(残念!)
今度はスタンディングでのスクエア・ターンの練習です。
まずは、フォームから。
私のスタンディングはどうしてもへっぴり腰気味で
しかもハンドルに乗るフロント過重の癖が抜けないので
(それで林道でもフロント過重になってよく転ぶらしいです、泣)
もう一度、スタンディングのフォームから教わりました。
気をつけていないと、すぐに腰を引くいつものフォームに戻ってしまうので
今日のところは、まず頭の位置が中心からはずれないよう
ステップに乗って、腕をフリーにすることから。
@BOSS曰く、「頭と上体は位置を変えず、宙に浮く感じ。」 ・・・・?
それに気をつけてターンをしてみたら、あれ??
なんだかいつもと違います。
何が違うか、はっきりとはわからないのですが
ターンをする重心というか、中心が変わった感じ。
いつもより前なのに、安定しているというか何というか・・・
3時過ぎ、雨がポツポツ当たり始めたので、今日の練習はここまでに。
ああ~、今すごく大事なことに触れた気がするのに
残念ながら、時間切れになってしまいました。(泣)
明日は新潟からカカ1号さんが来るというのに、
さっきまでの青空はどこへやら、結構本格的な降りになってしまいましたね。
なんとか晴れてくれるといいのですが・・・・。
そう願いながら、いつもの健康センターへと向かいました。
夜10時前には仮眠室へ。
おやすみなさい。ZZZ・・・
【日曜日】
曇り空のしどき、本日の最高気温4度!( ̄∀ ̄;)汗
今日は、久しぶりにカカ1号さんと一緒に練習です。
カカさんの息子、4月から小学3年生になる「よちゃん」も一緒。
カカ1号さんは、私と同じCRF150を年末に購入し、
何と今日が初乗りだそうです。
そんな大切な日にご一緒させていただいて光栄です。^^
交換したマフラーに合わせて@BOSSがキャブを調整しています。
'07CRF150のチームアトラス号は、明らかに乗りやすい。
「私の'09よりパワーがあるみたいです」と言い続けたので、
セッティングを’07と同じにしてくれています。
今日のミニコースはグリップもよくコンディションも最高。
ミニコースを、よちゃん、カカ1号さんと走りました。
photo:人生丼ぶり勘定
「ぼくも@BOSSさんに教えてほしいな」
「ぼくも8の字したいな」
ぼそっとつぶやいたと言うよちゃんの熱い願いをかなえて(笑)
@BOSSが「よちゃん8の字講習会」を開催。
始めの頃のよちゃん。まだバイクがコーナーで倒れていません。
講習後のよちゃん。おお!明らかに違いますね。
・・・と@BOSSに言ったら
「子どもはすぐに素直に言うことを聞きますから。」
ど~もすいません。( ̄∀ ̄;)ムッ
その隣で、カカ1号さんと私はスタンディングでスクエアターンの練習です。
昨日見えたかすかな光を思い出しながら、フォームに気をつけて
加速・減速・バイクを倒してターンしながら、また加速・減速。
これまで、ナックさんや@BOSSに先導してもらって林道を走る時、
クリッピングポイントで膝を入れて曲がるということを
目の前でやってみせてもらう機会が何度かありましたが、
私がそれを真似して膝を内側に入れてみても
バイク自体はほとんど倒れず、逆に自分が外側に出るだけ、
しかも「ハンドルを切って」曲がっていたので、
却って危ない場面も多かったと思います。
今回のは、バイクをステップワークと膝で倒して、
ハンドルは内肘を伸ばすようにイン側に倒すので、
フロントも切れ込んだり、すべったりしません。
また、骨盤を進行方向に向け、タンクとシートを両膝と太ももで挟んで
ステップも左右の踏み方を進行方向を意識しながら踏み分けると
両手はほとんどフリーになり、両足だけで走って曲がっている感じです。
あれ?この感じ、「ぐるぐる(定常円旋回)」と同じだ。
「この間、あんたが崖落ちした林道は、本当はこれで走るんだよ」
確かに、これなら両足でコントロールしているので
安定して小回りが効く気がします。
今ならTBIを走れそうな気がする・・・・゚。( ̄▽ ̄)ポワーン ←すぐにその気。
今回@BOSSに徹底的に言われたのは、ステップワークとつま先の意識。
外足はステップの前側の歯を踏もうとすることでつま先が下がり、
外の膝は前に出て、結果、骨盤も進行方向を向き、
外膝と太ももがタンクシュラウドの前方にかぶさって、
バイクをクリッピングポイントで倒しやすくなりました。
そういえば、トライアルで習ったフルロックターンも
アカデミーで習った両つま先を進行方向へ向けるスラロームも、
私にとってはそれぞれ別のものだったけど、
ここにきて同じ延長線上に近づいてきたような・・・・
「前から言ってたでしょ、アカデミーで習ったスラロームと
河川敷で習ったキャンバーターンと一緒だって。
でも、それが判っただけでも大収穫。
あとはいつまで覚えていられるかだけど。」
・・・・・・はあ、確かにそうですね。( ̄∀ ̄;)ピッキーン
最後の15分は、「ハイサイドでターンする練習」をしました。
わざとハイサイドの挙動を起こして、その反動でひらひら切り返し、
その後、遠心力だけでくる~っとのびやかに大きく回ります。
@BOSSがパイロンを使ってやってみせてくれました。
同じようにパイロンを回ってみようとしましたが、
まだパイロンを回ることに忙しくなってしまい
本当の目的の「ひらりひらり」ができないので、
まずはパイロンを気にせず、自分のタイミングで挙動を起こし
好きなところで回ってみるように、と@BOSS。
@BOSSがやって見せてくれたように、切り返しは素早く
そして、ターンはもっと後ろに負いかかるように
のびやかに大きく回れなければならないのだと思いますが
体が前にあるので、自分の予定より(?)バイクが早く回ってしまい
次の行動に間に合わなくて必死ですね。
本当にハイサイドを喰らいそうになるし・・・(ノД`)ヽ
4時、やはり雨が当たってきたので(というより、もう体力の限界^^;)
本日はこれにて終了。
実際にはまだまだなのですが、
今回のスタンディングのスクエア・ターンで感じたことは、
たぶんとても大切な基礎の基礎、
すごく大事なことを掴みかけている気がします。
「今回のバイクの挙動が理解でき、
今回のフォームで、加速・減速ができ、ステップワークができたら、
フープスもストレートもコーナーも、もっと速く楽に走れます。」
という@BOSSの言葉をやみ雲に信じつつ(笑)、
この見えかけた一条の光がリセットされて消えてしまわないように、
毎回練習の最初に、「ぐるぐる」と一緒に必ず復習したいと思います。
【本日のおまけ】
先日買ったばかりのネックブレイスですが、
やっぱりXSは私には少し小さかったようなので、
もし欲しい方がいらっしゃったらお譲りしたいと思います。
新品を34000円で購入しました。4回使用、X-ストラップ付き。
写真は未使用時のものなので、今はもう少し使用感があります。
ご希望の方はコメントフォームにメールアドレスを入れてご連絡ください。
折り返しメールをお送りいたします。
私より小柄な方(あるいは肩が薄い方)か、
キッズによいのではないかと思います。
オークションではないので、
一番必要とされている方にお譲りしたいと思います。
※4月1日追記:こちらはお渡しする先が決まりました。
投稿者:かまた posted at : 12:10 | コメント (10)
2010年02月22日
マディなしどき
【土曜日】
前日の夕方、しどきへ電話してコース状況を確認をしたところ
「気温が低くて、なかなか雪どけ水が消えてくれないんですよ。
泥遊び覚悟でよければ走れないことはないですが・・・」
とのお返事。
そのため、めずらしく土曜は朝7時にアトラス出発。
日本海側は金曜から降り続く、水っぽく重たい雪が積もり、
高速道路でも除雪車があちこちでフル稼動してしています。
三味線奏者、上妻宏光の「津軽じょんがら節」をかけて走ると
厳しい雪国の風景が、一層厳しさを増して楽しめます。
しかし前回と違い、郡山JCTを越えた辺りから
少しずつ晴れ間が広がってきました。
11時、コースの様子を見るために、しどきに到着。
う~ん、たしかに雪は少なくなりましたが・・・・
グランプリコースは、まるで耕運機でこねた春の田んぼのような激マディ。
IAが数人、リアを滑らせながら走っているのを見ながら
「こりゃ、あんた(かまた)じゃ、練習にならないね」
ミニコースをチェックする@BOSS。
こちらもまだかなり水が溜まっていますが
もう少し時間がたてば、よいマディの練習になりそうとのこと。
明日来ます、と事務所にご挨拶していわきの街へと向かいました。
体のメンテナンスとリハビリを兼ねて向かった先は・・・
いわき湯本駅に程近く、プール、トレーニングジム、温泉などを兼ね備えた
いわき健康福祉プラザ、「いわきゆったり館」です。
photo: 「いわきゆったり館」の公式サイトより拝借
クアハウスの利用者は平均年齢60代くらいに思われる
全体的にシニアな方で占められていましたが
歩くコース、泳ぐコースに分かれて、
皆さんかなり真剣にトレーニングをされているようす。
@BOSSと私は25mを40本、合計1kmを泳ぎました。
「なんだか水泳って筋肉が疲れないから、
あまりトレーニングした気がしないなあ」という@BOSSに
「そうですね~」などと答えていた私ですが
翌日上腕がものすごい筋肉痛になるとは
この時夢にも思いませんでした。(泣)
2/26追記:後日、別の機会に1km泳いだら、疲れはしたものの筋肉痛はなく、
この時のすごい筋肉痛はマシンによるものと判明。ですよね。^^;ゞ
水泳の後はエアロバイクや運動器具の並ぶトレーニングルームで
筋トレとストレッチをすることに。
これは水泳の疲労で白い灰になっているところではありません。
つま先でタオルをくしゅくしゅ寄せるタオルギャザ中。
まだ器具で運動をできない@BOSSは、マットの上で一人、
病院で行うようなリハビリメニューをじっくり行っていました。
人気のあるエアロバイクやランニングマシンは順番待ちのようなので
私は物珍しさに、空いているトレーニングマシンに片っ端から挑戦。
これはショルダープレス。平泳ぎ1kmの後にこれは結構きました。^^;
マシントレーニングを終えた後は、マットの上で十分ストレッチ。
約1時間トレーニングルームで過ごして、計4時間ほどゆったり館に滞在。
夕方、いつもの健康センターへ向かいました。
今日は「メンテナンス・デイ」なので
健康センターでも引き続き、各種メンテナンスを行ってみました。
左:お肌のメンテ。女子更衣室でパック(1050円)を受けてみる
中:体のメンテ。豚足でコラーゲンを取る
右:心のメンテ。イチゴパフェで締めくくる
【日曜日】
やはりどう見ても@BOSSの病院食とそっくりな
(ということは体にいい、ということなのでしょうけれど)
鮭、ひじき、納豆、ポテトサラダ、お味噌汁、白米の「朝定食」を食べて
健康センターを出発。
いわきは雲ひとつない快晴です。
しどきに向かう林道は、やはりまだ雪がところどころ残っています。
いつもはこんなことなく、2~3日で融けるそうですが
今年はついに根雪になってしまったようです。
コースにも霜柱が。歩くとシャリシャリ音を立てます。
しどきの社長さんが、ブルドーザーで一気に泥と雪を押しのけて
ビギナーズ広場を平らに整備してくださいました。
クロッカスが鮮やかな黄色い花を咲かせています。
しどきの社長さんの奥さんが、コース脇にたくさんの球根を植えていて
これから順番にそれらが花を咲かせていきます。
そういえば、去年の4月に初めて来たときにバラがたくさん咲いていて
モトクロスコースにバラの花かぁ・・・゚。( ̄▽ ̄)ポワーン、と
なんとなく嬉しく思ったのを覚えています。
さあ、9kgやせたヒゲの監督、復帰第一回目の練習です。
日曜は新潟からアルダナさんを始め、
大勢の方がしどきにグループでやって来られて
ビギナーズ広場では、たくさんのキッズが練習していましたので
私も8の字練習はお休み。コースで練習することに。
ミニコースも社長さんがブルでかなり整備してくださったので
昨日見たほどひどいマディではありませんでしたが、
それでも何周か走るうちに、タイヤは泥でノーマルタイヤのように山無しに。
ひとたび転倒すると、重くて重くて一苦労です。
日陰では泥が溜まり、ワダチが出来始めていました。
いつになく大勢の人たちと混じり、午前中はマディの練習。
「練習になりそうな丁度いい人がいたら付いて行け!」といわれて
人の後ろについて走ったら、ヘルメットからからブーツまでしっぱねでドロドロ。(泣)
この日はすばる君もしどきへ来ていました。
すばる君の次シーズンのゼッケンです。
すばるお父さんのご好意で、ブッチー病院と並んで
弊社の名前を入れてくださいました。
(スポンサーでもなんでもなく、心の応援だけなのにすみません。^^;)
大勢の大人がいて、いつもと勝手の違うこの日のミニコースでしたが
すばる君を追えばいつものミニコースに。^^
午後にはコースの水も飛ばされ、ずいぶんグリップも良くなってきたのですが
日陰のフープスだけは、みんなが走るにつれどんどんひどいマディに。
滑ることを怖がる私はステップにも乗れずヨロヨロしているので
泥でフロントが滑った途端に体もフラフラ。(泣)
「体幹をしっかりつくって、どこだろうとフラフラするな!
第一、頭がフラフラしていたらバイクなんて乗れないよ。
どこがフラフラしたって、頭の位置だけは絶対にバイクの中心!
バイクは眉間で乗れ!(新@BOSS語録)」
ふぁ~い!(泣)
午後3時、昨日の水泳の疲れで腕が上がらずギブアップ。
少し早いけれど、後片付けに入りました。
帰りのトランポで。
「あんた、走っていて失敗するとよく首をかしげるよね。
確認で後ろを振り向くことはあったとしても
走りながら首を傾げるなんて、ライダーとしてありえないね。
頭でバランスをとって走っているのに。
単なるパフォーマンスだから、癖ならすぐに直せ!」
「でもマディは練習すればしただけ走れるようになるよ。
自分の苦手な課題を見つけたら、それを確認しながら
あとはバターになるくらい走るしかない。
ただし、自分で課題を持って、ひとつひとつ克服していかないと
ただ時間だけが過ぎるだけだけどね。
あと、あんたは開けられるところでもっとアクセルを開けなきゃダメ!」
今日の練習途中で、バババーッとその場でアクセルを開けて、
リアで真後ろに泥をかくことを@BOSSがやって見せてくれましたが
「いつでもどこでも、あの音をさせて走らなきゃ。
あれはセンスなんか関係ない、アクセルを開ければいいだけなんだから。」
まるで打撲のような両腕の筋肉痛を揉み解しながら
@BOSSの注意を聞きました。
ストレッチをすると、痛いのなんの・・・・・
痛いけど、今聞いている注意を今すぐ練習したい・・・。(TдT)
会社に戻ると、新潟も天気が良かったらしく
駐車場からはすっかり雪が消えていました。
たしかに春は少しずつ近くなっているようです。
投稿者:かまた posted at : 22:15 | コメント (3)
2009年12月25日
走り納め
「来年の北海道4DAYSに仲間と出たいと思っているので
ぜひ話をきかせてほしい」
とある方からお声がけを頂いて、
火曜日は終わらない仕事を持ち抱えながら
@BOSSとともに高崎にやってきました。
指定をされた住所を目指していくと、
そこは高崎の夜景を一望する高台にある
瀟洒なセカンドハウス、通称(?)「CASA・ROSA」。
お庭には、手作りの露天風呂まであります。
炭火で焼く岩魚の塩焼き、牡蠣の土手鍋、鹿肉のお刺身、
囲炉裏端での、心づくしのお料理の数々が。
こちらの渋い紳士が、ここの家主のAさん。
この「かまたのバイク日記」を読んでくださっているだけでなく、
私がオフロード経験もないまま去年の北4に出るきっかけとなった
去年死んだ愛犬「バニウトロ」が亡くなるまでのことを書いた
「虹の橋を渡るまで」も読んで、泣いてくださったそうです。
結局、私たちが着いたころは宴もたけなわで、
@BOSSが用意した資料を手に、
ラリーについての話はほんのちょっとだけしたようなしなかったような・・・
「チーム5up(ファイブアップ)」の皆さんは
来年の北4にそれぞれのBMWで出場されるのだそう。
(そしてAさんは北4に先立って、一人来春のTBIも出られるそうです。)
暖かい炭火に気持ちよくお酒を頂きながら、楽しく夜は更けていきました。
最後にはメンバーの方からこんなサプライズも用意されていて・・・・
「Let's HOKKAIDO 4DAYS」と書いてあります。^^
深夜2時半、まだまだ皆さんが盛り上がっていらっしゃる中、
@BOSSと私はシュラフを持ってこそっとロフトへ。
(上がってみれば5~6組の布団が用意されていて、
シュラフなど必要なかったのですが。)
そして朝5時過ぎ、眠る皆さまにお礼もご挨拶もせず
別荘を後にした私たち。本当に申し訳ありませんでした。
Aさん、ありがとうございました。
手土産も持たず、お礼も申し上げない無粋な私たちをどうかお許し下さい。
TBIで再会できるのを楽しみにしております。
(でもその前に、ぜひ露天風呂に入りにもう一度お邪魔させてください。^^)
夜もまだ明けきらない北関東道を北上し、一路いわきへ。
新潟がどんなに荒れた天気であろうとも、雲ひとつ無いいわき。
これを「冬」と呼ぶ人々が日本に大勢いるなんて・・・・
睡眠時間2時間半の強行軍でしどきにやってきた理由はこちら。
私たちが着くころ、すばる君はもう8の字を練習していました。
おはようございます!
今日はさやか嬢はいませんが、
@BOSSがCRF150のほかに、CRF100を用意するのを見て
「それ、かまたさんが乗るの?」とすばる君。
「うん、ほら、下手だからさー、今日はこれで8の字やるの。」
・・・・・・@BOSS、もうちょっと説明の仕方があるでしょう。( ̄∀ ̄;)汗
8の字といえば、先日のしどきでのこと。
今日はやけにKTM125が多いなあと思ったその日、
いつものように私が8の字をビギナーズ広場で練習していると、
黄色いウエアを着てKTMに乗った方がやってきました。
ヘルメットの下から現れた、にこやかな笑顔のその方は・・・
イケチューさま!!!!Σ( ̄∀ ̄lll)/
「もしかして、いるかなーと思って。(ニコニコ)
8の字の調子はどうですか?」
私がその質問に答えるより前に、@BOSSは
私の顔を見ながら、「スランプだよねー」
・・・・・へい、まあ、スランプっちゅーか相変わらずっちゅーか。(泣)
でも、私なんかを気にかけて頂いただけで嬉しいです。(TдT)
速いだけでなく、本当にきれいなイケチューさんの走り。
その後、なかなか思うようでない8の字練習を休憩して、
イケチューさんがGPコースを走るのを眺めながら、
ああ、バイクって本当にきれいだな~と思い、
あんなふうに走ることはできなくても
菅原さんが言われた通り「楽しんで乗り続けられたらいいな~」と
元気をもらった、という出来事があったばかりなのでした。
が、今日もやっぱり8の字は思うようにできません。
内足を出すがために、腰が外へ外れて変なバランスになり
その結果、荷重が抜けてフラフラスリップダウン。
呆れた@BOSSは私を残し、ミニコースへ行ってしまいました。(泣)
一人、ビギナーズ広場で下手な8の字をしながら、ふと思いました。
「オフ乗りだからって足を出さなくちゃならないわけじゃない。
いらない足なら出さない方がいい」
随分前に@BOSSからそう聞いたことがあったけど
今私が一生懸命うまく出そううとしているこの内足、
本当に必要なんだろうか・・・・・・。
そう考えて、足を出さずに8の字をしてみることに。
外足でタンクを倒すのは一緒ですが
内足を出さないでバイクを傾けて小さく回る8の字練習。
すると、重心があちこち行かずに安定して、
無理に内足を出した時には感じられなかった
前後タイヤのグリップがきちんと感じられるように。
たぶん、私は今まで「内足を出す」ことが優先となってしまっていて
なんのために足を出すのかが後回しになっていたので、
出した足の役割がわからないまま不要に足を出す事により
荷重が抜けて、逆にバランスを崩していたのかもしれません。
なんとなくいい感覚がつかめてきたので
今度は足を出して回ってみようと色気を出したら
「足出さないで続けて!」
いつのまにかコースから@BOSSが戻ってきていました。^^;
まだまだ上手くはできませんが、足を出さないことで
@BOSSの言う、「一個のボールになって回る」というのが
少しわかってきました。
しばらくはこの練習を続けて行きたいと思います。
さて、せっかくすばる君がいるのですから
少しコース練習を、と思ってミニコースへ行くと、
とてもきれいに大人仕様のCRF50のに乗るキッズが走っていたので
私も150からCRF100に乗り換えて彼を追ってコースへ。
彼は時折、後ろにぴったり着く私を振り返りつつ
フォームを確かめるように前を走っていましたが
ちょっとでも気を緩めると、すぐに置いていかれそうになります。
100のサスは150に比べて、ガシャンガシャンと体に響きますが
車体が軽く、アクセルを開けても全然暴れないので
思い切ってコーナーでバイクを倒しても怖くないし、
ジャンプも150よりフワーッと遠くまで飛べます。
これは楽しい乗り物ですね。^^
30分くらい走ったでしょうか。
前を走っていた彼が、お父さんの合図でコースを離れて行きました。
ぜい、ぜい、ぜい。
「あんた、100の方がフォームはきれいだけど、
150の時より大人げないよね(笑)」
・・・だって、同等ならいーじゃないですか。(←これが大人気ない理由)
その彼が、今度は85に乗り換えてコース練習を始めました。
速っ!Σ( ̄∀ ̄lll)ガーン!!!!!
