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2008年06月04日

怒りの@BOSS

朝、@BOSSと待ち合わせた新たな練習場。
@BOSSを待って、ひとり「ぐるぐる(定常円旋回)」をやっている
豆粒のような私が見えますでしょうか。

ぐるぐる

それというのも、昨日の朝練のこと。

「オフロードは様々な路面変化に備えて
すぐに態勢を整えて対応できるように
リーンアウトでコーナーを曲がれるようにならないと。」

ということで、CRM50で「リーンアウト」なるものを
練習することになったのですが・・・。

「リーンアウトと言っても、頭は常に中心。
体を外に逃がすのじゃなく、バイクを倒してやることで
結果、体がバイクの外側になるんだけど
いいか!あくまでも体はそのまま、
バイクを股下で倒してやるんだからね。」

まずは基本姿勢を教わりました。

体はまっすぐ立てたまま、股下でバイクを倒します。
すると、必然的にシートの外側に座る形になります。
でも大切なのは、外足のステップに荷重すること。
あとは両方の腿でしっかりとタンクをはさみます。
腕は肘が下がらないように、自然な形で
アクセルコントロールをジャマしないように
ハンドルを軽く支えるだけ。

基本は、昨年サルのように回った「ぐるぐる」とまったく同じだそうです。

基本姿勢
懐かしいブカブカのMSRのウエア。
去年の練習を思い出しますね。
(誰ですか?思い出し笑いをしている人は。)

という話をきいて、やってはみるものの、
これが見事にボロボロ・・・・・。
まず、サッとバイクを股下で倒せない。
わざわざ自分が外側に座りなおす。
アクセルが一定に開けられなくて、車体もフラフラ。
去年のあのぐるぐるはどうしたんだ!かまた!

だんだん@BOSSの顔色が変わってくるのが
目を合わせなくても空気でわかります・・・・・・。
だって、これですよ、これ。(あとで自分で見ても下手さに愕然。)

「なんで座りなおすんだ!バイクを倒せばいいんだろうが!」

「体が外に逃げてる!頭の位置は真ん中だ!
バイクを倒せ、バイクを!」

「肘!肘!肘が下がってる!目線も違ーう!
ぐるぐると同じなのに、何回言えばわかるんだ、このバカ!!」

「そんな練習なら乗らない方がましだ!貸せ!」

そう言って@BOSSは、私からCRM50を奪うと
赤い土煙を立てながら、おもむろに走り出しました。
これが@BOSSの怒りのお手本ムービーです。(YouTube)

ヘルメットもグローブもつけないまま乗るなんて
@BOSSの怒りがこのムービーから
十分伝わりますでしょうか・・・・・・。

そして、今朝の「一人ぐるぐる」につながるわけです。

リーンアウトの練習2日目。
昨日の@BOSSのムービーを思い出しながら
とにかくリーンウィズではなく、
股下でバイクをすばやく倒す練習です。

@BOSS曰く、「最初はスピードはいらないから
どこで曲がるか、きっかけのパイロンを立てて
そこでしっかりとバイクを足の下で倒すこと。
そして、アクセルを開けながら、できるだけ小さく回ること
まずはその練習からだ」

・・・・・・・・昨日よりはましでしょうか。
でも@BOSSのお手本と比べれば雲泥の差。
内側になる肘もヘンな風に下がっているし
自分が思うより、バイクも全然倒せていません。

ああ・・・・・・@BOSSみたいに走りたい。

走っている人も、見ている人も、バイクも
みんなが気持ちのいい走りができるようになりたい!

でもその前に、オフできちんと危険が回避できるように
リーンアウトができるようにならなくては。
CRM50でできるようになれば
おそらくGSでもできるのだと思います。

イメージトレーニングという話はよく聞きますが、
「脳は、実体験と想像上の体験の違いはわからない」
(アンソニー・ロビンズ)らしいので
@BOSSのあのリーンアウトのお手本ムービーを
何回も何回も見て、あの走りのイメージを
私の実体験として脳に送り込めば・・・と目論んでいます。( ̄ー ̄+キラーン

【本日のおまけ】

今朝は@BOSSもR100GSを用意しました。

実は、このR100GSでオフを体験するのは初めてなのだそう。
赤土の上で、いったいどれくらい滑らせても大丈夫か
テスト走行をしてみるのだそうです。

おお~、力がありますね~。
GSはアフリカツインやCRMと違ってフラットツインで
エンジンが足元に横に飛び出しているので
通常オフで言われるような、コーナーで足を出すことが難しいようです。

それにしてもこんなこと、
私もGSでできるようになるもんじゃろか・・・・。

投稿者:かまた  posted at : 23:15 | コメント (6)

