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2011年07月30日
記録的豪雨、再び。
Photo by すばるお父さん
これは29日朝のすばるお父さんのお店の前のようす。
Photo by コタンさん
こちらは今朝、30日のコタンさんの家の前。
(お昼を過ぎた現在は、もう水が引いたそうです。)
もうニュースでご存知かとは思いますが、ここ数日の大雨で、
新潟では40万人に避難指示・勧告が出される状況となっています。
私も、昨日からご心配のメールをいろいろといただき、
一応ブログでもご報告した方がいいのかなと、今朝の様子をお伝えしたいと思います。
これまでありんこで被災地のようすを何回か報告してきましたが、
まさか自分の住むまちのレポートをすることになるとは。
新潟では、この一週間ずっと雨が降り続き、
一時的には1時間に80~100mmという豪雨となって、
「記録的短時間大雨」の回数が異常なまでの数を数えています。
激しい雨足は、7年前の7.13水害を思い出させましたが、
それでも、毎日、降ったり止んだりが続いていたので
さすがにもうあそこまでの被害はないであろうと思っていました。
しかし、昨夜から今朝にかけての大雨は・・・(TдT)
深夜2時過ぎ、部屋がピカッと明るくなるほどの閃光と、
その後に来たドカン!という轟音で目が覚めました。
「信濃川合流地点で河川が増水しているため、河川が危険な状態になっています。」
「魚野川の浸水の恐れのある地域に『避難準備情報』を発表しました。
いつでも避難ができるように準備をするとともに、
テレビやラジオなどをつけて災害情報にご注意してください。」
刻々と携帯電話に入るエリアメール。
ピカッ!ドカーン!ガラガラガラ・・・
ピカッ!ドカーン!ガラガラガラ・・・
部屋を揺らすようなものすごい音の落雷は、まるで
上空から砲撃で各家を狙い撃ちされているかのようでした。
そんな中、トイレは外でしかしなくなったウトロンが
「おしっこがしたい」という目で、玄関に寄り添い私を見つめ・・・(TдT)ウッソー
バケツをひっくり返したような豪雨の中、
ずぶぬれになっておしっこを済ませ、
家に入ってから、ふと思い出したようにもう一度外に出て、
今度はウンチもするウトロン。と、それを待つ私。(泣)
明け方4時くらいから、ずっとテレビのニュースをつけ続けていましたが、
ぷつん、と停電となって電気はそれっきり。
明るくなって外に出てみると、
近所の人たちも皆、自分の田んぼや畑の様子を見に外へ出ていました。
幸い、私の家の前は大丈夫でしたが、
数件先では、家の中に水や土砂が流れ込んでいました。
何軒かのお宅は、公民館や小学校に避難されていたようです。
会社に行く前に、近所をぐるりと回ってみました。
ここは朝ウトロンと散歩をするコース。
毎朝言葉を交わす近所のお母さんが
手塩にかけた畑が土砂で埋まってしまっています。
トライアルの朝練の広場へ続く道は、
土砂崩れで杉の木が倒れてしまい、完全通行止め。
左側の黒いコードは、電柱から垂れた電線です。
家の停電はしばらく続きそうですね・・・。(TдT)
川にも土砂が流れ込んで、どこもかしこも濁流に。
橋に草や蔓がかかっているのは、一度水位が橋を越えて
ここまで下がったのでしょう。
ここはもう土手がありません。
今立っている杉の木もやばいかも・・・。
田んぼも水があふれて、あぜ道は完全に冠水。
早く水がはけないと、せっかく育った稲がダメになってしまいます。
熱帯雨林???
川と道路の境があるような、ないような・・・。
水を含んだ地盤が柔らかくなって、電柱が倒れています。
「ここの先で倒壊した家があるから来てくれって言われたんだけど
これじゃあ歩いて行くしかねえなあ・・・。」
いたるところに流木があって、どかされるまで通行止めです。
ここも橋を越えて水が上がったんですね・・・。
毎朝6時にウトロンを散歩させる頃には、
みんなが起きていて、田んぼ仕事をしていますが、
その大切に丹精込めた田んぼが泥の中に水没・・・
実は私は昔このへんに住んでいました。( ̄∀ ̄;)汗
普段はきれいな棚田の風景が見られるところですが、
上の田んぼから下の田んぼへと、段々の滝が出来ています。
低いところにあるお宅には土砂が流れ込んで
軒先が倒壊してしまっています。
川から上がった土砂や草木のゴミが流れ込んでしまった田んぼ。
会社へ向かう道も、
川から流れてあふれた土砂が山積み。
今朝まで通行止めだったようですが、今は通れるようになりました。
あれ?ここは田んぼだったはずなのに、すべて沈んで、まるで沼です。
7年前にもこうした水害で道や川が壊れて
ようやく順番に復旧工事が進んできたのに・・・。
なんとなく、賽の河原で石積みをしていて
あと少しで積み上がるところへ鬼がやってきて
それを壊してしまう、という話を思い出してしまいました。
記録的豪雨、記録的豪雨と、最近はよく耳にしますが、
「記録的」って数十年に一度のことを指すのかと思っていました。
数年で記録を更新するのはオリンピックくらいにして欲しいものです。
とりあえず、会社は大丈夫なので仕事は普通にしています。
明日はトライアル関東選手権が決行されるようですが、
会場はロックのない、赤土でできた山ですので
いったいどんな大会になりますことやら・・・( ̄∀ ̄;)汗
【追伸】
今、いわきのゆーじさんから連絡があって、
3.11直後にゆーじさん達が避難所としてお世話になっていた
南会津の柳津にある「西山温泉」というエリアが
写真のように川沿いにあるため、今回の豪雨で、
土砂崩れが起こり、ほとんどの宿が倒壊してしまったらしく
周辺の道路も寸断されて、完全に孤立しているようです。
これは災害前の西山温泉郷(Wikiより転載)
もしここについての、「知らない人からの又聞きの噂」ではない
できるだけ正確な道路情報などをご存知の方がいらっしゃいましたら
お聞かせいただけると嬉しいです。
投稿者:かまた posted at : 14:31 | コメント (14)
2011年07月26日
モトクロスな日曜日
土曜日はトライアルの練習をして、課題満載だったので、
翌日も引き続きトライアルの練習をと思いましたが、
「白馬の」さんが川西にやってくるらしいということと、
ライバルが近くでフープスの特訓をしているらしいことと、
来週は川西がMX県大会のため走行できないこともあったので
日曜日はバイクを積み替えて、川西モトクロス場にやってきました。
よっしゃー!と思っているのは私だけで、
ウトロンにとっては、ここはノーリードで走り回れない残念な場所かも。^^;
後で知ったことですが、昨日の土曜日、草葉選手が
川西に来て練習をしていたんですね。
ああ~残念、練習を見たかった~~~(TдT)
バギーの赤ゼッケン(?)も数台来ています。
私たちが到着した9時頃には、
「白馬の」さんはもうすでに1回戦を走り終えていました。
今日も@BOSSの150を借りてコースイン。
どこもかしこもスーパードライで、砂でフロントを取られそうです。
でも、昨日よりずっと過ごしやすくて、熱中症の心配はなさそう。
お昼前から早々と、涼やかな声で「ひぐらし」が鳴いています。
先週の川西はあまりの暑さで、15分走ると頭が朦朧としましたが
今日は20~30分近く走っても大丈夫。
(それ以上は疲れて走れなくなりますが。)
休憩しながら「白馬の」さんと、
お互い今年出ることができなかった北4のお話など。
川西みたいなコースに来ると、@BOSSが生き生きして見えるのは
きっと気のせいではないでしょう。
なかなかコースから戻ってこないなあと思ったら、
キッズのゆうき君に練習を付けてもらっていたもよう。
汗だくだく、腕あがり寸前で@BOSSが戻ってきました。
「いや~、練習になるなあ。」
@BOSSの話はおいといて、(。_+)☆\バキ!