50で走っていた時は、きっと私に練習をつけてくれていたんだなと
この時初めてわかりました。
でも、キッズとの練習は大好きです。
大人だと、コース中に抜いたり抜かれたりするときに
ちょっと凹んだり、コース練習をやめたり、遠慮したり
いろいろと面倒な気持ちがお互いに働いたりしますが、
キッズはとにかく「速く走る」ことだけを考えていて、
親からストップの指示がかかるまで
黙々と一心に走っているところがいいですね。^^
この日はクローズの時間まで、@BOSSに教わりながら
すばる君とフープスの練習をしました。
私とすばる君のフープスはよく似ていて、
開けろと言われれば開けてはみますが、
一か八か、闇雲に開けるだけで
自分でコントロールをして、フロントを上げたまま
最後のコブまで駆け抜ける、ということが二人ともまだ出来ません。
どちらが現状をイチ抜けできるか競争です。
午後4時前、練習終了。
いや~、今日はよく走ったなあ。
この日はすばる君の乗り納めだったそうです。
すばる君、来年もまたよろしくね。
私の乗り納めですか?
ん~・・・・もう1回くらい狙っているのですが。(笑)
【本日のおまけ】
今日、会社のポストに届いた封筒。
「アトラスデザインワークス オードリー様」
はい、名前を見なくても差出人は
doronqoさまに間違いありません。(笑)
「この一年もよくがんばったよね」
と書かれたカードを開けると・・・・
「この、ぽわーんという言葉を見ると、オードリーを思い出します。」
思い出していただけて、光栄ですぅ。゚。( ̄▽ ̄)ポワーン
doronqoさま、今年の春の出会いからまだ半年ですが
(直接お会いしたのもたった3回ですが)
なんだかずっと知っている気がします。
これからもっと楽しい思い出を
いっぱい一緒に作ってくださいね。
そして、ブログを読んでくださるすべての皆さまに愛を込めて。
メリークリスマス!
投稿者:かまた posted at : 01:45 | コメント (24)
2009年12月15日
そういうふうにできている
【土曜日】
土曜日、福島は太平洋側も細かな霧雨。
予報では曇りで、だんだん晴れの方向にいくらしかったんだけどなあ。
雨は朝までかなり降っていたらしく、
顔なじみになったガソリンスタンドのお兄さんも
「これからしどきですか?今日はきっとドロドロになりますよ」
と心配してくれるお天気でした。
やっぱり・・・・・・。パドックは貸切です。
コースも水を含んでかなりのマディ。
今日はGPコースはやめて、ミニコースだけ申し込みました。
昨日換えたばかりの新しいリアタイヤ。
ミニコース代1000円(会員価格)を払ってやったことは
パドックでの「車両整備」と、ビギナーズ広場での「8の字」です。(笑)
いつもはガソリンで洗って、交換せずにそのまま付けていたエアフィルターを
きちんと水に溶かした専用洗剤で洗って乾かす方法を教えてもらいました。
(最初、水だけで洗って怒られた事は内緒です。^^;)
午後になってもビギナーズ広場はまだまだデコボコ&ヌタヌタで、
怖くてなかなかバイクを倒せません。
マディ恐怖症は治ったんじゃなかったのか!?
バイクを倒さないので膨らんでパイロンを踏みつぶしてしまう私。
夕方、お、なんか出来てきたかも、と思ったけれど、
私が走って水が飛ばされたことで、
地面のコンディションが良くなっただけみたいです。(TдT)ガーン
【日曜日】
日曜日、少し早めにしどきへ着くとブルの音が。
社長さんがコースを整備してくれています。
いつもありがとうございます。
表面にたまったヌタヌタの泥を押しよけてくださっているので
今日のGPコースはかなりグリップも良くなりそうです。
午前中は「全国的に晴れ」の予報でしたが太陽はまだ顔を出さず。
気温はなんと7度!昨日より10度も低くなっています。
昨日はジャージ1枚でも平気だったのに、
今日はベンチコートを手放せません。
寒風吹く中、@BOSSは今日も引き続き整備に取り掛かります。
チュイーンという音とともに火花が飛んでいます。
転倒すると折れ込んだまま元に戻らないことがよくある
CRFのステップを、グラインダーで削る@BOSS。
エアを調整しようとタイヤのキャップをはずそうとしますが、
寒っ!風がないだけでも随分違うのでしょうけれど・・・
朝9時、青空が広がってくるのと同時に
どんどんパドックが埋まっていきます。
今日はゼッケンをマシンに着けた「速い人」が多いみたいです。
コースのコンディションも時間とともにどんどん良くなってくる中
私がやった練習は、やっぱりビギナーズ広場での8の字です。^^;
私は「ぐるぐる(定常円旋回)」ではバイクを倒せるのですが、
8の字になると、コーナーに進入するときに
必要以上にスピードを殺してしまい、それからバイクを倒すので、
失速する→アクセルを開ける→また倒す・・・と、結果、大回り。
8の字練習なのに、直線とターンの混在になってしまい
小さなコーナーリングラインをきれいにトレースできません。
コース練習でも、好きなラインを
バイクの勢いに任せて回るときはよいのですが
誰かを追い越す時やコースロープ等でラインが限定されてしまうと
スピードを生かした遠心力を使っての小回りターンができず
途端にこの8の字と同じ状態になってしまうのでした。(泣)
そのため、自在に、自分の思ったとおりのラインに乗せて
8の字の小さな円を描くことが今回の課題です。
が、私の8の字の動画は、
アップするのも見るのももう飽きてきたと思いますので、
今日は今回の練習での転倒シーンを集めてみました。
(転倒シーンも見飽きたかもしれませんが。泣)
だいたい同じところで転んでしまっていますね。^^;
外足の押さえが全然足りなかったり、
前のめりになってフロントヘビーでスリップしたり
体を変なバランスでリーンインにしてしまったり、
ハンドルを不用意に切って荷重してしまったりすると、
とたんにコロンと転がってしまいます。
この日はマシンの整備をする傍ら、最近では珍しく、
@BOSSがかなりの時間、つきっきりで教えてくれました。
@BOSSは、ムービーを撮っている間は黙っているくせに、
カメラのスイッチをOFFにしたとたんに
「バイクをもっと倒す!もっと!」
「だめ!スピードを殺しすぎ!遠心力!!」
「体ばっかり外に逃げてる!だめ、もう一回!」
「もっとハンドルを切る!いい場所を探せ!」
「小さく回ろうとしないでバイク任せで走るんだったら
そんな練習やらない方がましだ!」
「これくらい、さやかはもう出来ているぞ!」
・・・・・そ、そんなこと言われたって・・・・( ̄∀ ̄;)汗
朝10時過ぎから午後3時くらいまで、ずっと8の字をやって、
ようやく最後の頃になって、@BOSSの言うように
スピードを殺し過ぎずに荷重移動でコーナーに入って、
外足と外ステップ、そして内足でタンクを挟んで、
遠心力で回る、「傾いた円盤」のつもりでタイヤをグリップさせること、
バイクを押さえつけるようにコーナーを回る感覚が少しわかってきました。
何回も何回もやるうちに、自然と体がわかってきた感じです。
(頭のよいひとは、この物理の現象を
理屈でわかってから体現できるのかもしれませんが・・・。)
「やっていて何回か出来てる時はあるけど
気を抜くとすぐに体だけ外にいったり、中に入ったり、大回りになったり。
体が厳しくても練習なんだから、小さく回ろうと自分で踏ん張らなくちゃ。」
8の字の練習はこれまで何度もやってきましたが、
終わってからこんなに太ももがプルプルするのは初めてです。
「今までいかに手を抜いて練習してたかってことです。」
ふぁ~い(TдT)
帰りのトランポで。
「しかし、残念ですね~。
たまにしか練習に来ないさやかが、すぐできて、
こんなに練習熱心なアンタが、なかなかできない。
ま、人生って、そういうふうにできてるんですよ。」
・・・確かにね。(TдT)
他人と比べちゃ凹むだけっていうのも@BOSSの言葉だったはずですが、
やっぱり比べられたら凹まないと言ってはうそになります。
でも、仕方ない、これが私なんだもの。
それに、出来なくて練習している間に
いろんな人と出会って、いろんな自分にも出会って、
いろんな話を聞いて、いろんな体験をして、
そのことが人生を豊かにしてくれているのだから、
すぐに出来ないことも、まんざら悪いことでもありません。
(ただ、教えてくれる@BOSSには、悪いなあと思います。
毎週教える対象がさやか嬢だったら、もっと教え甲斐があるでしょうに。^^;)
月曜日、夕方から新潟も雪が降り始めました。
きっと明日の朝は真っ白な世界が出来上がっていることでしょう。
そして、今朝。
目が覚めたら、いきなり冬がやってきました。(驚)
雪が降ってからの生活は、降らない地方に住む人よりも
あれこれいろいろ大変なことは多いけれど、
朝、世界が新しくなって気持ちをリセットできるところは大好きです。
バイクに乗り始めて2年が過ぎました。
また冬がやって来ます。
【本日のおまけ】
寒さで丸くなるシャリ。
投稿者:かまた posted at : 18:23 | コメント (21)
2009年12月07日
CRFフロントアップ道場
【土曜日】
土曜のしどきはプチマディ。
どんよりとしたお天気で、なかなか地面は乾きません。
時折雨も当たって、しどきはほとんど貸切状態。
この日はCRF250に変えたばかりのtaishoさんと、
CRF150に乗る川■さんとご一緒しました。
走りも豪快ですが、転倒も豪快?なのか
ハンドガードが曲がってしまったtaishoさん。
@BOSS秘蔵の万力で直しています。
@BOSSがマシン整備にかかりきりだったので、
私はビギナーズ広場でずっとず~っと、8の字を練習しました。
「できるだけ小さく回って、立ち上がりはフロントが浮くくらい開けてごらん」
と言われていたのですが、あとでビデオを見返すと
自分で思うより小さく回れていません。
「小さく回れないのは、よじり方が足りないんだよ」
いったい何時間8の字をやったか。
(かわいそうに、とか思わなくていいです。8の字好きなので。^^;)
でも、8の字のおかげか、GPコースを走ってみたら
以前はあんなに怖かったマディですが
「ぐるぐる」または「8の字」のつもりで倒して開すと
あれ?転ばずに走れる !?
自分が心配していたよりも、プチマディを楽しんで走れました。
やけに簡単な感想ですが、
「プチ」にしろ、この私がマディを楽しめたなんて
今日は「マディ記念日」です。(笑)
「8の字練習がMXコースでの上達に繋がるのと同じで
バイクの挙動と操作が身に染みるまで乗り込めば
走るシチューエーションとロケーションは
関係ない=対応できるというのが私の考えでもあります。」
という@BOSSのコメントが先日ありましたが、
とりあえず、ちょっとだけ私もそれを実感しました。^^
【日曜日】
うってかわって、日曜は朝から快晴です。
雲ひとつない青空!(新潟や会津はみぞれだったらしいですが。)
けれど、明け方まで降っていた雨のために、
コースは結構な水を含んでいて
昨日よりお天気はいいけれど、マディの状態はひどそうです。^^;
エアフィルターの掃除をしようとシートをはずそうとしたら、
・・・・・あ、やば。ねじがない。Σ( ̄⊥ ̄lll)
昨日どこかに落としたみたい・・・・・。
おそるおそる、@BOSSに報告すると、
「ちゃんと、増し締めしたの?だからダメなんだよね」
・・・・・・・すみません。
「あんたみたいなバカにはこれが一番!」
代わりのねじを応急処置でつけてもらったその上に、
テープでねじの落下防止カバーを貼ってもらいました。
これで万一ねじが緩んでも、落とすことはありません。
「あんたはよく転ぶから」
こちらは、泥がハンドガードのねじに入り込むと
入った泥をほじくりかえさないと六角がすぐ使えないので
転んでも泥が入らないように同じテープで泥除け。
今日はブッチー病院のカカ1号さんが一緒です。
今回は「よちゃんパパ」は来ないので、
一人でバイクを積み、小2のよちゃんと小3のなっちゃんを連れて
3時間かけて新潟からやってきました。すごいです。^^
「はい、がんばってー!」
なかなかキックでエンジンがかけられない「よちゃん」に
決して手を出さずに応援するカカ1号さん。
エンジンがかかると、二人でミニコースへ向かっていきました。^^
さて、私は午前中は8の字練習と決めていたので
一人でフォーム見直しのためにカメラを据え置きにして
ビギナーズ広場で練習をしていたら・・・・
@BOSSが割り込んできて、
「ターンをしたら、そのままフロントを上げよ!」というゼスチャーをしました。
トライアルでのフロントアップと違って、
走りながらフロントを上げることは、私にはまだできません。
思いがけず上がってバク転したことはありますが・・・(泣)
いきなり「フロントアップ道場」が始まりましたが、
これは、カメラを据え置きにしていたので偶然撮れた
「@BOSSに教わるかまた」が@BOSSと一緒に写っている珍しい動画です。
(私も初めて見ました。笑)
見よう見まねで@BOSSにくっついて走っていたら
なんとなくフロントは上がるようになったものの、
頭が後ろに引っ張られてしまっていますね・・・
上げているのではなく、思わず上がっているからでしょう。( ̄∀ ̄;)カッコワルー
@BOSSのはターンの方向へ向かって、斜め上に上げていますが、
私は上げるタイミングが遅くて、しかも
一旦まっすぐにバイクを立ててから真上に上げています。
これじゃあ単なるフロントアップ。(泣)
(いや、それが出来るようになっただけでも、
私としては今日ひとつ進んだのですが。)
斜めに上げるのがちょっと怖い私に、@BOSSは、
「ターンの延長で、外足でしっかり押さえつけて前に走れば
絶対に大丈夫だから」と言うのですが・・・・・・。
実は、昨日の夕方、@BOSSは一度これをやって見せてくれました。
最初のフロントアップは高く上がって派手ですが、
これは単なるパフォーマンスであって、
2つめのが今回の正しい目標なのだとか。
今回の練習の目的は「上に高くあげること」ではなく、
「フロントが浮くくらいリアにトラクションをかけて速く前に進むこと」。
タイヤの内側のヘリで走るイメージです。
@BOSS曰く、バンクでの立ち上がりなども
こんな風にフロントが上がり気味にするんだそうです。
私がコーナーでスリップダウンすることが多いので
スリップダウンせずにリアタイヤをコントロールしながら
いかに速くコーナーを抜けていくか、という練習だそうですが、
バイクを傾けたままフロントを上げるということに
やっぱりイメージ的にビビッてしまって、
アクセルを開ける瞬間にバイクをまっすぐに立ててしまい、
結果、逆ハンになって振られたりしていまいます。(TдT)
途中、バターになるんじゃないかと思うくらい
ぐるぐる廻り続けましたが、
30分間これをやると、体力消耗しますよ~^^;
きっと来年の北4では、ウィリーをしながら
グランドゴールをくぐるかまたをご覧頂けることでしょう。(泣)
さて、この日は朝まで降った雨で、
ミニコースもGPコースもマディだったのですが、
午後になってミニコースはかなりグリップがよくなってきたので、
カカ1号さんとCRF150ランデブー練習をすることに。
カカ1号さんの後に一生懸命ついて走る
小学2年生の「よちゃん」がかわいいですね。^^
この後は、マディのGPコースで練習。
(GPコースは@BOSSも走るので、動画はありません。)
実は、日ごろの行いがよいせいか(?)
WOMEN'S X以来、マディの練習する機会がありませんでした。
(あ、一度だけリバーでありましたっけ。すぐ撃沈したけど。^^;)
なので、マディのGPコースに入っていくのは結構覚悟が必要でした。
日陰はちゅるちゅるではなくて、泥のたまったヌタヌタのマディでしたが
春には絶対に走れなかったこうしたコンディションも、
「倒して開ける」ことで、なんだか走れるようになりました。
リアが振られても怖がらず、立て直せるようになってきたし。
「激マディ」と呼ばれるような、右にも左にも動けないマディでは
どんなことになるかわかりませんが
(できれば経験したくはありませんが^^;)
今回のしどきで「マディ恐怖症」はちょっとだけ改善されました。^^
練習の後、マシンの泥落としを手伝ってくれた
カカ1号さんとよちゃん。
バイクに乗らず、一日中お絵かきをしていた
よちゃんのお姉ちゃん、小学校3年生のなっちゃんは、
少し早いけれど、「飛び出すクリスマスカード」を作ってくれました。
taishoさん、川■さん、カカ1号さん、とても楽しかったです。
またご一緒させてくださいね。
そうそう、この日記念すべき出来事が。
懸案だったGPコースのテーブルトップを
CRF150で、遂に飛びきったものの着地に失敗。
@BOSSがなんと転倒しました。
実に15年ぶりの転倒だそうです。(^▽^)/
写真を撮れなかったのが残念です。
投稿者:かまた posted at : 23:26 | コメント (15)
2009年12月01日
さよならすばる君onCRF50
週末の新潟は寒い雨。
この季節、ロンドンか長岡か、というくらい
空はどんより鉛色、毎日薄暗い天気が続きます。
それにつけても、先週、先々週と
2週連続でバイクに乗らなかったなんて今年初めてかも。
今週も乗らなかったら、体より心がなまってダメになりそう。(TдT)
ということで、暗い日本海を後にして
やってまいりました、約一ヶ月ぶりのしどきです。
(セローのインプレだと思っていらっしゃった皆さま、ごめんなさい。
今日持ってきたマシンはCRF150です。)
いいお天気。悔しいくらい、太平洋側は晴れていますね。
キミもちょっと見ない間に大きくなったね。
この間まで、手のひらに乗るサイズだったのに。^^
受付を済ませてミニコースのパドックへ向かうと、
偶然なのか、ブッチー病院が手を回したのか・・・・・・
カカ1号ファミリー、2号ファミリー、
CRF250を買ったばかりのヨシおじちゃんと
パドックには赤いマシンがずらり。そして・・・
やったー!!「開けろ!!すばる君」も登場です。
久しぶりのすばる君は、少し背が伸びて
顔が大人っぽくなった気がします。
「来週オフビで行われるチャリティモトクロスに出るんですが、
実はすばるが50ccに乗るのはそれで最後です。」
50と65を準備しながら、すばるお父さんが言いました。
そう、50ccでのレースは3年生まで。
来年4年生になるすばる君は、
完全に65にスイッチすることになります。
ということは、50で練習するのも今日が最後ですね。
「そうだ、65でGPコースを走ってみたいとすばるが言うんで、
あとで皆さんで一緒に走ってくれませんか?」
おお~!すばる君とGPコース!
かまたのテンションが上がってきました。^^
その前に、GPコースの最初の上りですばる君とスタート練習。
そして、いよいよすばる君がGPコースに初挑戦。
@BOSSとヨシおじちゃんと私ですばる君を間に挟んでコースイン。
ミニコースと違い、観客席から全貌が見渡せないので、
「まくれないかな~」「帰ってこれるのかな~」と
すばるお父さんは心配されていたようですが、
@BOSSから「できるだけスタンディングで走ってみよう」と言われ、
長くてダイナミックなGPコースを立って走るすばる君。
小さな体が、なんだかいつもより大きく見えました。^^
パドックに戻り、お昼に30分ほど休憩をとりましたが、
一ヶ月ぶりで嬉しいのと、来週乗れるかどうかわからないのと、
普段は2日間泊まりでしどきに来るのに
今日は1日しかないので時間がもったいなくて、
すぐに練習再開。貧乏性です。^^;
午後、すばる君は、来週のチャリティモトクロスのため
50ccに乗り換えてミニコースを走るということなので私もお供しました。
こうして50に乗ったすばる君とミニコースを走るのも今日が最後。
私がCRF150を買って、初めてしどきにやってきて
50のすばる君にスパーンとインを抜かれたのは今年の春です。
あれからまだ半年くらいしかたっていないのに、
この数ヶ月の間に、いろんなことがあったなあ。
な~んて、「今日が最後」にちょっと感傷的な私。
そういえば、すばる君と50cc対決をしていなかったね。
夏と違って、暗くなるのが早い冬は
しどきもクローズが5時から4時に早まるので、
気付くとあと2時間ほどしか練習時間がありません。
何周かコースを回っていたら@BOSSから
「インベタをついて走る練習!」と言われました。
苦手なんです、インベタ。
・・・はい、「できない事をやるのが練習」ですね。(TдT)
うう~、なかなか遠心力に乗ったまま
インを走ることができません。
スピードを落としすぎたり、シフトチェンジがうまくできなくて
エンストして止まったり。(泣)
しばらく乗らなかった間に体力も落ちてしまったのか
息もあがるし、握力もあやしくなってきましたが、
「ほら、あと50分しかないぞ」と促されて走り続けていたら・・・
この通り(泣)。もうバイクを起こすこともままならないくらいヘロヘロです。
(しかしこのカメラ、手ブレもせず見ているな・・・( ̄∀ ̄;)汗)
「コーナーに入った後も、
もっと細かくきちんとコントロールしなくちゃ。
でももう今日は無理だね。パドックに戻ろう。」
ゼイ、ゼイ、ゼイ。すばる君はまだ走っていたけど、
残念ながら、私は15分を残してリタイア。(TдT)
片づけを終えて、午後5時くらいになると、
すっかりうす暗くなり、気温も急に下がってきます。
あ~、でも楽しかった!
