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2011年08月18日
佐渡紀行2011 DAY1
バイクに乗り始めて3年、
毎年お盆休みは北海道GSツーリングに行っていましたが、
今年3月の震災以降、あらゆる予定が一旦すべて白紙となって、
お盆休みの予定も、何となく宙ぶらりんなまま。
ウトロンを預けて今年もバイクで北海道へ行くことはできたし、
川西MX場や村パーで練習三昧の毎日を送ることもできたのですが、
ウトロンの先代、バニウトロと送っていたようなのんびりした夏休みを
久しぶりに過ごしてみたい気持ちもあって、
GWに行ったばかりではあるけれど、今回は一切観光なしで
宿もとらず、気の向くまま、気のすむまで、
佐渡ケ島で波に浮かんで過ごすことにしました。
佐渡には、これまでもう何度行ったか覚えていませんが、
同じ新潟県内とは思えない、というか
地つながりの他県に行くよりも遠くに行く気がします。
大げさですが、海外の小さな島に行くような、
「旅」に出る感じがして大好きです。
【12日】
今年はカレンダーのせいか、佐渡へ来る人が多いのか、
佐渡汽船のHPは、12日から16日まで全カーフェリーに満車マークが。
それでも、いつものごとくキャンセル待ちをすれば
予約をしなくても大丈夫であろうと高をくくって
仕事を終えて16:00のフェリーを目指して新潟へ走りましたが、
フェリー乗り場の駐車場には、前のフェリーからまだ乗れずにいる
キャンセル待ちの車がすでにたくさん並んでいました。
もしかして明日まで乗れなかったりして・・・と心配しましたが、
「それいけウトロ号」がサイズの長いマイクロバスということもあって、
なんとか次の19:30の便に特別に潜り込ませてもらえることになりました。^^;
乗船まで3時間近くあったので、時間つぶしに
佐渡汽船館内の展望レストランに入ってみることに。
夕陽に染まり始めた海を眺めながら軽く一杯。
4日間、よい旅になりますように、乾杯。
出港30分前、日本海に夕陽が沈みます。
こちらが私たちの乗る「おけさ丸」。
たった今、佐渡から新潟へ渡ってきたばかりですが、
乗船客を降ろしたらすぐに折り返してまた佐渡へ向かいます。
私とウトロンは「イベントプラザ」の隅にあるペットコーナーへ。
船によって違うようですが、
この「おけさ丸」のペットコーナーは両サイドに2ヶ所あって、
こちらのように広いスペースで自由にしていい大広間パターンと、
小さな壁で隣の席と間仕切りされている個室パターンがあります。
どちらにも、一応ケージが用意されていますが、
飼い主が一緒について居ればケージに入れる必要はありません。
こちらのコーナーではフェレット2匹と同席になりました。
このフェレット君と、どうしてもどうしても遊びたいウトロン。(笑)
混み合う前にと、船内のレストランで夕食を食べていると電話が。
なんと、牡鹿半島の「めぐろさん」からでした。
「いやー、ありんこさんから荷物が届いたから、
びっくりして電話したんだよ。」
お聞きすると、今月27日には好意で譲ってもらえることになった漁船を
名古屋のボランティアの方が遠くから運んで下さることになり、
また29日には大阪のボランティアの方が30人くらいで、
皆さんが元気になるように「祭」をしに来られるのだそうです。
(オーランドの太田パパみたいですね。笑)
「もし近々こっちへまた来る予定があるんだったら、
よかったらその日においでよ。」
うわーん、残念ながらその日は、私の地元でもお祭りで
毎年恒例の、会社のイベントを開催するんですぅ。・゚・(ノД`)ヽ
でもお話できてうれしかったです。また必ずうかがいますね。
夜10時過ぎに両津港に到着。
そのまま10kmほど走ったところにある風島海浜公園の駐車場に
メッシュテントを立てて、日付が変わる前には眠りにつきました。
【翌13日】
朝5時、起床。
思ったよりも暑くなかったけれど、虫除けの準備を何もしなかったので
この夜はあちこち刺されて大変でした。
まぶたを刺された私は左目がお岩さんのよう。(TωT)
まあ、1~2日もたてば治るでしょう。
300mくらい離れたところにキャンプ場があって
そこは長屋のようにテントが並んでいましたが、こちらは誰もいません。
朝日を受けてウトロンと散歩。
前の犬、同じバーニーズマウンテンドッグの「ウトロ」は
海で泳ぐのが大好きで、潮の香りがするだけで狂喜乱舞して、
浜辺へ着くと、海へと一直線に走っていったものですが・・・
「ふぁ~~~~」
ウトロンには「海に来た」ということがわかっているでしょうか?^^;
さて、GWに初めて海というものを見たウトロンですが、
その時は寄せては返す波の動きにびっくりするだけで
泳いでみるところまではいきませんでした。
今回の佐渡キャンプの目的の一つは「ウトロンを泳がせる」です。
というわけで、念のためライフジャケットを着せて、さっそく特訓開始。
おっかなびっくりで、水に足をつけるウトロン。
水に入ることはできますが、泳ごうとはせず
甘えてごまかすウトロン。
仕方なく抱きかかえ、足の届かないところまで強制連行。
最初はバチャバチャと前足を水面から出していましたが、
最後は水中でスイスイ犬かきらしき動きが出来るようになったような・・・
でも見ようによっちゃ、これって虐待??( ̄∀ ̄;)汗
ゼーゼーゼー。
あまり無理強いをして、海そのものが嫌いになってはいけないので
適当に切り上げて、泳ぎの練習はまた後で。^^;
天気がいいのでウエットスーツもすぐに乾きます。
お昼前、ウトロンとヨーダ婆を海に残して
(大丈夫かいな・・・帰ってきたら干からびていたりして・・・^^;)
両津の町まで戻ってあれこれと買出し。
昼食はこちら、海の見えるレストランです。
お昼のメニューは簡単に、買ってきた焼肉ビビンバ丼。
ハフハフ、辛い!でもおいしい!