このゆうき君の写真と同じ場所での私を比べてみると、
私、やっぱりここでも体が遅れていますね・・・。
もっとこう、ステップをポーンと踏んだイメージで飛びたいんですけど、
腕が引っ張られて伸びっぱなしです。
さて、この日は全日本レディースに出ている小嶋ゆかちゃんのほか、
もう一人、トランポにCR85を積んで、一人でやって来ている女性がいました。
なかなか走行時間が合わなくて、一緒に走る機会がなかったのですが、
私がパドックに戻ると、彼女がウトロンに話しかけてくれていました。
聞くと、すばる君が参戦しているリバーサイドキッズクロスの
85クラスにも参加しているのだとか。
最後の方に少しだけでしたが、一緒に練習させてもらいました。
キッズだと、お互いあまり遠慮なく追いかけっこができますが、
こんな風に、女性と練習する機会ってなかなかないので、
すごく楽しかったです。
それにしても、やっぱり私、コーナーでスピード落としすぎです。
ったく、このへタレ!ビビリ!いくじなし!
私が@BOSSなら、私に蹴りの一つも入れたいところです。
もっとスピードに乗ったままターンをしたいのですが、
外へ飛び出してしまいそうで、必要以上にブレーキをかけてしまいます。
@BOSSは、バイクを膝でこじれば絶対に飛び出さないというのですが・・・。
最初は私が先を走らせてもらいましたが、
彼女が私を抜いて、一度コーナーで離れてしまったら、
二度と追いつきませんでした。(泣)
でも、こんな近くに、こんなにいい練習友達がみつかって
(もう勝手にそう一人で決めている私。)
なんだかとっても嬉しいです~゚。( ̄▽ ̄)ポワーン
MIHOさん、これからもよろしくお願いします。
そんなわけで、週末は、トライアルとモトクロスを
一日ずつ練習させてもらったわけですが、
今回のように、土曜はトライアル、日曜はモトクロスのパターンで
しばらくいくかもしれません。(来週は違いますけど。)
きっとどちらかにしぼった方が、一方の上達は早いのかもしれませんが
キッズに比べると、老い先短いバイク人生ですので(笑)、
楽しみながら、どちらも練習したいと思います。
「白馬の」さん、MIHOさん、ゆうき君、ご一緒いただいた皆さん、
どうもありがとうございました。
またよろしくお願いします。m(_ _)m
投稿者:かまた posted at : 23:20 | コメント (4)
2011年07月25日
トライアルな土曜日
先日、ウトロンの誕生日プレゼントということで
コタンさんが手作りの「ガジガジ棒」を持ってきてくれました。
おお~、ちゃんと面取りまでしてあります。
コタンさんはああ見えて(笑)、桐箪笥再生職人なので、
こうした作業はお手の物。
こちらは梨の木の枝、もう一本は桜の木の枝。
さっそく、かわいく結んでくれたリボンを口でむしり取り取って^^;
ストレス解消と言わんばかりに、ガジガジガジガジ。
明日の朝には、木屑の混じったウンチが出てくることでしょう。
さて、土曜日は村パーへ。
朝9時前、まだ誰も来ていなかったので、
ウトロンを放して遊ばせました。
遠目にはどう見ても小熊ですね。( ̄∀ ̄;)汗
ここの原っぱは適当な高低差があって、
ウトロンも楽しそうに、勝手にあちこち散策しています。
10時くらいから、少しずつ人が集まり始めました。
来週の日曜日にここで関東選手権が行われるので
今日はセクション作りです。
(@BOSSはここでもオレンジで、妙に彩度が高いですね。^^;)
土曜日は涼しいという予報だったのですが、
日差しはどんどん強くなり、いつのまにか30度を越えています。
青パパさんはセクション作りを手伝っているので、
しほちゃんとあかりちゃんは自由練習。
しほちゃんは、もうじき柔道の県大会を控えた大切な体なので
ケガをしない程度に乗っていれば(乗っていなくても)OK、
あかりちゃんは何も控えていないので、
ケガをするくらいのチャレンジ練習をしろ!という
お父さんからの厳しい指令があったはずでしたが、
皆さんがずっと離れたセクションを作っている間は、
「ねえ、写真撮って~♪」
バスの陰でウトロンと戯れていました。(笑)
「見て見て、さっき上の方で見つけて捕まえてきたの。」
あかりちゃんのマシンのフロントフォークカバーの中に
何やらうごめくものが・・・
わ~、オスのカブトムシだ~!