先日ドロみちゃんから頂いたコメントに
「2週分のがっかり分、きっと次のライディングは楽しいですよ!」
とあったとおり、とても充実した一日でした。
ご一緒いただいた皆さん、ありがとうございました。
ただ、一ヶ月ぶりということもあってか、
ほとんど休憩なしで一日走ったら、背中もふくらはぎもバリバリ。
着替えるのも、携帯電話を操作するのも辛いくらい。(泣)
明日の筋肉痛を覚悟しながらトランポの中でストレッチ。
う・・・・いたたた。
でも気持ちのいい疲れです。
やっぱり週末はこうでなくちゃ。^^
(でももう少し考えて休憩をとらなくちゃ。^^;)
すばる君、50での最後の練習を
一緒に走らせてもらって嬉しかったです。
65にスイッチした後も、あまり離されないように私も頑張るので
また一緒に練習してくださいね。
そして皆さま、この冬も、
なんとか時間を作って練習したいと思いますので
ご一緒いただける方、よろしくお願いいたします。
投稿者:かまた posted at : 19:32 | コメント (24)
2009年10月13日
しどき三昧、いわき三昧。
体育の日がらみの3連休はしどきで練習をするため
私と@BOSSは、またまた「いわきの人」となりました。
【初日:10日】
あれ?見たことあるけれど、しどきでは見慣れない人が。
今回は東京から「まくさん」と、その友だち「えぐっちゃん」、
そして@BOSSの姪っ子「さやか嬢」が参加して
しどきで基礎練習三昧の日々を送る予定です。
まずはしっかりとストレッチ。
こちら、@BOSSご自慢の姪っ子、さやか嬢。
普通自動二輪に引き続き、先月大型免許も取得。
トライアルは去年、3~4回程かじっていましたが
本日がCRF100で本格的なオフデビューです。
このさやか嬢、@BOSSと血がつながっているだけあって
この連休中、すごい早さでの上達を見せることに。
@BOSSもすっかり親バカならぬ「叔父バカ」ぶりを発揮して
メモリカードに撮った2GBの4分の3はさやか嬢で占められていました。
ちなみにあとの4分の1はまくさんのムービー、
かまたの練習ムービーは、二人の合間にチラッと映ったくらい。(笑)
オフセットスラロームやぐるぐる(定常円旋回)など
パイロン練習はあまりやったことがないらしいまくさん。
「どんな練習でもやります!」と言っていたはずが
午後になったら、いつぞやの林道練習のように、
「8の字、しなくちゃなりませんか」と泣きがはいる場面も。
@BOSSはそれに対して、にこやかに
「でも、まだできてないですよね~」^^
まくさんのスクエア。角で止まれなくて
思わずあげる悲鳴が「女の子」らしくてかわいいです。
(伝書鳩さん、ボリュームを上げて聞いてください。^^)
こうして初日の練習は、スタンディングでの加速・減速、
オフセットスラローム、ぐるぐるというパイロン練習を行い4時終了。
私的にはほとんど疲れもなく、日焼けだけした休日でしたが
普段運動をしていなかったさやか嬢は、筋肉痛に泣いていました。
初日の夜は、来月のコマ図ツーリングの
コース開拓をしていたいわき組と合流して
湯本駅に程近い「A家食堂」でまたまた北4同窓会。
オーナーの「あ~やさん」のA-YAを
外国の方は「EI-YA」と読むのでこの名前にされたのだとか。
お店では「ウコンの力」のような沖縄の秘薬(?)
「酒豪伝説」という名の錠剤を全員が頂きました。
では、酒豪伝説も飲んだところで、
2週間ぶり(早!)の再会を祝してオリオンビールでかんぱーい!
沖縄料理と泡盛のおいしいこと!
でも、私の隣にこんなものを置いてはいけません。
他の人にロックを作るたびに自分のグラスにもつぐ私。
この日、泡盛の4合瓶が4~5本空きましたっけ。
お店を抜け出し、深夜の足湯にはしゃぐ往年の少年少女たち。
深夜0時を回る頃、恒例のゆーじ師匠によるベストテク講座開始。
まくさんも一生懸命習っています。
が、問題はナッキー(・・・( ̄m ̄)ぷ。)のこのカメラ。
何が撮られていたか、詳しくはこちらの暴露ブログでどうぞ。(泣)
夜2時を回るまでみんなでバイク話で盛り上がりました。
かまたはいわきの人々から、
「もう、伸びしろが残り少ないんじゃないか」
「バイクも『小ワザ』だけは上手いよね」
「会わないでブログだけ読んでいるとすごくいい人そう」
・・・・・と言いたい放題の言われようでしたが、
ま、それだけ気心の知れた友だちになってきたのだと
ポジティブに解釈しておきます。(泣)
来年の北4は、全員「チームいわキング」で出ることになるような話も。
いわキング(命名YHさん)に入れて頂けるなんて光栄のいたりですが
速い「チームA」と、遅い「チームB(ブーと読むらしい)」に
分けるとか分けないとか・・・( ̄∀ ̄;)ブー・・・
いずれにしても、全員完走が絶対条件です。
深夜2時30分、ようやく全員がシュラフに入って消灯。
この後、朝5時からクルーザーでの釣り大会の
イベント運営が待っていたゆーじさんと★君は
3時30分に起きて出発したそうです。
【2日目:11日】
朝日を受けて輝くステンドグラスの下には、
袋詰めで気を失っているナックさんと@BOSS。
同じシュラフを使っているはずなのになぜ?
「ラリーストとして失格」と、朝から小言を聞くはめとなった私。
沖縄料理のおいしい朝食をお腹一杯頂いて。
A家(えいや)食堂さんの前で記念撮影。
あ~やさん、本当にお世話になりました。
あれ?なんの報告をするんでしたっけ?
そうそう、しどきで練習でしたね。(笑)
2日目のミニコースは満員御礼でものすごい人でした。
筋肉痛のさやか嬢、朝からはりきっています。
さやか嬢、えぐっちゃん、まくさんが
2階のテラスから手を振っています。
テラスからは太平洋が見えたそうです。
さてさて、この日はミニコースを少し走ってから、
やはり基本のパイロン練習をすることにしましたが、
やり慣れないこうした練習に、苦手意識が芽生えてしまったのか
パイロン練習と聞いて、若干トーンダウン気味のまくさん。
まくさん、そんなあなたに
私がムチで叩かれながら(笑)言われた言葉を贈ります。
「できることをするのは自己満足。
できないことをするのが練習です!」(by M師匠)
ということで、軽くコースをフリー走行した後
気を取り直してパイロン練習です。
バイクを倒す恐怖心と戦うまくさん。
バイクのやじろべいを作ろうしますが・・・
まくさんはなかなかバイクを倒すことができずに苦労していました。
突然、「できる気がしません・・・」と
目に涙をうかべるシーンがあったらしいことは、
@BOSSと私だけのヒミツです。
まくさん、そんな時はコレを飲んで一休みしてください。
(でも、実際にはこの連休中の@BOSSは
「@BOSSも菩薩のようなスクールをするのか!」と
見ていた私がびっくりするくらい「甘いオレ」でしたが・・・。^^)
一方さやか嬢は、
「やじろべい」がきちんとでき始めていて、
バイクを倒してコーナーを回っていますね。
私が数ヶ月かかったことも2日でこなしています。
若いってすばらしい。(泣)
さやか嬢はまだ、アクセルを開けて走ったり
シフトチェンジをすることはできませんが
(「シフトって何?」とか言っています。免許取ったんだよね?^^;)
じきにかまたのライバルとなることは間違いありません。
近々「さやかもバイク日記」というブログを
立ち上げることになっております。(笑)
私ですか?
今回はリアを流すターンの練習。
今まではリアブレーキをロックして振られる分にまかせていましたが
今回は振る場所、振り幅を自分でコントロールする練習です。
が、@BOSSは、まくさんとさやか嬢にかかりきりだったので、
途中、しどきの本部事務所へ行って、
ちょっと気になっていたWR250をレンタルして乗ってみることに。
お・・・重い。しどきのようなきれいにならされたコースなら走れても
山で転がしたら私にはきっと起こせません。
こうしてWRは私のラリーマシン候補から一瞬でその名が消えました。
(マナちゃん、果樹ゑさんてすごいんだなぁ・・・)
まくさんは私たちが休んでも一人でぐるぐるを練習して、
最後の方ではきちんとバイクを倒せるようになってきました。
努力って素晴らしい!^^
こうしてしっかりと成果を残し、東京組は仕事の関係で
午後5時、しどきを後にして帰って行きました。
お疲れ様でした。またぜひ一緒に練習しましょう!
(えぐっちゃん、ボケてごめん。^^;)
二日目の夜はしどきの社長さんのご厚意に甘え
パドックで車中泊とさせていただきました。(基本はNGです。)
メニューは@BOSSの得意料理(?)のジンギスカンです。
なんとそこにビッグサプライズが!
「いわきのカツオ君」こと、ゆーじさんから電話があり、
その日に釣ったばかりのメジマグロをもってきて
目の前でさばいてくれるというのです。
ピカピカのマグロが手際よくさばかれていきます。
船の上で血抜き処理を完璧にしてあるので
さばいても魚の血は一滴も出ません。すごい!
ゆーじさんも加わって、寒風吹きすさぶしどきの駐車場で
再び大変楽しい時間を過ごさせていただきました。
捕れたてのトロの美味しいことと言ったら!!!!
昨夜の深夜2時までの宴会の後、朝3時30分には起きて
イベント会場に出て行ったゆーじさん。
ほとんど寝ていないにも関わらず、本当にありがとうございました。
・・・と言ったら、
「これくらいでバテてたらTBI完走はできないよ」と釘をさされました。
【3日目:12日】
翌朝は爽やかな秋晴れの中のモーニングタイム。
朝の冷たい空気の中、K山さんがモヤシ炒めを作っています。
青空の下で飲むコーヒーのおいしいこと!
あれ?なんの報告をするんでしたっけ?(笑)
そうそう、しどきでの練習の話でしたね。
え?結局かまたはどんな練習をしたのかって?
え~と、今回は前述の通り、私の練習映像はありません。
今回の連休、@BOSSはさやか嬢とまくさんにかかりきりだったので
私はしごかれることもなければ、叱られることもなく
心おだやかに静かに一人で練習をしていました。
変わったことといえば・・・・
そうそう、「ハンドルバークランプ」を変えたこと。
私にはずっと気になっていた事がありました。
CRF150RⅡに乗ってコーナーを回る時の私の写真は
どれも上半身が妙にせせこましく、胸がハンドルに近いし
肘がどうしても下がっています。
他のバイクに乗るとちゃんと外肘が高く上がっているのに。
どうして?
先日、しどき常連のK山さんの ↑CRF150RⅡに乗せてもらったら
同じ車体なのにまったく違うハンドル位置や乗り心地でびっくり。
さっそく同じハンドルバークランプとプロテーパーを購入しました。
で、それを3日目の朝、@BOSSにつけてもらうことに。
ハンドルもK山さんと同じプロテーパーのコンツァバー取替え、
長さも合わせて切って取り付けたら、胸の前に空間ができて
ハンドルの操作がとても楽になりました。
3日目、コースは昨日と打って変わって貸切状態だったので
@BOSS、K山さん、さやか嬢、かまたの4人は
気晴らしにミニコースでタイムアタックをすることに。
結果、かまたのベストタイムは1分8秒で
@BOSSのベストタイムと8秒差!
(@BOSSがどれくらい本気で走ったか定かではアリマセンが・・・^^;)
そういえば、たしか昨夜ゆーじさんが
「過去、俺が一日しどきで教えて
ミニコースのタイムが20秒縮まなかった人はいないかんね」
と豪語していたっけな。
ゆーじ師匠、私のタイムも20秒縮めてください。( ̄∀ ̄)ヨロピク
この後、リアを滑らせるターンのおさらいをして、
夕方コースに入って走っていたら、
それを見ていたスーパージュニア、高輪喜樹君のお父さんに
「ちゃんとセルフステアでコーナーを曲がっているのが
珍しいなあと思って見ていました」と言われたのが
3日間のうれしいお土産です。^^
ご一緒させていただいたみなさん、ありがとうございました。
この秋は、アカデミーの関東選手権応援、佐渡トライアルフェスティバル、
いわき林道コマ図ツーリングとまだまだイベントがありますが、
朝晩すっかり冷え込み、だんだん冬が近くなってきたのが肌でわかります。
TBIまであと半年。
自分の課題をしっかりと書き出して、
これから雪の積もる季節に向かう限られた回数と時間の中、
一つずつクリアしていきたいと思います。
投稿者:かまた posted at : 20:45 | コメント (27)
2009年09月28日
めざせ!直線番長
先日の「北4同窓会@いわき」の林道合宿を終えて、
2日間教えてくださったお二人から、
ブログを通して、かまたに頂いたアドバイスです。
まずはゆーじさんより。
練習のポイントは、
「グッ」と「ワァ~ッ」と「スッ」とね~
分かった~?('-'*)あはは
・・・・・・わかりません。( ̄∀ ̄;)汗
続いてナックさんより。
かまたさん、まずは直線番長になりましょう♪
しっかり加速して、きっちり減速する。
たぶん、同じことを指摘されているのだと思われます。(笑)
ということで、ほんの3日前まで滞在していたいわき市へ
またまたこの週末もやってきました。
今回の練習はしどきです。
まずは、久々のオイル交換。
エンジンオイル、ミッションオイル、どちらも
ありえないほどドロドロで真っ黒です。^^;ゞ
私はその間に、先日ぱわあくらふとさんから届いた
トライアルヘルメット用のフェイスガードを取り付けます。
フェイスガードはカーボン製です。
取り付け完了!
今週末のトライアル・アカデミーでは
これをかぶって練習したいと思います。
では、練習開始。
今日の@BOSSからの指令は
「ヨーイングを使いながらのぐるぐるターン練習」です。
今回は、「やじろべい」を作ってぐるぐる回るだけでなく、
masatoさんのブログにもあったように
バイクの真ん中に体があると、体が軸となって、
マシンがスピンする状態になっても上体が不安定にならないので
それを活用しリアをスライドさせながら、ターンを更に小回りにする練習。
以前は、ただひたすら前後輪のグリップに頼ってくるくる回り、
バイクの上で、その時の正しいやじろべいのバランスを
取ること自体が目標でしたが、今回はその応用編で、
アクセルワークでターンの半径をコントロールします。
そのためには、ハンドルバーの切り方もポイントのようです。
ハンドルバーをステアリングの中心を軸に回して切るとダメで
ハンドル自体を回すのではなく、イン側に突き出すイメージ
(@BOSS曰く、どじょうすくいのざるを斜め下に出すイメージ)で
体の前で斜め下へスライドさせただけで、
くるりんとリアが振られ、小回りが利きやすく、円が小さくなります。
これはずっと@BOSSから注意をされてきたのですが
この「ハンドルを横(斜め下)にスライドさせる」というのがどうも怖くて
なかなか挑戦できずにいました。
でも、思い切ってイン側の腕でハンドルを下へ引っ張ってみたら、
そこを中心にバイクがくるんと回り始めました。
これだとリアが振れても怖くありません。
前回までのぐるぐるに比べて、面白いようにターンが小回りに。
もっとアクセルワークを安定させられたら、
その場でアクセルターンもできそうな・・・。゚。( ̄▽ ̄)←言うは易し
このぐるぐるも結構疲れるもので^^;
だんだん目が回ってきました。ぜいぜい。
「ちょっとこれに乗ってみる?」
気分転換に、@BOSSがこの日持ってきていた
KTM200に乗せてもらい、ミニコースに入ってみることに。
写真で見ると、まるで乗れているみたいですが、
動画で見ると、いったい何速で走っているのかという、
今にもかぶりそうな音が・・・・・。
でも、2ストで軽く、エンジンもCRF150よりマイルドな感じでした。
なんだかCRM250みたいです。
(KTMファンの皆さん、あくまで私の感想ですからね。^^;)
お腹がすいたので、休憩。
一度やってみたかった「走れ!!ドロみちゃん♪」の真似。(笑)
さて続いては、合宿中に習った「加速!減速!」の練習です。
私のメリハリのないランディングを断ち切って、
まずは「直線番長」をめざせ!ということで
短い直線でもきっちりとアクセルを開けるべきところで開け、
閉じるべきところで閉じる練習のために、
以前やったリアブレーキターンをやってみることに。
短い直線の間に、できるだけいい音をさせて加速、
そしてリアブレーキでしっかり減速をします。
しどき合宿でゆーじさんから習った「加速!減速!」に
以前やった「スクエア・リアブレーキターン」練習を混ぜて、
急加速後、パイロンに向かって斜めに進入しながら
急減速(=ブレーキターンの様な状態)でターン、
そしてバイクの向きが変わったら急加速。
あ。これってコーナリング立ち上がり加速と同じ練習ですね。
最初はギクシャク、フラフラしていましたが、
加速時と減速時の荷重の前後移動になれて
少しずつステップに乗れるようになると
更にアクセルを開けられるようになるので
今まで自分で聞いた事の無いような排気音が
CRFで出せるようになっていました。
いつもトランポが隣りのK山さんも
「今までにない音がやっと出てきましたね」と喜んでくれました。
では、加速でできるだけいい音をさせて走ることを意識して
コースに入ってみたいと思います。
急減速時、いわき合宿で習ったように
前側に上体がつんのめらないようにする姿勢にすると
体重がハンドルバーでなくステップに乗り、
ブレーキング時の荷重が前後のタイヤにしっかり乗ることが
なんとな~く体でわかってきました。
まだまだステップでなく、上半身で乗っていますけどね。
肘のことも骨盤のこともすぐ忘れてしまうし。(泣)
でも、さっきのスクエアターンの練習のおかげで
コーナーで立ったままリアが振れても
わりと平気になってきました。
それにしても、アクセルを開けると体力を使うんですね。
今日のしどきは涼しいし過ごしやすいし、
練習には最適だったのですが、
疲れて疲れていつものように長時間は乗っていられません。
・・・ってことは、いつもは全然アクセルを
開けていなかったということですね。(泣)
ナックさん曰く、合宿で習った「加速・減速」がしっかりと出来れば
体力や筋力がなくても、安全に楽に走れるようになるそうですが、
そんな日が来るまでには、まだまだ先は長そうです。
(先週習ったばかりなんだから当たり前ですね。)
ではもう一度、ビギナーズ広場でターンの練習。
先ほどの動きに、プラス、スキーの停止時のような
ステップワークのアクションをイメージしたら、
スタンディングでのリアブレーキターン(90度=スクエア)が
これまた何とな~くではありますが少しずつわかってきたような。
まだスクエア(90度)ではなく25度くらいのターンですが・・・(泣)
でも、調子が出てくる頃には体力の限界に。
いつものことではありますが、
おっ、結構出来ていたんじゃない?と思っても
ビデオを見るとそんな気持ちは玉砕します。(TдT)チーン
帰りのトランポで@BOSSに
「はぁ~・・・、先は長いですねぇ」とグチったら、
「一歩一歩です。近道はありません。」と言われました。
まあ、去年@BOSSを凹ませた初林道の頃に比べれば
多少は前に進んでいるのでしょうか。^^;
ついつい、目に見える進歩がほしくて
焦ってしまいがちになりますが、
「昨日の自分、さっきの自分、今の自分から
少しずつ進歩すればいいんですから。」
@BOSSがまくさんへのコメントで書いていたように、
ちょっとずつ、ちょっとずつでも今の私から次の私へ
進んでいけたらいいなと思います。
投稿者:かまた posted at : 15:20 | コメント (34)
2009年09月07日
ぐるぐるinしどき
【土曜日】
週末は2ヶ月ぶりに、いわき市の「しどき」へ行ってきました。
土曜日、キッズはいませんが、関東からのトランポで
グランプリコースもミニコースも結構にぎわっています。
まずは何周かミニコースを走ってみましたが、
先週の河川敷での筋肉痛が後を引いているのか
しばらくすると、右の股関節に痛みを感じて
コーナーで足を上げたり、キックするのも苦痛に。
あ~、せっかく練習にきたのに~~(TдT)
ということで、足を上げないで済むように
@BOSSからスタート練習をするように言われました。
(残念ながら映像はなし)
グランプリコースの入口、長い上りの直線で
シフトペダルの下につま先を入れたまま
思い切りアクセルを開けてスタートダッシュ、
アクセルを戻さずにシフトアップをしてスピードに乗せます。
なかなか@BOSSのようにはいきませんが^^;
こんなに長い直線でCRFのアクセルを開けたことがなかった私。
何本か練習をしているうちに
「パワーバンドに入る」という感覚がわかってきたような気がします。
なぜなら@BOSS曰く、このスタート練習の後、コースに入った私は
今までになく、アクセルを開けるようになり、
「マシンにとって気持ちのいい音」をさせて走るようになったそうなので。
休憩後、@BOSSとグランプリコースへ。
(この日は@BOSSも走ったので、こちらも映像なし。)
後ろからMFJのB級ゼッケンに抜かれた際に
真後ろで泥のしっぱねを浴びてマシンもウエアもドット柄に。(泣)
この日、しどきでこんなに汚れているのは私だけです。
人の後ろを走るということは、こういうことですね、はい。
2ヒート目のグランプリコース、下りの右コーナーで転倒。
大した転倒ではなかったはずなのですが
ハンドルが太ももに当たってしまったらしく、
コブができた上に、皮がめくれて白いものが見えていました。痛た・・・
とりあえずアイシングをしていますが、
股関節もさらに痛くなって右足が上がらないので
少し早めですが、私は今日はこのへんで練習をやめて見学することに。
@BOSSは私のCRF150に乗ってグランプリコースへと出て行きました。
「あんたもニーブレースした方がいいかもね。」
片付けながら@BOSSが言いました。
いいですよ、私なんかまだそんな高いもの・・・
「だんだんスピードが出てきているのに、細かい処理が下手だからさ。
転んだ時の衝撃が、今までより大きくなってきているし。」
・・・・・・まあ、確かに。安全はお金に換えられませんよね。
夜はいつもの「いわき健康センター」へ。
打撲のため、楽しみにしていた温泉にゆっくり入ることもままならず、
厨房で氷をもらって、仮眠室でも冷やし続けました。
なんとか明日には乗れるようになりたいなあ・・・。
【日曜日】
日曜日、朝から快晴。
パドックも爽やかに晴れ上がっています。
ZAMSTのアイスバッグ(氷嚢)付サポーターは優れもの。
太もものコブもアイシングのおかげで腫れは引きました。
昨日の股関節の痛みも、一晩休んだらかなり和らいだようです。
こちらは炎症ではないので、多少の痛みはどうこう言っていられません。
なぜなら今日は・・・・・
ライバル、「開けろ!!すばる君」がいるからです。(笑)
すばる君は大きいバイクに興味があるらしく
「今日は@BOSSさん、どれに乗るの?これ?KTM?」と
それぞれのクラッチレバーを握ったりしています。
(結局この日、@BOSSは教える側に徹して、
どちらのバイクにも乗ることはありませんでしたが。)
さっそく「ビギナーズ広場(8の字エリア)」にパイロンを置き、
オフセットスラロームの練習開始。
コーナーをくるりんと回るのがまだまだ苦手な私は
このオフセットスラロームも苦手です。
バイクを倒すことができないと上手く回れません。
65に乗ったすばる君も、私と同じく
バイクを倒してアクセルを開けて回ることが苦手なようです。
「オフセットスラロームは、ぐるぐるの連続なんだよ」
免許取得前にCRM50でよ~く練習させられた「ぐるぐる」(定常円旋回)。
バイクを倒してシートの角に座り、
自分とバイクがいい位置でやじろべいになって
アクセルをコントロールしながら、くるくると回ります。
得意だったはずの「ぐるぐる」、CB750でだって回れたはずなのに
CRF150では結構ムズいです。(泣)
すばる君も「ぐるぐる」の練習を開始しました。
「必ず収まりがいい位置があるから」そう@BOSSに言われて
バイクの角度や腰の位置を探ります。
「外足でバイクを倒し込んで、内足でバイクを起こす!
