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2011年08月27日

佐渡紀行2011 DAY3&4

先週末は仕事で、もてぎで行われたトライアル世界選を見に行けず、
今週末も仕事で、やはりバイクに乗れそうもなく。
そんなわけで、すっかり季節外れとなってしまったお盆休みの話の続きを
写真だけを頼りに書いています。

DAY3タイトル

【15日】

テント
佐渡の海岸で迎える3日目の朝。

毎日穏やかに、のんびりと時間が過ぎていきますが、
この日は懐かしい方とお会いしました。

レオ君とウトロン
2007年のお盆休みにこの千畳敷へやって来たときに会った
ゴールデンレトリバーの「りき君」(当時11歳)と「りきパパ」さん。
お互いにバーニーズとゴールデンを連れていうというシチュエーションは
あの時とまったく一緒なのですが・・・

レオ君
「りきは13才で亡くなって、これは二代目の『レオ』です。」
こちらもバニウトロの二代目、ウトロンです。
初めまして、レオ君。

レオ君とウトロン
過去にフラッシュバックしたような出会いでびっくりしました。
また来年、お会いできますように。
レオ君に帰ってほしくなくて、お腹を見せて興味を引こうとするウトロンと
そんなことにはまったく興味を示さないレオ君。^^;

さて、今朝は釣りをしてみようと@BOSSが言い出しました。

岩場
岩場を越えて防波堤へ。

仕掛けの準備
何年ぶりかで釣竿を持ち出したら、劣化して針がないものも。

釣り
私にバイクを教え、ウトロンに泳ぎを教え、
ヨーダ婆に釣りを教える@BOSS。
いつもありがとうございます。(-人-)

しばらくするとアジが回遊してきて入れ食い状態に。
釣りなんかしなくていい、と言っていたヨーダ婆も
竿が引き始めると大喜びです。

アジとウトロン
レオ君にはあんなに興味津々でしたが、
アジにはまったく興味を示しません。

自主休憩
釣りから戻ると、暑さにウトロンは昼寝を始めたので、

シュノーケリング
私はカメラをもって岩場をもぐってみることに。

シュノーケリング
魚を見つけて写真を撮ろうとしたら

故障
防水のはずの私のカメラが、突然逝ってしまいました。(TдT)チーン

というわけで、これ以降は@BOSSのカメラのみ。

アジのたたき
お昼ごはんは、今朝釣ったアジのタタキと塩焼き、

サザエの壺焼き
つぶ貝のような大きさの、こじんまりしたサザエの壷焼き。

漁師さん
とそこへ、地元の漁師さんから、
獲れたてのアワビとウミブドウの差し入れが。
殻のはずし方が分からない私に代わって、
慣れた手つきでドライバーで身を取って、
ちょいちょいっと殻の上に盛り付けてくれました。

あわびの刺身
「肝が一番美味しいですからね。」
新鮮なアワビの柔らかくておいしいこと!

海ぶどう
そしてこちらが頂いたウミブドウ。
何もつけなくても、磯の香りとプチプチした食感が感動的に美味しくて
冷やした白ワインがクイクイ進みます。゚。( ̄▽ ̄)ポワーン

かにの子ども
ウミブドウの中に、かわいい平家蟹の赤ちゃん?が隠れていたので
海に帰してあげました。

新鮮な海の幸、獲れ立て三昧のお昼ご飯を終えると、

着替えるヨーダ婆
「海なんか自分にはもう入れない」と言っていたヨーダ婆が、
「冥土の土産に。」と着替えを始めました。

ヨーダ婆準備体操
ヨーダ婆、9月で80歳。
毎年毎年、いったいいくつの土産を持っていくつもりやら。(笑)

ヨーダ婆準備完了
ヨーダ婆の進水式も完了したところで、

月見橋
ウトロンを連れて昨日の岩場まで行ってみましょう。

姉妹
途中、「月見橋」の上で、何やら女の子がふたり、
手すりにつかまって、下を見下ろしています。
どうやら姉妹で度胸試しをしているようす。
お父さんに「大丈夫だから飛び降りろ!」と言われて
「じゃあ飛び降りたら200円、いや、300円くれる?」
・・・随分安い命ですね。( ̄∀ ̄;)汗

お父さん
何かあったらすぐに助けられるように、お父さんが下で待機しています。

姉妹
「じゃあ、せーの、で行くよ!」
「手をつないで行く?」
飛び込む瞬間を見ようと見学していた私たちですが、
姉妹はかれこれ20分以上、「やっぱ怖いよ~」と躊躇したまま。