などと、夏休みらしいひと時を一緒に過ごさせてもらいました。
(青パパさん、すみません。)
私はと言うと、「あんたは練習してなさい」という@BOSSの言葉に甘えて、
(というか、セクション作りのお役には立てそうもないので^^;)
上の方のヒルクライムに初めて挑戦してみて、
何とかかんとかエンジョイラインで登ったはいいけれど、
降りて来れなくなってバイクとともに滑落したり、
あかりちゃんに教えてもらった細い細い作業道を一人で走って、
道を踏み外してタイヤが半分落ちて、力づくでUターンしてきたり、
自分のバイクに轢かれてみたり。(泣)
今日もリカバリーの練習を存分にさせて頂きました。(TωT)トホホ
午後3時頃、今日のセクション作りが終わって、皆さんが帰られた後、
涼しくなったところで、せっかくパークに来たのだからと
@BOSSと私は居残り練習開始。
日中、あかりちゃんと練習した時は、
普通に上がれたこの簡単な丸太のステア。
坂道にあるので、ちょっとひざを入れれば何もせずとも登るのですが、
カメラが構えられていると、思わずいらぬ力が入って
ここでステップの上で伸び上がれず、体を後ろに残す私の悪い癖が出て、
お得意の「バイクだけバックフリップ」。
チーン。(放心)
4時、練習終了。
「しっかし上手くならないですね。」
トホホな気分で、帰りのトランポの中、泣き言を口にする私。
「でもあんた、あれだけ一日中転んで、よくケガをしないね。」
はあ、まあそれだけはよく褒められます。(TдT)
「それに、あのヒルクライムだって、あのヒューム管だって、
あんた2年前は、出来ないどころか行こうともしなかったじゃん。
それを自分でやってみようと思うようにまでなったんだから。
第一、いきなりは上手くならないんだよ。
上手い人を見て、基礎練習をしっかりするしかないでしょ。」
トライアルはコツをつかむと、ある日突然上手くなることがあるとよく聞きますが、
このペースでいったら、私がステアを上がれるようになるのは
90歳くらいになるんじゃないでしょうか・・・・(TωT)
でもまあ、大事なのは
乗り続けて、練習し続けることなんだろうなあ。
前述の通り、来週末は村パーで関東選手権が行われます。
あの国際A級・オッカー(岡村将敏)選手が
なんと親子3代で参戦されるそうです。
アカデミーの大先輩、私が尊敬してやまない
としき君とあきと君も出場するそうなので
オブザーバーでお手伝いしながら、
目の前で見学できるのが今から楽しみです。
というわけで、日曜日のモトクロス編につづく。
投稿者:かまた posted at : 22:05 | コメント (3)
2011年07月21日
フルロックで8の字
「ま~だそんなことをやっているんですか!?」
という天の声が聞こえそうですが。
先日、しほちゃん&あかりちゃんとセクション練習をした時に、
この一年間、あまりにもトライアルをやっていなくて
フルロックターンの「フ」の字すら出来なくなったのはご報告したとおり。
ということで、ブッチー病院から戻ってきたBetaで早速練習です。
いつもの「朝練パーク」は砂利が敷いてあってタイヤ跡が残らないので、
「それだとズルができるから」と、ズル・・・( ̄∀ ̄;)汗
しっかりとタイヤの跡が残る場所で練習するよう@BOSSに言われ、
やってきたのは赤土の広場。
冗談抜きで初日は、フルロックはおろか、スタンディングすら怪しく、
全く持ってトホホな気分でしたが、ほんの30分くらいの練習でも、
3日もするとなんとなく体が慣れてくるというか、戻ってくると言うか。
(まあ、私の場合、戻っても大した距離ではないのですが。)
3日前には私の意志とは関係なく、バイクが勝手に
無秩序な線画を描いていましたが、
今朝は、フロントとリアタイヤをそれぞれ同一線上に乗せて
二重の8の字を描けるまでには、なんとかなってきました。
まだ、完全にはハンドルをフルロックできていないので、
描きたい円より随分大きくなってしまいますが・・・。^^;
ちなみに@BOSSはリアタイヤをほとんど移動させずにターンするので
もっとずっと小さい8の字が描けます。
が、比較すべきは@BOSSではなく、昨日の自分ということで。
ここは練習にちょうどいい斜面があるので、
このあと、この間のセクション練習で歯が立たなかった、
下って登るフルロックターンをやってみましたが、
平地でできても、斜面ではまだまだ・・・。
何度坂から転げ落ちたことか。(TдT)
「ま、リカバリーの練習だと思えばいいんじゃないの。」と@BOSS。
はあ、でも、リカバリーばっかり上手くなってもねえ・・・。
つづく。
投稿者:かまた posted at : 22:30 | コメント (5)
2011年07月19日
川西モトクロス場
雨の北海道4DAYSが最終日を迎えていた18日の朝、
「それいけウトロ号」は、珍しく高速ではなく、県内の国道を走っていました。
やってきたのは「川西モトクロス場」。(ここは違いますよ。笑)
その昔、若かりし@BOSSがMXのジュニアだった時代、
普通自動車免許がなかったので、トレーラーならぬリアカーをバイクで牽引して
練習に通っていたと言う思い出のモトクロス場です。
関東選手権も行われる、こんな立派なモトクロスコースが県内にありながら
私が今まで練習に来たことが無かったその理由は・・・
忘れもしない、バイクに乗り始めたばかりのちょうど3年前、
まだ免許もなかった私に、@BOSSはCRM50を与えて
ここへ練習に連れて来たことが一度だけありました。
当時、ほんの少しのギャップにもびびりまくっていた私は、
本コースはおろか、キッズ用の小さな小さなミニコースでさえ走れず、
すみっこにある8の字広場でターンの練習をして、
そのまま草やぶに突っ込んでいたっけなあ・・・。(TдT)
その時、本コースを見ながら@BOSSは
「今のあんたがそのまま本コースを走ったら、
間違いなく骨折する!」と断言したので(そりゃそーだ。)、
「川西は私には走れない」とずっと頭に刷り込まれて、
これまで「川西に行ってみるか」という@BOSSの提案にも
「無理です!」と断り続けてきたのでした。
でもこれまでしどきでばかり走り込んできたので、
ちょっと他でも走ってみたい、という色気が出てきて、
ウトロン1歳の誕生日でもあったこの日、
初めて本当にコース練習のために、川西にやってきた次第です。
3連休というのに、パドックのトランポは5台くらい。
「昔は第2駐車場まで、車でいっぱいだったんだけどなあ。」と@BOSS。
さっそく管理等で受付を済ませます。
写真はご飯中の管理人のおじさん。
3回以上来るなら、会員になった方がお得なので、
ウトロンの誕生日に大盤振る舞いだ!
