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2007年08月05日
寅さんを偲んで
空はピーカン、夏真っ盛り。
なのに、まだCB750の修理部品が届かないので
今日もバイク以外のブログです。(>_<。。。
BSで放送された寅さんシリーズ全作を見てからというもの、
ずっと行きたかった葛飾区柴又の「寅さん記念館」。
この8月4日に、念願かなって行ってきました。
柴又駅前でいきなり寅さんに遭遇。
「すみません、記念館はどこですか?」
「お嬢さん、あっしに聞かねぇでおくんなさい」
お、今度は生きた寅さんに遭遇。
寅さんの格好でボランティアガイドをなさっている芸人さんで
この皮かばんも、山田洋次監督から頂いた
本当に寅さんが使っていたかばんなのだそうです。
「知ってるかい?今日は寅さん(渥美さん)の命日なんだ。
今日ここへ来たってぇことも何かの縁だねぇ。
俺もね、これから(渥美さんの)墓参りに行ってくるんだよ。」
へ~え!今日がご命日だったなんて!
帝釈天の表参道は映画のロケとほとんどそのまま。
名物「草だんご」「くず餅」を出す甘味屋さんをはじめとして
昔ながらの懐かしいお店が軒を並べています。
飴屋さん↓
手焼きせんべい屋さん(暑そう・・)↓
記念館は帝釈天から歩いて5分ほど。
最後の48作目で使用された「くるま菓子店」のセットが
そのまま保存されています。
映画のワンシーン↓
現代のさくらとおばちゃん↓
寅さんとの記念撮影↓
黄疸(おうだん)か!という顔色ですね・・・・( ̄∀ ̄;)汗
だけど1回500円は良心的。
(石原裕次郎記念館は2500円だったな、たしか。)
記念館(公営)も、柴又の町も帝釈天参道も、
あまり観光客にすれていなくて好感がもてました。
もちろん昭和40年代とは町並みも変わっているはずですが
お店の人も昔ながらの商売を続けてきて今に至った感じ。
そういえば、昔こういうお店があったなあと
懐かしくそぞろ歩きました。
あとは全DVD「男はつらいよパーフェクトBOX」を買うかどうかだな・・。
投稿者:かまた 2007年08月05日 12:57
コメント
投稿者:コタン 2007年08月07日 09:53
新潟がロケ地になったのは 佐渡くらいかと思いきや・・
魚沼各地が 結構使われてるんだね~
幅広く愛される理由も 分かる気がする。
それにしても セピア色ならぬ 黄疸カラーの写真には
改めて 笑わせてもらいました。
投稿者:かまた 2007年08月07日 10:44
そうそう、雪深い広瀬の駅での集団就職のシーンや、
檀ふみ演じる先生が、六日町の過疎の小学校に赴任したシーン、
どうも「田舎の過疎地」という設定が多いのは致し方ないですね。
黄疸のふたりは、別の写真を切って貼ったみたい。
まあ、500円ならよしとしましょう。
笑えるし。(笑)
投稿者:ちゃや 2007年08月07日 21:22
全作みたの?スゴイな。
時代と共に寅さんの居場所というか立ち位置が
少しずつ変わっていくのが、切なかったな。
と、語るほど観てはいないけど、なぜか好き。
投稿者:かまた 2007年08月07日 21:41
全作は見れなかったけど
約1年半の間、土曜の夜が楽しみで楽しみで。
それまで1本もちゃんと見たことがなかったのに
BSのおかげで、ホントに大ファンになりました。
特に「おいちゃん」と「おばちゃん」が好き。
48作がだんだん残り少なくなっていくにつれて
人生の楽しみがだんだん減っていく気がしましたです。 ・゚・(ノД`)ヽ
DVDを買うといつでも見れると思うとちょっと味気ない。
あの、楽しみに来週を待つ気持ち、なかなか最近そういうのがないので
ホントに土曜の夜が楽しみでした。
だからリアルタイムで、盆と正月の新作を楽しみに
映画館(劇場というべき?)で観た人たちがうらやましい・・・。
投稿者:@BOSS 2007年08月07日 23:17
あれっ?(誰のブログにコメントしたか忘れちゃいましたが・・・)
知床でバイトした年、第38作「知床慕情」の公開年でした。
実際の人生で「映画の中の世界」の寅さんが
重なりあった経験をしてしまうと、
渥美さん自身が語っているように
「本当に、この世に寅さんが存在をしているー」という
リアルな錯覚をしてしまいます。
いや・・、実際、映画からこの世に飛び出したんですよね、寅さんって。
今もどっかで旅しているんですよね・・・、きっと。