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2011年02月13日
節目
話は数日前にさかのぼりますが・・・
「かまたさんにクール便です」
会社に届いた「酒」というシールの貼られたダンボールを開けると・・・
PIA町田店、新台入替?
ここへ来いってことかな??( ̄∀ ̄;)汗
このチラシをめくると、その下には
「オードリー様、@BOSS様」と書かれた封筒と
チョコとオレンジの甘~い香りが。
わ~!バースデイパウンド!♥♥♥♥♥
そして@BOSSにはバレンタインのチョコレート。
doronqoさま、今年もありがとうございます。
去年も同じことを書いたけれど、
こうしておいしいケーキやワインを送ってくださること以上に
私ですら忘れている誕生日を心に留めてくださって
こんなふうに手間隙をかけてくださることが
本当に何よりも嬉しいです。
よーっし、今日も仕事がんばろーっと!
*******
さて夜は。
@BOSSとコタンさんが一席設けてくれました。
なんとも不思議なイルミネーション。
真っ白な雪の降り積もった夜に遠くから見ると、
まるで小さなこじゃれたレストランのようにも見えるのですが
近づいてみれば、縄のれん。(笑)
純和風の居酒屋さんで、今夜は「スッポンのコース料理」だそうです。
う~ん、味がありますね・・・・・・( ̄∀ ̄;)汗
「ではあんたからひと言、年相応な挨拶を。」と@BOSS。
年相応の挨拶???^^;;;
まあ、月並みではありますが・・・
体力と時間がありあまって、しがらみとお金は無い、
自由な学生の頃だったからできたこともあるけれど、
いろんな経験をしてきて、選択肢と判断基準が増えた
今だからこそできることもあるわけで、
これからもいろいろ楽しみです。
でもこの先、できなくなることもたくさんあるはず。
そして、「この先」がどこまで続くかはわからないのだから、
今やりたいことで、今できそうなことは、
遠慮なく、悔いなく、やっていきましょう。
みんな、よい人生を送れますように。
ということで、乾杯。
まずは、スッポンの生き血。
全然生臭いことなどなく、ワインのような味に仕上がっています。
こちらは結構苦味のある、スッポンの肝のお酒。
スッポンの刺身と一緒に出された、まだトクントクンと動いている心臓。
誕生日なのだからどうぞと、代表して私が頂きました。(-人-)
左は脾臓、奥の黄色い粒はスッポンの卵です。
スッポンの肉のから揚げと、
甲羅を丸ごと煮込んだスッポン鍋。
「コラーゲンたっぷりでよかったね」とさやか嬢が茶化します。
たしかにプリプリのコラーゲンはありがたいことですが、^^;
ちょっと今夜は茶化す気にはなれません。
誕生日のお祝いにと、さっきまでこの世に生きていた命を
ひとつ丸ごと捌いて、血も肉も一片も残さずに頂いた今日のお料理、
(もちろん普段食べる野菜でも魚でも鶏でも、
命を食べることに変わりはないのですが、)
まるで祝いの席のために、生きている羊を一頭、
生贄にしたのと同じような感じがして、
なんとも厳粛な気持ちで、一口一口箸を運びます。
こうしてひとつの命を丸ごと頂いて、ひとつ年を重ねました。
今夜はそのまま、コタンさんの家にお世話になります。
薪ストーブの炎をずっと見ていると、暖かくて気持ちよくて、
今がいつでどこにいるのかわからなくなりそうです。
パチパチと薪が燃える音を聞きながら、
シュラフに入って誕生日の夜を終えました。
朝起きると、外はうっすらと雪化粧。
玄関で過ごしたウトロン。おはよう。
コタンさんが、消えたストーブにもう一度火を入れてくれました。
カーテンを開けたら、サッシ一面、目に刺さるような白い雪景色。
雪国に暮らすことの楽しさと大変さ、
年をとってからもずっと同じ生活ができるのか、
そんな話をとりとめなくしながら、
温まってきた部屋で朝のコーヒーをご馳走になって
今日の仕事へと向かいました。
さあ、また新しい一年が始まります。
投稿者:かまた 2011年02月13日 10:10
コメント
投稿者:Nori 2011年02月13日 10:34
はっぴばーすでい。
先輩にも、誕生日ってあったんですね。
なんて、ボケたことをボケた頭で思ったりしました。
なんとなく、体調不良で、動く気が起きなかったりしてたのですが、ちょっとだけ、GS君を動かしてみようかなという気になりました。
お仕事、おきばりください。
で。。。
あいさつが、ばばくさいですよ。(笑)
なんてな。
投稿者:かまた 2011年02月13日 10:56
>Noriさん
ありがとうございます。
あはは、「年相応な挨拶」って言われたもんで・・・^^;
でも、死んだと思った去年の夏の事故を思い出すと、
「この先」はいつまであるか、誰もわからないって思うんです。
時間とお金と体力にはどうしても限りがあるけど
やりたいことは出来ることから順番にやっていかなくちゃ、と
この節目に改めて思った次第です。
だから、この3連休に会社にこもって
仕事なんかやってる場合じゃなーい!はずなんですけど・・・(泣)
投稿者:たにい 2011年02月13日 13:42
年齢不詳のかまたさん、ハッピーバースデイ!