(と言う程すごい料金でもないのですが^^;)と
会員の申し込みをお願いすると、管理人のおばさんが
「本当にいいんですか?よ~く考えた方がいいですよ。
後からやっぱりやめたって言っても、返金されませんよ。」
そ、そんなに覚悟がいる所なんですか??( ̄∀ ̄;)汗
ここは十日町市の所有で、管理人のおじさんとおばさんは
商売ではなく、雇われて管理をしているので、
なんとも消極的な営業で、思わず苦笑してしまいました。
誕生日、しどきで過ごせばクーラーのきいたクラブハウスで
キッズと楽しく過ごせたウトロンですが、
あぢあぢのパドックで、虫と戯れることになったウトロン。(TдT)スマン
晴れて会員になったものの、私なんか走れなかったらどうしよう・・・
全体が見渡せるしどきのミニコースと違って、
このコースはパドックから奥のコースは全く見えないので、
@BOSSが少しだけ歩いて下見に付き合ってくれ、
注意すべき走り方やライン取りを説明してくれました。
こんなに天気がいいのに、奥は水溜りも・・・( ̄∀ ̄;)汗
しどきのミニコースは初心者や体験バイクの人も多く、
アットホームな雰囲気にあふれているのに対し、
ここはレースに参戦している現役IBやキッズが練習に来るコース、
知り合いもなく、アウェイに来た感じでしたが、
お隣のトランポとなった、KTM85に乗った女子が
コースを案内してくれることに。
後で聞いたら、冬場はスノーモービルで
全日本にも参戦したことがあるという遥菜ちゃんでした。
彼女に先導してもらっての2周は、初めてのコースに腰が引けて、
どのコーナーも激遅、チーズでのY2を彷彿とさせる走りでした。・゚・(ノД`)ヽ
走り出しが11時過ぎと遅かったので、早々とお昼休憩。
まずはコースに慣れるところからですかねぇ・・・と@BOSSに言ったら、
「コースなんか一周走ればわかるだろうが!
あんた、自分で走れないと思い込んでいるだけ。
走り方なんて言っても、練習してきた8の字やスクエアターンと一緒なの!
かといって一人でダラダラ走ったって練習にならないから、
次は彼女に絶対に離れないでついて走れ!いいな!」
そこへ、リバーでの練習を終えたすばるファミリーが
差し入れを持って顔を出してくれました。
パピコです。ああ、生き返る~~゚。( ̄▽ ̄)ポワーン
「ここ(川西)は雨が降るともっと楽しくなるんですよ~」
面白そうに私を脅すすばるお父さんですが、
そんなチュルチュルの川西を走れる日はもっと先にことですぅ。(TωT)
午後から仕事で、どうしても帰らなくてはならないそうで、
残念ながら一緒に走ることはできませんでしたが、
「ほら、すばる、かまたさんに言うことがあるんだろ?
車の中で言ってたんですよ。
今度一緒に川西を走る時は、
かまたさんに砂をかけてやる!って」
へ~~~!!( ̄∀ ̄;)汗
私は大人なので、
「そうなんだ~^^(ニコニコ)」と聞いて、すばるファミリーを見送りましたが、
その言葉、そっくり返してやりますからね。
これで火がついたのか、午前中のびびりもどこへやら、
「午後はよくアクセルが開いてるじゃん」と@BOSSに言われた単純な私。
(エキスパートクラスのキッズ、こうき君に砂をかけられましたが・・・泣)
この日は@BOSSも私も走ったので、走行写真は一枚もありません。
が、IBの方と一緒に走らせてもらったり、
その走り方も目の前で見学させてもらったり、
ブレーキングの位置、アクセルの開け始め、コーナリング、
一つ一つ、とても勉強になりました。
私は今まで、コーナーのたびに
立って回るか、座って回るか、みたいなことを考えていましたが、
立とうが座ろうが、大切なのはリアに荷重がかかることであって、
いかに早くアクセルを開け始めることが出来て、
いかに長くアクセルを開け続けることが出来て、
いかにスピードを落とさないで次の直線につなげられるか。
そんな、今まで習ったことを実戦で練習する場に来た感じです。
自分より速い人は何が違うのか、
それを一つ一つ見つけて、できるようになっていかなくちゃ。
4時、雨が当たってきたので練習終了。
ああ、暑かった。でも楽しかった。
やっぱり私、モトクロスが好きかも~~~゚。( ̄▽ ̄)ポワーン
ずっと食わず嫌いだった川西のコースですが、
長岡から1時間半で来れるし、会員になったし、
緊張が切れないコースの長さも作りも絶妙だし、トイレが汚いのが玉に瑕だけど、
トライアルは朝練習をするとして、雪が降るまでの週末は
川西をメインに走り込んでいこうと思っているところです。
ということで、ご一緒いただける方、よろしくお願いいたします。
投稿者:かまた posted at : 22:45 | コメント (8)
2011年07月15日
雄勝の船越集落へ
石巻の「雄勝(おがつ)」は、道が通れるようになるのが遅く、
支援の手が、他に比べてなかなか入りにくいエリアだったと聞きます。
今はようやく行き来できるようになった雄勝ですが、
その雄勝の「船越(ふなこし)」という集落に
とれっくか~ちゃんに近しい親戚の方がいらっしゃいます。
震災の津波でほぼ壊滅状態となったその集落に、不自由を承知で残り、
たった3人で、船越の復興を願い、踏ん張って頑張っていたところ、
ふるさとに戻って、また海と共に暮らしたいという人が
一人、また一人と戻って来られて、
今では約40~50人の方たちが自分達の手で
船越の復興のために、地元で頑張っているんです、
という話をとれっくか~ちゃんから聞きました。
その船越に初めて行くと言うとれっくか~ちゃんに
同行させていただくに当たって、
夏用七分丈ジャージ&短パンと麦わら帽子。
虫除けスプレーと殺虫剤。
フタ付ゴミ箱、フタ付ポリバケツ。