青い海、青い空、白い泡、最高です!(笑)
ジリジリと暑くなってくるにつれて、海水浴客も増えてきました。
「ワンちゃん、がんばって~」と子ども達からの声援を受けて
ウトロンの泳ぎの練習、午後の部開始です。
なんか岸へ泳ぐ逃げ足がものすごく速くないですか??^^;
あともうちょっとなんだけどなあ。
@BOSSはウトロンを沖へと連れていくために
ボディーボードを使ってみようと考えたようです。
「さあ、ウトロン、これに乗ってみよう。」
それって泳ぐより難しいんじゃないすかね・・・( ̄∀ ̄;)汗
普段からほとんど吠えたり騒いだりすることの無いウトロンですが、
ボードに乗って、神妙な顔で沖へと大人しく運ばれる時は
内心相当ドキドキしているんでしょうか・・・。
でも、岸へ向って確かにちゃんと泳いでいますよね。
疲労困憊のウトロン。(無理もありませんが。^^;)
すずしい日陰に倒れこんで、そのまま夕方まで爆睡していました。
普段は涼しい会社の中で一日中寝ているので
「もやしっこ」がいきなりサマーキャンプに放り込まれたようなものでしょう。
ではウトロンが寝たところで、私も少し泳いでこようと思います。
このフィンを履くの、何年ぶりだろう。
佐渡の海は透明度が高くて本当にきれいです。
深いところに行かなくても、こんな風に魚がたくさん泳いでいます。
60cmくらいの大きなイシダイも目の前を泳いでいきます。
うわ~、幸せ~~~゚。( ̄▽ ̄)ポワーン
午後5時、人がいなくなった浜辺。
波の音をBGMにディナータイムの始まりです。
ウトロンもようやくシエスタから起きてきました。(笑)
海で泳いだ後の、気だるいけれど心地よい疲れを感じながら、
潮風に吹かれて、キリリと冷えたワインを飲む幸せタイム。
ああ、このままあと一ヶ月くらい、
ヴァカンスを過ごせたらなあ・・・゚。( ̄▽ ̄)ポワーン
蜃気楼のように、新潟からのカーフェリーがゆっくりと通っていきます。
食事の後は、釣り人を冷やかしながら夕間暮れの防波堤を散歩。
空には星が出始めました。
明日もいい日になりますように。
DAY2へつづく。
投稿者:かまた 2011年08月18日 15:35
コメント
投稿者:スケテツ 2011年08月18日 18:29
あれ、セクシービキニショットは?
投稿者:ドラ 2011年08月18日 21:15
こんなに人のいる船内レストランは初めて見ました。
平日に乗ることが多いからですかねー。
近々、佐渡へ行くかもです(モチロン仕事)
ウトロン、大きくなりましたねー。
投稿者:オードリー 2011年08月18日 23:18
>スケテツさま
門外不出、とヒゲ男爵より厳重に申し渡されております。
>あれ、セクシービキニショットは?
投稿者:かまた 2011年08月18日 23:27
>ドラさん
確かにお盆の佐渡汽船は「特需」ですね。(笑)
私たちは相当早く乗船したので、こうしてレストランに座れましたが、
後から乗った人、特に車で乗船しなかった人たちは
席が空くまでかなり並んで待ったみたいです。^^;
家族には出勤と偽って、わざわざ仕事着で佐渡に渡って
一日だけの夏休みを満喫される方に会いましたが・・・。
あ~、でもお手伝いできることがあったら、いつでも呼んでください!
>近々、佐渡へ行くかもです(モチロン仕事)