バイクは倒すけど、体は倒さない!外ステップで踏み込む!
アクセルがラフ過ぎ!ちゃんとコントロールして!」
しばらくすると、「おっ?」という感じに。
これがいわゆる「収まりがいい位置」なのでしょうか。
アクセルを少し開けてもバイクが安定しています。
外足と内足の太ももをしっかりと意識してタンクを挟み込むと
さらに安定感が増した気がします。
「だんだんスピードを上げてみて。ダメ!アクセルがラフ!」
「なんとなくわかってきたら少しずつ円を小さくして」
途中、アクセルを開け気味にするとリアがクルッと振れますが
それでも自分のコントロール下にあり、怖くはありません。
だんだん意識してリアを振ってみることも。
今の感覚を忘れないうちに、すばる君とコースに入ってみました。
「ぐるぐる練習」のおかげで、コーナーやバンクで多少突っ込んでも
今までの私よりラインを選んで対応できるようになった気がします。
(今までは、そこに行ってしまったら、あとは為すがままのラインでした。)
「ぐるぐるは、ねじ伏せることができるようになる練習でもあるんだよ」
はい、毎回コースに入る前に練習したいと思います。
日差しも暑く、ちょうどいい時間となったのでお昼休憩を取ることに。
「@BOSSさんのマネ」とタオルでおどけるすばる君。(笑)
ご飯を食べながら、すばる君が言いました。
「50だとシフトが3段階しかないから、今何速なのかすぐわかるけど
65はいっぱいあってわかりにくいんだよね~」
すると@BOSSは、
「そーんなこと考えて走ってんの~!?
今が何速だなんて関係ないんだよ、
その時に一番合ったシフトにしてあげればいいだけなの!」
すばる君は不思議そうに聞いていました。
ご飯を食べ終えたすばる君。
「あのさあ、こーゆー風にならんでさあ、スタート練習しない?」
すばる君は20日にレースがあるので、練習を50にスイッチ。
ということで、すばる君のKX65を借りて
午後一番は余興でミニレースをすることに。
最初にミニコースを65で1~2周乗ってみましたが、
うわ!少し開けただけでフロントが上がる上がる!
以前借りたことのあるCR85よりも簡単にフロントが浮き上がります。
すばるお父さんの帽子が降りたらスタートです。よーい・・・
気をつけていたはずなのに、フロントが浮いちゃいました。(泣)
くーっ、いらぬ遅れをとっちゃった。
慣れないのもあるけれど、走っていてまくれると怖いので
セーブしながら乗ってはみたものの
コーナーはねじ伏せて曲がれるし、
途中いい感じにパワーバンドに入ると
ビーーーーーンとスピードが伸びて、これは楽しいかも。
まだ65では足が届かないすばる君ですが、
これに乗りなれて、思い切り全開で走れるようになったら・・・
いや、その時は私ももっと開けられるようになればいいだけのこと。
そうこうしている内に、小さなシフトペダルにシフトチェンジが上手く行かず、
フープスで一気に差をつけられて、結局すばる君の勝ち。
「ねえねえ、なんでウィリーになっちゃったの?」
そんなの勝ちたいからに決まってるでしょーが。( ̄∀ ̄;)クッソー
午後は、ミニコースで練習。
走っては休んで太ももをアイシングしている内に、
痛みはだんだんなくなってきました。
やっぱり痛みよりアドレナリンが勝つみたいです。^^
低いシフトで頭打ちになるくらいなら
ひとつ高めのシフトで走ってアクセルを開けるように
先週から@BOSSに言われていたのですが、
今日はなんだか走っていても気持ちいい。
ちょうどいい感じで「ついてくる」気がします。
と思って走っていたら、@BOSSから
「今日はフープスで、ちゃんとフロントが上がってる」と言われました。
上げようと思っていたというより、ちゃんと腰を引いて、
アクセルを開けて抜けて行こうと思っただけで
結果としてフロントが上がったようです。嬉しいです。^^
その後何本か走ったら、「今のは最高!」と褒められました。
@BOSSから褒められるなんて、今年初めてかも・・・゚。( ̄▽ ̄)ポワーン
でも、カメラのバッテリーが切れてしまったそうで、
この間の映像はひとつも無し。(TдT)ガーン
その後、すばる君と一緒にフープス練習が始まりました。
ほんの少しだけ残ったバッテリーでなんとか数本撮った映像はありますが
「今のは最高!」のようなフープスはもう出来ませんでした。
(ってことは、偶然だったってことか?泣)
一応、@BOSSのフープスも。フロント、着かないんですね・・・。(泣)
しどきクローズの夕方5時まで目一杯練習して終了。
本当にありがとうございました。
夕日の中、最後まで残った2台のトランポ。
「ねえ、来週も来る?」と聞くすばる君。
ごめんね、来週はだめなんだ。
「そっか、また一緒に練習してください」
こちらこそです。^^
すばるファミリーのトランポに手を振る私を見ながら@BOSSが
「すばる君は、本当にあんたの元気の源なんですね。」
どうしてですか?
「だって朝9時から夕方5時まで、ずっと楽しそうに練習してるから」
えへへへ、なんだか「心」が元気になるんですよ。
ところで@BOSSは今日まったく乗らずに
私たちを教えてくれたわけですが
@BOSSにとってもいい休日だったんですか?
「もちろん。」
楽しかったですか?
「楽しかったですよ。それより、今日はいっぱい覚えたことがあるはず。
ちゃんと覚えていてくれよ。まさかもう忘れてないだろうなあ・・・」
いやいや、忘れませんよ。
パワーバンドのあの音でしょう?
ぐるぐるで練習した、バイクを倒してねじ伏せたり
リアを振ったりすることでしょう?
それからフープスと・・・・
「まあ、出来ているかって言えば、
どれもまだまだ全然出来ちゃいないんだけどさ。
でも、あんたの年で、キッズと同じカリキュラムを
基本から練習できるなんて、ありがたいことなんだぞ。」
はい、そう思います。^^;
すばる君があの65をしっかりと乗りこなすようになったら
私がついていくのは難しくなるとは思いますが、
私は私でしっかりライバルでいられるように頑張りたいと思います。
皆さん、今週もありがとうございました。
さあ、来週はトライアル・アカデミーです!
投稿者:かまた posted at : 23:12 | コメント (5)
2009年09月02日
開けろ!!すばる君
すばる君が来るらしいという情報を@BOSSがキャッチして
仕事をなんとか片付けて、河川敷へ練習に行ってきました。
北4以降、お盆のツーリング以外バイクに乗ることはなく、
実に40日ぶりのオフトレとなったこの日、
すばる君のまだ来ない午前中、数分間走っただけで、
腕はあがるは、息は切れるは・・・・
今日はもう午後は走れないかも、と思いました。
が、そこへ。
「ほら、ライバルが来たよ」
すばるファミリーだ!やったー!
メダリストやアミノバイタルなど、
体を元気にしてくれるサプリメントは数あれど
「すばる君」は一瞬で疲れや弛んだテンションを直してくれる
私にとって一番のドーピング剤です。(笑)
おっ!CRF50ではなく、KX65でコースに入るようです。
65に乗ったすばる君は、なんだか大きく見えます。
よし!
すばる君を追ってコースに入った私。
直線でアクセルを開けたら、フロントがブワンと浮き上がり、
そのままウィリーして、CRF150で初めてバク転しました。(泣)
それを見ていたM師匠、
「いやー、かまたさん、すばる君が来て
ホントにはりきっているんだなーと思ったよ。」
そう楽しそうに言いました。
ま、アクセルは開けないより開けた方がいいでしょうが、
すりむいた腕の止血をしながら、
「8歳の子にここまでムキになる私って・・・( ̄∀ ̄;)汗」と
我ながら自分の大人気なさを実感しました。
(反省はしませんけど。)
この日は何人も河川敷に来ていたのですが
午後3時を過ぎたら、いつの間にかコースにはすばる君と私だけ、
他の皆さんは必死の二人をギャラリーとして面白がって見ていたようです。
時々すばる君はお父さんに呼び止められ、いくつかアドバイスを受けると、
私が一周して並ぶのを待って再スタートを切りました。
何十分かすると、私はもう体力的にヘトヘトになり、
腕は再びあがるし、コーナーでは転びそうになるし
そろそろ出口へ向かいたいのですが
すぐ先ですばる君がスタート体勢で待っているのを見つけると
辞めるわけにもいきません。
いったい何周したことやら。
なんとかすばる君を追い越し、今日のところは負けませんでしたが
(勝ったと言い切れるほどの差もありませんが。泣)
それにしても二人で本当によく走りました。
パドックに戻って水分を補給する私を見てM師匠は
「なんなの、かまたさん、勝者の顔して。」
いや、別にそんなつもりないですけど、敗者でもないですもん。
「まあ、逃げ切れたってことは、
かまたさんも5月より伸びてるってことですよ。」
本当ですか~??゚。( ̄▽ ̄)ポワーン
「だって、コーナーでエンストしなくなりましたもんね。」
レベル低っ!( ̄∀ ̄;)ガーン
でもすばる君のおかげで、
午前中、あれほど苦手意識のあったデコボコ路面も
午前中よりずっとアクセルを開けていけるようになっていました。
パドックで椅子に座って
気持ちのいい疲労感を感じながら思いました。
ヘトヘトになるまで、一生懸命な人と一緒に練習する。
「そうそう、私はずっとこれがしたかったんだ!」
本当に疲れが心地いいです。
さ、もう一回戦!とコースに戻りましたが・・・
やはり一ヶ月以上のブランクで体力は落ちたようで、
最後の方はもう両足のつま先から太ももまでつりまくり、
ステップから足が外れてしまうことも。
さっきのようなアクセル音をさせることは出来なくなり、@BOSSから
「あんたはもう今日は終わり」とストップがかかりました。(TдT)
代わりに@BOSSが私のCRF150で
すばる君のバンクの練習を開始しました。
(すばる君の体力は無尽蔵なので。)
すばる君のスピードに合わせている@BOSSですが、
その後ろをすばる君も必死についていこうとしています。
この様子を眺めていたすばるお父さんが
「65のパワーはあんなもんじゃないんだけどなあ。
すばるは65に乗って今日で4、5回目なんですが、
まだ50で走った方が速いような状態です。」
でも、すばる君が乗りたいと言っているんだし、
すぐに65のパワーにも慣れて、私なんか追いつけなくなりますよ。
そしてすばるお父さんは、
「バイクっていいですよね。
私も初めてバイクに乗ってから、かれこれ20~30年になります。
今はすばるの練習を見ると決めているから自分は乗りませんが、
やっぱり乗りたくなることがあります。
でも、バイクって見ていているだけ楽しいですね。
すばるの練習を見ていても楽しいし
ツーリングの大きなバイクでも、カブでも同じです。」
わかります。バイクに乗っている人を見ていると
気持ちが高揚してワクワクしますよね。^^
午後5時、遠くの学校からのチャイムを合図に
本日の練習は終了。
「ああ、本当にいい一日だったなあ」
そう思いながら夕日の中、テーブルや椅子を片付けていると
「かまたさーん!いいものあげるー!」とすばる君がやってきました。
その手には、キンキンに冷えたノンアルコールビール。(笑)
「帰りに飲んでください、って!」
そして「ねえ、今度リバーサイドにも来て!」と言うので
ぜひ今の言葉をカメラに向かってもう一度!と頼んだら
急にかしこまり始めて敬語化するすばる君。(笑)
すばる君のホームグラウンド、
川西リバーサイドへの招待状(挑戦状?)です。(笑)
ライバルすばる君、そしてすばひびファミリーの皆さん、
こちらこそ今日は本当にありがとうございました。
すばる君と練習するのは、本当に楽しいです。
リバーサイドでもどこでも行きますので
これからもよろしくお願いします。
帰りのトランポで、
「@BOSS、今日は本当にありがとうございました。
とても楽しい一日でした。」と言ったら
「あんたって単純だね。昨日まで泣きそうな顔で仕事していたのに。
特訓が好きなだけなんでしょう。」と笑われましたが、
すばる君との練習は、よけいなものが一切無くて
一生懸命になれるので、本当に大好きなんです。^^
そして翌朝。
40日ぶりにオフバイクに乗るということは
こんなにも辛いことであったのかと
私は体中の筋肉痛で知るのでありました。(泣)
投稿者:かまた posted at : 20:36 | コメント (20)
2009年06月29日
定義へ
ダムの貯水湖を渡り・・・・・・
長い林道を抜けると・・・・・・
そこに、今回のドナドナ市場がありました。
@BOSSのラリーマシンでお世話になっているKTM埼玉さんの
「オフロード走行会」会場、仙台の大倉牧場跡地、通称「定義」です。
土曜はコース作り、日曜は走行会ということで
@BOSSと共に、土曜日から参加させて頂きました。
いわゆる「山」は先日のWOMEX'S Xが初めてだった私。
事前に見せられた定義の写真を見ても
「今の私じゃ到底練習にならないんじゃ・・・」と
来る前から、どうも逃げ腰になってしまいがちでしたが、
だいたい北4にこんなハードなところありましたっけ??
「HOP(北海道オフロードパーク)のウッズくらいなんだけどさ、
あんたウッズって走ったことないでしょう。
あとチーズナッツでどうしようもなかったワダチ。
その練習ができると思えば・・・」
と言う@BOSSも定義は初めてです。
土曜は朝5時に新潟を出発し、定義には10時前には到着。
この日は午前、午後ともにKTM埼玉 古宅さんの引率で
お腹一杯走らせて頂きましたが、映像はありません。(残念!)
一夜明けて日曜日。
朝のライダースミーティングでコースの説明がありました。
一周約15kmのコースは、AAの方でも30分、
少しトラブルがあれば1時間はかかるでしょう、ということなので
私なんかじゃ、きっと半日で1周ペースでしょう。
しるこ夫妻です。この日初めてお会いしたのに、
朝から晩まで、ホントにお世話になりっぱなしでした。
30度を越す今回は、アルダナさんに教えて頂いた通り、
キャメルバッグにロックアイスを詰めて出発。
しるこちゃんご一行にお供させていただいて。
なかなかついて行けない私を励ましながら
遅い私にペースを合わせて待っていてくれる皆さん。
ホントにどうもありがとうございました。
特に最後まで見守って頂いた居酒屋よちゃんさん。
もう足を向けて眠れません。(-人-)
高低差も私の少ない体験の中では過去最高、
湿地帯でのワダチ、ウッズ、道なき道、丸太越え・・・
二日間で本当にいろいろな体験をさせていただきました。
モトクロスコース、例えば「しどき」のミニコースの様に
初心者にも走りやすいよう、優しく作られたコースは
地面に障害物が少なく、傾斜も危険のないように考えられているので
コースさえ覚えてしまえば、オーバーランや操作ミス以外
「危険回避」などそんなに考えなくても楽しく走れますが、
こうした自然地形では、毎周どのラインにすれば自分は行けるのか、
そのラインで注意することは何なのか、
石、ギャップ、ワダチ、キャンバー、枝、泥、落ち葉、斜度、
目の前に突き出される難問に、いつも100%何かを判断しながら
自分に命令を出さないといけない、ということ。
そのことが一番いい体験でした。
ハンドル幅より狭い木と木の間のラインで・・・・。
人がたくさん通ったラインが自分にいいとは限りません。
木と木に挟まれないラインも選べたはずなのに。(泣)
そして、二日間で痛切に感じたのは、
CRF150がフライホールを足さないと
山でエンストしやすいらしい、という問題は別にして
私がエンストしたり転倒するのは
どうやら8割方「心」の問題らしいということです。
本来ならばなんとか走り抜ける術を考え
対処方法に沿った操作で切り抜けなければならないところを、
「あの石、やばそう」とか「どっちへ行けばいいんだろう」とか
何かで気持ちが動揺したとたんに
思考がフリーズして、アクセルを戻してエンスト。
あるいは上半身がガチガチになりバランスを崩して転倒。
その最たるものが日曜の午後、
@BOSSに連れられて入った「上級者コース」です。
「初心者」と「上級者」の看板が立つ分岐路で
「上級者」という名前がついているコースに進路を向けただけで
さっきまで一人で走っていたリラックスムードから一転ガチガチ。
怖くて行けない、というのとも違い、ただただ異常に緊張が高まり、
結果、上級者コース最初のウッズの一面落ち葉の下り坂で
ラインの前方に見えた木にアクセル全開で激突しました。
一番やってはいけない「パニック」です。
ああ・・・本当に情けないくらいメンタルの弱い私です。
上級者コースの長いウッズもなんとか帰ってこれたものの、
いつもならスタンディングで余裕で通れる丸太の転がるラインも
意味もなく「上級者用だから難しいのだろう」と腰が引け、
力んで座ったまま必死に突っ込んでエンストしてました。
ここは超難所の、通称「作業道」。
「はずれ」のワダチに入ると深くて抜けられません。
ここを通らずに済む迂回路もあるのですが、
午後には土が掘れて木の根が出て、こちらを回った人の数人も
結構登れず落ちていました。
(もちろん私は@BOSSに代走してもらいました。)
CRFとCRを崖のぼりで迂回させる@BOSS
最後はクマ、罠にかかるの図(笑)。
なんとかフルコースを走り終えてパドックに戻った私に
@BOSSから耳の痛~いお話が。
「あんたはライディングテクニックの問題でなくて、
完全にメンタルの問題だね。
今走って来たコースの最後は、
昨日、古宅さんが『探検』という名目で連れて行ってくれた場所だよ。
あんたに『上級者コースの一部』とは言わずに
探検だと称して連れてきてもらった昨日は走れていたのに、
今日『上級者コース』と名前が着いただけで
スタンディングもできなくなるなんて!