レトルトのごはんと、レトルトカレー。
カップめん各種。
ブルーシートなどなど、とれっくか~ちゃん経由の
船越の方たちからのリクエストの品を
皆さんからお預かりした支援金で購入させていただきました。
そのほかにも、
こちらの大型扇風機は、(ζ`)さんから送って頂いたもの。
「あ"~~あ"~~あ"~~あ"~~」
これこれウトロン、白戸家のお父さんか、おまえは。
また今回は「土用の丑の日」が近いこともあり、
被災地の皆さんに、暑さに負けず、おいしいうなぎで
スタミナをつけて頂きたいということで
「元気の出る支援物資」として、
「うなぎの鈴恭」さんから以前支援物資として
お送りいただいたことのある「うなぎのやわらか煮」を
ありんこ支援金で購入させていただきました。
この佃煮を煮てくださった、ジャズシンガーでもある
鈴恭さんの奥さんのブログに、今回のうなぎに込められた思いが綴られています。
とれっくか~ちゃんとは水曜の午前8時の待ち合わせでしたが、
朝の東北道&三陸道はどれくらい混むのか時間が読めなかったので
支援物資を「それいけウトロ号」に積んで、仕事を終えて夜出発。
深夜1時に、河北ICのすぐ近く、待ち合わせ場所である
「道の駅・上品(じょうぼん)の郷」に着きました。
この日の夜は23度くらいで、そう蒸し暑くもなく、
トランポにコットで寝てもぐっすり眠ることができました。
翌朝5時。
ウトロンの声で目が覚めました。
もうたくさんの人が行き来をしています。
神奈川県からのボランティアバス。
夜通し走って来たのでしょう。バスから降りて腰を伸ばしたり、
コンビニで朝食を買って食べるボランティアの皆さん。
立ち寄りコーナーには、大きな寄せ書きが。
私たちもコーヒーとサンドイッチで朝食をとって、
さて、待ち合わせまであと1時間近くあるなあと思っていたところへ、
とれっくか~ちゃんから電話が入りました。
早めに家を出たにも関わらず、三陸道はものすごい渋滞で
とても待ち合わせ時間には間に合いそうもないので、
先に船越へ行ってほしい、とのこと。
東北の車は高速道路が無料となったためか、
三陸道のICというICの入口と出口で長蛇の列となっているのだとか。
まずは地元の方との待ち合わせ場所となっているらしい
「船越小学校」を目指します。
北上川沿いに雄勝方面へ。
大川小学校を通りました。
小学校跡を見下ろす所に小さな献花台が作られていて
たくさんのお花が供えられていました。
雄勝へと向かう北上川の土手は、ずっと鉄板道路でしたが
今はその鉄板も取り外されて、砂利道となっています。
雄勝地区に震災直後、いち早く入ったうなぎ工房さんがこの様子を見たら、
きっと感無量なのではないでしょうか。
「おがつ ふっかつ ぜったい勝つ!!」の力強い横断幕。
よく行政が作る、交通安全の標語の書かれた立派な塔の看板や、
年間予算を消化するためなんだろうなあと思ってしまうような
景観を損なう無意味な看板には腹を立てている私ですが、
こうした横断幕や、「がんばるぞ、○○!」という
手書きのメッセージを見ると、やっぱり熱いものがこみ上げてきます。
それを作った人、書いた人の顔が浮かぶからです。
津波の爪あとは今も生々しく残ったままですが
あれだけあった瓦礫が、あとは運ぶだけという状態に山積みされて、
きれいに片付けられていることに驚きました。
郵便局やチェーン店の看板のかけらがあったりするこのあたりは
雄勝の中心地(商店街)であったと思われます。
見落としそうな「船越小学校入口」の看板がありました。
急な坂を海へ向かって下っていきます。
木の間から見える入り江が船越の集落でしょうか。
湾へと続く一本道を突き当たりまで降りていくと、
海まで数十メートルのところに船越小学校がありました。
数人の方が、デッキブラシで床の掃除をしていらっしゃいます。
グラウンドに集められた瓦礫の向こうに校舎が見えます。
学校の時計はあの日の時刻を指したまま。
この校舎の3階まで津波が押し寄せたのだそうです。
この校舎は避難所ではなく、集会場として使われているそう。
ずっとこの集落に残って、復興の中心となっていらっしゃる
中里さんのお宅へ。
一時は多い時で30人くらいの方が、
ここに寝泊りをされていらっしゃったのだとか。
今でも活動の拠点となっていらっしゃるようです。
「震災の時は雪も降って寒かったのに
今はもうウソみたいに暑いね~」
お庭に植えられたヒマワリの花が咲いています。
ここは他と同様、水道も電気も使えなかったのですが、
震災の直後からこの山の湧き水が滾々と流れ出て、
この清水に助けられて暮らしていらっしゃったそうです。
冷たい山の水に冷やされたグレープジュースをご馳走になりました。
船越の皆さんから、ボランティアへのメッセージが。
運んできた物資を降ろし終わったところへ、とれっく号到着。
支援物資の中には、集落の足となるスクーターもありました。
「行政を当てにして待っているだけじゃどうにもならない。
助かった船で自分達で漁に出て、ワカメやウニを採って
それを売って復興の資金にしていきたいと思って
みんなで頑張ってるんです。」
日焼けした顔で、そう語ってくださる皆さんの声には
復興を目指す力強さがみなぎっています。
「自慢のウニを食べてってよ。」
小学校の下にある市場へ案内していただきました。
津波でひしゃげたクレーン。
「市場」と言うより、「市場だった場所」と言った方が
正しいかもしれませんが、セリは行われなくとも
今再びここから毎日漁に出て、水揚げが行われています。
ちょうどウニ漁から戻ってきた船。
「食べてみて。」と、採れ立てのウニとホヤを
目の前でさばいてくださいました。
では遠慮なく・・・
美味しい!!大きい!!甘い!!