  

2007年07月10日

朝練(立ってスラローム)

久しぶりに少しだけ晴れ間が見えました。
CB750がまだ帰ってこないので、CRM50で練習です。

今までのおさらいを一通りしたあと、
「じゃあ立って走って。」と@BOSS教官。
いよいよ曲芸の域に入ったか・・・と思いましたが、そうではないらしい。
ステップに立って、シートから腰を浮かすことで
下半身だけでバランスをとりながら膝でバイクを操る練習です。

立ってスラローム

バイクに「乗る練習」の次の
バイクを「乗りこなす練習」ともいえるでしょうか。
これが普通にできるようになると
いろいろな場面で応用がきくようになるそうです。
(ちなみに、ステップが前にあるアメリカンは別。)

このままシフトアップ&シフトダウン&Uターン。
ステップに立ってしっかりニーグリップしないとふらついてしまい、
シートに座っている時と違って思うようには操れません。

「じゃあ次はそのままスラローム。アクセルは一定でね。」
あれ?アクセルが一定だと、どこがバイクを倒すきっかけ?

「タンクを押さえている膝でしっかりバイクを倒す方へ押してやるの。
アクセルは一定で、今回は膝だけでスラロームして。
曲がりたい外足の膝を内側へ倒さないと曲がらないよ。」
あれれ?どこでバイクを倒せばいいの?(swfムービー 436k)

↑倒したいのに腰が逆に振れてしまって曲がらない!
うわ~ん、腰と足がバラバラ・・・・。とほほほ。

「ハンドルはバイクを倒すことで勝手に切れるから
上半身は力を入れないで、左右のステップを交互に踏む!」
右!左!右!左!なるほど。
ちょうど自転車の立ちこぎで坂道を登る感じでしょうか。 
スキーのモーグルにも感覚的に似ている気がします。
やったことないからイメージですが。(swfムービー 424k)

↑なんとなく形になったように見えても
まだ膝では倒しきれていなくて、手でハンドルを切っています。
第一、自分では立っているつもりでも
ムービーにとってみると、きちんとステップに立っていなくて
中腰、しかもへっぴり腰ですね・・・・。(^_^;)

@BOSS教官にお手本を見せてもらいました。
とっさにやってもらってノーヘルだったので
本当はアップロードの許可が出なかったのですが。
一瞬ですのでおみのがしなく。(swfムービー 200k)

う~ん、バイクと体の動きに一体感があってきれいです。
同じマシンなのに、やっぱりぜんぜん違う・・・・。
小さくてわかりにくいかもしれませんが、
足踏みをするように、膝が交互に伸び縮みしています。

今見たお手本をイメージにこの後何度かやってみましたが
なかなか膝でバイクを倒しきれず、
@BOSS教官のようなスラロームにはまだまだ届かず。

・・・また一つ課題ができました。
でも天気予報はずっと雨。雨、雨、雨。
はぁ~・・・・・・。

投稿者:かまた  posted at : 19:58 | コメント (6)

  

2007年06月09日

朝練(攻めるスラローム編)

本日の朝練レポートの前に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

【本日のお客様】
お昼頃、会社にHAZEさん率いるBMW軍団がいらっしゃいました。
お一人は秋田、お一人は岩手からいらっしゃったそうです。
折りしもバケツをひっくり返したようなどしゃ降りになり、
短い時間でしたがコーヒータイムに。

BMW1

BMW3

BMW2

すごかった雨も30分ほどでやみ、
少し空も明るくなったのを確認してご出発。
これから黒又へカヌー乗りに行くそうです。いいなあ。

さて、本題です。

昨日降った雨も上がり、今日も5時起床、朝練へ。
今日は「攻めるスラローム」の練習です。

まずは復習で「足あげスラローム」
スラロームが苦手な方、一度やってみてください。
こんな感じです。↓(swfムービー 344k)

そして、足を戻してのスラローム。
まず注意を受けたのは
ずっと言われている、アクセルを開けようとすると肘が下がること。
肘と腕はアクセルの開閉に関係なく
一定を保てるのが上体のベストポジションなので
グリップを握手するように握ったつもりで、
肘も必死に上げようとしていましたが、
実は今よりも更に外側から握手するように握るだけでよいと判明。
な~るほど。

最初は腕と上体を使って無理に車体を左右に振ろうとしましたが
「そうじゃなくてアクセルで振るの、体はただの振り子!」
うまくスピードに乗ってアクセルをビシッ!ビシッ!と開けられたときは
たしかに気持ちよく決まる感じ。
でもスタート時点からすぐにはスピードが出ません。