誕生日おめでとうこざいます。
この冬は、なかなかバイクに乗る機会が無く、遠征しているかまたさん達を見習いたいのですが、なかなか(^^;
雪、すごいですね。
遭難しないでね。
投稿者:かまた 2011年02月13日 15:20
>たにいさん
たははは、ありがとうございます。^^;ゞ
今年の北陸もかなり雪がすごいようですね。
こちらも近年まれに見る大雪で、
先日のしどきは本当に久々の遠征でした。
そろそろ雪解けが待ち遠しいですね。
こんなにたまにしか乗らないので、
私のライディングは遭難から抜け出せません。(泣)
投稿者:(ζ`) 2011年02月13日 20:08
お誕生日おめでとうございます。
「この先」の話はBIGTANKマガジンに
さいとうまなさんも書いてましたね。
タイムリーなことに、私もモヤモヤーってしてた所でした。
> 今やりたいことで、今できそうなことは、
> 遠慮なく、悔いなく、やっていきましょう。
大賛成です。いいこと、は待ってても来ないそうです。
もうすぐシーズンですね。頑張りましょう!
投稿者:かまた 2011年02月13日 23:43
>(ζ`)kawaseさん
ありがとうございます。
昔はなんとなく、ただ漠然と、人生は80年くらいで、
折り返し地点は40才くらいと思っていたけれど、
「この先」がどこまで続くかわからない限り、
折り返し地点なんかわからないし、
もしかしたらもうとっくの昔に折り返しているのかも、という気がしています。^^;
「この先」の事を考える時に、いつも思い出すことがあります。
うろ覚えなんですが、何年も前に見たテレビで、
「ベルサイユのばら」で一時代を築いた漫画家の池田理代子さんが
自分の「これからの人生」を考えた時に
やりたかったけれど、まだやっていない「声楽家」の道を目指すために
一旦漫画はやめて、45歳で音大の受験を目指して見事合格。
現在では目標を叶えて、声楽家としてCDを出したり、
コンサート活動をなさっていることも素晴らしいのですが、
実はもう一つ、「小説家」という道もやりたいことの一つだそうで、
でも、小説家はもっと年をとって、体力がなくなってからでもできるから、と
先に音楽の道を目指したのだそうです。
あのテレビ番組で、あ、人生ってこういう風に生きるのか、と
目からウロコが落ちたのを覚えています。
私なんか、やりたいことと言っても、
たぶんやろうと思えばやれる小さなことばかりですが、
若い時は「やろうと思っていたらいつかやれるのだろう」と安易に考えていたけれど
自分でそれをやらないと、一生やらないで終わるということが、最近ようやくわかってきました。^^;
でも、やりたくてもやれなくなってから気づくのではなくてよかったと思います。
ちゅーことで、頑張りましょうね!
投稿者:tama 2011年02月14日 02:41
「あけましておめでとうございます」なんて書くと怒られそうですが、それくらいにお久しぶりです。
今日、素人の手品と落語を見る(聞く)機会がありました。
お二人とも教職を退職してから公演活動されて、もう77歳だそうです。
落語をされた方の話です。(長くなりますがスミマセン)
「人はだれも自分の中に自分以外の人間が何十人、何百人といる。教職が天職と思っていた自分の中にも、落語家というもう1人の自分がいた。人生は、自分以外の自分を世の中に生み出すことだ。そしてそれはいくつ(何歳)になってもできる」と。
この話はラジオで聞いた話ですとお断りされた上でのことでしたが、なるほどな~と感心しました。
お二人で自家用車に乗ってあちこち回っていらっしゃいます。「80歳まではやります」と言って元気に帰っていかれました。
誕生日おめでとうございます。
投稿者:かまた 2011年02月14日 18:57
>tamaさん
こんにちは。あけましておめでとうございます。(笑)
人生を楽しんでいる方に出会うと、本当に元気が出ますよね。
自分の中にいるという、その何百人もの「自分以外の人間」のうち、
一生でいったい何人に出会うことができるんでしょう。
(もしかしたら、一人も会わないで終わったりして・・・( ̄∀ ̄;)汗)
あ、でもそういえば、私もバイクに乗っている自分なんか、
ほんの3~4年前までは想像もしていませんでしたっけ。
これもある意味「別の私」と言えますかね?^^;
あとそうそう、昔から、いろんなところを旅して、いろんな体験をして、
それをイラストやマンガにして、皆さんを笑わせる、
そんな生活がしたいなあ、と漠然としたイメージを持っているのですが、
私のバイク日記は結構それに近い気がしてきました。(笑)
私をバイクに引きずり込んでくれた@BOSSに
改めてこの節目にお礼を言わねばならぬかも、です。