「ウニ3切れで卵1個分の栄養があるんだよ。」
全国のありんこの皆さん、すみません。m(_ _)m
今は幻となりつつある三陸の海の幸を
@BOSSとともに、たらふく食べさせていただきました。(-人-)
ホヤも柔らかくて、本当に美味しくて、ほんのり磯の香りがして
もう他で食べられなくなりそうな美味しさです。
残念ながら生ものが苦手なとれっくか~ちゃん。
子どものようにウニと戯れています。^^;
私たちには「セクション」にしか見えませんが(笑)、
ワカメの養殖に使う、手作りの重りだそうです。
「あそこに大きな灯台があったんだけども
津波で跡形もなく消えちゃってね。」と組合長さん。
ウニが水揚げされて計量されているようす。
「組合長!すごいですよ!今日は434採れました!」
434個ですか?とお聞きしたら434kgだそうで。^^;
今、スーパーに行くとわかりますが
三陸のワカメが店頭から姿を消してしまいました。
ここ、船越で養殖されていたワカメも、
刈り取りを2日前に控えて被災してしまい、1基を残して壊滅。
そこで、船越の皆さんは天然物のワカメを採って
これを塩蔵にした「津波に負けなかったわーっかめ」という
船越の特産品を売り出して、復興資金にされています。
本当に貴重な、幻の三陸ワカメ、
申し訳ないことに、私たちもお土産に頂いてしまいました。
ところで、船越集落には、早い頃から
小さな避難所を支援する私たち「ありんこ支援隊」のように
小さな集落を応援する「Team SAKE」というグループの皆さんが
深く関わって支援をされていらっしゃるとお聞きしました。
船越の復興への歩みをつづるブログでも
現地の様子がずっと紹介されていますので
ぜひこちらも読んでいただければと思います。
TeamSAKEさんの活動レポートにあった
船越集落のある方のお話を読ませて頂いた中で、
それがここの皆さんのお気持ちなのではないかと思う言葉があったので
ここに抜粋し、ご紹介させて頂きます。
息子さん夫妻とお孫さんを失われた方は、
「最初は悪さした海をみたくねぇと思ったけど、
息子らと同じ風にあたり、同じ季節を感じて生きていきてぇから、
今は船越の復興に全力を注ぎたい。」
「これまで以上の生活は望まない。
失って初めてわかった家族、船、家、仲間の大切さ。
船越の豊かさ。なんでもねぇ生活がどんだけありがてぇか。それをまたやりてぇ。
にくい海だけど、俺らはその海の恩恵を預かってきた。また海と暮らしてぇ。」
とお話してくれました。
(「Team SAKE:第6陣船越集落」より)
最後に皆さんと一緒に、お話の中にあった
今回の津波で亡くなられた若いご夫婦と、その赤ちゃんの
お墓をお参りさせていただいて、船越の集落を後にしました。
とれっくか~ちゃんとはここでお別れ。
か~ちゃんはこの後、長観寺さんに向かうと聞いていたので
ありんこ支援隊からの長観寺さんへの支援物資は
とれっくか~ちゃんの「魔女の宅急便」に託しました。
ということで、私たちはいつもとは逆周り。
今度は雄勝から女川方面に入って牡鹿半島へ。
青い空と入道雲と瓦礫の山。
たくさんの作業車が、休むことなく瓦礫の撤去作業を行っています。
女川も、随分瓦礫が運び出されて
当初よりかなり片付いてきた感じがします。
舗装道路も新しくなっていました。
今は自衛隊の車両を目にすることはほとんどなく、
一般の会社が作業を請け負っているようです。
それにしてもこの瓦礫の山。
最終的にはどういう風に処分をすることになるのでしょう。
牡鹿半島のめぐろさんにお邪魔しました。
めぐろさんのすぐ近くに建設中の仮設住宅。
手前はホタテの殻の山です。
デッキのついた一番手前の仮設住宅は、
バリアフリーの集会場になるのだそうです。
この地区も約80%の家が津波で流されてしまい、残っているのが約20軒。
仮設住宅は60軒建つそうです。
入居は抽選で決まり、8月頃から入れる予定だとか。
めぐろさんの皆さんには、
ぜひ鈴恭さんのうなぎを食べて頂こうと持ってきました。
今は何人くらいいらっしゃいますか?
「まあ、うなぎ!ありがとうございます。
前にも頂きましたよね。今25人いるんですけど、いいですか?」
もちろんです。これでスタミナをつけて
夏バテにならないで頑張ってくださいね!
25人の方が避難生活を送られているめぐろさんには
今でも毎日毎日50個のパンとおにぎりが届くそうですが、
数を減らして欲しいとお願いをしても減ることはなく、
しかも届くのはその日が消費期限のものなので
とっておくわけにもいかず、捨てるのも忍びなく
私たちは今回も、たくさんのおにぎりとお茶をお土産に頂きました。^^;
お葬式から帰って来られた社長さんとお茶を頂きました。
どなたかご近所で亡くなられたんですか?