最初からスピードに乗るために
半クラッチでアクセルをあおっておいて
ちょうどよい回転数でスタートすることを教えてもらいました。
(「パワーバンドを維持する」という意味らしい。)
いつもはアイドリングからスタートしてますが
スカスカの50ccエンジンで吹けあがるのがなかなか遅いので・・・。

そして、一度いいエンジン音になったら
それ以上下がらないようにアクセルは戻しすぎない。

スピードが出てアクセルの切れもよくなった頃の映像です。
できるだけ左右に振ろうとしています。(swfムービー 472k)

最後にスリップして失敗したと思ったら、@BOSS教官から
「今のはバイクも良く倒れている状態から、
アクセルのレスポンスで勢い良く切り返しができたから、
ブレークポイント(限界点)に達してタイヤがすべったの。
もっと勢いがつくと、バイクが浮き上って転ぶかも知れないけど、
上手くなった証拠。ああなってもOK。」
ということでした。(ううむ、嬉しいような、恐いような・・・)

練習が2時間を過ぎた頃・・・。


「今日は肘の高さは完璧。」
めったにほめない@BOSS教官から出たほめ言葉も
なんだか遠くに聞こえるくらい、脱水症状でもうヘロヘロ。

・・・・・・今日は私がガス欠でした。

投稿者:かまた  posted at : 11:31

2007年06月08日

朝練(スラロームおさらい)

今日は3日前にやったスラロームのおさらい。
前回できたことが今日はもうぜ~んぜんだめでした。
腕で曲がろうとする、体重移動はできない、アクセルは開かない、
バイク全体が蛇行して、全体がバラバラなのが自分でもわかります。

こんな感じ。 ↓(×o×)↓ (swfムービー 372k)

@BOSS教官曰く、
「アクセル開けられるようになったら
バイクが怖くなくなって、よけいなことばかり体がしようとしている」

そのよけいなことを直そう直そうと思っても
どんどんドツボにはまっていく私。
兄弟子は見る見るうまくなっていくのに・・・・・・・。

そこで@BOSS教官から
「あんたは両足を上げて、前に出したままスラロームしなさい。
それができないってことは、よけいな動作が多いってことだから。」

これを何往復か繰り返し練習。
両足を前に放り出してスラロームをしようとすると
ハンドル操作がきかなくなって、
体重移動に頼るしかなくなるので
動きがとてもシンプルになります。

その後もう一度スラロームをしたら、
ちょっとはましになりました。
こんな感じ。↓(^ ▽^)↓ (swfムービー 916k)

う~ん、まだ肘が下がり気味ですね。
でもちゃんとできた時は、バイク自身も気持ちよさそうで
そういう時はバイクとの一体感を感じます。

いい感じになってきたかな、と思ったところでガス欠。
練習に入る前のチェックも大切ですね。・・・反省。

そうそう、パイロンに続いて、一般道の中央の白線、
あれも私にとってかなり危険なアイテムとなってしまいました。(笑)


【本日のおまけ】

今日1つだけうれしいことがありました。
右手の親指に「タコ」ができたこと。

親指のタコ

@BOSS教官から、口をすっぱくして言われていることに
アクセルは「バイクと握手をするように握る」というのがあります。

アクセルを開けるのは手首だけではなく
状況によっては手首を動かさず、
親指の付け根だけで全開・全閉ができないといけないので
正面ではなく外側から、グリップと握手するように握ると
ハンドル操作も自由にできるのだそうです。

グリップOK

↑こんな感じ?
親指のところに三角のすき間ができます。

グリップNG

↑これは正面から握っている悪い例。
ついブイブイ全開しようとするとこう握りたくなりますが
これは絶対にNGだそうです。

ちゃんと握ってまともにアクセルを開けるようになると
親指の第一関節のところに「タコ」ができてくると聞いていたので
今日できたタコがちょっぴりうれしいかまたでした。


でね、タコが言うのよぉ~、「まだまだだ」って。 (by宝焼酎)

投稿者:かまた  posted at : 13:01 | コメント (7)

  

2007年06月05日

朝練(スラローム編)

スラローム1

今朝はスラロームに挑戦。
最初は無理にハンドルを曲げようとしたけれど
バイクを倒してアクセルを開けて曲がることが
少しずつわかってきました。(ような気がします。)

@BOSSのお手本、「人馬一体」のスラロームとは
まだまだ100万光年ほども遠い!
でも、今日の最初に比べると
2時間後、ちょっとはましになったかな。(ような気がします。)

スラローム2

それにしても、練習してできるようになるって
こんなに楽しいことだったっけ?
年甲斐もなく、ついついハイテンションになってくる自分が
なんともうれし恥ずかしい・・・・・・。

投稿者:かまた  posted at : 16:25 | コメント (2)