いつも言うけど、出来る事を、『ダメだ!』と思って
自分で操作を放棄して、止まったり転んだりしているんだぞ。」
モトクロスコースの様に、決まった短いコースの繰り返しの周回だと、
「初遭遇」というシチュエーションに会わなくて済むけれど
こういう自然のエリアだと、さまざまな障害物が現れるし、
ラインが決まっているわけでもないので、自分で
目の前の景色から瞬時にラインを拾い出して、その中から選んで、
そしてバイクをコントロールして走り抜けなければなりません。
「考えることと、状況に合わせた操作を行うこと、
そのライダーとしての役割を一瞬でも怠ると、転んでしまう。
操作の放棄は、バイクに対する責任の放棄だぞ!」
基本、フロントとリアブレーキでのスピードコントロールと
アクセルとクラッチでの駆動のコントロール、
それをバイクの上でバランスを取りながら
スピードを調整しながら進めれば、
速さを求めないなら(←重要^^;)
大体のシチュエーションは何とか乗り切れるのだと思います。
上級者コースでのウッズやワダチなども、
実は、今まで練習してきた基本をちゃんと活かして臨めば
何とか通り抜けられるはずなのですが、
その見た目から受ける印象やイメージで「大変な難所」と強ばってしまい
通常できる操作まで出来なくなってしまって
その結果エンストや転倒を何度したことか。
特にそれが多かったのは、「長くてガレた登り」と「ワダチ」です。
本当にワダチ恐怖症の私に@BOSSからワンポイントアドバイス。
「ワダチ走行では免許センターの一本橋のように
バイクを直立させた状態を保つようにバランスをとりながら進むんだけど
あんたは気持ちが自信をなくしたとき、不安から
思わず足を付こうと余計にバイクを傾けてしまうから
ワダチのヘリにフロントタイヤが当たって、
かえってバランスを崩し転んでしまうの。
進むと決めたら、抜け出すまでバイクを立ててアクセルを開ける!」
続いて、長い登りの途中に石があるだけで心が折れて失速する私に
@BOSSからツーポイントアドバイス。
「登りの途中で難所に差し掛かった時ほど止まらないで
更に突き進めるようにトラクションをかけながらアクセルを開けつつ
バイクの惰性を落とさないように、時には足で助けながらでも登りきる!
途中で止まった時ほど、リカバリーが大変なことは無いんだから
とにかく何とか上まで登りきること。
石や木の根が邪魔をしてしまうような時は、逆にバイクから荷重を抜いて
障害物を乗り越えやすくなるようなアクションをすることも
ケースバイケースで覚えて行えるようにならなくちゃ。」
はい!・・・と言うは易しだけれど
まずは気持ちで弱気にならないことが一番みたいですね。
戦い済んで、日が暮れて。
走っていたときは必死だからわからなかった打撲の痛みが
だんだん感じられてきました。痛たたたた・・・・・。
それでは、この二日間の結晶をご覧ください。
初日の夕方。さっそくブレーキレバーが曲がりましたが、何か?(泣)
上級者ウッズでの激突で。グンニャリ曲がったハンドルバー。
今回付けたばかりで、大変役に立ったラジエターガード。
それでもシュラウドも含め、結構逝っちゃってます。
(付けていなかったら、どうなっていたことか・・・(TдT))
そして、私の肘に出来た大きなコブ。(泣)
(太もも内側にはもっと大きなコブができましたが
こちらの写真アップは自粛。わき腹も痛・・・・)
そして、この二日間お世話になった皆さんです。
ファラオ2度出場の、KTM埼玉の古宅社長。
土曜日の初周回時は、先導からリカバー、代走までお世話になりました。
「菩薩のようなスクールとはこのことかぁ・・・゚。( ̄▽ ̄)ポワーン」
『埼玉のスケテツさま』とお呼びしてもいいですか。(笑)
また、午後は「探検周回」という名目で、再び連れ出していただいて
さまざまなシチュエーションでの走行経験を積ませて頂き、
本当に勉強になったと同時に
あ、こういう所、私も走れるんだ!と思えたことは
とても嬉しかったです。ありがとうございました。
スタッフ片山さん、パリダカ出場ライダーです。
奥さまは昨年の北4でSSERのスタッフをされていてお世話になりました。
スタッフ高沢さん、スミマセン、写真撮れてませんでした。
少ないオフ経験と言いながら果敢に定義の難所を走っていました。
「日本一のGS乗り」の経歴を持つ、明るく楽しいムードメーカーT塚さん。
土曜の探検周回では遅い私たちにお供していただきました。
そして前述のしるこご一行さま、
こんな私を暖かく励ましながら最後まで面倒をみて頂いて
本当にありがとうございました。
皆さんの大事な時間をたくさんとってしまって申し訳なかったけれど
本当に貴重な練習をさせていただきました。
そうそう、忘れてはならないこのお方。
背中に殺気を感じて固まる私。
振り向くと、手にカメラを隠し持つdoronqoさんの姿が。
@BOSSはパパラッチの恐怖に2日間ずっとおののいていました。(笑)
参加女子記念撮影。
左から、@BOSSがシャッターを押すたびこんな顔をするしるこちゃん。
(@BOSSビクリシテタアルヨ・・・( ̄∀ ̄;)汗)
大人の休日を過ごせたのか!?パパラッチdoronqoさん。
初めましての楽さん、北4ではよろしくお願いします。
うーたんさん。あまりお話できませんでしたが、また次回!
そしてKTMのイベントでHONDAのTシャツを着る気の利かない私。
片づけが終わり
定義で出会った皆さん、本当にありがとうございました。
【と、いうことで。】
本日、北海道4DAYS「ラリー部門」にエントリーいたしました。
カテゴリーⅢ・・・ということは、@BOSSとはライバルということですね。
止まらず急坂を登りきってから言え!ドルァァッ( ゚Д゚)┌┛Σ( ゚∀゚)・∵
(by @BOSS)
北海道でお会いする皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。
投稿者:かまた posted at : 19:10 | コメント (27)
2009年06月26日
仙台へドナドナ
この週末はどこで何を練習するか。
あと3回しかない北4までの貴重な週末(しかも晴れ)、
近所の林道でダートトレーニングか
リバーサイドで苦手なコーナーの練習かと思っていましたが・・・
どうやらここ↓に行くらしいです。
photo:KTM SAITAMA
photo:KTM SAITAMA
photo:KTM SAITAMA
迷宮を思わせる山中、突然現れる湿地帯郡に、深くえぐれた林道と
ハード趣向のオフロダーには、魅力溢れるセクションの数々を
存分に堪能出来る貴重なコースです。
梅雨時期に、楽しみたいオフローダーお奨めのイベントです
text:KTM SAITAMA
迷宮?ハード趣向??・・・・・・(((((( ̄∀ ̄;)汗
@BOSS曰く、私がラリーマシンを壊すといけないので
今回はCRFだけを持って行くそうです。
無事に帰ってきたら、次回ブログでお会いしましょう。(泣)
投稿者:かまた posted at : 22:50 | コメント (8)
2009年06月22日
CRM250ローダウン
「あんた、CRF150とCRM250、どっちを持って行きたい?」
金曜の夕方、@BOSSに聞かれました。
カレンダーを確認すると、北4までに週末はあと4回。
その内、1回はトライアルアカデミーが入っているので
実際には3回しかありません。
@BOSSも練習用のマシンと、本番用のマシンを積んで行きたい。
私もCRF150で基本を練習したいのは山々ですが
乗れる時にCRM250に乗っておかないと
何か予定が入って、結局一度も乗らずに当日を迎えたりしたら・・・
と考えて、この先ずっと不安で眠れない日々を過ごすより、
今回はCRM250を持っていくことにしました。
と思って迎えた土曜の朝、
なんと4台積まれているではありませんか!
為せばなるものなんですね・・・・・( ̄∀ ̄;)汗
@BOSS用にCR250とラリー用KTM250、
私用にCRF150と、ラリー用CRM250です。
さて、本日の大きな目的のひとつ、それは「CRMローダウン」です。
去年の北海道4DAYS、まったく足が届かず(こんな感じ)、
太ももを高くシートに上げて抑えないとバイクを立てられず、
乗り慣れないのもあって、走り出しがヨロヨロしてしまい
スタートの際にオフィシャルの方に毎朝
「大丈夫かいな・・・」と心配させたというかまたとCRM250でしたが
今回はこんな秘密兵器(?)を導入。
これをつけると2.5cm下がるというリンクです。
(4cmの方はオフロードではなくモタード用だそうです。)
左右とも交換完了。
さらに、フロントサスの突き出しを調整して車高を下げようとする@BOSS。
約1.8cm突き出しが増えました。
測ってみると、合計で3cm低くなっています。
では、さっそくまたいでみます。
おお!両足は着きませんが、ご覧のように、
向こうの足を地面に着けると、こちら側はあと3cmくらいです。
これであれば、太もも片足がけでなくても、
シートにまたがったまま信号停止も給油もできます。
何より、サイドスタンドを出さなくても、キックがかけられそう!
たった3cmでこんなに世界が違うなんて。゚。( ̄▽ ̄)ポワーン
さっそくエンジンをかけてスタンディングで少し走ってみると・・・
さすが市販車、モトクロッサーに比べてアクセルがマイルドです。
去年のラリーでの鎖骨骨折以来、一年ぶりのCRM250、
このままミニコースを走ってみたいと思います。
CRF150とのサイズ差のイメージに、最初は少しビクビクしましたが
実際に乗ってみると、あまり気になりません。
CRF150での練習と、トライアルのおかげでしょうか。(-人-)チーン
首をかしげながら乗っていますが、
コーナーを上手く曲がれなかったのはバイクのせいではありません。(泣)
でも速くも上手くもないけど普通には走れそうなので、
とりあえず一安心です。
2009年生まれのCRFと、(たしか)1991年生まれのCRM、
20年もの差があるわけなのでサスの性能は仕方ありませんが、
低速のトルクがあるので、体が楽です。
@BOSSがタイムを測ってくれましたが、
このようにほとんどアクセルを開けずにゆっくり走ったつもりでも
CRF150で一生懸命走った時とあまりタイムが変わりません。
やっぱり力があるんだなあ・・・・・。
私のCRMの整備を終えたらもう午後2時。
いつも私の裏方にばかり回っていた@BOSSですが
そろそろ@BOSSも自分の練習に本腰を入れなくてはいけません。
今年@BOSSはKTM250で出場する予定。
まずはミニコースを走ってみましたが・・・
「う~ん、パンチがない気がする。慣らしが終わっていないからかなあ」
明日はKTMでGPコースを乗り込んでみるそうです。
午後3時45分、私はローダウンしたCRMで、@BOSSはCRで
GPコースに入ってみることにしました。
最初は恐々走り始めたものの、
ミニコースと同じく、思っていたよりも大丈夫みたいです。
思い切ってアクセルを開けるような走りはまだできませんが
「完走」を目指して走る分には、まずは第一段階クリアかな、という感じです。
でも、そう思えただけでもよかった~。
今日CRMに乗るまで、不安で不安でどうしようもなかったので・・・・・・。
去年もCRMに乗って北4に出たわけですが、
免許を取って半年という、ある種無謀なエントリー、
初めてのラリー、初めてのマシン、初めての林道、
何もかもが初めて尽くしだった去年は、
コマ図で毎日400~500km走るのが精一杯で、
エキスペリエンス・ラン部門だったにもかかわらず
北海道の景色を、正直ほとんど覚えていません。
覚えているのは、給油したガソリンスタンドとか、
水を買ったセイコーマートとか、目印の看板とかばかり。(泣)
毎日いっぱいいっぱいで、その日のゴールに辿り着くのがやっとでした。
今回の北4は、エンデューロの天上界の方々が並ぶらしく、
「私なんかがこのラリーに出てもえーんかいな」と思わなくもありませんが
私の場合、SSでのタイムを競う、という目標は全くありませんので^^;
エントリーリストは気にしないで、ひたすら完走を目指したいと思います。
でも、せっかく雄大な北海道の大地を走るのですから、
今年はもう少し余裕を持ってラリー自体を楽しめたら・・・。
そんなことを考えながらGPコースを30分ほど走り、
残りは@BOSSの撮影に回りました。
GPコースから戻るなり、@BOSSがひと言。
「おれのは20年前ジャンプだと書いておいてくれ(泣)」
・・・りょ、了解しました。( ̄∀ ̄;)汗
午後5時、なんとか雨は降らずに一日もってくれましたが
なにやら雲行きが怪しくなってきました。
明日は午後から降るそうなので
早めに来て、それぞれのラリーマシンを乗り込みたいと思います。
【そして翌日の日曜日】
天気予報は前倒しになったらしく、朝からどしゃぶり。(泣)
でも、せっかくいわきにいるのだから、
覚悟を決めて、どしゃぶりのコースを走ってみよう、としどきへ向かいました。
ところが。
しどきに着くなり社長さんが
「この雨だから、今日はだめですね~」
ガーン━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━!!!
仕方なく、今来た道を戻りました。
「どうしよう、大雨の中、いわきの町を観光してもねえ・・・・・・」
そうだ!そういえば、今日は十日町(川西)のリバーサイドに
開けろ!!すばる君が練習に行くと言っていたっけ。
さっそくすばるお父さんに電話をかけてみました。
新潟は霧雨程度の雨らしく、曇りに向かうようです。
気を取り直して、すばる君にマディの走り方を教えてもらおう!
ということで、一路、新潟は十日町へと向かいました。
朝のいわきはどしゃぶり。太平洋側はこんな天気でしたが・・・
トンネルを抜けて日本海側に出ると、何これ!?
一気に夏の空が広がっていました。
(こちらも天気予報が大きくはずれたようです。)
しどきから3時間半、お昼12時、
十日町のリバーサイドに初めてやってきました。
ここは、この日モトクロス関東選手権が行われていた
川西モトクロス場のすぐ近くの河川敷にあって、
「リバーサイドキッズクロス」というキッズの大会が行われる場所です。
しどきのミニコースの2倍くらいの長さで、
キッズ用のジャンプやテーブルトップ、フープスも揃っています。
この日はチームブッチーのメンバーも何人か練習に来ていました。
朝は細かい雨が降っていたそうですが、すっかり上がって
本当に、まるで夏休みのような青空です。
蒸し暑く、15分も走ると体中の水分がなくなりそう。
どれだけ水分補給をしても追いつかないくらいです。
コースには朝の雨が残って、私に程よいマディ状態。
初めてのコースなので、CRF150で走ってみることにしましたが・・・
相変わらずです(泣)。泥とワダチが怖くて、ビビリまくり。
「アクセルは開けながらコーナーに入っていくんだよ。
あんなにブレーキをかけたらバイクが立って、
その後アクセルを開けても膨らむだけだろうが。
怖がって体が外側に逃げているし。あれじゃ全然だめ!」
という@BOSSの注意を聞きながらも、暑さに吐き気を催す私。
時々涼しい川風が吹くものの、いるだけで体力を消耗しそうな暑さです。
走って休憩、走って休憩。
午後4時にはすべての体力を使い果たして練習終了。
ご一緒いただいた皆様、どうもありがとうございました。
まだまだ課題山積みではありますが
北海道へ向けて、一歩だけ進んだ今週末の練習でした。
【本日のおまけ】
片づけが終わってから、すばるお父さんがひと言。
「今度かまたさん用にもう一台CRF50を持ってきますから
すばると勝負してやってください。
すばるが同じ条件で走りたいって言ってます。^^」
彼とこのマシンで勝負するってか・・・・・・・( ̄∀ ̄;)汗
すばるお父さん・・・・・・・。同じ条件のマシンで
私がすばる君に勝てるわけないじゃないですか・・・・・Orz
投稿者:かまた posted at : 21:30 | コメント (25)
2009年06月08日
PEACE!
日曜はもてぎで開催された
トライアル世界選手権に「参加?」予定だったので
前日の土曜日は、通り道にあたるしどきで練習することに。
夜半に降った雨が上がったばかりだという土曜のしどきは
ドライでもウェットでもなくちょうどいいグリップです。
さっそく着替えて準備をしていたら、
貸切状態かと思われたミニコースのパドックに
一台のトランポが入ってきました。
降りてきたのは、しどきでは珍しく女子二人組です。
着替えている間も、ずっと楽しそうな笑い声が聞こえてきます。
ブログに顔出しOKですか?と聞いたら、ポーズをとってくれた二人。
本当に楽しそうなのが伝わってきます。
聞くとしどきは初めてとのこと。
「モトクロス始めて半年の初心者なんでよろしくお願いしまーす!」
いえ、私こそ始めてまだ2ヶ月のペーペーなんです。^^;ホホホ
今までは友達からバイクを借りていたそうですが
そろそろ自分のバイクを手に入れるために
二人とも埼玉からマシンの試乗にきたのだそう。
トランポには友達から借りたというKX85が1台だけ入っていて
しどきでCRF150を借りて、乗り比べてみるために来たのだそうです。
「じゃあ、このトランポもそのお友達の?」と聞くと
「いえ、バイクはまだだけど、先にトランポを買っちゃったんです!」
すげー!なんという行動派!゚。( ̄▽ ̄)ステキ~
でもその同乗者は何者?????
二人は交互にKXとCRFを交換して乗っていました。
結局どちらもそれぞれ面白くて決まらなかったようでしたが。(笑)
「いや~、時代は変ったなあ。いいことだね。
俺がモトクロスやってた頃には考えられなかったよ。」
まるでスノーボードにやって来たかのような二人を見て
@BOSSも感慨深そうです。
お名前も聞けずに、最後はご挨拶もできませんでしたが
ぜひまたどこかでお会いできたら嬉しいです。
もしかしたら、来年のWOMEN'S Xで再会するかもしれませんね。^^
【本日のおまけ】
この二人があまりにステキだったので
ガールズパワーに元気をもらった私の練習日記は「おまけ」です。(笑)
この日はコースに入らず、@BOSSに呼ばれて
ビギナーズ広場で「ステップに乗る練習」をしていました。
コーナーでリアブレーキをロックさせて
ステップを上手くコントロールしてリアを振るのですが、
まだまだ、課題の90度 (直角) も振れません。
「もっと止まるくらい最後までブレーキを放すな!」
ハンドルはインに切らなければならないのに
「切るな!」という逆ハンを切ってしまうし、
リアブレーキのロックは、ターンの途中で解除してしまうし、
@BOSSは次の段階は180度振るように練習!と言っていますが
そんなのはるか遠い先の話です。(ノ゚д゚)ノ オオォォ
半日この練習をしていたら、もうヘロヘロ。
午後遅く、ミニコースにも少しだけ入ってみました。
以前よりは少しマシになってきたフープス。
でもまだフロントを上げては走り抜けられません。
「あんたってゲンキンだね。
KX85の男の子がコースを走り始めたとたんに一周5秒も縮まってる」
ストップウォッチを持った@BOSSが言いました。
すすみません、一人で走っている時に
さぼっているわけではないんですが・・( ̄∀ ̄;)汗
クローズまであと1時間半となる頃に@BOSSが
「じゃあグリップもいいし、ツーリングに行ってきますか、GPコースに。」
GP(グランプリ)コースっすか!Σ( ̄⊥ ̄lll)
いつかは行かねばと思ってはいたのですが
遠くから見る大坂に、イメージだけでビビってきた私。
「大丈夫。ギアが合わなくて登りで失速して止まることさえなけりゃ
最初は本当にツーリングのつもりで走ればいいから。
いい音をさせることだけ気にかけて。」と@BOSS。
初めてのGPコース。うわーーーー、ミニコースとぜんぜん違うー!
でも、思っていたより大丈夫みたいです。
下りも急だけど広くて気持ちいいし。
今日はコースの下見を兼ねてタラタラツーリングしましたが
次回から少しずつ走り込んで行きたいと思います。
そーゆーわけなので、ヨシおじちゃん、
次回はあなたもGPコースです!^^
(日曜のトライアル世界選手権のレポートへとつづく。)
投稿者:かまた posted at : 13:40 | コメント (23)
2009年05月26日
カスライダー矯正withヨシおじちゃん
【まずは土曜日】
「明日は、かまたさんのホームグランド(しどき)で、
かまたさんをぶち抜いてやる!
ジャンプも3倍は飛んで見せてやる!」
金曜の夜、ヨシおじちゃんの名前で
明らかにヨシおじちゃんの書く文章ではないと思われる
挑戦的なメールが届きました。
明日はワタクシ、『フォーム改善委員会』なので
そんな競争は一人でしてください、と返事を書いたらその直後、
「フォーム改善?そんな奴をぶちのめしてやる!」という追伸が。
・・・・・・・ミ××キ師匠の代筆ですね、この意味不明な挑発。( ̄∀ ̄;)汗
そんなこんなで土曜日、朝6時と少し遅めの出発となり
しどきに到着したのは9時半を回った頃。
@BOSSが「ヨシおじちゃんは先に着いているでしょうか?」というので
「もしかして、もう張り切って8の字とか練習していたりして」と答えたら・・・
おお、ホントに一人で8の字をしているではありませんか!(笑)
遠くから私たちのトランポにペコリ。張り切ってます!