「いや、津波で行方不明になってまだ見つからないんだけど、
いつまでもそのままじゃ気持ちの区切りもつかないからって
きちんと葬儀をすることにしたというお宅なんだよ。」
前回お邪魔した時に話を伺った、
建物の底上げ工事をすることが決まり、
ちょうど明日からその工事が始まるのだそうです。
めぐろさんも旅館の復活に向けて、本格的に始動し始めました。
「この底上げのほかに、風呂がだめになっちゃったから
水周りを整えるのにかなりかかるとは思うけど、
とにかく、まずはうち一軒だけでも始めれば
周りは『よし、うちも!』と後に続くと思うんだ。
皆さんからもこうして応援してもらっているんだもの、
絶対また旅館を始めるからね。前に進むしかないもんね。」
底上げの施工が決まったこともあり、
黒く日焼けをした社長さんの決意は、
前回よりもさらに力強いものとなっていました。
「ごめんね、やることがいっぱいあって、
俺は行かなくちゃならないけど、ゆっくりしていってね。」
そういうと、社長さんはすぐ前の駐車場を
借りてきたユンボで整備し始めました。
私たちが届けるガソリンも、できるだけ無駄にしないように
大切に大切に使ってくださっているようです。
どうか前進するための作業に必要なことなら
遠慮せず使ってくださいね。
と言うことで、今回も空のガソリン缶を持って近くのガソリンスタンドへ。
もう一度めぐろさんに行って、軽油とガソリンをお届けしました。
そういえば、ガソリンスタンドのすぐ近くに
牡鹿で一軒というコンビニがオープンしていましたね、と言うと
「コンビには出来たけど、やっぱり先立つものがないと
行っても何にも買えないよ。」と社長さんは笑っていましたが、
今はここの復興工事に訪れている業者さんで
コンビニは商品を並べるのも間に合わないほどの大賑わいでした。
ここ小渕浜も、少しずつ確実に前進しているようです。
めぐろさんの裏手の海。
ここの瓦礫もずいぶん片付けられました。
「旅館を再開しても、果たして
お客さんが来てくれるか不安なんだけどね・・・。」
と女将さんが言われましたが、きっと大丈夫です。
全国のみなさんが復興支援でここを訪れると思います。
ありんこ支援隊も微々たる力ですが、応援します!
今度ここを訪れるときには、何人かの方が
仮設住宅に移られていることと思います。
その頃には支援物資の内容がまた変わっているかもしれませんが、
暑さに負けないで、営業再開に向かって頑張ってくださいね。
私たちもまた近いうちに必ずお邪魔します。
「めぐろさんに来ると、本当にこっちが元気をもらうなあ。」
運転しながら@BOSSがそうつぶやきました。
そうそう、以前お邪魔したことのある個人のお宅にも
うなぎをお届けしました。
一軒は女川のお宅で、家の裏から湧き水が出ることから、
仮設のお風呂を沸かして、近所の避難所の皆さんに
入ってもらっているというお宅。
通ったらちょうど外に人がいらっしゃったので
「以前ブルーシートとランタンを持って来た者です。」と言ったら
「ああ、あの時の!使ってますよ、ほら。」と
ビーバー隊長からのブルーシートを指差しました。
今回は皆さんが夏バテされないようにと、
うなぎをお持ちしましたとお渡ししたら、大変喜んでくださいました。
もう一軒は、以前ハッカ油の小瓶をお渡しした
寝るのは自宅の2階、食事は避難所という半自宅避難のお宅です。
「私たちの地域の仮設住宅は、まだ更地の状態だけど
もうじき工事が始まって、8月中には完成するんじゃないかな。
どうもありがとうございます。ごちそうさまです。」
万力橋を渡って、牡鹿半島から石巻市街地へ。
毎回ここを通りながら、この瓦礫、どうするんだろうと
いつも見るだけで途方に暮れそうな通りでしたが、
今回は瓦礫がきれいに片付いているだけでなく
何店舗かのお店が、営業を再開する準備を始めていました。
ここのHomacも翌々日には仮設営業をスタートするそうです。
その一方で、石巻市街ではまだまだ無灯の信号機も多く、
各交差点で、警察が一日中誘導をしています。
今度は稲井小学校の避難所のリーダーをされている
山口さんのお店へ。
あれ??前回にはなかった「SUZUKI」の看板がついてる?
「ああ、これはSUZUKIの営業の人が、
無くちゃだめだろう!と言って付けてくれたんですよ。」
山口さんのMXチームのIB、佐々木選手は
先日のMX北海道大会inわっさむで
1位と3秒差の2位になったそうです。すごい!おめでとうございます!
NA STYLEさんで作ってもらったというデカール。
(確かNA STYLEさんご自身も被災されていらっしゃるようですが・・・)
小学校の避難所にと、(ζ`)さんからお預かりした
大型扇風機をお渡ししたところ、
もしかしたら避難所がなくなってしまうかもしれない、とのこと。
小学校側から、そろそろ出てほしいという要望が出されたようですが、
仮設住宅への入居が決まっているわけではなく、
他の避難所へ移るしかないという状況の方も多いようです。
先が見え始めた方、先が見えない方、さまざまです。
「仙台に大雨洪水警報が出ましたよ。」
えっ!本当ですか!?
「4時半頃になると、三陸道は混んで動けなくなるから
利府の辺りまで高速を使わないで下道で行った方がいいですよ。
絶対高速に乗っちゃダメですよ!」というご助言に従って国道で帰ることに。
国道から見える三陸道は確かに車がトロトロでほとんど動いていません。
普段なら通らない日本三景「松島」の
白砂青松の美しい海岸を見ながら帰路に着きました。
リアス式海岸の東北の海は本当にきれいです。
夏休み、もしツーリングの行き先に迷ったら、
東北支援ツーリングもお勧めします。
福島に入ると、いきなり
バケツをひっくり返したような激しい雨。
この夏の夕立が通り過ぎたら
少しは涼しくなるでしょうか・・・。
テレビのニュースでは、復興が進んでいない、というニュースもあれば、
地元ではこんなに頑張っています、というニュースもありますが、
どれも本当なのだと思います。
いろいろな進捗状況や環境や構成されている人によって
ほんの隣り合った集落でも、状況はそれぞれだと思います。
これから連休や夏休みで、長期の休暇がとりやすい時期になります。
まだ行ったことのない方は、もし機会があったら、
ツーリングでもボランティア活動でもいいので、
被災地へ行かれて、現地の方と言葉を交わしてみることをお勧めします。
テレビからだけでは伝わってこなかったものが
心に生まれるかもしれません。
投稿者:かまた posted at : 19:15 | コメント (8)
2011年07月12日
お久しぶりです