かまた
よし、じゃあ私が飛び込んだら二人も飛び込む?
「うん!飛び込む!」
絶対飛ぶ?
「うん、絶対飛ぶ!」
というわけで、私がダイブすることになったのですが・・・


えいっと心さえ決めれば、高さは大したことないのですが、
おかしいのはそれを見守るウトロンです。
心配そうに私の側を離れません。

橋からのぞき込むウトロン
そして、私が飛び込んだ後もずっと下を覗き込んでいて、

今日の練習
その後ウトロンなりに何かを決意したのか

飛び込みそうなウトロン
私たちは何も言っていないのに、
自分はここから飛び込んでみるべきではないかと思ったかのように、
海面をそ~っと覗きこんでは、ブルブルと首を引っ込め、
また覗いて片足を出してみては、やっぱりダメだと後ずさり。
昨日までは水の中を歩くことすら危うかったのに、
いったいどうしたのだ、ウトロン!(笑)

1台しかないカメラもここでバッテリー切れ。
(結局飛び込むところまでは至らなかったんですけどね。)

佐渡での夏休みは、大冒険も大事件もなく
毎日のんびりと過ぎていくなあと思いながら過ごしていましたが、
ウトロンにとっては毎日が大冒険だったかもしれません。

この日も近くの「ワイドブルー相川」でお風呂に入り
買い出した食材で簡単な晩餐を楽しみました。

お盆を過ぎたら、夜もめっきり涼しくなって
タオルケットが必要なくらいでした。

そうそう、海で体が冷えたのか、冷たい水を飲みすぎたのか、
ウトロンがこの夜、バスの中(しかも運転席)で下痢をしたことも
今となってはいい思い出です。(笑)


引き続き、DAY4。


DAY4タイトル

【16日】

4日目は天気もイマイチな上、カメラが1台壊れてしまったので、
写真がほとんどありません。

本日最終日ということもあり、名残惜しい佐渡の海で
1時間ほどシュノーケリング。
その後、テントをたたんで撤収してから、
珍しく外海府を走らずに、島の真ん中を突っ切って、

トキ資料館
ヨーダ婆の希望で、久しぶりに新穂の「トキ資料館」へ。

その後、国仲平野にある「佐渡空港」に立ち寄ってみました。

佐渡空港
その昔行った、中国の片田舎の空港だって
もう少し大きかったような・・・( ̄∀ ̄;)汗
一日3~4便が新潟と行き来しているようですが、この日はお休み。
島民は新潟-佐渡間を片道4500円、島民以外は6500円だそうですが、
ジェットフォイルの方が便利かも・・・。


さて、帰りのフェリーまで時間が有り余っていたので、
今まで行ったことのなかった「ドンデン山」に車で上ってみることに。
ここは牛の放牧に使われている山で、
道のところどころに大きなフンがぼたぼたと落ちています。
相当自由に放牧されているみたいですね。

この山は、人工的な杉の植林のようなものが見当たらず
山全体が落葉樹で覆いつくされているので
紅葉の秋に来たら、すごい景色が広がるのではないかと思います。

石切場
麓にある、まるで「佐渡エルズベルク」が行えそうな
迫力ある採石場を見下ろしながら

ドンデン山
標高900mの細い道のりを上っていくと、
(反対側の窓からの風景は、かなりスリリングです^^;)

ガスったパノラマ
途中で佐渡を見渡すパノラマが広がり、
(本当はもっと遠くの湾まで見渡せるはずらしいのですが・・・残念!)

ドンデン高原
もう少し上に行くと一気に気温が下がって、
背の高い直物は見当たらなくなります。

ドンデン高原を散歩
下界は真夏の暑さだったのに、ここは15~16度くらいしかありません。
海水浴の恰好そのままで上ってきた私の、なんと似つかわしくないことか。
さっぶ~~~!!!(><)
後ろに見えるのは「ドンデン山荘」で、
ここを拠点に、登山やトレッキングするのが一般的のようです。

記念撮影
せっかく来たので記念撮影をしようと呼びますが
牛のフンに負けるものかと、マーキングに忙しいウトロンです。
ここから「ドンデン池」につながっているという
トレッキングコースの入り口がありましたが今日はパス。

展望台
ドンデン山は「花の百名山」のひとつにも数えられているそうですが、
残念ながら今日はガスってなにも見えません。
まるで知床峠に登ったときのようです。(TдT)

でも、佐渡にこんな雄大な風景があったなんて。
いつか、このドンデン山に来ることだけを目的に来て、
この周辺を歩いてみたいと思います。

加茂湖
下界へ降りれば夏に逆戻り。
フェリーの時間までまだまだあるので、
潟上温泉の健康保養センターで、温泉に入って一眠り。

カーフェリー
深夜2時の予約しかとれていませんでしたが、@BOSSが
ダメもとでその前の便でキャンセル待ちをしてみようというので
少し早めに行ってみると、何とか乗せてもらえることになりました。