さて今日は、ひじがすぐに下がる私のフォームを直すということで、
@BOSSから、速く走るよりもきちんとひじの高さや
脇の開け具合を意識しながら走るように言われました。
走り始めにはひじを上げていても
コーナーを回って再びスタンディングで走り出すと
すぐにグリップの持ち方がおかしくなり
遠くから@BOSSに「ひじが下がってる!」と注意をされる私。
上げているつもりでも、撮ってもらったムービーを見れば一目瞭然です。
後ろから、張り切ったCR85Rの音が追いかけてきます。
だ~か~ら~今日私は対決なんかしないんですってば~。
フォームの他に、もうひとつの今回の課題、それは『バンクの回り方』。
スピードを活かした進入で遠心力を使い、ぜんぜん力まずに、
アクセルワークでバンクの外側のラインをクル~ッと回ることができない私。
これを今回のしどきで覚えたいと思っているのですが・・・
はうぅっ!まだ練習を開始して2時間もたっていない頃、
苦手なバンクのコーナーで、スーパードライな砂にフロントを取られて
そのまま背中から落下。うう・・・・痛い(泣)
大したスピードも出していないので、
転倒自体はさほどひどいものではなかったのですが、
ちょうどブレストガードの前後ガードの隙間、
ガードされていない部分をもろに打ってしまいました。
息をすると泣きたいくらい痛いので、ひとまず休憩。
う・・・・・しどきに来て練習せずに座っているだけなんて・・・
でも痛い・・・ちょっとやばいんじゃないのってくらい痛いんですけど。
「どんな風に痛いの?」
赤ひげ(黒ひげ?)ドクター@BOSS登場。
息を吸うと痛いけれど、患部を軽く叩いたり、
押したりしても、それ程痛みが無いことを確認。
「ヒビも骨折も無いと思うよ。」
じゃあこの痛み、何なんでしょう?(;д;)エッエッ
「そうだな~、痛いだけ・・・って言うか、
打撲はしょうがないとしても、ドーンと打った時に
肋間膜とかがピリッと逝ったのかもね。
だから痛いのさえ我慢できれば、走ることには支障は無いよ。」
そんな事言われても、走るのに支障をきたす痛さなんです~(/TДT)/
私が走れないので、時間の空いた@BOSSは
ビギナーズ広場にパイロンを持ち出して、
ヨシおじちゃんにオフセットスラロームを教え始めました。
「パイロンからパイロンへS字の円を描くのではなくて、
直線→ブレーキ&サス縮めてクルリンターン→直線の繰り返しなんです。」
という@BOSSの説明を受けたヨシおじちゃん、
2時間くらい走り続けていたのではないでしょうか。
最後のほうは、誰が見てもはっきりとわかるくらい
きれいなコーナリングに変っていきました。
延々と、何かにとり付かれたように回り続けるヨシおじちゃん。
「加治川で8の字はやったことがあるけれど、
こうしてパイロンを立てて練習するのは初めてです。
やっぱり人に教えてもらうのって大事なんですね。」
練習の成果にすっかり気をよくしたヨシおじちゃんは
当初、練習は土曜日だけで、日帰りするはずだったのですが
「俺たちと一泊すれば、明日は『秘技』を教えますよ~」という
@BOSSの甘い言葉にそそのかされて
明日もしどきで練習することに。(笑)
私も@BOSSから「あんたもやってみれば」と言われて
少しだけビギナーズ広場で乗ってみましたが、
キックするだけでも痛くて痛くてゴーグルの中で涙が・・・・
わーん、来週はレースなのにぃ!!(><。。。
このまま我慢しながら練習をしてもいいのか、
それとも乗り続けるとやばい方向へ進んでしまうのか、
一度鎖骨を折ってからというもの、
「ま、大丈夫でしょ」とカンタンにことが済ませられなくなり、
一応、@BOSSの診たてでは骨折は無い!ということでしたが
万一なにかあるといけないので、「安心」を確認するためにも
この日は少し早めに練習を切り上げて
救急病院へ連れて行ってもらうことにしました。
しどきから20分、救急診察室がいくつも並ぶ大きな病院へ。
初診料と急患料の4200円の代金がかかる診察室でも、
本物のお医者さまは@BOSSと同じように患部をトントンと叩いて
「直接触っても痛くないから骨折ではないと思いますが・・・」とのお言葉。
でも、息をしたり体をひねったりすると、内側から痛いんです、と告げると
何はともあれレントゲンを撮ってみましょう、ということに。
「やはり、特に折れているとか大きなひびは見当たりませんね。」
そうですか、よかった~。
それを確認できただけでも、明日は安心して練習できるというものです。
「ところで・・・よく背中から落ちるんですか?」
えっ?まあ、転ぶ事はよくありますが、なぜですか?
「ここの背中のこのあたり、過去に折れてますね。
たぶんそのまま自然にくっついたみたいですけど、
ほら、かなりずれて付いています。」
そんな骨折、記憶にないんですけど・・・・・・( ̄∀ ̄;)汗
こうして、私も知らない過去の骨折が発覚したものの、
現状で折れている箇所はないとはっきりしたので、
このまま福島にとどまって、明日は様子をみながら練習することに。
でもこんなに痛くて明日練習なんてできるかなあ・・と思っていたところに
たった今さっき転んだばかり、手首の骨が2本ポッキリ折れ
手が在らぬ方向を向いているおばあちゃんとか、
スネから血をダラダラと流しているお兄さんとか、
見るからに「これが救急患者だ!」という人々が次々にやってきて
そんな方たちを目の前で見ているうちに、
私の痛みなんて、もしかしたら気のせいかも・・・( ̄∀ ̄;)汗と
思い始めてきました。
ということで、いらぬバタバタでご迷惑をおかけしましたが、
いわき健康センターで一泊して、
明日もしどきへ向かうことになりました。めでたし、めでたし。
めでたしじゃねーだろ!転ぶな、ボケがぁ!( ゚Д゚)┌┛Σ( ゚∀゚)・∵
(by@BOSS)
【翌日、日曜日】
翌日は、ライバル開けろ!!すばる君もしどきへ登場。
ブッチーHONDAワークスの人々で一見物々しいパドック。
私の背中は、まだかなり痛みましたが、
折れていないとわかっているだけでも安心です。
「昨日も言ったけど、痛いのは肋間膜か何かで、これ以上悪化もしないし
背中の打撲もそれ程大したことないから、すぐに痛くなくなるよ。
でも、今日のところは、すばる君が走っていても熱くならず、
ストレッチのつもりで飛ばさずに乗り続けていなさい。」
そう@BOSSに言われて乗り始めましたが・・・
熱くならない、熱くならない、と自分に言い聞かせる私。( ̄∀ ̄;)ムラムラ
確かに乗り続けていたら、体もだんだん動くようになり
あんなに痛かった痛みが鈍化して麻痺してきました。
朝30分走り、その後1時間走ってみましたが、大丈夫のようです。
するとやっぱり始まるフォーム改善委員会。
「前にも言ったけど、バイクの基本姿勢は乗馬と同じ。
ちょっとそのままバイクのステップに立ってごらん。」
と言われてまずはステップに立ちました。
そして乗馬の姿勢。手は手綱を持っています。(笑)
こんな感じでしょうか。なんかカッコイイっぽい気がします。
私こんな姿勢でバイクに乗ることないですもんね。
「スタンディングで一番いい位置は、
ハンドルを持つ手を放してもちゃんとバイクが走る位置だよ。」
と@BOSSがやはり乗馬をイメージしたお手本を示しました。
頭の位置は変らず、馬(バイク)をステップで操作する様子なのですが、
似て明らかに非なり。どこがどう違うの、だれかおせ~て!(泣)
この後、ビギナーズ広場へ呼ばれ、
スタンディングで何十分もただグルグル走るように言われました。
走っている内に一番楽な位置に、頭、肩、腰、ひざが来るようになれば
それが一番理に適った位置ということになるはずなのですが・・・
「ハンドルを外側から握るイメージで、頭(首)・肩・ひじ・ハンドルが
一つの大きな輪ゴムとなって、どんな動きにも対応する様に!」
でも気を抜くとすぐにひじが下がってしまいます。
「もっと脇を開けるの!ダメ、下がってる!」
いったい何周したことでしょう。
走り続けている内に痛みはすっかり消えてしまいました。
こちらはヨシおじちゃん。
@BOSSから約束の秘技(?)リアブレーキターンを教わって
今日も一人延々と練習をしていました。
午後3時、予報どおりにわか雨が降りましたが
20分ほどですぐにやみ、そのおかげで
ドライだったコースはしっとりしてグリップがよくなりました。
私はこの後、ミニコースに入って、前を走る@BOSSについて
バンクやコーナーでの内足をおもりにしたターンの練習を1時間。
(そういえば、以前加治川で45分しか走れませんでしたが
最近は1時間を越えて走っても大丈夫になりましたね。)
@BOSSも走っているので映像は一切ありませんが、
大きなコーナー、小さなコーナー、深いバンク、浅いバンク、
自分がどのラインを走るのか、どこをクリッピングポイントにするのか、
それによって内足の使い方やシートの座り方が
こういう風に変ってくるんだ~、知らなかった~、と
後ろを走りながら、目からウロコの1時間でした。
最後はパン!パン!と破裂音がしたと思ったら、初めてのガス欠。
ここで練習は終了となりました。
@BOSS、皆さん、2日間ありがとうございました。
が。
夜7時30分。帰りに寄ったサービスエリアで
頼んだハンバーグセットが出てくるまでの間も
まだひじの高さを矯正させられているかまた。
やらせでも冗談でもありません。(泣)
【本日のおまけ】
帰りのトランポで。
「2日間、フォームのことをいろいろ言いましたが」
はぁ・・・なかなかできなくてすみません。(´・ω・`)シュン
「31日のレース(WOMEN'S X)では
すばる君と走る時みたいに、
とにかくアクセルを開けなさい!
フォームなんか気にしなくていいから!
そ、そうなの?Σ( ̄⊥ ̄lll)
「だから前を走るライダーは
全員すばる君だと思って走りなさい!
わかったな!」
ラ、ラジャー!( ̄∀ ̄;)ゝ
でもなんか雨っぽいですね・・・・・・。
投稿者:かまた posted at : 13:32 | コメント (32)
2009年05月21日
カスライダー検証
「おーい、ちょっと来て。」
仕事が終わった頃、@BOSSに呼ばれました。
「ちょっとこれを見てごらん。」
と見せられた2つのムービー。
私にだってどっちがいいかはわかります。
別な日に、しどきの同じコーナーを走る私ですが
まずコチラ↓
ちゃんとひじが上がって、ハンドルも外から握っています。
コーナーを出る時もひじはさがっていません。
お次はコチラ↓
なんじゃこりゃ。このなで肩のシトは誰??( ̄∀ ̄;)汗
なんでこんなにデロ~として走っているのでしょう。
グリップもきっと前から握っているんでしょう。(泣)
コーナーを曲がって先へ進むその姿は
毎朝カブで畑に行く近所のおばちゃんそのもの・・・Orz
「違いはわかるよね。」
・・・・・・・・・はい。
「それぞれが、いつのかわかる?」
と言われて動画の日付を見たら、いいフォームの日付は4月13日、
ダメダメフォームの日付は5月12日・・・・ということは
前回じゃん!ガーーーン!(TдT)
よいフォームで走った日は、確か@BOSSから
ひじはこう、頭はこう、腰はこう、と
ひとつひとつ直された日です。
ダメなフォームの日の方がアクセルを開けるようになった分
速くなったことは速くなったのですが
改めて見ると、これじゃあ・・・・・・。
「いくらアクセルを開ければいいといっても
やっぱりフォームは大事です。
今のままいくら開けるようになっても、
ひじが低いからショックを吸収できないし、手足をサスにできなくて
頭はグラグラするわ、腰はフラフラするわ、上手くなんてならないよ。
もう一度、ちゃんとフォームからやり直し!」
ああ・・・また3歩進んで2歩下がってしまいました。(/TДT)/バカー
ということで、今週末はもう一度一から練習です。
チーズナッツで練習という予定でしたが、
先週のY2クロスでコースが大荒れ状態らしく、
私のような初心者には練習は難しいかもとの@BOSSの仰せに従い
土日ともしどきで練習することにしました。
ご一緒いただける方、よろしくお願いいたします。
【本日のおまけ】
来週末はいよいよ私にとっての
初レース、初エンデューロのWOMEN'S Xです。
自分でエントリーしておきながらも、やっぱり不安。
そんな時は、ご存知ドロみちゃん♪(リンク追加しました)のブログを見て
「私もがんばるべ」と気合を入れなおし。
(私も練習熱心と言われますが、ドロみちゃんの比ではありまへん^^;)
ぜひ皆さんも読んでください。元気でますよ。
投稿者:かまた posted at : 22:11 | コメント (4)
2009年05月18日
加治川夕練
先週金曜日にいきなり風邪をひいてしまい、
まさか新型インフルエンザでは?!というくらい
突然の悪寒と高熱に見舞われましたが
一晩で熱が下がったので
土曜日は少しだけ練習をすることに。
@BOSSはこの日、午前中に仕事があったので
今回は近いところで、加治川河川敷へ行ってみることにしました。
河川敷に着いたのはもう午後3時。
@BOSSは私の北4ラリーマシンCRM250の整備をする予定。
残された私は、一人で練習してもつまらないので
ヨシおじちゃん(と言っても私より若い)を呼び出し、
練習相手になってもらうことに。Ψ(`∀´)Ψ
ヨシおじちゃんのCR85RⅡと走り出したのはもう4時前です。
加治川河川敷は、オフごっこの時から変わって
現在はジャンプ台がすべて削り取られており
平らなタイトターン集中練習場と化しておりました。(泣)
こんな時間から練習を始めて、雨も降りそうだし、
なんか今日は気が乗らない・・・と思っていたのもつかの間、
前を走るヨシおじちゃんを追いかけ始めたらもうそれしか見えません。
「てめー、しどきでもそんなに一生懸命走ったことないやんけー!」
と思うくらい、ヨシおじちゃんも今日はマジ走りしています。
しかし、小さなくるりんターンが苦手な私は
直線ではヨシおじちゃんに近づくものの、
奥半分の、ターンが連続するエリアでターンごとに引き離されて
結局一周するごとに、少しずつ離されてしまいます。
暗くなるまで、いったい何周したことやら。
結局最後は周回遅れとなってしまいました。・゚・(ノД`)ヽ
走り終えた私に@BOSSは
「先週しどきのGP(グランプリ)コースで
ワークスライダーが競争しながら走ってたよね。
どうすればコーナーを速く回れるか、
どうすればジャンプを高く飛ばずに速く前に進めるかと
しのぎを削って競い合っていたけど、
同じ競争でも、今日のあんたたちのは全然別物、
微笑ましいガキの意地の張り合いみたいでしたね。
ハイサイドを起こそうが、ギアが合わなかろうが、
とにかく負けるもんか!ってんで、必死なんだもの。
いやいや、吹き出さずにビデオを撮るのが大変だったよ。(笑)」
・・・・・・・・ワークスライダーと比べられても、ねえ。( ̄∀ ̄;)汗
でも、こんな夕方になってから約2時間、
ここまで本気になって走るとは思いませんでした。
ヨシおじちゃん、今日はどうもありがとうございました。
また今度、よろしくお手合わせ願います。( ̄ー ̄+キラーン
さて、もうとっぷりと日が暮れた夕方6時30分。
CRM250の整備が終わりました。
(まだローダウンはしていません。)
「ちょっとまたいでみて。」
去年のラリー以来、さわってもいないのですが・・・。
うわっ!でかっ!ひ~、危ない危ない!
私ホントにコレに乗ってラリーに出たんでしたっけか????
少しだけ走ってみましたが、
CRF150に慣れた体には、バンビから大きな馬に乗り換えたようです。
アクセルはモトクロッサーのCRF150に比べてCRMはとてもマイルド。
う~ん、体が思い出すまでに、しばらく時間がかかりそうです。
CRMに乗っているムービーも撮ったのですが、
SSERからエントリーを取り消されるといけないので
アップは自粛させていただきます。( ̄∀ ̄;)汗
翌日、熱がぶり返し再びダウン。
また一晩で熱は下がりましたが、
体力が無駄に落ちてしまった気がします。(泣)
今度の週末に予定されていた
「全日本トライアル選手権第3戦・近畿大会」は
なんとインフルエンザで中止になったそうなので
この週末は心置きなく練習に当てたいと思います。
23日(土)しどき、24日(日)チーズナッツかな(未定)。
(逆になるかもしれません。)
ご一緒いただける方、ぜひご連絡をお待ちしております。
投稿者:かまた posted at : 23:30 | コメント (17)
2009年05月11日
開けろ!!かまたとすばる君
【まずは土曜日。】
GWは一度もバイクに乗ることなく、
バイクに乗るのは先月29日のオフごっこ以来10日ぶりです。
9日土曜日は朝から5月らしい爽やかなお天気で
風も涼しく、気持ちのよい一日になりそうです。
今日はクロネコさんとtaishoさんが新潟からしどき初参加です。
朝9時。土曜日のミニコースはほぼ貸しきり状態。
taishoさんの姿はまだありません。
クロネコさんは、今日でオフ2回目ながら、
私と一緒に31日のWOMEN'S X(ウィメンズクロス)に出る予定。
この日も、休みだから来たのではなく、
しどきに来ることを決めてから会社に休みをもらったそうです。
「だって、青春は一度きりですから。」
しどきのミニコースは、数日前にブルが入って少しコースが変わり、
危険のないようにジャンプを低く削ったと受付で聞きました。
まずはウォーミングアップをかねて
クロネコさんと一緒にビギナーズ広場で8の字をしていたら
しどきの社長の息子さんで、IAの阿部さん(とお思われる方)が
変更されたコースの試走なのか、一人でミニコースを走り始めました。
GPコースを走っているのは何度か見かけたことがありますが
ミニコースを走るのを見るのは初めてなので、
めったにないこの機会、3人で見学することに。
やさしいミニコースも、容赦なくアクセルを開けて
きれいに、しっかりと攻めるきれいな走り。
そして、それを見つめる私。
そうか~、あんな風に走るのか~。よーっし!
(言うは易し、走るは難し。泣)
この後、@BOSSから提案が。
「せっかく今日はコースも空いているし、
WOMEN'S X(ウィメンズクロス)の予行練習を兼ねて、
飛ばさなくてもいいから1時30分~3時まで、
90分間ノンストップで走ってみましょう。」
・・・・・私、45分しか走ったことないのですが。( ̄∀ ̄;)汗
お昼を食べて、1時30分、いよいよ90分一本勝負開始です。
背の高いクロネコさんにはCRF100がミニモトに見えます。
(確かにミニモトなんですが、ほら、あのもっと小さいやつ。)
初めてのコースでいきなり90分。クロネコさん、あんたは偉い!
途中、@BOSSがマーシャルとして(?)
私の前を走って、引っ張ってくれました。
1時間ほど走った頃、
「あれ?ステップに乗って走るってこういうことかな?」と
自分で思えるようになってきました。
長時間乗っていることで、無駄な力が入らなくなったのか
足の裏でステップを踏んで走り、
ハンドルにはほとんど力を加えていない気がします。
1時間15分経過。
私のバイクには時計がついていたので、
だいたいのペース配分ができましたが
時間のわからないクロネコさんは、
午前中に転んだ部分の痛みもあってここでリタイア。
惜しい!たぶん時間がわかったら、完走していたと思います。
(でも初めてで1時間15分はすごいです。)
私は残った15分、少しペースをあげてみようと
アクセルを開け始めました。
すると、@BOSSも少しスピードを上げ始めました。
3時、終了。
終わってもまだ体力は残っていて、もう1時間くらい走れそうです。
レースではこんなにゆっくりと走ることはないのでしょうけれど
90分の長さが大体からだでわかりました。
GPコースを走るtaishoさん。
その後、taishoさんを加えて少し長めの休憩をとり
午後4時、あと30分だけ走って終わることに。
午後4時30分、練習終了。
片づけをしながら、この日、東京からミニコースに来られていた
「かおりん」さんとお話をしました。
かっぱくんをクロネコさんのCRF100に乗せて撮影。
携帯ブログ「旅人かっぱくん」を書いていらっしゃるそうです。
とってもかわいいブログです。ぜひ覗いてみてください。
もちろん、今回のしどきでのことも紹介してくれました。
「かっぱくん、これからもよい旅を。」
かっぱくんに話しかける私を、白い目で見ている後ろのシト。(泣)
私と@BOSSはいつものように健康センターに一泊して
明日もう一日しどきで練習ですが
クロネコさんとtaishoさんは新潟へ帰ります。
クロネコさん、taishoさん、
またぜひご一緒させてくださいね。
【そして、翌日曜日。】
明けて10日もよい天気でしたが、昨日とは違って朝から蒸し暑い!
なんでも日中には30度を越すそうな・・・。
まずは、昨日ずいぶん走ったので、
オイル交換とエアーフィルターの掃除をしました。(もちろん@BOSSが。)
昨日の砂埃で、フィルターは洗っても洗っても砂が出てきます。
オイルも真っ黒、ドロドロ。
そこへ、ライバル「開けろ!!すばる君」登場!
おはよう!朝から元気がいいね、今日もよろしく!
すばるファミリーはレースのための練習をされているので
一緒に練習をさせていただくととても励みになります。
ライバルすばる君がいると、いつもよりアクセルを開けるかまた。
昨日とはあきらかに違う音に@BOSSもびっくり。
「そうか、あの日の出来事がそんなに悔しかったのか・・・・・」
射程圏内にCRF50のすばる君を見つけると
CRF150で迷うことなく突進!