Y2-R2でエンジンがかからなくなったCRF150は思いのほか重症だったようで、
週末のY2-R3に間に合いませんでした。
そこで、CRF100を貸してください、と@BOSSに頼んだら、
「あれはみんなの練習車。あんた壊すからダメ。」とキッパリ拒絶され、
今回のY2-R3はお休みと相成りました。(TдT)
ということで、懐かしの秘密基地(?)にて、お久しぶりのトラ練です。
ヒゲの管理人さんが用意してくれたU字構。いつの間に・・・( ̄∀ ̄;)汗
相変わらずフロントを上半身で「お迎えに」行ってしまう私。
「前向きな姿勢」は褒められる時とそうでない時があります。
メッシュ付き麦わら帽で広場の草刈りをしていた@管理人が、
私のあまりのヘタッピーさに、見るに見かねて麦わら帽のまま、
障害物の手前でフロントタイヤをあげてみせてくれました。
が、Betaのファンが回っていないことも発見。
この暑さでファンが回らなかったら、エンジンが焼きついてしまうかも・・・
そんなことになっては大変なので、
125は、お久しぶりのブッチー病院に緊急入院。
電装系が原因ではなく、
どうやらファンのモーター本体が逝ってしまっているようです。(泣)
せっかくの入院なので、ファンの部品修理と一緒に、
オイル漏れが始まったFフォークのオイルシール交換も依頼。
ついでに「フロントがものすごくよく上がるようになるオイル」に
交換してもらうようにお願いをしました。
じゃ、ブッチー、よろしくお願いしますね。(TдT)
こうして乗るマシンがなくなってしまった私は、
仕方なく (。_+)☆\バキ!@BOSSの250を借りてお久しぶりの村パーへ。
いきなり夏がやって来ました。
これまたお久しぶり、真壁で会って以来8ヶ月ぶりのあかりちゃん。
ウトロンとあかりちゃんは、今ちょうど同じくらいのサイズでしょうか。
この日は一日中、甲斐甲斐しくウトロンの相手をしてくれたあかりちゃん。
「さ、ウトロン、散歩に行こう!」
って、10分前に行ったばかりじゃないですか・・・( ̄∀ ̄;)汗
「ここの水はね、すっごく冷たくて体にもいいんだって!」
あかりちゃんが案内してくれた山からの湧き水をおいしそうに飲むウトロン。
確かに冷たくてやわらかくておいしい水です。
という話をパーク長にしたら
「えっ!実は来週、飲んでいい水かどうか調査をしてもらう予定なんだけど。」
・・・もうたっぷり飲んじゃいましたよ、私もウトロンも。( ̄∀ ̄;)汗
来週ここで県大会があるため、コーステープが張られていたので
青ファミさんの作った小さなセクションで一緒に練習させてもらいました。
余裕でクリーンを出したしほちゃんはターンが上手いので、
一見、とてもやさしそうなセクションに見えるかも知れませんが、
実は決して簡単ではありません。
この、下って登る狭いキャンバーでリアが振れない場合は、
ハンドルを切ってフルロックターンが出来ないと
曲がりきれなくて、クリーンは出来ません。
何回かのチャレンジで、クリーンを出したあかりちゃん。
私はと言うと、ここのターンでコースアウトしてばかり。
2年前は朝練でよくフルロックターンの練習をしていたけど
この1年さぼりまくっていた私には、もうフルロックの「フ」の字も出来ません。
ヒートアップして練習していたら、辺りの気温もどんどん上がり、
熱中症になりかけて、一時的に呼吸困難になってしまいました。
この日梅雨明けをした新潟ですが、夏ってこんなに暑かったっけ??(泣)
他の皆さんが帰ってから、@BOSSが居残り授業をしてくれましたが
その結果、トライアルの朝練習を再開するしかないでしょう、という
たいへん当たり前の、でも唯一の結論に達しました。
はぁ~、練習しないでいると、そこで止まるのではなく
一度出来たことでも、どんどんどんどん後退していくんですね。
また一からやり直しです。(TдT)
でもまあ、「課題が見える」ということはよい事であると前向きに考えて、
北4に出ないこの夏は、少しトライアルに集中して練習したいと思います。
明日は皆さんからお預かりした「ありんこ支援金」で
用意させていただいた支援物資を積んで、
しばらく行けなかった石巻へ行ってきます。
ただいま準備中。
3月4月はこの時間になるともう薄暗かったけれど
今はまだまだ昼のように明るくて助かります。
(でも昼のように暑い!^^;)
それでは!
投稿者:かまた posted at : 17:35 | コメント (7)
2011年07月01日
しつけ係
先週は仕事と雨とでバイクに乗ることもなく、
ブログも更新しませんでしたので
たまにはシャリの話題など。
ウトロンは7月生まれなので、もうすぐ1歳になります。
うちにやって来た時の体重はたしか7~8kg。
今は23kg、約3倍の大きさに成長しました。
(もう少し大きくなると思いますが・・・)
さて、14歳のシャリ(4kg)はウトロンがやって来たその日から
人生の大先輩として、しつけ係を率先して引き受けています。
これは去年の暮れ、ウトロンが5ヶ月の頃。
シャリの倍くらいの大きさです。
まだまだ子どもで、力加減がわからず、空気も読まず、(笑)
気分次第で遠慮なくじゃれついてくるウトロンを、
シャリは有無を言わさず押さえ込んで、
誰が上で、誰が下か、動物社会での礼儀を教えているようです。
ほほえましいと言っていいのか、
ウトロンはシャリにされるがままですね。^^;
シャリは大きなウトロンの頭を抱きかかえて、
遊んでやっているのは自分だと言わんばかりに舐めています。
でも、家にこういう先輩がいることは、ウトロンにとっても大切なこと。
もちろん家でご飯をあげるのもシャリが先です。
そして、こちらはほんの数日前、ウトロン11ヶ月。
(サイズ比が変わっていることがひと目でわかります。^^;)
写真から「シャー!」という声が聞こえそうですね。(笑)
先輩・後輩の関係は一貫して変わらないのですが、
ウトロンが大きくなった分、シャリの本気度が増してきました。
この動画は、シャリが休んでいた丸いベッドに
ウトロンがのこのこと入り込んで来たことに端を発したしつけタイム。
シャリはウトロンがどんどん大きくなって、自分の5~6倍になっても
見ての通り、一歩も引きません。
しっかし(気が)強いな、シャリ・・・( ̄∀ ̄;)汗
のけぞったウトロンを引き寄せて猫パンチしていますもんね。
もちろん、もうお互い加減は分かっているので
爪も出さないし、牙も出さないし、絶対にケガはさせないのですが、
雨で外に出ることができない日も、一日笑えます。(笑)
投稿者:かまた posted at : 23:30 | コメント (6)