午後10時30分、両津港を出港。
港の灯りが少しずつ小さくなっていきます。

長かったようで短い夏休みももう終わり。
あ~あ、このフェリーが新潟港ではなくて、
大西洋にでも向かえばいいのに。

けれど、おけさ丸が向ったのは日本海を挟んだ対岸でした。

まあ、そうでないと、

シャリ
このヒトも怒りますしね。(笑)
ただいま、シャリ。


秋空
行く前には真夏だったのに、帰ってきたら
空は透き通って高くなり、稲の穂が頭を垂れ始めています。


秋はもうすぐそこです。

投稿者:かまた  2011年08月27日 09:15

コメント

投稿者:db   2011年08月28日 13:33

20年ぐらい前の夏、初めて佐渡へ行きました。
海がきれいで、魚介が美味しくて・・・、かまたさんのきれいな写真を見て思い出しました。
また機会があれば行ってみたいです。

投稿者:番頭其の壱。   2011年08月28日 20:56

そのムカシのコト。ドンデン山荘にハンターカブを駐輪して、山頂山小屋?までトレッキング。イイトコロだよね!こンな環境で育った牛は、サゾカシ美味いコトだろう!

投稿者:かまた   2011年08月29日 16:46

>dbさん

こんにちは。
お加減はいかがですか?
こうしてコメントを頂けているので、少しは落ち着かれたようですね。

今佐渡へ行かれたとしても、きっとdbさんの思い出の中の佐渡と
あまり変わっていないかもしれません。
特に田舎の海岸線の方は、今も本当にきれいです。
今回は間に合わないかもしれませんが、
dbさんも来年当たり、佐渡トライアルというツートラに出てみませんか?


>番頭其の壱。さん

お久しぶりです。
佐渡にハンターカブで行かれたなんて、
それだけでもすてきな旅ですね。゚。( ̄▽ ̄)ポワーン
ドンデン山は晴れていたら本当にイイトコロみたいなので、
今回はガスっていたのがとても残念でした。
私も次回こそは、山頂周辺をトレッキングしてきたいです。
ドンデン池には牛も水浴びに来ることがあると聞きましたが、
ウトロンを連れて行っても大丈夫なんでしょうか??^^;

投稿者:上州GS/GG   2011年08月29日 23:37

しばらくです。
昨日イーハートーブから無事帰ってきました。
万澤会長の前夜祭での一言の感動しました第一のミッションは『怪我泣く無事に家まで帰子で事である』   (うんーーー伸介風に)
デモ翌日はこの言葉の奥深さに感動しました。

ところでこんな佐渡の、口からヨダレの出るようなブログを見せられ宇土論状態です。  注 突然カタカナ変換できないぞ・・・・宇土論=うとろん=utoronnです。

今年の佐渡トライアルは是非 トライアスロン型トライアル大会にしてください。
●水泳の部
 1. まずシュノーケルをつけて10分以内に海の獲物を取る あわび・・・・5点(理由:高価だから) 2個とってきたら10点減点です
 2・さざえ....3点(次に高価だから)
 3・食べられる貝・・・・とっても猟師さんは笑うだけだから
 4.オケラ  クリーン0点
以上の点は10倍されます

●次はお決まりのトライアル競技

●金山採掘大会
 金山のあった廃坑まで約5から10Km間でマラソンで行き金山の金が含まれていそうなこう出来鉱石を持ち帰り金オ持ち帰った金の含有量で採点 もって来る鉱石の重量は無制限スタッフから猫(一輪車が借りられる)

こんな大会だったらフェリー代のハンディキャップも解消するのでは・・・・・ 

現在レンタカーのトラックを借りて7から10人での参加を検討中です・・・・・長岡も通りますので2台拾います。

投稿者:かまた   2011年08月30日 17:34

>上州GS/GGさん

こんにちは、おひさしぶりです。
イーハトーブ、お疲れ様でした。
とてもよい天気で、気持ちのいい2日間だったようですね。
羨ましいです~(TдT)

あまりにも羨ましいので、
何とか今年は佐渡トラに何とか出ようと画策しております。
(佐渡トライアスロン型トライアルも、楽しそうっちゃ、楽しそうではありますが。。。)
もしトラックで拾って頂くことをお願いするようであれば、早めにご連絡しますね。

・・・競技中に拾われることだけはないようにしたいと思います。

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