そう、忘れもしないモトクロス初日、150に乗って
50ccのすばる君にインからスパーッと抜かれた悔しさよ。
ようやくあの日の雪辱を晴らした私。
(なんという大人げない・・・・( ̄∀ ̄;)汗)
よく考えれば、50cc対150ccなんだから
マシン性能から言って私の方が速くて当たり前なのですが。^^;
コーナーですばる君も巻き返しを図ろうとしますが、
すばる君が近づく気配を感じると、
絶対抜かせまいとまたまたアクセルを開ける私。
(本当に大人げない・・・すばるお父さん、すみません。( ̄∀ ̄;)汗)
アクセルを開け始めたら、ジャンプも変わり始めました。
今までは体が遅れて、いつも腕が引っ張られていたのに
ふわっと体が浮くのが自分でもわかります。
今日は暑くて、昨日と違って20分も走れば
顔が真っ赤になって息が上がります。
朝飲んだ「アミノバイタル」なんか、もう使い切った感じ。
ということで、休憩。
水分補給をして、体温を戻しますが
同じだけ走ったはずのすばる君はすでに体力回復。
この差は永遠に縮まることはありません。(泣)
「リバーサイドにも来ればいいのに。」
いきなりすばる君に挑戦状を叩きつけられた私。
17日に川西にある「信濃川リバーサイド」というコースで行われる
キッズクロスの後の草レースのことを言っているらしく、
マシンは150cc以下なら、年齢に関係なく出場できるらしいのですが・・・。
基本キッズクロスだから、きっと50が多いことでしょう。
そこにのこのこ150(=2st 85)で参加して
たくさんのキッズ達にぶっち切られるなんてやだなあ。( ̄∀ ̄;)汗
しかし、それを聞いた@BOSSは
「あんた17日は何もないじゃん、行ってきなさい!」
がーーーーーーーーーーん!Σ( ̄⊥ ̄lll)マジデスカ
お昼ごはんの頃は、気温も31度に。
すばる君と一緒に30分ほど走ったもののついにダウン。
すばるお父さんからアイスノンをお借りして、
1時間以上、日陰で横になって休ませてもらいました。
その間、ほとんどの人が帰ったミニコースに
@BOSSがパイロンを並べ始めました。
「はい、もう十分休んだでしょう!
疲れが取れないようなら無理して乗っちゃいけないけど
乗れるようなら、あんたもすばる君と一緒に練習しなさい!」
@BOSSが用意した練習は、
コーナーの手前で必要以上にアクセルを戻してしまうすばる君に
パイロンまでできるだけガマンしてアクセルを開けっ放しにして
そこからコーナリングに入る、というもの。
「パイロンまでアクセルを戻すな!」
@BOSSが特訓が始まりました。
果敢に挑戦するすばる君。
はじめはオーバーランや転倒が続きます・・・。
すべてのコーナーにパイロンを置き、容赦しません↓
特訓の成果があらわれはじめました。↓
おおー!ギリギリまでアクセルを戻さないで
コーナーに突っ込んで行くようになりました。
すばる君、かっこいい!
ああ。
これでまた、私が再びすばる君に抜かれる日が
確実に一歩近づいた気がします。(泣)
投稿者:かまた posted at : 21:38 | コメント (23)
2009年04月27日
初マディ
@BOSSの母親である「ヨーダ婆」(ヨーダに瓜二つ^^;)。
出かける先は9割方晴れるという驚異的な確率の晴れ女で
これまで私たちも、このフォースの恩恵を何度も賜ってきましたが
この週末は全国的に強い雨という予報だったので
このヨーダ婆を連れて福島へ向かうことに。
いつもなら、土曜、日曜としどきで練習するところを
町内の用事があるというヨーダ婆に合わせて
私たちには珍しく、お昼に出発することになりました。
というわけで、土曜の午前中は
小雨の中、近くの空き地でトライアル。
きっかけ石無しでの、クラッチを使ったフロントアップも
最初に比べて少しは出来るようになってきました。
(でも、ステップに乗っていないからか、
フロントが降りた後の上体がグラグラしてますね。^^;)
午後はヨーダ婆への貢物として(笑)、東洋健康センターへ。
ここは2階に「えびす座」という小劇場があり、
月代わりで本格的な大衆演劇を
昼夜一日二回、温泉のついでに楽しむことができます。
今月は九州からきた鹿島劇団。
笑いあり、涙ありの人情喜劇と歌謡ショー。
実際に大衆演劇を見たのは生まれて初めてですが、面白かった~!
ヨーダ婆も泣いて笑って、あっという間の2時間30分でした。
その甲斐あってか、翌朝の天気予報では
福島の太平洋側(しどきの辺りですね)だけが晴れマーク、
あとは全国的に雨または雪(!)の予報でした。
おお~!さすがはヨーダ婆!と手を合わせ、
翌日は別な演目を楽しめるらしいので、帰りに迎えに来ることにして
そのままヨーダ婆は健康センターに残し、
朝7時、@BOSSとしどきへと向かいました。
日本海側から太平洋側へと変わる阿武隈高原では
青空がきれいに晴れ渡り、ヨーダ婆のフォースの威力を
改めて再認識したのですが・・・
がーん、肝心のしどきは雨(泣)。かまた、初めてのマディです。
ビギナーズ広場もだんだん水を含んできて
8の字をしていても滑りそうで腰が引けてきます。
「マディはフロントに加重なんかしたら、
一発でスッテーンともっていかれるからな。
まずは頭の位置、それからステップに乗る、そしてリア加重。」
とは聞いたものの・・・・・・。
どうしてもアクセルを戻してクラッチを切ってしまい、
スタックしているキッズと共倒れ。(泣)
登りの手前では不要にアクセルを戻して失速。当然フラフラ。(泣)
1時間コースに入っていたとしても
実際に乗っている時間はその半分。
半分はスタックからの脱出に当ててしまい、
走っていないのに、どんどん体力が無駄に消耗していきます。
ぜい、ぜい、ぜい、ぜい。
午後遅くなって、ようやく太陽が顔を出しました。
「降った後に晴れてくると、人が走ったラインはグリップがよくなってくるから
ちゃんとラインを読みながら走れよ。
コーナーはドライの時みたいにバイクを倒して曲がろうとすると滑るから
弧を描かないで、直線で次のコーナーへ向かって
一瞬で方向を変えたら、また次のコーナーへ直線で向かえ!」
ぜい、ぜい、はい!
ですが。
うわ~ん!そっちに行きたいんじゃないんだってば~(泣)
どこが滑ってどこがグリップがいいのかラインを読む余裕もなく
コーナーにくると相変わらずいつものように前に座って
あれだけ注意されたにもか関らず、フロントをもっていかれる始末。
「だから言っただろうが!何で転ぶかわかるか!?
リア加重もできてないし、ステップに乗ってないから
ハンドルに力が入ってフラフラするんだよ!
それにコーナーに入ってからアクセルを開ければ
よけいフラフラするだろうが!
手前でスピードをつけて、コーナーはリアに乗って回れ!」
もういやーーーーーーーーーーー!!!・゚・(ノД`)ヽ
「だいたい前回も言ったけど、あんたは頭が高すぎ!
まずスタンディングでステップに乗ってから
頭をこの辺まで下ろして、一番楽な体勢にする!
くるぶしクリップして!そうすると手足が自由にサスになるの。
ほら、やってみろ!違う、腰を引きすぎ!ステップに乗ってない!」
「こんな日は、フロントにはボールが着いているようなもの。
どっちに転がるかわからない。
だから、できるだけハンドルは力を抜いてあげて
ステップに乗って、リア加重で走るの!」
「バイクの行く方向をあんたが修正してやらないとダメなんだよ!
あんたはバイクをオートマだと思ってるだろう!
違うんだよ!クラッチ、アクセル、ブレーキ、
ぜ~んぶあんた自身が細かく操作してあげるの!!
そんな適当なクラッチ操作してたら、バイクが壊れちまうぞ!」
「あのねえ、俺たちからすると、こんなの"滑る"なんていわないの。
でも、あんたは初めてだから、コレくらいで練習に丁度いいんだよ。
まず第一に、リアなんか滑るのが当たり前。
それをステップで調整しながら走るのがオフなの。
リアは振られて当たり前なんだから、ハンドルにかける力を抜いて
どんな状況でも、あんたが対応してバイクと一緒に走るの。わかるか?」
そんなにすぐに練習して何でも出来るようになったら
誰だってA級になれるよ!・゚・(ノД`)ヽ
・・・・・・と心で思いつつ、かまたギブアップ。
大した時間も走っていないのに、放心状態。
完全に逝っちゃってます。
チェーンが切れそうなほど付いた泥を落としたところ(@BOSSが)。
「どのラインを走れば滑るか滑らないか、
そんなの俺が教えなくたって、他の人の走りを見ればわかるのに、
あんたは教えたことしかしようとしない。
俺だって、どうすれば初心者のあんたがわかりやすいか
考えながら説明をしてるけど
俺が言ったことだけを闇雲にやればいいんじゃなくて
状況に応じて自分で判断をして、上手く行く方法を見つけなくちゃ。
それはもう、技術の問題じゃなくて、人格の問題。
あんたはそこが一番の課題。そこから直していかなくちゃ。」
再び空が暗くなり、雨が降ってきたので
数回フープスの練習をして終了。
バイクを洗車するついでに、あまりにも汚くなった
ドロドロのウエアにも水をかけてもらいましたが
さっぶーーーーーーーーーー!!(||゚Д゚)ヒィィィ
雨具でもゴアテックスでもないメッシュジャージ、
冷水の強烈なシャワーはまるで滝行のようでした。(笑)
この後、ヨーダ婆を迎えにいくついでに、
私たちももう一度大衆演劇を観て
夜9時30分、雨の福島を後にしました。
【本日のおまけ】
こんな状態ではありますが、心配しても始まらないので
5月31日のWOMEN'S X、エントリー完了しました!
(おお~、私にしてはいつになく積極的。)
まだ見ぬジョシの皆さん、どうぞお友達になってやってください。
・・・でも今のままじゃあ、もし当日がドロドロのマディだったら
私なんか完全リタイアだな、こりゃ・・・( ̄∀ ̄;)汗
ところで、業務連絡 >チームカカ3号さんへ
3号さんの分も一緒にエントリーしときましたから!^^
投稿者:かまた posted at : 22:38 | コメント (12)
2009年04月13日
遥かなるWOMEN'S X
土曜日は、先週に引き続いてモトスポーツランドしどきへ。
新潟も福島もあちこちで桜が満開となり
高速から見る風景は、先週から一気に春真っ盛りになっていました。
受付に行くと「しどき」の社長さんが笑顔で「毎度!」。
まだたった2週目ですが、もう顔を覚えてくださって、
こういうのって嬉しいですよね。^^
「異常気象でこの一週間晴れっぱなし。
フロントすべるから気をつけてくださいね。」
比較的人の少ない土曜日のミニコースのパドック、
トランポはやはり私たちだけで、あとの方はレンタルです。
それにしても暑い!
@BOSSから、とにかく水分は先にとっておくことと、
定期的に補給することを言われました。
今日は先週よりもパイロンの数を増やして
回転半径に制限をかけての8の字。
なかなかバイクが寝かせられません。(泣)
まったくバイクが初めてらしい子どもたちがビギナーズ広場に来たので
場所を譲って、ミニコースに入ることにしました。
流して走ってみますが、何周しても先週の方がうまくいったような・・・。
「それはなぜだかわかりますか?暑いからです。」
最初@BOSSが冗談を言っているのだと思いましたが
じきに本当のことだとわかりました。
こんなふうに暑い日は、適度に(かなり頻繁に)休憩を取らないと
自分で感じている以上に判断力も反応もおかしくなるようです。
コースを5周もすると、なんだかヘロヘロ、30分も走れません。
休憩は、すぐにプロテクター類をはずして、
うっ血しないように、足を椅子の上に高く上げて座り、
1回の休憩で最低500mlは水を飲むように言われました。
2度目の休憩でかまた気絶。いつ撮られたかわからない写真。
いつの間にか眠ってしまったらしいのですが
日陰で寝るべきですね。夏なら熱射病です。^^;
でもたった10分の睡眠でしたが、これでかなりリフレッシュできました。
モトクロスはトライアルに比べて、
乗っている時間に対しての体力の消耗が激しいので
疲れてから休むのではなく、時間を決めて定期的に休むことに。
5時まで乗れると言っても、実際に乗っている時間は
考えてみるとかなり少ないですね。
体力つけなくちゃ。^^;
午後5時、しどきクローズ。
まわりを見ると、5時まで乗っているのは私たちだけ。
もしかして、貧乏性なのでしょうか。( ̄∀ ̄;)汗
ということで、本日一番勉強になったのは「休憩の取り方」でした。
この日は、しどきから25kmほど離れた「いわき健康センター」へ。
入浴1365円+仮眠840円。
初めて食べたアロエのお刺身。
トロッとした不思議な食感でおいしかったです。
【そして、翌日の日曜日】
翌朝は7時前にいわき健康センターを出発、
途中もず君と偶然合流して、朝8時にはしどき着。
曇りの今日は、昨日よりずっと涼しくて、カラダも楽です。
着替えて準備をしていると、次々にトランポが到着。
日曜日のミニコースのパドックは新潟ナンバーがずらり。
「チームブッチー(仮称)」のトランポだけで6台、まるで貸切状態です。
8台のHONDAの赤いマシン+1台がずらり、壮観です。
みんな例の赤白黒の「HONDAつなぎ部隊」メンバーなのですが、
残念ながら今日は@BOSSのみ着用。
それも暑さのため、いつもより早く脱いでいました。
「開けろ!!すばるお父さん」はさっそく缶ビールを開けていました。(笑)
さて、今日は「開けろ!!すばる君」の妹、ひびきちゃんが
バイクデビューをするのだそうです。(まだ年長さんです。)
おそろいのFOXのウエアでポーズをとる二人。
おさがりのバイクにまたがって楽しそうにはしゃぐひびきちゃん。
この後、初転倒して人生の厳しさを体験するとは知る由もなし。
ひびきちゃん、人生バイク初体験の瞬間。
ムービーを撮りながら、思わず目頭が熱くなるかまたでした。
こちらもしどき初体験のもず君。
ミニコースで慣らした後、GP(グランプリ)コースに挑戦。
毎回「何か」が起こるもず君ですが、
今回は乾燥してふかふかの地面にフロントを取られ・・・・
頭を打ったようだけど、大丈夫かーーーーーーーーー!?
「いや~、クラッときて、しどきに恋したかなと思いました。」
それだけ言えれば大丈夫。(笑)
手はJランドでの負傷、足は今回の負傷。
男の子はそれくらいで丁度いいんです。
チームカカ3号夫妻もしどき初体験。チームカカ3号さんが
「そういえば、@BOSSさんの"開けろー!"みたいな声が聞こえませんね」
いや、どこでも構わず叫ぶわけではありませんから。( ̄∀ ̄;)汗
(それに"開けろー!"は青パパさんですし。(笑))
昨日みたいに一人で走っているのも練習にはなりますが
みんなでコースを回っているとやっぱり楽しいですね。
ついつい調子に乗って走っていたら、休憩時に@BOSSから
「あんた今日はヘンな意識をしてるでしょう。
昨日より全然ダメ。パワーバンドも入っていないし。
いろいろ課題を言ったけど、間違えたことしようとしてるから
一回ぜ~んぶ忘れて!」
がーーーーん!━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━!!!
でも、@BOSSが言うんだからそうなのでしょう。
もう一度初日に戻って、立ち乗りで
素直に乗ることだけを意識して走ることに。
午後、@BOSSによるフープス講習。
フロントをできるだけ下げないで、こぶに合わせて
アクセルを開けながら通り過ぎます。
こぶを2つ越えするのですが、カメラマン(私)の腕が悪く
画面ではわかりません。音でわかってください。(泣)
こちらはタイヤが見えるのでわかりやすいでしょうか。
フロントタイヤはこぶを2つ一度に越えて、
リアタイヤは1つずつ越えています。
これを真似て、もず君も2つ越えに挑戦中。
アクセルの開けっぷりがいいけんぼっちゃんも2つ越えに挑戦。
開けろ!!すばる君も、いつになくアクセルを開けて行くように。
まるでバネ仕掛けのようですね。(笑)
サスペンションが底突きして、グシャグシャ言っても飛んでます。
私ですか?
みんながどんどんフープスを上手くなっていく中、
一人どんどんタイミングもおかしくなり、ヘンになっていきます。(泣)
こぶの頂上では腕がハンドルに引っ張られるし
頭はガクンと衝撃をもろに受けるし
アクセルとカラダが完全にバラバラな感じ。
他の人が全員上手く見える、悲しい時間が過ぎてゆきます。(TдT)
午後4時、帰り支度の済んだ皆さんとお別れのあいさつ。
「そうか、これからが@BOSSさんの『しごき』本番なのか・・・・」
皆さんのまなざしが「かわいそうに」と言っている気がするのは
私の思い過ごしでしょうか・・・・・・。
皆さんを見送って、ミニコースには@BOSSと私だけ。
「まずあんたは、頭の位置が高過ぎ。
そんなフォームじゃ、手足がサスペンションにならなくて
バイクの動きを吸収できないから
ジャンプも腕が引っ張られるし、ウォッシュボードも
頭がぐらぐらして全体がバラバラになるんだよ。
そんなフォームで練習してたって、何にもなりません!」
2日間の練習の最後の1時間になってそんなことを言われたら
この2日間がすべて無駄だったってことでしょうか・・・。
過ぎた時間がもったいなくて、涙が出そうです。ジワ~~~。
「そうじゃないの。
あまりスピードも出さずに、ツーリングっぽく走っている内は
頭の位置が高かろうが、ひじが下がろうが、影響はないんだけど
あんたはだんだんアクセルを開けるようになってきたから
影響が表面に現れてきたの。」
じゃあ、最初の段階でフォームから教わったほうがいいのでは・・・
「いや、最初にフォームから入ったってわからないよ。
だんだんスピードが上がったり、きついコーナーを回るようになってきて
うまくいかないところが如実に現れて来るんだよ。
普通はそうなってきたら、いい位置に頭や手足がくるように
自分で少しずつフォームを修正していくんだけど
あんたは自分でそれができないし、
教えたことしかしないだろうから教えます!」
す、すみまへん・・・・・( ̄∀ ̄;)汗
「これ以上、今のフォームのままで走り続けると
その内、絶対ジャンプでまくれたり、首を痛めたりするから。
手足がサスペンションとして一番動きやすい位置にくるように
基本姿勢はこう!頭はこの辺、腰はここ!ひじが低い!
ニーグリップして!一番楽な位置に!あご上げない!」
・・・・なんか乗馬の姿勢とそっくりですね。
それにしても、今までの私の姿勢は何だったの?(ノ゚д゚)ノ オオォォ
かまた、攻めの走りで破綻が始まり出した頃。
上体や頭がグラッグラしてます。
アクセルを開けようが、バイクを倒そうが、
きちんと手足がサスの役割をするように、フォーム改造開始。
が、なかなかうまく出来ませ~ん。(泣)←泣くな!
でも、フォームを言われたように直して意識して走ってみると、
他に何か変えたわけではないのに、
衝撃が少なくて、前より全体が自然と丸く行く感じがします。
(たまに、それもイメージですけど。)
「フォームを意識して、攻めて行け!
オーバーランしそうになったらチャンスだと思え!
ブレーキが間に合わなくても、バイク倒せば曲がるから!」
最後の30分、あ、今のはちょっとよかったかも、ということが
ほんの1~2回ありましたが、
「ああ、これかあ!」とクオリアがわかるには時間と体力が足りず。
残念ながら5時を待たず、体力切れとなってしまいました~・゚・(ノД`)ヽ
「あんたはもっと、上手い人が乗るのを目で見て勉強しないとダメ。
それから、自分でバイクの邪魔をしないこと。
速く走りたいんだったら、バイクを助けてあげないと。」
ああ、WOMEN'S X(ウィメンズクロス)は遠いっす。(泣)
でも、この2日間で先週より確実に前進したことが1つだけ。
CRF150のエンジンを1~3回のキックでかけられるようになりました。
よかった、よかった。(やっとスタート台に立った感じです、^^;)
来週末はトライアルですが、
その次の25~26日は再びモトクロスしどきの予定です。
ご一緒いただける方、現地でお待ちしています。←召集令状
投稿者:かまた posted at : 19:05 | コメント (8)
2009年04月10日
課題山積み
この一週間、ものすごくいいお天気が続いて、
新潟の桜の花も一気に咲き始めました。
次回のしどきが楽しみで仕方ない私にとっては、
週末も晴れるかどうかが心配で心配で・・・。
でも、新潟も太平洋側もずっとお天気が続くみたいで一安心です。
(雨でも行くけど。)
一気にほころび始めた桜のつぼみ。遠くの山には残雪が。
さて、先週末のしどきの帰りに@BOSSから
「まずはこれに気をつけること!」と言われた課題が3つありました。
●途中で気を抜かないで、とにかくアクセルを開ける。
●できるだけスピードを落とさなくて済むラインを選ぶ。
●遅い人を抜く時もずっと手前から抜き方をイメージして、
追いつくと同時に抜く。(決して後ろにつかない)
ところがこの一週間、仕事の後でブログやムービーを見返すたびに、
どんどん@BOSSからの課題が増えていきます。(泣)
(ホントなら自分で課題を見つけるのが、あるべき姿でしょうけれど。)
●ウォッシュボードでコブごとにアクセルを開けて、フロントを下げない。
●ジャンプしなくてもいいから、もっとアクセルを開けて登る。(頂上では戻す)
●座る必要がなければ無理に座らず、外足でエッジをもっと感じて回る。
●コーナーで座るときはもっと前に座る。
●無駄に小さく回らなくていいから、バンクを利用してみる。
●出す足はできるだけフロントフォークに沿わせる。
●手足はサスペンションと考える。
●減速はブレーキで、と決め付けない。何パターンもやってみる。
●ひじを上げる。あごを引く。
●他の人の走りをよく見て、自分と比べてみる。
・・・・・・・・・・・・・覚え切れません。( ̄∀ ̄;)ムリムリ
何かのテレビ番組で見ましたが、ゴルフの上田桃子ちゃんは
フォームの修正に、実に200項目に及ぶチェックポイントがあるそうです。
でも、私には3つが精一杯。(それも同時には無理。泣)
何はともあれ、明日はアクセルを開けて行きたいと思います。
(結局、勝手に1つにしぼった私。^^;)
では、行って来ま~す!
【本日の、どーでもいいおまけ。】
ここのところ急速に、ブッチー病院周辺で
「HONDAつなぎ部隊」が増殖しているらしいです。
左の写真は1号と4号、右は6号のすばるお父さん。
ちなみに、もず君2号、@BOSSは3号だそうな。(着込み順)
現在、暫定リストで7号まで決まっているそうですが、( ̄∀ ̄;)汗
"日本人なら和の心!"を旨とする「赤と白と黒のヒトビト」は
この先もどんどん増えるらしいので・・・
私はおフランス人らしく(?)「赤と白と青のヒト」で行きまっす!
投稿者:かまた posted at : 19:36 | コメント (9)
2009年04月06日
モトクロス初挑戦!
突然ですが。
美容と健康のために、新しい健康器具を買いました。これです。↓
かまた初のモトクロッサー、HONDA CRF150RⅡ。顔がにやけます。
トライアルでバイクの基本を身につけると同時に
走破性を身につけるために、とにかくバイクを乗り込め!
と言われるものの、CRM50ではパワー不足で、
新たな練習用のバイクがほしかった私。
比較的手に入りやすいCRF100じゃダメですか?と聞いたら
「ダメ!あんたの練習車は、ぜったい150!」と@BOSSが言うので
すでに今年型の予約生産を終えてしまったCRF150を
ブッチー病院に無理を言って探してもらっていたマシンです。
それがついに届いたという連絡をもらって
土曜の朝早く、受け取りにやってきました。
今日はこのまま、福島県いわき市にある
モトスポーツランドしどきへ向かう予定です。
どこかでトライアルをするかもしれないから、という理由でBeta、
そして@BOSS用のCR250とともに、さっそくトランポに積み込み。
「しどき」には、本格的なモトクロスコースのほかに
初心者向けの「ミニコース」(1日2000円)があるのだそうです。
いつもと違う点、それは、今回の「しどき行き」が「ドナドナ」ではなく
私が自ら@BOSSに志願した、というところ。
すげー、どうしたんだ、かまた!
いや、それくらい、楽しみにしていたのでありました。
磐梯山SAにて。だんだん雪が少なくなってきた磐梯山。
午後1時、しどき到着。受付で今日の走行申し込みをします。
「今日は初めてという方が10人くらい来られていて
女性も数人いらっしゃいますよ。」
本当ですか?よかった。^^
ミニコースはキッズも安心して練習できるように、
観客席からほぼ全貌が見渡せます。
土曜日のミニコースのパドックには他にトランポはありませんでした。
皆さん、レンタルバイクを使用されているようです。
さっそく私も着替えてストレッチ開始。
ミニコースのすぐ脇には、8の字走行練習などに使うようにと
「ビギナーズ広場」も用意されています。
「こわいよ~」と言いながら、女の子が教えてもらっています。
(↑私も言ってみたいよ。泣)
チーム「アトラス ワークス」教官、兼メカニック?の@BOSS。
いつもありがとうございます。
では、さっそく火を入れたいと思います。
「カチッ」「カチッ」・・・・・かかりません。
このマシンは始動が難しい、と話には聞いていましたが、
キックの強さより、アクセルの微妙な開け具合によるようで
かかったり、かからなかったり、かからなかったり。
(でも@BOSSがかけると、ほぼ一発でかかるのが悔しい。)
「かかったらその時に一回で覚えろ!」
さっそく@BOSSのゲキがしどきの山にこだまします。
「そんなんじゃ、レースですぐリタイアだぞ!」
確かに~(泣)
ブォン!かかったー!
走り出してみると、うわ!なんだこれ!
アクセルを少し開けただけで、フロントがブワン!と浮きます。
「半クラッチを使うんだよ、半クラッチ!」
ひぇ~、びっくりした~、さすがレーサー(競技専用車)!
では、ビギナーズ広場でさっそく8の字の練習開始。
今週のテーマは「訳あって、座らず走れ!」だそうです。
(もちろんその訳は@BOSSしか知りません。^^;)
首をかしげながら走っていますが、
うまくいかないのはバイクのせいではありません。(泣)
半クラをうまく使わないと、すぐにフロントが浮いたりエンストしたり。
最初はバイクの挙動におっかなびっくり。
「座らない」ぎこちなさがありますが、それでも・・・
しばらくするとだんだん半クラッチにも慣れて、
少しだけスピードが上がり、アクセルも開け始めました。
「外足のステップを踏みながら回る!」
両足で立ちながらのターンの最中、
外足ステップの踏み方で、エッジを立てて
遠心力で「クルリ」と回るコツがなんとなくつかめてきました。
カービングスキーはやったことがありませんが
たぶんこんな感じなんだろうな~と思います。
疲れてエンストをすると、恒例の1000本キック。(泣)
約2時間の8の字練習を終えてコースに入ったのはもう4時。
5時クローズの前に、コースに慣れるために何周か走ってみました。
今日はここから30分ほど離れた海岸沿いにある入浴施設
「太平洋健康センター関の湯」の仮眠施設を利用して宿泊、
明日は「しどき」のオープンと同時に来る予定です。
名物「めひかり」の唐揚げ。ほくほくして美味しかった~。
【そして、翌日】
入浴2000円+仮眠1000円の大温泉施設「太平洋健康センター関の湯」。
露天風呂からは、太平洋が一望できます。
日曜日は、ミニコースのパドックもいっぱいに。
朝9時、ビギナーズ広場では、すでに
「開けろ!!すばる君」とすばるお父さんが8の字を練習していました。
すばる君もかわいいけれど、すばるお父さんもかわいいです。(笑)
彼が当面の目標、「開けろ!!すばる君」です。
今日もやるき満々のかまた。ですが。
タラタラと走る私のインをついて抜くすばる君。(泣)
ミニコース用レストハウスの上には、太平洋を見下ろすテラスが。
おどけるすばる君とキッズたち。
立ったままでコーナーを回る私を見て、すばるお父さんが
「コーナー、座らせないんですか?」と聞くと@BOSSは
「今座らせても、座る意味がまだわからないと思います。」
さて、午後になり、再びビギナーズ広場に来るように呼ばれた私。
もう一度、8の字の練習をします。
「その前にちょっと乗せて」と@BOSS。
「おー!こりゃおもしれ~!」
さて、今の@BOSSの音をマネるようにアクセルを開けて
今度は座って8の字をやってみるように言われました。
「直線になったらすぐアクセルを開けて、
ブレーキをきっかけにシートの前方にどーんと座って
外ステップでバイクのグリップを感じながら回る!」
座るタイミングがまだよくわかりませんが、
昨日、立ったままエッジを立てて回る練習をしたので、
自分が「やじろべい」を作る感じはなんとなくわかります。
まだ、立ったままの方が速く回れる感じだけど
座って足を出すとバランスが取れて
小さく、膨らまずに安定して回れるみたいです。
去年、CRM50で、この8の字の練習をしたことがありますが
足を出す意味も効果もわからず、結局できませんでした。
でも今はわかります。
では、もう一度ミニコースに入ります。
ウォッシュボードでもまれるうちに、やっと少し飛び始めた私。
だんだんアクセルを開けるようになってきたら、
ジャンプのところで、少しだけ浮いたような。
(まだ飛んじゃいけないと言われていますが。)
昨日の私と比較してみたいと思います。
こちらは昨日初めて走ったコース練習。
たらたら何のメリハリもなく流しています。
(本人は必死に走っているつもりだったと思いますが。^^;)
こちらが2日目のコース練習。
まだまだではありますが、明らかに昨日とは変わったと思います。
(変わらなかったら@BOSSが怒ることでしょう。^^;)
今までに比べてかなりアグレッシブっぽい私。
でも、コーナーが1つ終わると、次のコーナーまで
勝手に「リエゾン」にしてしまうので
全体的にはやっぱりツーリングっぽいですね。( ̄∀ ̄;)スミマセン
「あんたは途中途中がツーリングで
いらないところでアクセル戻しすぎ。
モトクロスは競争なんだから、出来るだけ開けっ放しなの、バーッと!
気を抜かないで、とにかくアクセルを開ける!
できるだけスピードを落とさなくて済むラインを選ぶ!
人を抜く時もずっと手前から抜き方を決めておく!
まずはこの3つを気をつけて課題にすること!」
はいっ!
帰りのトランポでは、もう背中、太ももがバキバキなのですが
モトクロス、気持ちいいです。
ココロの老廃物も洗い流してくれる感じ。
まだ始めて2日目ですが、私の性格的には向いている気がします。
ちゅーことで、来週もしどきの予定です。
さらば、トライアル!(ウソ)
【本日のおまけ】
「今回のブログ、手抜き?」
一番最初に読んだ@BOSSからそう言われました。
いや、決して手抜きではないのですが
トライアルに比べると、良くも悪くも
心の葛藤がないんですよ、今のところ。^^;ゞ
だからなんとなく絵日記みたいになっちゃいましたが、
いずれきっとモトクロスでも泣く日がくるのでしょうから
今のうちくらいは「楽しい、楽しい」でも勘弁してください。
それにしても、私だけ乗ってストレス解消して
なんだか@BOSSに悪いなあとは思うのですが・・・。
「あんたがちゃんと走れば、私のストレスも無くなります。」
あ、な~るほど。( ̄∀ ̄;)汗
投稿者:かまた posted at : 22:02 | コメント (17)
2009年03月23日
Betaでオフトレ
連休初日の20日。
「今日はオフロードの練習をします!」
という@BOSSに連れられてやってきたのは
taishoさんに教えてもらった海岸に近い林です。
駐車場で偶然(?)もず君たちと一緒になりました。
持ってきたマシンは@BOSS用のCR250と、私用のCRM50、
そして念のためにBeta250の3台です。
「オフトレ」ということで、CRM50を持ってきてはみたものの
あまりのパワーのなさに、@BOSSよりBeta250に変更の指示が。
それじゃいつものトライアルの練習とおんなじですがな・・・。^^;
切り株だらけの林で道に迷った仔ウサギのような私。
チンガード、ゴーグルなしでは顔が枝やとげで傷だらけになりそう。
もちろん頭からつま先まで完全プロテクトしています。
林の中に、すり鉢状のヒルクライムゾーンが。
初めてのヒルクライム。開けりゃ行くことはわかっているのですが。
でも、砂地でフカフカしているので、転んでも痛くないところがポイント。
何が私をびびらせるかというと、
高さではなくて、出口付近にあるわだちからはずれたら
ハンドルを取られるのではないかという無意味な想像。
そのために、どうしてもその手前でアクセルを戻してしまいます。
頂上にあった丸太にひっかかり転倒。
自分で転んでおきながら、イラッとして拳で丸太を叩く私。
土は転んでも痛くないけど、丸太はやっぱり痛いっす。(泣)
でも、プロテクターってすごい。この日はあざ一つ無し。
もう今日からぜったいどんな練習でも
ブレストガードを着けようと心に決めました。
斜面の手前でアクセルを開けて、スピードをつけて
登りきる手前ではアクセルを戻して、後は惰性で登りきる。
頭ではわかっているものの、
どうしても頂上にある木につっこまない様にと
フロントブレーキで止まろうとしてしまう危ない私でしたが
あえてフロントブレーキに指をかけないで登ったら
だんだんうまくアクセルを戻せるようになってきました。
と思ったら今度は・・・・・
今登って来た坂を降りろ!と千尋の谷に突き落とされた私。(泣)
いや、まだ心の準備が・・・・
な~んてことを言って勘弁してもらえるはずもなく。
躊躇していると、
「北海道4DAYSのSSにはこんなところいっぱいあるよ」
という『印籠』を差し出す@BOSS。
これを出されると、「行かない=リタイア」ですから
やらないわけにはいきません。
が。
腰を後ろに引いてエンブレで下りれば
何のことはありませんでした。^^
さて、午後は海岸を走ってみることに。
まずは駐車場に戻って、遅い昼食。
先に食べていたもず君とけんぼっちゃんは
コーヒータイムを楽しんでいました。
私たちもおにぎりを食べて、すぐにエンジンをかけたら、
「かまたさん達って、乗ってるか食べるかどっちかなんですね。」
と言われました。確かにそうかも。(笑)
Betaちゃん、こんなところを走ってゴミン。でも心は疾走モード!
まずは長い直線を走ります。
日も西に傾き始めて、暑くもなく寒くもなく
すがすがしいライディングタ~イム。
免許を取る前に一度走ったことがありますが、
あの時は砂が怖くて、まっすぐ走ることもままならなかったけなぁ。
私なんかまだまだみんなのように
アクセル全開でグワーッ!みたいなことは全然できませんが
それでもまっすぐ走っているだけで
体中がリフレッシュしていくのがわかります。
気持ちいいです!
またまたマシントラブル発生。たそがれるもず君。
一日のうち、何度もお互いを助け合い支えあう二人。
さて、練習再開。
@BOSSが砂に目印となる棒を立てて
「ではコーナーリングの練習をします!」
あれですか?MXのコーナーとかで内足を出して走るやつ?
「あれはコーナーだから内足を出して走るんじゃなくて、
出した方がいいコーナーだから出すんです。
出さなくてもいいのにコーナーだからと言って出す人もいるけど。
今日はどちらかというと、ラリーとか、エンデューロで
座らないで、足も出さないで速く走るための
コーナーリング練習をします。
アクセルターンの様なものです・・・と言ってもわからないかと
思いますが・・・。
とにかく今回は、走るのは速くなくていいから
コーナーでマシンを倒しながらアクセルを開けた時に
どれくらい倒したらどうなるか、どこで開けないとどうなるか
そんな風に、バイクの特性をつかんでください。
足を出さないでアクセルを開ける事でリアタイヤを振って回る、
これが目標です!」
はい!ではっ!
と言った矢先に、すぐにコーナーで砂を蹴散らせながら
すっころんでしまいました。(残念ながらムービーなし)
バイクを倒して、着きたい足をなんとかこらえる!!
どれくらい倒し込んで、どれくらいアクセルを開けたら丁度いいのか。
危ない!と足を出したり、アクセルが足りなくて転んだり。
これを何回か繰り返しているうちに、
転ばないようにアクセルでバランスを取りながら
リアを振って回るコツが少しずつわかってきたような。
まずは右回り。なかなかアクセルを開けられず足が出てしまいますが
なんとか堪えていく内に最後はリアを振れるように。
今度は左回り。
シートの無いBetaでは座れないので
コーナーで外足ステップを踏みながら内側前方に倒れこむようにして
アクセルで発生する遠心力でバランスを取って回ろうとしますが
砂地でマシンを押さえ込むのってこんなに力がいるんだ~!と
改めてびっくりしました。
夕日に酔いしれて走るかまた。
「最後の方はリアを上手く振れるようになったじゃん。」
と@BOSSに言ってもらいましたが、
自分ではあまりよくわからないのが悲しいです。
(自分でムービーを見てもよーわからん。^^;)
だんだん腕が上がってきて、フロントが取られたら
リアがどんどん埋まってこんなことに。
いったい自分に何が起こっているのかわかりませんでした。(笑)
(でも@BOSSはわざとこうして砂にリアを埋めて
サイドスタンドのないバイクを立てていましたっけ。)
この後、@BOSSが夕日の中でCR250を走らせましたが
ブウォー!と砂を巻き上げながらリアを流して走る姿は
雑誌の表紙のようでかっこよかったです。
カメラを@BOSSが持ったまま走ったので
ムービーは撮れませんでしたが・・・残念!
午後5時45分終了。
「すがすがしさ」が先立って、
あまり疲労を感じていなかったものの
普段トライアルではあまり痛くならない筋肉、
特に背中と二の腕がパンパン。
でも、夕暮れの中、海岸を走ること自体
ものすごく気持ちのいい休日となりました。
投稿者:かまた posted at : 21:15 | コメント (14)
2009年03月01日
Jランド
本日は@BOSSの予告どおり、オフロードコースへドナドナ。
行く先は安田の「Jランド」というオフロードパークだそうです。
出発してちょうど1時間。
前泊組みがいるというので、朝7時には着きましたが、
受付は9時からなのだそう。
もとは市営スキー場だったらしい「Jランド」。
コースの幅は広くて、激しい段差もないので
私でも大丈夫!と@BOSSは言いますが、ほんまかいな。
一応コースの下見。結構な登りで息が切れそう。
途中、ものすごいマディなエリアが。
歩いていても靴に泥がついて、足が上がらなくなります。
こんなところにはまったら・・・・・・。
(で、案の定はまるわけですが。)
さて、今日はいつものかわいいトライアルマシンを降ろして、
KTM640、CRM250、そしてCR250を持ってきました。
うちの会社には250より小さいマシンというと
いきなり50ccしかないのです。
一度@BOSSが乗って以来、1年ぶりに火を入れたCR250.。
CR250も、CRM250並みに車高が高くて足が全然届きません。
しかもサイドスタンドがないので
私にはキックでエンジンをかけることができません。
こりゃあ絶対途中で止まれないぞ・・・・・。( ̄∀ ̄;)汗
突き出しを6mm増やすことで、車高を少しでも下げる@BOSS。
(それ以上は、現状だと、ハンドルに当たって増やせません)
それだけでも少しは低くなりましたが、足はやはり届きません。
でも、モトクロッサーなので、車体はものすごく軽い!
このはじめてのオフロードコースで
今日のマシンは、モトクロッサー・・・マジですか・・・( ̄⊥ ̄lll)
背中に不安と期待を漂わせるかまたです。
そしてここにも、本日市場に連れてこられたドナドナ2号が。
「私、平らなところしか走ったことないです・・・」
不安そうにコースを見つめるチームカカ3号さん。
大丈夫、大丈夫!と人には軽く励ます私こそ大丈夫か??
初めてのモトクロッサーCR250、いざ!
ああ、すみません、すみません。邪魔ですね。
CR250でいきなり揉まれる私。(泣)
その後、ヨッシー(仮称)さんから、CR85RⅡを借りて走ってみることに。
CRF100よりピーキーでパワーがあり、
下手に開けるとまくれ上がると聞いていますが・・。
でも、サイズはいいなあ。これほしいな~。
初めてのCR85RⅡ。このエンジン音、大好き!
でも、半クラッチがうまく使えず、いきなりエンスト。
開けさえすれば、とりあえず登りはパワーで登るCR250と違って
85はパワーバンドをうまく使わないと途中で失速してしまうので、
とにかく開けるようにしたら、今度はのぼりで
フロントがふわ~っと浮き気味に。
今みたいにずっと走れたらいいのに、と思いつつも
戻すとすぐに失速してしまいます。
初めてのCR85RⅡでも、やっぱり揉まれる私。(泣)
このあと、例のマディポイントでスピードが足りず
フロントを取られてエンスト。ぬたぬた地獄に。
CR85RⅡは軽いので、そのままひきずって
乾いたところまで運びましたが
その後CR250に乗り換えてこの泥にはまったときはもうお手上げ。
遠くから@BOSSが歩いて救助にきてくれました。
「こんな泥、手前からアクセルを開けて
なんでもないように走り抜ければいいだけだよ。
だいたい、全体的にアクセル開けなすぎ。スピード遅すぎ!」
ということで、何点か、くだりや泥、登りのコツを教えてもらい、
その後は一度も途中で止まったりすることなく
コースを周回できるようになりました。
午後からはアクセルを開けることを課題にしたいと思います。
お昼過ぎ、カメラマンとサポートに徹していた@BOSSも、
ようやく乗る準備にかかりました。
ただ一人、まだ泥にまみれていないピカピカの@BOSS。
しかしトラブル発生でなかなか乗れず。
もず君のエンジンケースが割れてオイルがもれていたので
とりあえずエポキシ(クイックメタル)で応急処置。
@BOSSはこの後、2~3周くらい走りましたが、
今日は私の練習だからと、再びカメラとサポートに回ることに。
お昼のおにぎりを軽く食べて、再びCR250で練習。
走っても走っても、後ろからどんどん抜かれます。
あまりの悔しさにだんだんアクセルを開けるように。
本日のなんとなくサービスショット。
もっと前に座って、押さえ込みながらアクセルを開ける!
@BOSSにそう言われて、朝よりはましになってきたかな。
私と一緒にNAの人が走っていましたが、
私も250、彼も250、でも音が全然違います。
あんな風に、パワーバンドを使って走れたら
どんなに気持ちのいいことでしょう。
午後3時、帰り支度。
ここJランドは洗車場つき。もず君、手伝ってくれてありがとう。
帰りのトランポで、@BOSSが撮ってくれたムービーを見ましたが
私ってば「遅っ!」(泣)
コース内で私だけが「ツーリング」です。(泣)
でもまあ、初日だし、と気を取り直して
「負けるな、かまた!」と自分に言い聞かせるしかありません。
トライアルの練習と並行して
こうしたコースや林道を走る練習もしなくては。
5月31日、チーズナッツで行われる「WOMEN'S X」、
できたら行きたいと思っています。
そして、その時までにどれくらい走れるようになるかで、
北海道4DAYSのエントリーを決めようと思っています。
(くしくも、WOMANS' Xと北4プレエントリー締め切りは同じ日。)
みなさん、今日は一日ありがとうございました!
投稿者:かまた posted at : 23:55 | コメント (18)